人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから、イベリコ豚の生ハムを、真鯛よりもさらに薄く削ぎ落す。
 「お任せ」注文のチーズであれば、一つの種類ではなく、食べ比べできるように幾つかの種類を。
 一つは、柔らかく爽やかなモッツァレラ。
 一つは、目に色鮮やかなレッドチェダー。
 さらにもう一つ、ピリッとしたゴルゴンゾーラもお試しあれ。

 生ハムにも幾らかの脂身はあれど、のんびり抓んでいるうちに乾いてしまわないよう。
 こちらの小品にも、オリーブオイルが数滴掛けられる。

 おつまみにするにも丁度いい小ぶりさの、生ハムチーズ巻き三種。
 盛り付ける器は、薄く淡く白に近い緑色に、白いデイジーの花の模様があしらわれた小皿。]
(138) 2023/03/03(Fri) 16:18:09

【人】 厨房担当 ゲイザー



 はい、ハヅキんお待たせしました〜。
 今夜の真鯛のカルパッチョ、オレンジソース風味と、
 ハモン・イベリコのチーズ巻き三種。
 ごゆーーーっくりお召し上がりくださいね〜。


[カウンター越しに葉月の元に注文の品>>134>>138を差し出すその声は、明るいながらも、さりげなく告げる程度の声量。

 いつか彼と栗栖と間で何の事件があったのか知らないなりに。
 速崎は、ふたりが交わす謝罪の行方>>129>>130>>132>>133を、見守っている。**]
(139) 2023/03/03(Fri) 16:25:55
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a18) 2023/03/03(Fri) 16:31:46

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
ハモン・イベリコ、山羊チーズが合うって話も調べたら出てきたんですが
店の予算がちょっと気になったので自重しました……
(-41) 2023/03/03(Fri) 16:36:16
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a19) 2023/03/03(Fri) 16:44:47

【人】 厨房担当 ゲイザー



 っと、オレンジジュース生絞り、かしこまりました〜。


[葉月>>148からの追加オーダーに、速崎はいそいそと再び厨房作業へと。

 先ほどのカルパッチョのソースもそうだったが、厨房でオレンジを絞った時に「オレンジフリーゾーン」>>98に飛沫が飛んだりしないよう――。
 ジューサーを用いての生絞りの作業は、手早く見えて、実は慎重に行っている。

 粒ほどの果肉が混ざっている暖色と、店長が認めた通りの瑞々しい格別な香りが、透明なグラスを満たしていく。
 ちなみに、ここで注いでいる容器はワイングラスだ。]
(149) 2023/03/03(Fri) 17:55:24

【人】 厨房担当 ゲイザー


 はい、お待たせしました〜。
 つぶつぶまでぜひ召し上がってくださいね〜。


[追加のジュースのグラスを葉月に差し出しながら、もう一つ、言い添える。]


 ハヅキん、大事なこと、ちゃんとクリリンに
 お話しできたみたいで良かったです。
 さ、お疲れ様も兼ねて飲んじゃえ飲んじゃえ。


[先ほど葉月が栗栖に返した言葉>>146>>147までは聞き拾えず。そして今、目の前の葉月がどんな赤い顔をしていたかにも触れず。
 けれどもひそかに見守っていたことを示すように笑って告げ、ウィンクをひとつ。]
(150) 2023/03/03(Fri) 17:56:28

【人】 厨房担当 ゲイザー

[葉月と栗栖の話が完全には聞き拾えないなりに、お互いに謝ることがあったんだな、と速崎は考えていた>>139から]


 なんかさ、謝らなきゃいけないことしちゃったのに
 謝れなくて、そのままお別れして、自然消滅とか、
 そーゆーのは多分、寂しいってやつ、ですし。


[なんて、友情のこととも恋愛のこととも取れる呟きを、ウィンクの後にごく他愛なく述べつつ――。
 そうこうしているうちに、夜のお客様はあれからさらに増えていた>>117>>142。]
(155) 2023/03/03(Fri) 18:08:37

【人】 厨房担当 ゲイザー

[カウンターからは少し離れたテーブル席に着いていた貝沢>>116>>117のもとには、大咲がオーダーを尋ねに来ていた>>122>>123
 ついでに言えば、栗栖も同じテーブルの元にいま赴いたところ>>154。]


 カッチもいらっしゃいませ〜!
 のんびりゆっくりしちゃってくださいね。


[挨拶だけは元気よく掛けながら、ひとまずはテーブルの方には向かわずにいた。
 ……店に辿り着くまでの間の元「ローレライ」の貴重な生歌唱>>78も、当時『うさぎ』内にいた速崎の耳には、当然届くことなく。
 あくまでただの「カッチ」こと貝沢としてのその人を、この時は目に留めるのみだった。]
(158) 2023/03/03(Fri) 18:18:27

【人】 厨房担当 ゲイザー

[速崎の意識は一度、もうひとりの新たな来店者――空きのあるカウンター席を選んだ美澄>>142の方へと。]


 いらっしゃいませ〜…
 お客さん、また来てくださったんですね?
 ディナーの方も来ていただけて嬉しいです〜!


[なんて、相変わらずの笑顔で告げながら、少しだけ身を乗り出してカウンター上のブラックボードを指し示す。]


 うち、夜は特にメニューとかないんで、
 上のボードのオススメ>>2見たりしながら
 なんか食べたいなーって思った料理、
 なんでも気軽に言っちゃってくださいね〜。


[「気軽に」が必ずしも財布事情>>141に優しくなれるか否かは定かではないが、それはさておいて]
(168) 2023/03/03(Fri) 18:34:18

【人】 厨房担当 ゲイザー



 あっところで、お名前とか聞いちゃってもいいです?


[他にも「どこから来たか」とか、そういう関心もあるにはあったが、それは速崎からは訪ねない。
 まさか、今はもう無い定食屋の、その店主だった人の孫>>0:394だなんて想像もしていなかった。*]
(169) 2023/03/03(Fri) 18:34:33
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a23) 2023/03/03(Fri) 18:40:52

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、先程は(物理的な)距離の近さや客入りの少なさもあり、神田からの遠藤宛てのオーダーについ口を挟んでしまっていたが――。
 その神田当人から遠藤ご指名の旨>>160を言われ、速崎ははっとしながら振り返った。
 ついでに、アレルギーの心配はしなくても良い、ということもここで知る。]


 あ、カンちゃん! うん、りょーかーい。
 シャミーとごゆっくりね〜。


[先ほどの両者の間の空気の微妙さを察すればこそ、ここは自分の出るところではない、と。
 けれども、体質上の理由じゃない「オレンジ抜き」オーダーの件のフォローに対しては、やはりどうしても「オレンジのうさぎ」としては返さなければならない訳で……]


 おお……家に大量にあるならしゃーない。
 タイミング悪かったねカンちゃん……。
 まあその分、別の食材で美味しいやつ
 食べさせて貰ってけばだいじょーぶだし。
(208) 2023/03/03(Fri) 19:34:16

【人】 厨房担当 ゲイザー



 今日がインターナショナルオレンジケイちゃんこと
 サイバーマフが目印のスーパーゲイザーの日でも、
 オレンジ注文しなかったら『うさぎ』裏に呼び出すとか、
 そんなことはないから安心してね〜!


[開店前に嘉数>>167が口にしていたことに乗る形で、屈託ない笑顔とひょうきんな声で、イヤーマフに視線を向けてくれていた神田に告げる。
 若干物騒な言い回しも混ざったが、これはあくまでジョークの範疇。裏に呼び出しとか何とかする心算がないのは本当なので、ご安心あれ。]
(209) 2023/03/03(Fri) 19:36:21

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……実のところ、真なる意味での「ゲイザーの日」が、もうちょっとだけ後に迫ってはいた。

 ゲイザーこと速崎璥が生まれたのは3月の終わりごろ。璥はもうすぐ28歳になる。
 自身の誕生日のことは店でもあまり話題にはしていないが、特別隠している訳でもない。
 勿論、履歴書の生年月日欄には、確り記載されている。*]
(210) 2023/03/03(Fri) 19:36:46

【人】 厨房担当 ゲイザー

[カウンター席に着いたままの葉月>>185>>186に、速崎は笑う。
 とにかく明るいテンションの高さよりも、確かな安堵の方が出た笑顔だ。]


 いえいえ。
 胸つっかえたまんまなのが苦しいの、解るんで。
 すっきりする助けになれたなら何よりですよ。


[オレンジの爽やかさで喉を潤す様を嬉し気に見やりながら、のんびりとした口調で返す言葉。

 ところで葉月の意識の中>>179にあったもう一人に、たった今自分がカウンター越しにめっちゃフランクにお伺いをかけていたとか。
 そんなことには当然気付いていないこの店員なのであった。**]
(220) 2023/03/03(Fri) 19:52:33
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a30) 2023/03/03(Fri) 19:59:58

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a31) 2023/03/03(Fri) 20:00:47

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
チエりん>>170 開店前

タカノ>>251 この後にアレでそれ

葉月>>244>>247(>>249)(>>316>>333>>334>>364)
ミスミ>>245>>246(>>306)(>>317>>341>>368)
→チエりんマシロんにオーダー>>248>>336>>340>>348>>369>>370>>371

セロ来店>>272>>295

五月雨あられ>>281>>284

フィエち>>309

※オトコノコカミングアウトは回想>>372>>388>>400
(-94) 2023/03/04(Sat) 7:49:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 幾らか前のこと>>251

[この時は至って、苦笑い気味でもなんでもない挨拶を返してくれた高野だった。
 曖昧な言い回しの「この前」が、何時のことだったかもちゃんと思い出してくれて――]


 
タリアテッレ、タリアテッレ、タリアテッレ……



[「発音し辛い」の言葉にふっと真顔になり、自分で確かめるように、小声の早口ですらすらとその語を諳んじるも。]
(407) 2023/03/04(Sat) 8:19:34

【人】 厨房担当 ゲイザー

[すぐに、元通りの笑顔を高野に向ける。
 尤も「酔っ払っちゃったら」と続けられた時には、苦笑を浮かべてみせたけれども。]


 べろんべろんになっちゃったら、その時は、うん、
 覚えられなくてしょーがないって感じですしー…
 苦手なことは無理してやらなくていい、とは思うんです。

 それでもすこーしづつでも、覚えてて貰えてたら、
 やっぱり私としては嬉しいんですよね〜。
 うん、言葉を覚えるのには、繰り返し、大事大事!


[なんて他愛なく笑って、ひとまず速崎のお喋りはここで落ち着いた。

 神田からの「かっこいい」なんて感想に対して高野が顔を覆う姿を>>137を、速崎が見たのはこの後のこと。
 この後の葉月や美澄への応対のこともあって、まじまじと話の次第に耳を澄ませることはなかったけれども。
 微笑ましさをこっそり胸に抱いていた>>70、そんな速崎だったとさ。]
(408) 2023/03/04(Sat) 8:21:10

【人】 厨房担当 ゲイザー

[

 「なんで発音し辛いの?」

 そんな疑問符を、さも当たり前のように、すぐさまに口から出さなくなった程度には、速崎璥は大人になった――少なくとも、そう自認している。
 日本語とイタリア語の音韻の違いくらいは、ちゃんと解っている心算だったけれど。*]
(409) 2023/03/04(Sat) 8:21:26
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a54) 2023/03/04(Sat) 8:37:30

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
ミスミの定食屋はいつからあっていつなくなったのかメモ

卒業式(卒園式?)時点でミスミは日本にいた>>0:430
ばあちゃん亡くなったのは渡英したしばらく後>>0:431
店が道になって7年目に差し掛かろうと>>341
(店潰れた当時、ミスミ13,4歳)

ハヅキん(28)中二時>>0:468>>0:469>>0:470>>0:471
マシロん(23)小学低学年時(15年くらい前)>>285>>369>>370
カンちゃん(20代半ば)は閉店間近を撮っている>>256>>377


これ私(もうすぐ28になる27)もみすみ知ってていいな?
(-98) 2023/03/04(Sat) 9:41:06

【人】 厨房担当 ゲイザー

― そうして、現在に至るまで ―


 うん? …――、あっははあ。


[カウンター席の葉月>>244>>247がふと聞いてきたことに――それに対しての焦りながらのフォローに。
 速崎は、おかしさ半分、微笑ましさ半分、といった調子の笑い声をあげた。]


 そりゃもう、ありますよ〜。
 勿論、お客さんの前で泣いたりとかはアレなんで、
 あんましお店には持ち込まないように
 してるんですけどね。


[そうさっくりと答える速崎の顔にも声色にも、陰りは無く、至って明るい。]
(423) 2023/03/04(Sat) 10:54:25

【人】 厨房担当 ゲイザー

[美澄(の名をこの時点では聞いていなかったが)から気遣うような言葉>>245には、速崎はゆるく苦笑を浮かべた。]


 うんうん、大変は大変なんですけどー…
 できる範囲ででも、色々なお客様の居場所になったり
 美味しいもの、たくさん食べられる場所がいいなって。
 うちみたいな小さなお店だと、
 ハラル認証取得とかは大変なんですけどね〜…。


[この時も裏で店を支える店長がいる、バックヤードの方を一瞥しつつ]
(424) 2023/03/04(Sat) 10:54:44

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ミスミ、タイガ、さん?
 じゃあね〜… 
タイガー
って呼んじゃいますね!


[速崎はあくまで笑顔のまま――「じゃあね」の後に幾らかの間をおいて――元気よくあだ名を提示した。]


 タイガー、もしかしたら向こうでも
 「タイガー」って呼ばれてたのかな〜……
 えっと、この前のランチで英語話してたし、
 宗教のこともちゃんと気にかけてくれてたから
 タイガー、外国で暮らしてたのかなってー……。
 ……いきなりこんなこと言って、失礼だったかな。


[「タイガー」呼びの理由を連ねるうちに、(相手の心証は兎も角として)自分で大変きまり悪い思いに陥ってしまい、再び苦笑を浮かべてしまう。]
(425) 2023/03/04(Sat) 10:55:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、『うさぎ』のスタッフたちや常連たちであれば、察しているかもしれないが――。
 速崎が他者にあだ名をつける時、
 スタッフには、下の名前を元にしたあだ名を。
 客には、苗字を元にしたあだ名をつけるのが常。
 けれどもこの時、速崎は、事実上初対面と言っていい美澄に対し、いきなり下の名前であだ名をつけた。

 理由は単純。速崎も、「みすみ」の店を記憶していたから。
 7年近く前に姿を消し、道にされた定食屋>>341
 大学時代の記憶の中のその店は、最後の姿に近いもの>>256だったのだろう。
 もっともこの時速崎が「みすみ」の名であだ名を作るのを避けたのは、殆ど反射的な行為だったけれど。]
(426) 2023/03/04(Sat) 10:55:46

【人】 厨房担当 ゲイザー

[美澄からの注文>>248>>341>>348は、ホールの嘉数を通して>>336>>340厨房の大咲が担当する>>369>>370>>371
 その間に、大咲との話で涙ぐんだりおしぼり貰ったり>>306>>396……なんてこともあった訳だが、そのやり取りについては、いつも通りの笑顔のまま口を挟まずに見遣るに留めた。]


 あ。ツユリん、いらっしゃいませー!


[この時の店全体の賑わいもあってか、ひょっとして今日は特別なことあった?……等と栗花落の顔を見て察することもないまま。
 元気よく挨拶を掛けた先の栗花落は、カウンターで大咲に注文を>>272>>295
 昨日が誕生日だった、という話>>380までは、この時は他所の声に紛れてよく聞こえなかったけれど――]
(427) 2023/03/04(Sat) 10:56:38

【人】 厨房担当 ゲイザー

[そうしているうちに、瑞野がバックヤードから雛あられを持ってきて、各テーブルに振舞っていく>>281>>284
 葉月のもとにも振舞われる>>316>>333>>334のを、カウンター越しに眺める。
 嘉数が葉月に感想をねだる>>364のもまた、耳にしながら]


 ナギー、いい仕事した。


[定番扱いながらも賛否の分かれるオレンジのチョコレート>>170とは異なる、瑞野からのタイムリーな季節の振る舞いに、速崎は爽やかに笑ってサムズアップ。]
(428) 2023/03/04(Sat) 10:56:53

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ひな祭りは女の子の日だとか言うけれど、
 誰でもあられフィーバー楽しんじゃって
 いいんだぜい、なんてね〜。


[ここで速崎はふと思い出したように、葉月への先程の返答>>423の続きを口にする。]


 そうそうハヅキん、さっきの話なんだけれど。
 実のところ、今はそんなに胸つっかえたりとか
 あんまりないんですけれど。
 昔はさーそりゃ、キツいこともあった訳ですよ。


[思い起こすのは、先程零した言葉の一端>>155のもとになった思い出。]
(429) 2023/03/04(Sat) 10:57:26

【人】 厨房担当 ゲイザー


 なんっていうか、せっかく告られたのに、
 告白バッサリ切って縁まで切れた、みたいな。
 それが後からじわじわ堪えてきたり、とか。

 高校の時ねー、部活一緒だった子……
 あー、テンちゃんって言うんだけれど。


[実名は流石に告げないが、まあ当時のあだ名だけなら別にいいだろう、と。]


 テンちゃんに告られたんですよー。
 夕焼けの放課後にー、誰もいない教室でー、
 なんて、漫画かドラマかよって感じで。
(430) 2023/03/04(Sat) 10:58:09

【人】 厨房担当 ゲイザー


 でも言ってくれたことは全然誠実?なんですよ。
 「料理とか英語とか一生懸命なとこ好きです」、
 「だからお付き合いしたいです」、って。

 実際テンちゃん、すっごく真面目なやつで。
 料理部の中でも私、テンちゃんのことは
 普通にダチとして好きだったと思うんですよ。
(431) 2023/03/04(Sat) 10:58:32

【人】 厨房担当 ゲイザー


 でもさ、私きっぱり断っちゃったんですね。
 だって、「一人の女の子として・・・・・・好き」って
 言われちゃったんだもの。

 「私は女の子じゃないから、付き合えない。」
 まあ真顔でサクっとそうぶった切って。
 で、告る以外の用事もなかったみたいだから、
 そのままテンちゃん置いて帰っちゃった。


[ここまで告げる速崎の口ぶりに、言い淀みは全くない。
 そして顔色もまた、なんの変哲もない、いつものゲイザーの笑顔だった。]
(432) 2023/03/04(Sat) 10:58:55

【人】 厨房担当 ゲイザー


 で、なんとなーくそれから距離できちゃって、
 そのまま受験モードになって、高校卒業して、
 それっきり、テンちゃんとは音信不通です。

 ……ぶった切ったその時よりも、
 距離できちゃってからの方がしんどくて、
 それでも何って言えばいいのか、
 当時の私には判らなかった。今でも判んないかも。


[ここで速崎はふっと目を伏せるも、それでも口元の笑みは変わらない。]


 ま、そんなしんどさも受験とか大学とか、
 それにここでのバイトとかもやってるうちに、
 いつの間にかどっかに消えちゃった感じですね。
(433) 2023/03/04(Sat) 11:00:05

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ……「今でも判んない」って言いましたけど、
 それでも、「一方的に分かれてごめん」くらいは、
 テンちゃんに謝れてれば違ってたかも。

 だから、ハヅキんがちゃんとクリリンに謝れて
 仲直りできたかなーって思った時、
 なんか、マジ、良かったなーって思ったんですよ。
 って、この話の流れで言うと、
 なんかそっちも告白云々の話みたいになっちゃいますね。


[へらへらと苦笑いしながら、速崎はここで一度話を止めた。
 ちなみにだが、ここまでの打ち明け話>>429>>430>>431>>432>>433は、葉月以外に対しても特に隠す気はない。
 カウンター席や厨房近くにいる者であれば、聞き拾うこともできるだろう。

 意識はすぐに、瑞野からのヘルプ要請へと>>422。]
(434) 2023/03/04(Sat) 11:04:01