人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【独】 『ただの子供』 ソフィア

/*
今日は思考が忙しないので挨拶後回しにしてました。
失礼しました。

西さんと一席頂きました、どあと申します。
以前ながれんさんの村には一度お邪魔させていただいて、今回で二回目です。いつも村建てお疲れ様です、ありがとうございます。
今回は割と突発で西さんと組ませていただくことになって……5日前くらいかな? 突貫で設定を組んだので、いや多分これは私の技量が低いせいなのですが、ぐらぐらなかなか定まらなくて……。
西さん惑わせてたらすみません、でも私は楽しんでいるので楽しんでくれたら幸いです、みたいなことはDMでも言いました。

全く初心者振る舞いですが、この村で西さんと初めてのペア村頑張ります。
どうぞよろしくお願い致します。
(-12) 2021/06/15(Tue) 21:39:12

【独】 『ただの子供』 ソフィア

/*
西さん他みなさんを褒める時間はまた今度に取ります。
明日もちょっと忙しなくて……ええん
素敵な気配を感じつつ、西さんのロルを食べつつ。
(-13) 2021/06/15(Tue) 21:40:43
到着:白竜 ヤオディ

【人】 白竜 ヤオディ

そうだな。歳の頃は16くらいの。
 若い娘がよいぞ。
 よろしゅう頼む。


[たまたま自分の棲まう滝の側にいた村人に声をかけたのは気まぐれだった。
村人にお願いしたのは、しごく簡単なこと……と本人は思っていた。
若い娘を一人話し相手としてよこしてほしいというのは、そんなに難しいことでもないと思われたからだ。
ただ単に、女人の友人なるものが自分にはいなく、神仙の身、異界の者での知り合いは男……雄のみで。

自分ももういい歳なのだから、少しは女人なるものを身近におき、知っておこうという好奇心と、ちょっぴりの下心がそこにはあるだけだけだった]
(34) 2021/06/15(Tue) 22:23:38

【人】 白竜 ヤオディ

[問題だったのは、自分が恵の雨を降らし、実りを与えるという存在として、その地域に神のように崇められている存在であったことだった。

その望みをきいた人間によって彼の意図を曲解されてしまったのだ。


単なる友達が欲しいとお願いしたつもりだったのに、それが伝言ゲームのように伝えていくうちに、竜神様は花嫁をご所望という話になり、それが花嫁という名の生贄となり……。

その伝言を聞いた日から、村は葬式のような重々しい空気が流れていたが、そんなことは白竜様は知らない。
そして、一人の漢が名乗りを上げたことも知らず。

ヤオディの元に花嫁が参りますという通達が届いたのは、断ることもできない当日の朝であった]
(35) 2021/06/15(Tue) 22:24:52

【人】 白竜 ヤオディ

 え? 嫁?
 そんな、余はそのようなことは申しつけてはおらぬ。
 ただ、おなごの友達がいればよいな、と思っただけだったのになぁ〜。


[もじもじ、と裾の縫い目を指先でいじいじしている水を司る白竜様(推定800歳)。
しかし、期待いっぱいでその女子とやらがやってくるのをそわそわそわそわと待っていた。
人の気配がしないかどうか、全身を耳にして、むやみやたらと行ったり来たりしている。
いざ、誰かが歩いてくる気配がしたら、大きく息を吸って、吐いてと緊張をほぐし。
すぐに行ったらがっついていると思われるかも、と少し余裕を見せなければと鏡をのぞきこみ、身だしなみをチェックした。


この竜、もちろん童貞である]
(36) 2021/06/15(Tue) 22:25:55

【人】 白竜 ヤオディ


[そこに、頼もう、と野太い声がした。

きた!と見た目は落ち着き払って、にやつきそうになるのを必死に堪えて静かに歩いて出迎える。
先ほどの声は男のもの。先触れの下僕を連れてくるということは、身分の高い女人なのだろうか。
それならばきっとたおやかで麗しい人に違いない、と期待で胸ははちきれんばかりになるが声だけは厳かに返した]



 誰ぞ。
 余こそが、この明泉洞の主にして白糸滝に棲まう白竜ヤオディである。

 村よりおいでになったという女人は……女人は…………。
(37) 2021/06/15(Tue) 22:26:55

【人】 白竜 ヤオディ

 女人は何処に?



[目の前には女装している中年男しかいない。しかも背にはでかい刀を背負って。
変質者!?いやこれは罠に違いない!
そう身の危険を感じたとしてもおかしくはあるまい。
大体、今では神だのなんだのと言われて大人しくしているヤオディだが、昔は結構やんちゃもしていて、その度に人間の勇者だの騎士だのというのからコテンパンにのされたり叱られたりもしていたのだ。
それだけでなく、単なる腕自慢どもの討伐の対象にされてもいたり。

だから、目の前の男が自分を成敗しにきた者だと思うのは、龍族にとっての常識であったのだ*]
(38) 2021/06/15(Tue) 22:28:23

【独】 将軍 かんぅ

/*
>>37
ここめちゃかわいい
(-14) 2021/06/15(Tue) 22:32:03

【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ




   『 大蛇 』は神などではない。


   たとえ村の者達が神と敬服しようとも
   『 大蛇 』はただの『 大蛇 』に過ぎない。

   本来村の人間を襲わないことも
   彼らを外敵から守ることも

   『 大蛇 』にとっては守る価値の無い契。


   だが『 大蛇 』は村の人間の言葉を聞き入れる。
   己の主が『 大蛇 』に遺した言葉がそうさせるのだ。




   
(39) 2021/06/15(Tue) 22:40:57

【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ



   しかし『 大蛇 』は神などではない。


   だからこそ村の申し出を聞き入れることに
   代償を強いることに固執する。

   無償の善は人の心を腐らせる。
   自身の平穏は誰かの犠牲の上に成り立つのだと
   それを彼らに忘れさせないために。



     「我の力を借ろうならば
      オマエ達の中から一人、
      その命運を我に差し出せ。」



   蛇の姿で数百年前の村人に伝えたという逸話が
   今なお村の者達に語り継がれているかは不明だが。


   村人達が首を縦に振ったのをきっかけに
   『 大蛇 』は村を守る存在へと成っていく。


(40) 2021/06/15(Tue) 22:43:41

【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ



 ***


   人間の子というのは奇怪な生き物だ。
   危ないからよせと言うのに凝りもなく森の中へと
   やってきては『 大蛇 』の声に説教を受ける。
   中にはそこが危険だと知っていたにも関わらず
   足を踏み入れた子供もいる。


      (こいつらは死なねば分からぬのか......?)



   数百年と森に入る者を叱りつけている内に
   『 大蛇 』はしきりに顔を顰めていた。
   


(41) 2021/06/15(Tue) 22:44:55

【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ



   そしてある時もまた子供が迷い込む。>>31

   そんなに外に興味があるのならば
   いっそ行って死ぬのもよかろう。
   それとも人攫いに連れて行かれて売られるも良い
   その時は.....それがその子供の運命だ。


   そう思い始めていた頃、
   子どもの声が『 大蛇 』にも届く。

   同時に鳥の声が止まり、空気の流れが変わる。
   目を閉じて神経を張り巡らせれば
   『ただの子供』がどこにいるかなど
   すぐに知ることが出来るのだが。

   しかし......この子どもは他の子どもとは
   明らかに目的が異なっている。

   『ただの子供』の呟き>>33
   それを物語っているようにも感じられた。


(42) 2021/06/15(Tue) 22:48:47

【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ





      (―――面白い。)




   この子供の真の目的など『 大蛇 』にはわからぬ。
   しかし村の人間に犠牲を強いる『神』とやらに
   逢おうなどというのだから。

   『 大蛇 』は『ただの子供』の内なる心を知る為に
   自ら人間の元へ歩みよろうとする。



(43) 2021/06/15(Tue) 22:53:53

【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ





      「―――子どもよ。」




   『 大蛇 』の声があたり一面に木霊する。
   暗がりの中に影を作る蛇が人の姿へと変わる
   その瞬間が『ただの子供』に見えていたかどうか。



      「そこで何をしている。
       貴様のような子どもが
       立ち入っていい場所ではないぞ。」




   『 大蛇 』は未だ姿を隠したまま
   子を叱るように声を響かせ始めただろう。*




(44) 2021/06/15(Tue) 22:56:39
到着:書生 茅

【人】 書生 茅

[茅という青年は、善良さを絵に描いたような性質を持っていた。
同時に、愚直で一途、つまりは一歩間違えば阿呆が服を着て歩いているようなものだった。
残念なことに、彼の周囲の人間は彼ほどに善良ではなかったので、茅という青年は大小様々損をしていたのだが、その善良さ故に、それが誰かの悪意によるものだということに全く気付くことが出来なかった。

まぁつまり……阿呆だったのである。]

 お嬢さん、お嬢さん。
 助けに来たよ。

[囁いて青年は、古びた小さなカギを揺らして見せた。
盗みと呼べるような行為をしたのはこれが初めてだったものだから、心臓はばくばく言っている。
けれど構いはしなかった。
青年にとってこのお嬢さんは命の恩人で、どうにかして救いたい相手だった。
お嬢さんだけじゃない。
あの村の人たちは皆、青年にとってはとても大切な人たちだった。
だって、行き場のなかった青年を拾って、労働を与え、屋根を与えてくれた。
決して頭の良くない青年を、捨てずにおいてくれたのだ。]
(45) 2021/06/15(Tue) 23:04:23

【人】 書生 茅

[
あぁやっと来たの、遅かったじゃないの。


責めるお嬢さんの声が、気丈に突っ張ってるみたいで、青年はつい、ごめんよ、と返す。
山奥の洞窟の中、質素な敷布の上にお嬢さんは座っている。
白無垢を纏ったお嬢さんは、とても綺麗だった。
つい見とれかけて、また急かされる。

早くして、山神さまが来たらどうするの。


数年に一度、嫁を要求する代わり、山麓の村を守ってくれるという山神さま。
今回はうちの村の番で、年頃の娘といえば、村長の娘であるお嬢さんしかいなかった。
もうしばらく前からそれは決まっていたことで、お嬢さんはひどく泣き暮らしていたのを、家に置いてもらっていた青年は知っていた。

青年は、考えた。
いささか足りない頭で必死に考えた。
考えた。

誰かが言っていた。
嫁と言っても要はただの生贄だろう、娘でなくても良いだろうに……と。
閃いた。]
(46) 2021/06/15(Tue) 23:05:10

【人】 書生 茅

 ごめんね、お嬢さん。
 ちょっとだけ、触るよ。

[洞穴の中に穿たれた楔、そこからつながる鎖の先、武骨な足かせが、お嬢さんの白くてきれいな足を縛めていた。
薄暗い洞窟の中、灯りを忘れた青年は、たどたどしく指先で鎖を辿る。
その先に、足かせを見つけると、また指先で鍵穴を探す。

何で灯りを持ってこないのよ、どんくさいわね


そう責めるお嬢さんにまた、ごめんよ、と返す。
村長さんが置き忘れたカギを目にした瞬間、それを誰にも見つからないようにって懐に隠して、ここまで持ってくるのに精いっぱいで。
他のものは、すっかり忘れてしまったんだ。
赦してほしい。
外はまだ明るさの残る時間。
お嬢さんの帰る路は、きっとまだ見えるから。

かちゃり、錠が解けた音がした。]
(47) 2021/06/15(Tue) 23:05:32

【人】 書生 茅

[足かせの外れたお嬢さんは、ふ、とひとつ笑った…きっとほっとしたのだろうと、青年は思う。
背を向けた青年の後ろで、お嬢さんは着替えて身なりを整えた。
声をかけられた青年が振り返ると、敷布の上に脱ぎ捨てられた白い打掛と、角隠しが目に入る。
手を伸ばした青年を、お嬢さんは黙って見守った。]

 ……どうかな?

[花嫁衣装を身に纏い、冗談交じりに問うた青年に、お嬢さんは何も言わずに匕首を手渡した。
それは、『嫁入り』を前に、村長さんからお嬢さんに贈られたはずの、うつくしい小刀だった。

わかるわね、


お嬢さんは問うた。]
(48) 2021/06/15(Tue) 23:05:53

【人】 書生 茅

 わかるよ、

[青年は答える。
けれど青年は知らない。
山神さまへ嫁ぐ娘に、親が持たせる餞の風習。
その『意味』を、青年は知らない。
せめてその最期が、苦しいものでないように。

知らないから、
『なるほどこれで山神さまを斬ればよいのだな』
などと思っている。
たかだが1尺にも満たない刃で、一体何が斬れるというのか。

残念ながら青年は、善良故に阿呆なのだった。]
(49) 2021/06/15(Tue) 23:06:25

【人】 書生 茅

[お嬢さんに促されるまま花嫁衣裳に身を隠した青年は敷布に座る。
その足首に、足かせが嵌め込まれた。

ちゃんとしておかないと、ばれちゃうものね、


お嬢さんに言われ、なるほどと頷く。
乙女と比べれば幾分太い足首に、鉄の足かせが食い込む痛みは飲み込んだ。
じゃあ、と洞窟を後にしようとするお嬢さんの向こうに、沈みゆく日の光が漏れる。
影法師が、消えた。]

 お嬢さん。
 ……どうか、幸せに。


[ただ、生きて欲しいと願った。
その願いをそっと、口ずさむ。

お嬢さんには想い人がいることを、青年は知っていた。
誰でも良いならお嬢さんじゃなくたって、俺だって構わないだろうと、そのくらいの気持ちだった。
そしてあわよくば、
生贄など要求する神さまなんて殺してしまっても良いだろう?
と。

そんな、ごくごく単純な考えだったのだ。**]
(50) 2021/06/15(Tue) 23:07:22
書生 茅は、メモを貼った。
(a7) 2021/06/15(Tue) 23:09:09

【人】 将軍 かんぅ


 
女人は此処にいるぞ。



[いない。
花嫁衣裳の男(40歳)しかいない。
背にある青龍偃月刀はもはや体の一部である。現れた白竜を名乗る男は意外に愛らしい顔をしていた。何故見えるのかかんぅアイは遠くをもとらえて離さない。正確には戦場で常勝を繰り返す武人の観察眼である。神弓の使い手の弓を額で受けながした程の実力を持つ程の眼力である。眼力ってなんだっけ。将軍はずんずんと近づいた。

ああ、滝、滝の中に入らないでぇぇ
と何処からか聞こえてきそう

だがかんぅの脳内には「いけえ、兄者。そこだ!いけ」
というノリノリのイマジナリー弟ちょうひぃしかいない]
(51) 2021/06/15(Tue) 23:10:25

【人】 将軍 かんぅ


 ヤオディと言ったか
 我こそは、貴殿の花嫁であるかんぅである。



[水をずんずんと進む。
水を含んで重くなる花嫁衣裳もなんのその。花婿殿の処にいく足枷にはなりはしない。そう、花婿殿である。かんぅは花嫁、それも魔物の花嫁に憧れるごく一般的な男性であった。

故に心るんるん踊り、脳内弟は歓喜している。
このような運命があっていいものか。
これぞ天命。日頃の行いが良すぎたやもしれぬ。

やはり毎朝の掃除は必要な事であった。

まさか一人話し相手を求めていた>>34など知らず]
(52) 2021/06/15(Tue) 23:11:28

【人】 将軍 かんぅ


 よろしく頼むぞ、婿殿。


[容赦なく白糸滝の中に入り。
その手を取り、しかと抱きしめようとしたであろう。しかもずいと顔を近づけて尊顔を容赦なく見ようとする。ああ近すぎます。神様に近すぎます。花嫁だから問題ない。そうだね。

尚、残念なことに交代は効かない。推定800歳の白竜様>>36は逃げられない。やったね、嫁が>>35来たよ。可愛さが足りぬというのなら片目瞑り(ウィンク)の一つや二つしてみせよう。何せ一騎当千の将>>38

出来ぬ事などありはせぬ。*]
(53) 2021/06/15(Tue) 23:12:48
到着:  天狗

【人】   天狗

外道に堕ちたる悪童が
何の因果か守り人に
天狗と呼ぶは名ばかりの
傍若無人の振る舞いに
歯噛みはすれど術はなく
此度も赤き花咲くころに
さも当然と「それ」を求めた
(54) 2021/06/15(Tue) 23:19:09

【人】   天狗

「おなごを一人、いつもの場所まで連れてこい」
(55) 2021/06/15(Tue) 23:19:53

【人】   天狗

天狗は「嫁」と呼び、村人は「贄」という
娶られた娘が帰ることはなく
食われたか殺されたか、そんな話だけが密やかに

村の外れの山奥にひっそりと洞穴を利用した岩屋がある
村でも極々一部しか知らぬその場所に
繋がれるのは果たして誰ぞ?*
(56) 2021/06/15(Tue) 23:22:31

【人】   天狗

―― ここまでの話 ――

[天狗は元から天狗であったわけではない
見れば体躯こそ巨漢だが人そのものである

そう、元は人として生まれたのだ
とはいえ、それはとても奇異な出生であったのだが

母親の胎内に宿って産み月を越えてもなお居座り続け
一年、二年、三年経っても腹は膨れ続け
ついには耐えきれず母体が死に掛け、その腹を裂いて取り上げた子だった
すでに歯も生え揃い、毛髪も爪も伸びたその姿は異様で

母親を食らって生まれてきた物の怪の子、と周囲は畏れた
そして、それからすぐに「ヒトならざる力を持つ」と知れて
幽閉され都合よく祭り上げられ数年

生まれた村が飢饉に陥った]
(57) 2021/06/15(Tue) 23:23:46