人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス

『俺の考える理解は、言い変えれば
共有すること
なんだよ。

 ………まあ、難しいことに変わりはないな。頭痛だって、相手が自分と同じくらいの痛みを感じているとは限らないわけだし。』

自分の考えていることが全てわかる理解者を見つけるよりも、現実的な気がする。
あくまで比べた時の話だけど。
共有だって難しいことに変わりはない。  

『だからさ、』
(-365) 2022/02/26(Sat) 10:55:54

【赤】 清掃員 カミクズ

/*
了解です!更新前後は忙しいと思うので
秘話のお返事はごゆっくり〜!
(*9) 2022/02/26(Sat) 10:56:14

【赤】 清掃員 カミクズ


自分が死に至る可能性を受け入れられていない人を
わざわざ選んで殺す必要はない。清掃員はそう思っている。
きっと大半の人がそうだろうとも。
もちろん何か理由があればそれも致し方ないとは思うけれど。

『ヒメノさん、ですか』

話し合いには参加せず、自分の意見も主張する事なく。
迷いなく投票だけをして行った少女。
清掃員は彼女に"投票しない"事と、それから。
自分に投票するように、という事を予め伝えていた。

『そうですね。
 残念ですが、意見もわからないのであれば
 そうなっても仕方のないことでしょう。』

でも、この権利は投票とは異なるものだ。

つまりそれを止める理由は何処にも無い。
何より、"選ばれる"事による死は最後の最後まで不確定だ。
であれば選ばれても、死なないよう足掻くだろうとも思っている。
それはある種の信頼として。

『今日選ぶのは、ヒメノさんにしましょうか』
(*10) 2022/02/26(Sat) 10:57:05

【秘】 あの日の ツルギ → 規律 ユス

似たような状況
を用意すれば、』

同じ
気持ち
を体験する人
が、』

『作れるんじゃないかって。』

そんなものを作ろうとすれば、前に話した通り法に触れることになる。
本当に同じ気持ちになってくれる保証だってない。徒労に終わる可能性だってある。
実らない結果の為に奪われた命は哀れだから。


『俺が言う諦めきれない≠チていうのはこういうこと。
 どうかな、上手く言えてる?』

だからそれを受け入れて貰えたことが、
俺が作る景色を見たいと言ってくれたことが、
あんなに嬉しかった。
(-366) 2022/02/26(Sat) 10:57:30

【赤】 清掃員 カミクズ


『それから お願いする事・・・・・・、決まりました』

『もしフカワさんを選ぶとしたら、後の方にしてあげてください』

『もちろん投票で選ばれてしまったり、
 自ら立候補した場合は仕方ありません。』

『でも、そうでなければ』

『もう少しだけ、好きなようにさせてあげたくて』
(*11) 2022/02/26(Sat) 10:58:50

【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ

「……それ、本気で言ってますか?身も心も悪い人になったつもりですか?
 フカワさんは嘘吐くのが下手くそです。
 綺麗なお話の登場人物になりきれてませんよ。
 いち早く死ぬつもりだって言わないのだって、話しているのだって、そうですよね。
 私には責任も感情も捨てきれていないようにしか見えません。
 だから、逃げてるのは全部から。」

ハナサキは綺麗なものしか知らない子どもではありません。
今まさに多くを知ろうとしています。

「気遣い方が中途半端なんですよ。
 そんな事されたら泣きますって……ふつうですっ。
 話した事よりも、フカワさんがそんな風だから泣いてるんです!
 それくらい分かってくださいよ!デリ欠なだけで、気遣おうって気持ちはあるんですから!」

気遣いが下手なだけの優しい人。
この期に及んで私の心配までするなんて。
これはちょっとした仕返し。

「フカワさんは間違ってなんかいませんよ。
 不満も生きたい気持ちも、それが嘘じゃないなら私は尊重します。
 どうしようもなくて、どうしていいかわからなくてその結論に至る気持ちも、納得はできませんけど一応分かっているつもりです。
 そこはひとまずその時になるまで置いておいてください」

まだ終わってないんです。
その言葉を告げた時に顔を上げました。
(-367) 2022/02/26(Sat) 11:07:23

【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス

「!」

 至極当然のように、さらりと答えられる。
 僕は少し目を見開いたかもしれない。

「移植から10年経ったら候補者の対象になるんですよね。え、まじでなるんだ。
容赦ねえ……。

 はあ……なるほど。レシピエントか。
 なら、まあそうなりますよね」

 とても納得したと言う風に頷いた。

「臓器移植受けた時……、どうでした?
 痛かったですか? 拒絶反応は苦しかったですか?
 あ、と言うかどこの臓器ですか?
 どんな気持ちで受けたんですか。後悔なんかはしました?」

 それから、彼を質問攻めにする。
 訊きたい事が沢山あったからだ。

「……予定が変わったって言うのは?」
(-368) 2022/02/26(Sat) 11:09:06

【秘】 園芸 ハナサキ → 不運 フカワ

「だからもう、私には気遣いしないでください。
 できないのに無理に施されるくらいなら要らないです。
 あなたがここでしたい事はなんですか?
 黙って誰にも知られないでひっそり身を捧げる事ですか?
 全部くださいよ。あなたが見ない振りしてる分からなくなった気持ちをここで全部下ろしていけば──ええ、本当に綺麗になるかもしれません。
生きていてすいませんなんて台詞二度と言わせません。
生きていて良かった
の方がずっと素敵です!」

結局ハナサキが欲しいのはありのままの言葉と心。
人生なんてテロリズムの連続。
べき、ではなくて。
したい、が欲しい。

「フカワさんが心から笑えたら、私も笑えるかもしれません、ね」
それまで綺麗になんて終わらせてやりません。
(-369) 2022/02/26(Sat) 11:09:27

【独】 奇形 メイサイ

(やべー! 臓器移植の先輩じゃん!!!! 助かる)
(-370) 2022/02/26(Sat) 11:14:35

【秘】 普通 ナツメ → アイドル ヒメノ

「……っ」

 少女はひどく痛そうな顔を、一瞬、して。
 それから、笑う。
 すこし歪で、あなたの笑顔とはきっと、天と地の差。

「うん。分からないです、そういうの」


「あの……アイドル、なんだよね。
 ……見られるのとか。怖かったりしないですか」
(-371) 2022/02/26(Sat) 11:15:31

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「あはは」

無防備な首に触れられても、特に嫌がるふうでもなかった。
実力行使の後では随分弱気に感じる言葉に一つ笑って、
離れていく手をやわく掴んで、引いた。

「飼えもしないのに欲しがったんですか」

それに対してあなたが抵抗を示さないなら、
先程のお返しとばかり、それでも随分優しく抱き締めた。
そうでなくとも、もう少し近くに引き寄せて。

「ほんとうに、困った人ですね…」

どんな表情をしていたかは、見えないかもしれないけれど。
声色には、諦念も、皮肉も、憂鬱もなかった。
(-373) 2022/02/26(Sat) 11:52:05

【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ


「ねえ、僕は、生かす事の責任、ちゃあんと知っていますから。
 きみが寂しくないように、そばに居てあげますよ。
 きみが飼い主じゃなくたって、僕ときみが死ぬその時まで。
 楽しい時も、悔しい時も、辛い時も、寂しい時も苦しい時も」

ゆっくりとただ思った事を投げ掛けた。
穏やかな声で、子どもをあやすように。

特殊清掃員という肩書に反して、
今は死臭のようなものは感じさせない。
ただ薄っすらと、漂白剤と消毒液の中間のような匂いがする。

「お酒、飲んでみたかったんでしょう。
 煙草も試してみたいんでしょう。
 してみたかった事、何でもやってみましょうよ。
 期待しているよりはつまらないものかもしれないけれど
 二人ですればきっと、少なくとも。
 何とも思わないなんて事はありませんよ。」

それもこれも、生きていなければできない事だから。
たとえこれから死んでしまうとしても。

「ねえ、邦幸さん。
 僕は、掃守は、きみが生きていてくれてよかったですよ」
(-374) 2022/02/26(Sat) 11:52:38

【独】 清掃員 カミクズ

/*
愛情爆弾になるのは気持ちがいいぜ…………
どこか子どものまま流されるまま大人になっちまった人間を
このオレにぶつけて来る方が悪いんですが?
そういう人間見せられるとどんどんデケエ愛が出てくるんですわ
(-372) 2022/02/26(Sat) 11:56:11

【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ

「約束は守る為にあるものだよ。」

事も無げに言って、互いに距離を縮めて。
そうして、一歩分開けた距離で止まる。

「知りたいよ。君の事、なんでも。」

人を理解することは気持ち良い。
何かを知れるとあれば、気分が高揚する。
そして、そちらからも要求をされて……

「……いいよ。教えてあげる。知りたいだけ。」

人に理解されることは気持ち良い。
興味を持ってもらえるだけで、体が熱くなる。

「うーん、何から話そうかな……じゃあ。」
「おれ、本当の名前は虹谷絵乃(にじやえの)って言うんだ。」
「ニジヤ製薬って、知ってる?」

それは、この国において最も有名な製薬会社のうちの一つ。
(-375) 2022/02/26(Sat) 12:04:03

【赤】 美術 エノ

『うん、じゃあ、彼女にしよう。』

淡白な文字。画面の向こうの本人も同じように。
その選択が、人を死に追いやるということを知っているのに。
何一つ躊躇うこともなく決定する。
青年にとっては。
自分を理解しようとしない人は、元から死んでるも同然だから。

『結構裏で根回しもしてるらしいしね。』

自分はされてないけど、人からそう聞いた。
それほどまでに、生きてみたい人。
それが、死を目の当たりにした時、どんな姿を見せるのだろう。
きっと裸の心が見えるんじゃないだろうか。
そう考えると…………高揚した。
(*12) 2022/02/26(Sat) 12:07:35

【赤】 美術 エノ

そうして、齎されるお願いに。
青年は少し、目を丸くした。

『うん、いいよ。』
『俺も彼は、もう少し長生きして欲しいから。』
『理解しようと頑張ってくれてるからね。』

だから、彼が理解をしてくれるか。
あるいは、諦めるまでは。
生きていて欲しいなと、願う。
君のお願いは、承諾された。
(*13) 2022/02/26(Sat) 12:09:17

【独】 奇形 メイサイ

 僕は強がりです。
 苦しくて怖くて心細くてやましい気持ちを、笑顔のオブラートに包んで隠しています。
 同情向けられるのが嫌だから。可哀想だと思われたくないから。
 何よりも、弱者だと認識されるのが一番ムカつきます。
(-376) 2022/02/26(Sat) 12:23:41

【独】 奇形 メイサイ

 もし僕が10年後、候補者に選ばれる時が来るとしたら。
 一瞬で提供者に決まりそうだな……。
(-377) 2022/02/26(Sat) 12:30:57

【秘】 演劇 アクタ → 美術 エノ


「ふゥん。
 それって、『僕の事が知りたい』の?
 それとも『何でも知る』事がしたいの?」

それは言葉にすれば些細な違い。
けれども、君と対話する上では、大切なことだと思う。

……まあ、別にいいけど、とひとりごちて。
君から語られる話に耳を傾け始める。


「あーはいはい。ニジヤね、ニジヤ。
 変な名前してんなと思ってたけど、本名も中々へ
えっ?


立ち話も何だし、何処かに腰掛けようかと周囲を見渡していた男は
その全ての動作を止め、君を見た。

知らないワケあるか!?

 凄いな、さぞや豪華な生活してるんだろうな……!
 だってあのニジヤ製薬が家、ってことだろ?
 苦労とか全然なさそう! ……って、」

輝く瞳。勝手に想像しては緩む頬。
すっかり豪勢な様子を幻視して──それから、は、と顔を引き締める。

「そういう奴には、そういう奴なりの苦労とかあるよな。
 僕には想像もつかないような、さ?」

一先ず目についた噴水の縁へと君を手招いて、隣へ腰掛けるように促す。君が座れば、自分もそのように。
(-378) 2022/02/26(Sat) 12:36:41

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

「たばこ……」

 教科書と講話とポスターの中にある、悪いもの。
 受け売りの価値観。凪いだ瞳が泳ぐ。
 まざまざと嫌悪を露わにできるほど、身近でもなかった。

 うーん、と少女はまた、考える。
 橙の空に暗色が混じって、点々と明かりが灯り始めている。

「ん……変とは思わない、かも?」

 分からないです。
 考え考え、少女はそう口にする。

「あの……事情?を、聞いたら。
 言いたいことは分かるけど、賛成はできない……みたいな話だったりするかもしれないし。
 そういうのは、『変だと思う』って言うのかな。
 でも、誰かをかばうのって、なんか、あることだし……」
(-379) 2022/02/26(Sat) 12:48:04

【秘】 演劇 アクタ → 規律 ユス

「し、」

死んで楽になるなんて、と言いかけて
ここはそんな綺麗事を吐く場ではない、と思い至る。

「……そっ、か」

でも。

「でもさ、親御さんはお前に生きて欲しかったから、手を尽くしたんだろ。
 そんな人達が居るのに、W死んだら楽Wとかはさ……言うなよ。」

事実はどうだろう。
義務感からだったかもしれないし、自分の想像通り君を愛していたのかもしれない。
分からないけれど、分からないなりに、伝えたいと思った事を、君へ伝えた。


「はーあ!
 お前、何聞いてもつまんなさそう!」

がたん!
椅子の音を鳴らして立ち上がれば
そうして君の目の前まで顔を近付けにっと笑って見せる。

「散歩しながら話そうぜ、
 その方が僕は楽しいしさ。……お前もそうかもしれないじゃん?」

きっとそうだと良い、と。
君の返事を待たずに背を向けて、カフェを出て行く。
……君が着いてくるかと時々心配そうに振り向きながら。
(-380) 2022/02/26(Sat) 12:55:55

【赤】 清掃員 カミクズ


『そうですか』

返答は、簡潔なものだったけれど。
あなたの居ない所で、人知れず安堵の息を吐いた。

『よかったです そう言って頂けて』

『ありがとうございます、エノさん』

感謝の言葉を述べて、ログを閉じる。

本当にこれがよかったのかはわからない。
あの人がそれを望んでいるのかはわからない。
そう望まれたわけではないから。自分の一存でそうしている。

それでも。
こうして確かに誰かに生きていて欲しいと思われている事は。
決して悪い事ではないんじゃないかと、そう思う。
(*14) 2022/02/26(Sat) 13:05:03

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

『同じ景色を見ること、共有すること』

 要点を繰り返す。貴方に知覚出来ることではないが、手帳型の端末を持っていた青年は届いたその文面を自分の指で何度もなぞった。
 きちんと覚えるように。自分が投げ捨ててきたものと違い、頭の片隅に追いやることのないように。

『ありがとう。非常に分かりやすい説明だった。疑問が無くなりすっきりした』

 回答への礼を述べ、暫く空白が続く。

『理解者の定義を聞いた時に色々考えが浮かんでな』

『エノさんの望む理解者は、相手が能動的に彼を見なければならないものだと思っている。
 だが、お前の望む理解者は同じ経験をすること』

『この時点で思ったんだ。
 生まれた時からまるきり同じものを経験する人間、完全な理解者は無理だったとしても。限定的な範囲でなら──』

(-381) 2022/02/26(Sat) 13:08:36

【秘】 ユス → 剣道 ツルギ


『W理解者Wを作り出せるのではないかと。
 理解者に出会えないのなら、作り出せばいいのではないのかと』


(-382) 2022/02/26(Sat) 13:09:25

【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ

『人工のもので果たしてツルギは納得できるのかと危惧していたが、先程の回答を見て安心した』

 貴方のやろうとしていることが世間一般に受け入れられないことも、そして手を貸せば己もまた法に触れるものだと、理解している。
 けれど、理解していることは決して行動をやめる理由にならない。否、なれなかった。この青年にとっては。

『お前の言う通り、俺はお前を理解するのは困難だ。まず感情といった感情がなかなか動いてくれないから。
 他の者なら、どういうものが楽しいとかどういうものが悲しいとか、手ずから教え込めるかもしれないが』

『ただ、理解できなかったとしても。俺は楽しそうな顔をするお前と、そんな顔をしたお前が作るものが見たくなった』

『だから手伝おう。諦めきれない限り、いくらでも付き合う。
 元より俺は死ぬつもりで、他に生きたい理由などなかったから。いくらでも協力できる』
(-385) 2022/02/26(Sat) 13:11:09

【独】 清掃員 カミクズ

/*
ツルギ君には主人公補正で生きていてもらう事にしましょうね…
その方がキツそうだし(ドカスのPL)。
明日の議論はいったいどうなっちゃうのカナ!?
(-383) 2022/02/26(Sat) 13:11:27

【独】 清掃員 カミクズ

/*
これでやべー女が大荒れしてくれたら
オレはめちゃくちゃ大喜びしてしまうけど…どうかな…
(-384) 2022/02/26(Sat) 13:12:17

【人】 普通 ナツメ

>>@21 #カフェ

「……でも、やめないんだ?」

 指差したクッキーを摘まむ。
 さく。一口分、ほんの少しだけの沈黙。

「……このクッキー。
 コンビニで売ってるのに、似てる」

 かも。飲み込んで、結構おいしいよ、と言った。
(40) 2022/02/26(Sat) 13:13:04

【独】 剣道 ツルギ

悔しいけど規律を失ったユス、サイコーなんだよな………
(-386) 2022/02/26(Sat) 13:25:48

【秘】 美術 エノ → 演劇 アクタ

「うーん、今は君のことが知りたいよ。」

という言葉は、いまいち、君の問いの回答にはなっていない。
別に、誰でもいいけれど。
今は君がいい、そんなふわふわした芯のない気持ち。

促されるままに腰掛ける。
背中から水際の涼しさを感じる。
風が吹くと、飛沫が首筋に飛んできて冷たかった。

「どうかな。苦労はなかったかも。」
「欲しいものに困ったこともないし。」
「きっと美味しいものばかりを食べてたし。」
「俺は跡継ぎじゃないから、放任されてたし。」
「ぬるま湯みたいな人生と言っても過言じゃない。」

だから、ただの趣味の絵に没頭する時間だってある。
青年が人より絵が上手いのは、才能があるとかじゃなく、ただ時間があるだけだ。

「でも。」
「大体、お金持ちだって聞くとみんなそう言う反応をする。」
「苦労がなさそう。世界が違う。自分とは違う。」
「怪我をさせたら大変だから気を遣う。美味しいものを食べてるだろうから買い食いには誘えない。」
「俺は何も言わなくても、みんなが勝手にそう判断する。」

同じ人間なのにね、と感慨もなく呟く。
それは苦労と言うにはあまりにも稚拙な、ただのボヤきだった。
(-387) 2022/02/26(Sat) 13:51:53