人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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【独】 アクスル

/*
短いロルの応酬がすきって言ったのもきいてくれて
尊みが過ぎてしんどいすき

すき
(-101) 2020/10/01(Thu) 22:17:35

【独】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月

/*
駄目だ頭が働かん
いったんねます
ごめんね
(-102) 2020/10/01(Thu) 22:25:46

【秘】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月 → 二年生 小林 友

[すごくなんか、無いよ。
 ぐちゃぐちゃした感情を、「報われる」なんて言葉で誤魔化しただけ。
 何度も書きなおして、ついには消してしまった、ささくれだった心>>+0。

 人魚に思いを寄せたように、私のことも見てほしい。
 頑張ったんだねって言ってほしい。
 ユウ君にそう思ってもらえるだけで、私はきっと救われる。

 その根っこはプラスの思いのはずなのに、いざ言の葉を選ぶと醜くなってしまう。
 だからおどけて、本心を隠して、伝える勇気もない癖に察してほしがって、ヒロインに嫉妬して、
 
 
こんな私、嫌い。]
(-103) 2020/10/01(Thu) 22:35:33

【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月



 やった、読書家のユウ君にほめられた!
 だけど、俺には無いもの>>L4だなんて、変なの。
 ユウ君だって生きてるのに。



[図書館で出会った影を思い出して、ちょっと自信が揺らぐ。]


 ……生きてるよね?

 

[むしろ、私の方が幽霊だと思われていたりして。
 ちょっと想像して、くすりと笑った。]
(L6) 2020/10/01(Thu) 22:36:46
公開: 2020/10/01(Thu) 22:40:00

【置】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月


 すっごい変なこと聞くんだけどさ、
 ユウ君、図書室で、私のこと見てびっくりしてなかった?
 意味わからなかったら、全然スルーしてほしいんだけど!



[なんて、そんなこと聞いてみたり。]**
(L7) 2020/10/01(Thu) 22:37:42
公開: 2020/10/01(Thu) 22:40:00

【独】 HNアキナ 本名は 早乙女 菜月

/*
ちょっとだけでも……って思って細切れに落としてるけど
話し進めるところまで行かん。

ねみーーーーーーーーーー
(-104) 2020/10/01(Thu) 22:38:25

【独】 使用人 リフル

/*
あれだな、オレがなんか全然見逃し全スルーしてたら土下寝もんなんやが、その時はその時で言ってもらえたら!いいな!
(-105) 2020/10/01(Thu) 22:46:28

【人】 二年生 小林 友



  なんでも、しんとした、
  澄みわたった夜が、星たちには、
  いちばん好きなのです。
  星たちは、騒がしいことは好みませんでした。
  なぜというに、星の声は、
  それはそれはかすかなもので
  あったからであります。

  ─────『ある夜の星たちの話』
             小川 未明

 
(47) 2020/10/01(Thu) 22:50:26

【人】 二年生 小林 友

[結局「アキナ」の情報もないまま
 家に帰ってきてしまった。

 顔色を覗き込むような母親の顔から逃げるように
 自室に籠って、俺はまた本を開くだろう。

 読み慣れた本の世界に、ではなくて
 目に見えない女の子との会話に夢中。

 いっそ、ソシャゲの推しを引くために
 ウン万つぎ込んでる、とかの方が
 親も心配しなかったかもしれない。
 ……なんて、部屋の外から話しかけてくる
 か細い母さんの声を聞いて思うんだ。]
(48) 2020/10/01(Thu) 22:50:44

【人】 二年生 小林 友


  「……ねえ、リビングでお茶しようよ」

  …………。

  「あなたが好きだった、裏のケーキ屋の
   バームクーヘン、あるわよ」

  …………。

  「ねえ、友。何かあったら話した方がいいわ」

  ……何も無いよ。今、本読んでる。

  「何も無いなら、それでいいから。
   一緒に顔みてお茶飲もうよ」

  ……本、読んでるから。

  「…………そっか、ごめんね」
(49) 2020/10/01(Thu) 22:51:33

【赤】 アクスル

 
[それは例えば寝癖で一束だけ跳ねた髪を
 見つかってしまったときや
 声を上げて笑ってしまったときに
 吐き出された溜め息とは
 質が異なるものだ。>>*21

 温かい吐息と彼の言葉が
 開かれたワイシャツの間の肌を撫ぜ
 熱を持つ二粒とその奥の心を震わせる。]


   ……、……


[脂汗を噴き出させる痛みは
 相変わらずあった。

 けれど、味わったことのない幸福感が
 次から次に溢れてもいて
 痛みによる辛さと綯い交ぜになる。]
 
(*22) 2020/10/01(Thu) 22:51:38

【赤】 アクスル

 
[新しい自分に変わっていく。
 けれど、不思議と怖くはない。

 
────かの男も、復活を遂げる前には

 
手足を貫かれて磔られ、痛みを伴ったものだ。


 生まれて初めて吸った空気は彼の――、
        在原治人の、匂いがした。]
 
(*23) 2020/10/01(Thu) 22:51:41

【赤】 アクスル

 
[濡れる顔を包むように触れられれば
 混ざり合ったそれらはいよいよ
 結合してしまったのだろう

 嬉しい、正の感情だけが残り

 とろりと蕩けた瞳で
 彼の左目、……右目、…また左、と見つめ
 頬は血色を取り戻し淡く色づいていった。

 同じ色の唇を、ゆっくりと動かす。]


   ……、……


[けれど、饒舌になった彼とは裏腹に
 僕の口からは言葉が出てこない。

 貴方のことをもっと知りたい。
 僕のことを知って欲しい。

 そんな欲が確かにあるのだけれど
 音に換えることが出来ない。
 頬に伝わる温もりに、声を奪われてしまって。]
 
(*24) 2020/10/01(Thu) 22:51:45

【赤】 アクスル

 
[七週の間、
 何度焦がれ、何度妬んだことだろうか。

 あの標本を作り上げたこの掌に。]



   (あったかい……)



[安くはない代償を払って
 危険な海の外に出て
 最期には泡になって消えてしまうだなんて
 馬鹿のすることだと思っていたけれど

 W声を犠牲にしてでも逢いに行きたいW

 その気持ちが少しは理解出来た気がする。]
 
(*25) 2020/10/01(Thu) 22:51:48

【赤】 アクスル

 
[言葉で教えて貰うのではなくて
 この世界一の職人の掌を通じて
 教えられたい。

 贅沢にも、そう願ってしまう。]


   ……。


[唇を結び直せば、緩く弧を描かせて
 ふ……、とただ微笑みを浮かべた。

 貴方に仕上げられることを
        望むだけの作品だ。**]
 
(*26) 2020/10/01(Thu) 22:51:51

【人】 二年生 小林 友

[─────昔、小学校の頃
 俺はいじめにあっていた。

 嫌なくじ引きに当たった……みたいな
 特に深い理由もなくそれは始まった。
 朝一番の「おはよう」に誰からも返事がなくて
 それを切っ掛けに、靴が無くなり
 教科書やノートも消えた。

 友達だと思ってた人達が、
 ある日突然敵に変わる。
 何故?と問うても誰も答えない。

 それで……少しだけ、堪えてみようと思った。
 何が原因かは分からないんだから
 少し待てばまた前みたいに友達になれると思って。

 待って、待って、待って、待って、
 待って、待って、待って、待って……
 でも全部元通りになるより先に
 俺の心が折れる方が先だった。]
(50) 2020/10/01(Thu) 22:52:00

【人】 二年生 小林 友



  かあさん、おれ、がっこういきたくない。


[そう、勇気を出してしぼりだした時
 母さんは半狂乱になって、自分を責めてしまった。
 何も気が付かずのんきに息子を学校に送り出して
 暗い顔してても勇気を出せと言うばかりの
 何も分かっていなかった自分を。

 結局、母さんが学校に突撃して
 いじめは急速に収まったけど……
 でも元通りにはならなくて。
 というか、元通りに接しろ、なんて
 俺自身が無理だった。

 元通りに笑えないし、喋れない。
 何話していいかも分からない。
 相手の目を見た時、冷たく歪んでたらどうしよう
 ……そう考えたら、目すら合わせられなくなった。]
(51) 2020/10/01(Thu) 22:52:31

【人】 二年生 小林 友

[そうして小学校を卒業して
 中学から、高校まで。
 幸いまたいじめられることはなかったけど
 一度ついたオドオドした態度は変えられない。

 特にこの桐皇なんか、良い奴ばかり。
 ……だけど、俺だけがずっとダメなまま。

 何も心配いらないよ、母さん。
 あんたの息子は今日も
 良い奴にだけ囲まれて過ごしてた。]
(52) 2020/10/01(Thu) 22:53:04

【置】 二年生 小林 友



  今家に帰ってきた。
  数学の磯崎の宿題たるい……。
  アキナはもう終わった?

  今日のこのカニは……『大きなカニ』?
  俺が読んだ時には少し不気味な話だと
  思ったけど……このカニは可愛い。

  毎年富山のじいちゃんが
  カニの解禁の時期になると
  「帰って来い」ってうるさいんだよね。
  今年も言われると思うと気が重いけど
  カニ食ってる間だけは許せる不思議。


 
(L8) 2020/10/01(Thu) 22:54:06
公開: 2020/10/01(Thu) 22:55:00

【人】 二年生 小林 友

[他愛のない会話だって自分でも思う。
 本当に面白いやつはもっと違う話をすると思う。

 それでも必死こいてる自分を
 どっか冷静な自分が冷ややかに
 笑ってることすらある。

 それでも。]
(53) 2020/10/01(Thu) 22:55:17

【秘】 二年生 小林 友 → HNアキナ 本名は 早乙女 菜月


[それでも、繋ぎ止めたくて。
 こっちを向いて欲しくて。]
 
(-106) 2020/10/01(Thu) 22:56:09

【独】 二年生 小林 友



[欲を言っていいなら、もっと知りたい。
 どんな顔して笑うの、とか。

 そんなの、手紙で聞けるかよ。]

 
(-107) 2020/10/01(Thu) 22:58:37

【人】 二年生 小林 友



[たったそれだけなのに
 神様はひどく残酷なことをする。]*

 
(54) 2020/10/01(Thu) 22:59:27

【置】 二年生 小林 友

[そりゃあ、違和感なんかたくさんあった。]


  何言ってんの?!(笑)>>L6
  俺はちゃんと生きてるよ!
  アキナと同じ世界の人間だよ。



[図書館に返してなくっても
 便箋は更新されている、とか。]


  俺、もしかして─────
  何処かでアキナに会ってたのかな?
  ……とかいうと、なんかナンパっぽいけど
  そんなんじゃなくて、本音ね!

  てか、アキナ俺の事知ってるの?>>L7



[図書館に行ったのはあの日が最後で、
 あんだけビックリしたのは数億年ぶり。]
(L9) 2020/10/02(Fri) 0:33:13
公開: 2020/10/02(Fri) 0:35:00

【置】 二年生 小林 友



  …………アキナこそ、生きてるよね。


 
(L10) 2020/10/02(Fri) 0:33:56
公開: 2020/10/02(Fri) 0:35:00

【秘】 二年生 小林 友 → HNアキナ 本名は 早乙女 菜月


  俺自身は、もう幽霊みたいな
  ものかもしれないけどさ。

  でも、なんでそんな怖いこと言うんだよ。


 
(-108) 2020/10/02(Fri) 0:34:54

【秘】 二年生 小林 友 → HNアキナ 本名は 早乙女 菜月



  ホント、馬鹿なこと言ってると自分でも思うけど
  俺が死ぬより、アキナが死んでるって方が嫌で、

  ───── 一瞬でこのクズな命が尽きるより
  クズが何の希望もなく生きる方が辛くね?


 
(-109) 2020/10/02(Fri) 0:38:25

【人】 二年生 小林 友

[俺がバスケ部でもないし陽キャでもない
 ただの卓球部のクソ幽霊部員で、
 教室の隅っこで震えてるだけの人間だって
 アキナにだけは知られたくない。
 知られたく、なかった。

 なのに、どうしても会ってみたくて、
 勇気出して陽キャに声なんかかけて。
 矛盾してるのは分かってるけど、でも。

 なのに、違和感は募るばかり。]
(55) 2020/10/02(Fri) 0:41:59

【置】 二年生 小林 友



  明日の放課後の図書館、
  童話の書架の前で、待ってる。



[生きてる俺を見れば、アキナも安心するかも……
 否、俺がただ違和感を払拭したいだけかもしれない。]
(L11) 2020/10/02(Fri) 0:47:13
公開: 2020/10/02(Fri) 0:50:00

【人】 二年生 小林 友

[だって、おかしいだろ。

 友達とカラオケも行けない世界って?

 田舎のじいちゃんが「帰ってくるな」って?

 街から人が消えて、

 世界中で戦争みたいにひとが死んで……

 おかしいだろ。ありえないだろ。

 漫画かハリウッド映画の世界みたいじゃん。]
(56) 2020/10/02(Fri) 0:51:57