![]() | 【独】 サティ家次期当主 シャーリエ (-40) 2020/09/27(Sun) 21:56:12 |
![]() | 【独】 花の名 リフル/* 基本的にこのリフルにリフル(現実)の自我がなく、何者なのかもはっきりしていないので心情が要らないのだよな。 ただちょっと怖い事はしてみたい欲が疼いた。 モノホンのおねえちゃん(の精神とかそれっぽいもの)説があるので、外し過ぎない様に注意。 (-41) 2020/09/27(Sun) 21:56:30 |
![]() | 【人】 二年生 小林 友[『赤いろうそくと人魚』は 相も変わらず本棚の一角に収まっていた。 いつもの通り、背表紙に手をかけて 棚から引き抜こうとしたその時───── 横合いから ズァッ! と真っ黒な影が現れて本を取る俺の手の上へと手を伸ばそうとしたのだ。] おヒ─────っ!!!! [俺は思わず悲鳴を上げて飛び退いた。 見れば、身長同じくらいの、影だけが ぬぼーっと俺の真横に立っている。 何これ、どんないじめ?祟り系いじめ? 影は物言いたげに本棚へと手を伸ばすけれど 俺はもう、正直、キャパシティオーバー。 シャカシャカと床を這いずって 出口の方へと逃げようとする。] (60) 2020/09/27(Sun) 22:08:45 |
![]() | 【人】 二年生 小林 友[……もし、影の声が聞こえていたら この後の話って変わっていただろうか。 後から思えば、そうなんだけど。 でもあの時の俺は突然の怪奇現象を前に チビらんばかりにビビりあがっていた。 顔中でろでろにしながら図書館を飛び出し……] 「うわっ!……えっ、どしたトモちん!」 [そのまま、図書館の外を歩いていた青柳に 思い切り体当たりしたのだった。] あ、わ、ま、ま、ま……! か、かぎぇ、わ! [顔面蒼白、歯をガチガチ鳴らしながら 俺は今起きたことを説明しようとしたけれど 全然、言葉にできなくて。] (61) 2020/09/27(Sun) 22:10:00 |
![]() | 【人】 二年生 小林 友[なんて説明すればいい。 図書館で本を借りようとしたら 突然黒い影が現れた? 本当にそれ、見間違えじゃないの? 居眠りでもしてた? 床に蹲った俺の肩をしっかり支えながら じっと顔を覗き込んでくる青柳を見ていたら パニックの波が引く毎に、 だんだん惨めさと恥ずかしさとが募ってきて 結局俺は何も答えられずに 赤い顔して、胸中の本を抱き締めるだろう。 それでも、青柳は黙って俺に着いてきてくれて その日はバスケ部の面々に囲まれながら帰った。 「いじめられてるなら、言えよ?」 「トモちんちょっと疲れてたんだよね」 「ほんとに、無理してない?」 もうどいつもこいつもほんとに、イケメンで 優しくて……俺はいっそ殺して欲しくなった。] (62) 2020/09/27(Sun) 22:10:41 |
![]() | 【人】 二年生 小林 友[優しいバスケ部の面々は 最寄りの駅まで着いてきてくれた上に アイスまで奢ってくれた。 だぁれも、「ありがとう」なんか求めてなくて 最後まで俺を気遣ってくれてて…… 家に着くなり、情けなさで俺は泣いた。 その間も、バスケ部と過ごしてる間も 図書館から持ち出してしまったあの本は ずっと、俺の腕の中にいた。]* (63) 2020/09/27(Sun) 22:11:06 |
![]() | 【独】 元チアリーダー 早乙女 菜月/* 祟り系イジメわろてしまうや🤣 え? ちょっと待って怖がられた? そりゃそうかって納得したら傷ついたりしたい (-42) 2020/09/27(Sun) 22:50:38 |
![]() | 【独】 元チアリーダー 早乙女 菜月/* モブが優しいなー 青陰チップ前使ったからなんか感慨深いものある って書いてからモブの名前が青陰じゃなく青柳なことに気づく あのパーカー青髪少年かと (-43) 2020/09/27(Sun) 22:51:43 |