人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「……同じだなぁ……」

思っていたことが言葉になって、熱い息とともに口から漏れた。
あなたのように、ただ相手に考えを伝えようと一生懸命話しているだけの相手に勝手に欲情してしまう自分が。
相手に迷惑だと、その相手が女子供だったりしたら恐ろしいことこの上ないだろうと。
そう思って何度仕事をやめ引きこもろうと思ったかわからない。

「どうやったら……か。それが分かったら苦労しないよね。
 けど君の場合は……
 本気で好きだと思える相手ができたなら、その時は収まるような気がする


「君が俺に課長との仲だったり、意中の相手が居ないか聞いていたのはそういうわけだったんだな」

手を伸ばして、横髪を掻き上げるように頬に触れた。
手から伝わる熱は、熱いものだ。
(-55) 2022/09/29(Thu) 1:56:45

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → セクサロイド ロボ太

「すご、えっ、……ロボ太この間のメンテナンスのそんなこと考えてたんですか、
えっっっ


「え、あ……これから先どうやって君のことを見ていれば……。
 何度も殺しかけながら生かし続けると言うのに、セクハラですかこれ」

もう何が何やら。よくあなたの整備をしていたからかカルチャーショックが起きている。あんなときやこんなときも興奮していたと言うのか。知らなかった。

「……どう」


どうしよう、気軽に再起動ボタンを押せなくなってしまった。
どこぞでも限界をよく迎えてるこの男はキャパが越えるととたんポンコツになってしまうのだ。
(-56) 2022/09/29(Thu) 1:58:40

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「う、ん?」

感情の機微には、あまり聡い方ではない方であると思われる。
これがまだ完全に第三者であるならば兎も角、ほんの僅かでも当事者であるならば尚更に。
キミのアドバイスの真意が何処にあるかなんてものは、全てを組み止めるわけもない。
理解しようとして、カップを動かす手を止めるが。

「ああ。心配してくれてる?
ヘキがバラされた後だからかねえ。

平気だよお、別に実際のとこ、ロビンちゃんに何言われたとしても、オレがロビンちゃんの事を尊敬してたり憧れてたりは変わらんしねえ……。
でも、食事ってのは初めてだから、素直に嬉しいってとこもあるよお、ちゃんと楽しんでくるから安心しな。キミの立派な上司に、失礼なことはしないさあ。

あ、ロビンちゃんにはセクハラもしないぞ、安心しろお?」

ぺらぺらと。
キミの言葉が終わって一転、よくもまあ口が回る。
あれやこれやと語るのは、キミに不安材料を与えまいとするものではあるが。
最期の一言は、己の人となりが問題なのではないかと追加された。蛇足すぎる。
(-57) 2022/09/29(Thu) 2:01:10

【独】 研究員 鹿籠 吉弘

「……望月さん悲しませてるの僕たちですね?」

人事異動のことである。

似ていた、やっぱりおかしなところが似ていた。

「なんかおとぎ話みたいですね……キスで目が覚めるみたいな。
 
本気で作るつもりないんですけどぉ……。

 っ、??え、はい、えっと……」

「話、ましたっけ。大学の頃にたくさんの人に惚れられた話。
 恋人持ちばかりにです。……もう人間トラブルの大事故。
 あの頃からかもしれないな、これ。僕なんか……
いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がして……
気付いたら一人で……そんなに、たぶん課長ほどやってないですけど……」

もしかして本当に何か事故があったレベルに何かあったのかもしれないが。変態になってしまったことは一切後悔はないので大丈夫なのだろう。結構ヤバイ記憶をなくしていることに今気づいている。
(-58) 2022/09/29(Thu) 2:08:17

【秘】 セクサロイド ロボ太 → 研究員 鹿籠 吉弘

「えへへ」
「あ、でも普通に電源が切れるなら……ぞくぞくってするだけで!
 
セックス中にされるのが一番気持ちいい
んです!
 ばちばちっと目の裏が火花を放つんですよ!」

ショックを受けているあなたを尻目に、アンドロイドは嬉々として話を続けている。
そして、戸惑うあなたに身体を寄せたまま。

「ね、
試してみませんか?

 どのくらいのものかわかったら、鹿籠さんも安心してメンテナンスできるでしょうしっ」

どうですか?と、あなたの腰に手を添えている。
上目遣い気味に顔を見上げて、笑うのだ。
(-60) 2022/09/29(Thu) 2:08:33

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛

「……望月さん悲しませてるの僕たちですね?」

人事異動のことである。
似ていた、やっぱりおかしなところが似ていた。

「なんかおとぎ話みたいですね……キスで目が覚めるみたいな。
 本気で作るつもりないんですけどぉ……。
 っ、??え、はい、えっと……」

「話、ましたっけ。大学の頃にたくさんの人に惚れられた話。
 恋人持ちばかりにです。……もう人間トラブルの大事故。
 あの頃からかもしれないな、これ。僕なんか……
いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がして
……気付いたら一人で……そんなに、たぶん課長ほどやってないですけど……」

もしかして本当に何か事故があったレベルに何かあったのかもしれないが。変態になってしまったことは一切後悔はないので大丈夫なのだろう。結構ヤバイ記憶をなくしていることに今気づいている。
(-61) 2022/09/29(Thu) 2:09:00

【独】 研究員 鹿籠 吉弘

/*
変なところ独り言で飛ばしちゃった。
謎設定。こいつ人外要素入れてます
(-59) 2022/09/29(Thu) 2:10:12

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「それなら良かったです」

あなたの言葉を否定することなく頷いて、それから少し冷めた珈琲を飲んだ。

「心配……は、あまりしてませんけど。
 この事で課長たちの関係がどうなるかなんて考えても仕方ないですし……ただまぁ。
 すれ違いで悪い方に動くのは、嫌じゃないですか。
 課長は、性癖だと知らないことで俺への対応を間違えたと、気にしているようでしたから……食事は楽しいものになるといいと思ったんです」

最後の一言以外には、安心しましたと言葉を添え
最後の一言には―――

「え。ていうかしてないんですか、課長には」


してるものだと思っていましたよと、真顔になる。
何気に望月課長からは、開発に移る事も提案されたのだが…………
やっぱり会計のままでいいなと思ったりしたのだった。
(-62) 2022/09/29(Thu) 2:18:20

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → セクサロイド ロボ太

「試してみませんか!?」


「……なんというか、君の可能性の無限さをかんじました。
 首絞めても平気なんですね……僕は多分絞めらげふん、えー。
 ……えっ、……ぁ〜……ぅう」

あなたに上目使いされると弱いのかそのまま添えられた手に自分の手にのせ返す。
罪悪感と背徳感が異常であるのに、彼の性癖はゾクリと貴方とのふれあいを欲した。

「ロボ太の気持ち良さそうな顔が見たいだけですからぁ……」


言い訳にもならないぐらいしょうもないことを言っているが鹿籠は貴方のことがかなり好きである。
(-63) 2022/09/29(Thu) 2:18:48

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「……そうだね、キミが辞めるとか言ってた時から少し思っていたよ」

本当にその節はすみませんでした、望月課長。
この場に居ない課長に手を合わせて謝った。頭の中で。

「おとぎ話みたいかもだけど、実際そうだろう。
 一人に決めてみれば、だんだん収まるかもしれない……と思ったんだから」

「その話は初耳だけど……なんていうか嫌なトラウマだな……。
 いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がしたってどういうこと?」

なくならないよ、ヤらなければ。

とはいえまぁ、そのあたりからがただの想像が妄想となり、性癖にまでなってしまった……ということなんだろうけれど。
ヤバい記憶はそのままなくしてたほうが良いと思われる。壊れるから。
いや、既に壊れているか。
……とは言えず。

「この旅行に来て何人と何があったかは聞きませんが……
 俺との事はどうでしたか。
 忘れたいとか、思いましたか」
(-64) 2022/09/29(Thu) 2:28:30

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛

「嫌ですよ、好きでもないのに好かれて、ナンパもしてないし話したこともないのに、横取りだの誑かしただのいわれて」

この嫌悪がいまの価値観を形作っているのだ。欲してしまうことが誰かをいやがらせてしまうのではないのかと。

「事件の発端はわからなくて……女の先輩に押し倒されて、………?……、……
脱いだ身体がエロかったのだけは覚えてるんですが


すごくやばそう、
本当に何かを壊されているかもしれない。

それこそ、人知を超えたなにかに。


「……だっ、え、だって……あの時よりも前にふむさん以外に抱かれた記憶があんまり、あれ、さっきの事件の時期に男の人から壁ドンされたことならありますが、……
そのあと僕何されました?」


性の常識が男同士も女同士もいつの間にか境がなくなったのもその辺りかも知れなかった、と呟けば、「なんか身体弄られてますよねこれ」とものすごく他人事のように呟いた。
まあ、もういいらしい。ひどくされた経験は一切ないのだから。多分。

「何人と何があったか」


瞳のはいらいとが一瞬消えた、何度泣いて謝罪したか。

「忘れないっていったじゃないですか。
 一生忘れるもんですか……こんな、こんな……」
(-65) 2022/09/29(Thu) 2:47:13

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛

「……受け入れるのが当たり前になってたのも、
 抱けるのが当たり前なのも、おかしいなぁとは思ってたんですよね気持ちよかったので……」

/*めちゃくちゃ大事な一文忘れてました。
(-66) 2022/09/29(Thu) 3:14:13

【秘】 経理課 望月 ロビン → 研究員 鹿籠 吉弘

「……そう考えてしまう気持ちは、わかるよ。他人にとっては受け入れがたいものの筈だ。
 キミは頭がいいから、想像出来るのはいいことだ。そのせいで自分を責めすぎてる。
 いいよ、言いたいことは口に出して言えたほうがいい。伝えることを諦めないでくれて、ありがとう」

普段からそういうふうな思考のために前に出てこれないのだろうな、とか考えを巡らせる。
言葉を遮らないように、過度な期待が逆に相手を押し潰してしまわないように。
ゆっくりと相槌を打ちながら、相手の言葉を一つ一つ拾い上げていく。
何をすべきだろう。慎重に思い描いて、姿勢を低くして顔を覗き込む。

「自分に自信を持てるなんてのは難しい話だ。身を引いたほうが楽だと考えてしまうんだろうけど。
 そうだな。僕や社長、忌部課長はさ、出来ればそういう人たちを評価してあげたいんだ。
 瑕疵に着目するより、能力や才覚を振るえる場所を作って、受け入れたいと思ってる。
 ……あの子ならもうちょっとうまく気持ちを考えてあげられるんだろうな……」

気持ちの楽になるような励まし方なんてのは、あんまり得手するところじゃないらしい。
どう言えば弱さを受け入れた上で安心させてあげられるものか。
ゆっくり、厭と感じれば逃げられるようにちゃんと段階を踏みながら腕を伸ばす。
手を添えて、腕の内側に巻き込んで。そうっと包み込むように、抱きしめようとする。

「大丈夫、気にしなくていいよ。僕はありふれた当然のことをしてるだけだ。
 キミ一人のことで困ったりしない。自分の周りの人を助けたいのは普通のことだ。
 特別情けを掛けたり同情したりってわけじゃない、誰でも出来ることだよ。
 きっと多分僕だけじゃなくて、キミの周りの人だってキミの力になりたいと考えてる。
 キミの言う通り希望的観測かもしれないけど、少なくとも僕はキミを失いたくは、ないな」

あくまで仕事の話ではある、と言えばドライになってしまうかもしれない。
だが、部署は違えど同じところに属する仲間の力になりたいのも失いたくないのも、本心だ。
(-67) 2022/09/29(Thu) 3:49:37

【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛

折りたたまれた退職届を見て、少しは安堵したように見えた。
これで何もかも解決というわけでは無いまでも、少しでも前を向けたなら、それでいい。
机と一つ除いた椅子をすっかり片付けて元の通りにしたなら、昼時へ相手の言う通りにしておこう。
朝にそうしたのと同じように気軽に肩を叩いて、その場は解散する。

夜になって、相手を待って。

扉を開けた先にはごくありふれたふうに、浴衣を着てなんとなく過ごしてたような姿があった。
薄手の着衣は整え直してはいるものの、そろそろ折り目も熟れて身に馴染みはじめている。
なんてことのない待ち合わせみたいに、穏やかに微笑んで相手を迎え入れた。

「よかった。ちゃんと着てくれて嬉しいよ。
 悪いね、ちょっとさっきまで遊んでてさ。卓球してた。
 そんなに動いてない筈だけど、汗臭かったらちょっとかっこ悪いな」

ボディオイルか何かだろうか。バニラやトンカビーンズ、アーモンドのような甘い匂いがする。
普段から似た匂いの香水をつけてはいるものの、風呂上がりはそれが少し強い。
焼き菓子みたいな温かい匂いは、鬱陶しくない程度に嗅覚に絡む。
なんとなしに部屋の中に招いてしまったし、望月の方はそれを気にした様子もない。
ベッドサイドに腰掛けて、珍しく相手を見上げる。

「どうしようか。場所、移動する?
 リラクゼーションルームとかなら体も傷めないだろうけど。
 誰に見られるかもわからないのは何処いっても変わんないな、ははは」
(-68) 2022/09/29(Thu) 4:11:36

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

「そろそろ僕たち、体力づくりしとかないと後が怖いよ?
 運動目標とか習慣づけくらいなら僕も付き合えるけど」

もうお互いに三十の半ばになりつつあるのだ。若いままの習慣じゃいられない。
帰ったらなにか計画しようね、なんて気軽に言いつつ、今はそれどころじゃない。
男同士の真剣勝負だ。

「いいよ、何賭けようか。あんまり思い浮かびやしないけど。
 後で考えるって感じだけど、何か負けたほうがお願いなんでも聞こうか」

今考える時間をとるのがちょっと惜しい、というのもある。
適当な回答を出しつつ、白球をポンポンと卓球台で跳ねさせて様子を見る。
別段卓球に詳しいわけでもないのでコンディションを見れるわけでもないけど、なんとなくやる。

互いにあったまってきたところで、最初のサーブを相手のコートに打ち出した。
大きな体躯が卓球台を挟んで動いてるのは、やけに威圧感があるやらで逆に滑稽かもしれない。
カッ、カッと跳ねる音は耳に気持ちいいものの、それを悠長に聴いてる場合でもない。
確かに動きづらそうではあるものの、元々の運動神経でなんとか無様にならずには済んでいる。

/*
即席卓球ルールを作ると長くなりそうなのでいい感じにざっくり。
(77)2D100-60(望月)と(56)(98)2d100(忌部)のダイスで対決しましょうか。
↑これは例の提示なので出た数字は気にしないでください〜。
こちら体格不利で大体三割減のパワーです。合計した数の多いほうが勝ち。
なんとなく二本交替のサーブでやりとりしてるイメージ……
(-69) 2022/09/29(Thu) 4:29:29

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

/*
変なんなっちゃったな。
一応大文字のD、[[XDY±Z]]が全部合計してくれる出し方で、
小文字のd[[XDY±Z]]だとバラバラに出力する出し方みたいです。
(-70) 2022/09/29(Thu) 4:31:25

【赤】 CS 雲野 とばり

遡って名刺を貰った頃の反応の話。
鹿籠からの名刺を受け取り「ありがとうございます」の一言。

雲野も渡しておくことで3人での連絡が取りやすいだろうか。
とはいえそこらへんの紙に書く以外には手段がない。
名刺などは持っていないので。

「……同室になった時には、よろしくお願いしますね」

派遣について触れる鹿籠へは曖昧に笑い、頷く。
ついでに緑郷にも同じ表情を向けておいた。

就職先はきちんと考えよう。派遣で働くには色々といいところではあるけど。

それから、突然のパジャマパーティーには何事かと首を傾げる。
まぁでも、楽しそうだとは思うので唐突なそれに怪訝になることは無かった。

初日のまともすぎる部屋割、今では懐かしい。
(*2) 2022/09/29(Thu) 7:23:05

【赤】 CS 雲野 とばり

それなりに話し込んだ後はきっと緑郷と部屋に向かったのだろう。
荷物の移動も手伝ってもらいながら、軽い雑談でもして。

だからその後に鹿籠がアンケートに答えていたことは知らない。
多分、きっと。現物を見かけない限り。
見かけていたら
「なんなんこのアンケート」
になっていたに違いない。

本当に眠っていたならブランケットひとつでも持ってくるべきだった。
そう思いはするものの、あの後は訪れていないのだから仕方ない。
(*3) 2022/09/29(Thu) 7:31:29

【赤】 CS 雲野 とばり

遡りはこれまで、話は現在に戻る。

控えめのノックとともに扉を開いて中を覗く雲野。
スパの一件で若干気まずいのだ。

とはいえまだ色んな意味で生きているので、集まりは欠かさない。
定位置になっている椅子へと座り、2人を待つことにした。

その間、恐らく部屋割にも目を通していただろう。

「…鹿籠さんとおんなじなんや」

まさか、本当に同室になるとは。
3人揃いはしなかったが、現実になったそれに驚いていたとか。
(*4) 2022/09/29(Thu) 7:41:09
望月 ロビンは、それはそれとして今日も朝食の後は忌部の部屋移動を手伝って荷物持ち。
(a13) 2022/09/29(Thu) 7:49:10

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「当たり前にしてはいけないよ、鹿籠くん」

お互い様だ。
自分も成長するにつれて性癖を自認してなんでもできるようになってしまった。
けれども、自分も本来そうだけれど、殆ど先天的に備わっていたんだろう自分と、酷いことが原因で後天的に芽生えてしまったあなたとでは違うことがある。

「キミのそれは多分、治すことはきっと可能だよ」

そのためには多分、まずは一人に溺れて愛し愛される必要があると思うのだけど……。
流れるようにに口元に手を当てて、いつもの口癖の「ふむ……」を零し考える。
気持ちが良いのは嫌いではないようだが、このままでは今以上に彼は壊れてしまうのではないかと。

(-71) 2022/09/29(Thu) 8:04:52

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「俺は思うんだ。
 自分たちの性癖の症状は、多分、本気で付き合える人間が出来て初めて緩和されるんじゃないか、と。
 だってそうだろう、夢中になれる相手ができれば、性癖の如何で興奮したからといって目の前の相手をすぐに襲ったりせずに我慢できるし、意中の相手と発散し合えれば満たされるものだってあるから。すぐに興奮しないですむようになるかもしれないだろう」

大事な話なのに。
すぐにこうやって興奮してしまうからいけない。
またひとつ、はぁっと熱い息を吐いて、それでも言葉は紡いでいく。

「キミの過去は、なんだっていい。
 この旅行で何をしてきたかも、大丈夫だ。お互い様だし全部受け入れる。
 鹿籠くんもそれでもよくて、少しでも可能性を信じて緩和したいと思っていて、その相手が俺でもいいなら…………」

「俺と付き合ってみないか」
(-72) 2022/09/29(Thu) 8:07:53

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「ええと……確かにどこ行ってもは、ありますけどここは他の皆が確実に寝に来ますから……」

それならリラクゼーションルームがいいです、とこくりと頷く。
同じように備え付けの浴衣に身を包んでいるが、こちらはまだ皺も少ない状態で乾かしたばかりの髪はまだ少ししっとりとしていて、風呂上がりなんだろうことが容易にわかってしまうことだろう。

いつも香ってくるあなたの匂いは、わかりやすく、そして甘い。
性癖のこともあるけれど、自分はこれに酔わされているのではないか? と思いながらも実際嫌な気は普段からしないのだからそのまま酔わされておこうとも思うのだ。

あなたと連れ立って部屋をでた後は、カメラもあるからどうしたって誰かに見られる可能性はあるというのに、人目を少しだけ気にしながらリラクゼーションルームに向かって、その扉を開いて入った。

こういう場所は、店員を伴う場所の場合、マッサージを受けながらその話に兆してしまうために来たことがない。
ここの場合は温泉の後の休憩場の意味合いもあるのだろう、店員が常駐し接客するタイプというわけではないようだ。
もうほとんど人は部屋に帰ってしまうような時間だから人はまばらで。
奥の方にはカップルなどで楽しめる個室タイプもあり、それならそっちの方がいいのではと、小さな個室の中に入っていく。

「…………はじめて来ました、こういう場所」

あなたの場合は慣れてそうだなぁと、頭一つ分くらいは目線の違うあなたを見上げた。
(-73) 2022/09/29(Thu) 8:26:29

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「すれ違い……。
迷惑には思ってないみたいだから、オレはそれで十分だけどねえ。

んー?そういうのも心配って言うんじゃないかとオレは思うけどねえ。ロビンちゃんが本当に後輩に慕われてて何よりだよお。
今後ともよろしくなあ……?」

実際のところ、キミと話題の人物と、何があったかなんて知らないままだ。ただ、大事にされているのだろうと、汲み取れたのはそんな事ばかり、こちらももうとっくに珈琲はなくなってしまって、かつ、と音を立ててテーブルに戻し。
おかわりをもらうか悩んで…やめた。どうせこの後酒浸りになる。

「え。してないしてない!
ロビンちゃんがかわいそうだろお?
オレの話題が下品なのはどうしようもないけどねえ、ロビンちゃん自身は巻き込まないし、性的な目でも見ないようにしてんの。
昨日のスライム風呂の後ヤバかったあ……。
あ、オレからは指一本触れてないから安心しろお?」

彼以外は可哀想ではないのか、という現実は横に置くとして。
ないない!とあり得ない事でも言われたように手も振るし、先日の珍事件だって、いやらしい事などなかったと潔白をアピール。

異動の話だって、ちっとも知りはしないから、キミの上司は汚したいしていないと訴えかけ。何の話か。
(-74) 2022/09/29(Thu) 8:27:51

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「へー……………」

間。

「まぁ、それならそれでいいですよ。
 俺にとって重要だったのは、課長があなたを食事に誘った事実です」

自分は誘っても応じてもらえないままだし、きっとこれからもないだろう。

望月課長がそれでどうするつもりなのか。
それは自分には知りようもないし、もう聞くつもりもないけれど。
想像の通りであったらいいと、そっと息を吐いた。


―――それはそれとして。

「潔白をアピールしていただけるのは大変良いかと思うのですが、相手が俺ですと慎重になられたほうが良いと思いますよ。
 あんまり必死なので、大分苦しいんですよ。
さっきから


もう本当。
こんな性癖嫌だと思った。
(-75) 2022/09/29(Thu) 8:41:06

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「やだなあ運動習慣…………」

何せキミにつきまとうのを、行き先がジムというだけで回れ右するような男だ。素直に飾り気も何もない言葉がぽろりと漏れた。
遊びとして動くのなら、今の通り、多少はやる気も出るのだけどと、ラケットを表、裏と、くるくる回りながら、誰に八つ当たりをするわけにもいかずに唇を尖らせ。
男がしても可愛いしぐさじゃない。

「おっしゃ、じゃあやりますかあ。
はは、いいねえお願い権。んじゃあ負けられないねえ……!」

素直にここで賭け事に金銭を持ち出したら怒られてしまうのだろうな。だから黙っておいた。姑息。

打ち合いが始まれば、特に手を抜く気はない真剣勝負。
運動自体は嫌いではあれど、そう極端に不得意とまではいかなかった筈ではあるが、もう30も半ば。状況は……。

(38)2D100-20



/*
ご提案ありがとうございます。
後半体力の問題で失速する筈ですので、こちらもほんのりと1割減のデバフをかけておきます。
(-76) 2022/09/29(Thu) 8:43:58

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「……う、うん。まあ、メシは楽しんでくるよお」

妙な相槌については、此方が何かしら言ってしまったのだろうかと、声を詰まらせるものの、あまり深くはつっこむまいと曖昧な同意で締め括ろうと、して。

「うわ、あー、そうだった!ごめんなあ、つい、こう、あんま瑛ちゃんと話したこともないし、ロビンちゃんとの話も出来るしで一方的に盛り上がっちゃってえ……。
知ってんのに、ホントすまん! ああ……どうしよう。オレでよければしゃぶろうかあ?」

セクハラはしないと言ったのはあくまでただ一人だけであり。
キミは当然セクハラ対象の相手なのである。
一応本人としては、何かしらの責任を取らねばという焦りからのそれなりに真剣な提案ではあるが、言い草ははっきり言って最低だ。
(-77) 2022/09/29(Thu) 8:51:25

【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信

/*
先に卓球の結果振っチャオ
(43)2D100-60
(-78) 2022/09/29(Thu) 9:02:03

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 望月 ロビン

「望月さん……? ありがとうだなんて、そんな。
 っ、あ、おっきぃ……。
 あの子……いえ、僕にとっては十分どころかこんなことされたのははじめてで。うわ、あ、あ、ちょっとすみません」

抵抗する気分にもされず、注がれる言葉に呆気にとられれば腕に抱かれ、吸い込まれるように抱擁をされた。
心臓が激しく鳴り響き頬が紅潮する、俯いた顔が鍛えられた望月の体躯の真横にあって落ち着かない。
誰でもと言われても一つ一つ不安をほどき溶かしてくれる人もそういない、素直な思考で受け取った体温と言葉に鹿籠の身体は熱っぽくならないはずがなかった。

「そ、そんなこと言われたら…………う、うぅ……。
 一人で嬉しくなってしまいますね……こんな状態なのに。
 評価等、は頂いているものや処遇で……つ、伝えられています、足りないなんてことは、なく……」

自分の中の甘やかな感情と劣等感が混ざりあって思わず身動ぎをする、申し訳ない気持ちになりながらもこれ以上抱かれれば意思とは沿わず体が勘違いしてしまいそうだ。
それなのに、一歩後ろに下がれば解放してくれるであろうこの腕を惜しく思ってしまう心が情けない。

「そんなにみていてもらっ、て、有難うございます。
 お手数をお掛けしまして、……いや、うぅぅ、本当にすみません、……あの…このままで
また撫でてもらってもいいですか……
(-79) 2022/09/29(Thu) 9:15:53

【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛

「……なお、す?」

もし、そんなことが出来れば迷惑をかけなくてすむ。
一人に焦がれて誰かを妄想の果てで犯すこともない。

願ったりかなったりの提案に対して鹿籠の瞳は妖しく揺れていた。
途端、寝ぼけ眼だったその顔をあなたに近づき、その熱い吐息を飲み込むように口づけをする。行為でも控えめであったその先、口内へと舌を潜り込ませ唾液を吸うように何十秒押さえつけていただろうか。



漸く離れた唇をなめて、目の前の鹿籠は蕩けるように微笑んだ。

いやよ、アナタの性欲も減っちゃうじゃない嫌ですよ、貴方が欲情することが減ってしまう

みんなワタシのためにたっくさん発情してもらわないとたくさん見たいんですよ、貴方が乱れるところも僕を犯すことも




「ふむさん、あの日から僕以外のこと抱いたんですか?
 それとも抱かれましたか? 
教えて下さい、全部。

 ふふ、僕のことそんなに大事にしてくれて、なんだか嬉しくて」

緩慢だった動きから先日と同じように跨がるその視線は、あのときよりも高く高圧的に見える。
顔を両手で掴んでこつりと額を合わせ瞳を見つめる。
普段ならしない仕草を楽しそうにしてみせれば耳元に潜り込んだ。
ほう、と熱い息を吹き掛け形の整った耳朶を食む、しばらく啄むようなキスをして堪能してからようやく口を開いて。

「まだ知り足りないです。もっと、もっと教えてください。
 僕を知って味わってください。
 これからもっと仲良くしましょうよ付き合うのはそれからでも遅くないですよ
ね?
(-80) 2022/09/29(Thu) 9:47:20
鹿籠 吉弘は、ある時期の記憶がない。
(a14) 2022/09/29(Thu) 9:59:17

鹿籠 吉弘は、昔の記憶がなくとも困らないし、不便に感じさせられたこともない。
(a15) 2022/09/29(Thu) 10:01:24

鹿籠 吉弘は、「それにしても、実家の場所も忘れたなんて。困らないからいいんですけど」
(a16) 2022/09/29(Thu) 10:05:11

【赤】 研究員 鹿籠 吉弘

この部屋に来るのも数度目だ。
マッサージによる血流の安定から眠ることが増えたがそれ以上は異常も、……異常も、なく……。
とんでもない体験をなんどかしたこと以外は異常はない。


「雲野はもう来ていましたか。
 お疲れ様です、やっと一緒の部屋で寝れますね」

相変わらず言葉選びがおかしい様子は初日程度に戻っている。
本日は発狂していないようだ。

「これは、愚痴でも憂いなんでもないのですが……」

今日のアロマは何にしようか、いくつもある瓶を振りながら悩むしぐさをする。あなたの気まずさなど気に求めないように。

「この会社って一度入ると
情でやめられなくするのめちゃくちゃ上手いですね。
 あれだけ死にたかったのに、もう離れたくなくなっちゃいました。一人ならともかく複数人で取りかかられるんですよ、僕そんなに死に急いでましたかね」


ここの二人にも自殺は止められようとしていたことはまだ知らない。
(*5) 2022/09/29(Thu) 10:22:29