人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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視点:


ラサルハグは、誰もいない教室で静かに本をめくっている。施設に所属する大人たちの所感を書き連ねた資料だ。
(t18) 2021/06/05(Sat) 19:34:30

ラサルハグは、情報を洗い、便箋の上で万年筆を走らせ始めた。
(t19) 2021/06/05(Sat) 19:35:17

【秘】 『一番星』 スピカ → 受容者 ルヘナ

>>-123

「もう……みんな一番星って呼ぶわね」

でも、悪い気はしなかった。
自分の想う一番星とルヘナのいう一番星は
形は違っても、
想いを込められているのは確かだと感じられる。

「うん、大丈夫。
 周りにも星があることだって、今はわかるの。
 一人きりで輝く星じゃないんだって。
 みんなが私を支えてくれるし、
 私もみんなを支えるから。
 ……だから、私はみんなと歩んでいきたい」

でも、願うことならば。
ルヘナと連星として輝きたい。
その想いはもう告げることはないだろう。


……ギムナジウムの日常は続く。
平和な日常の中に不穏な影が混ざろうとも、
もう星が昇るのを妨げるものはない。
いつでも、星を仰げば光が見えるように、
皆で歩んでいこう。
(-124) 2021/06/05(Sat) 19:47:10

【人】 戸惑い メレフ

>>31 シトゥラ

「いや…………ま、間に合ってる…………
 
 ああ、聞かれてるの……今の気持ち、だったよな。

 …………………………
死んでてくれた方が気が楽だった


めちゃくちゃに気まずそうな顔で、ちょっとだけひきつったような笑みを浮かべて。
足早に逃げていった。

後日、ちゃんと謝りに行くだろう。ご迷惑をおかけいたします。
(34) 2021/06/05(Sat) 19:49:54

【置】 褐炭 レヴァティ

 

 ──陽の落ちる頃の屋上。

「……俺も誰かさんみたいに忘れられたら良かったなァ」

 柵にもたれかかって ぽつり、呟いた。

「きっとそれも、都合の良いだけのとは違うんでしょうけど」

 それでも、つい夢想する。
 
 
"赤ずきんは狼に食べられたままの方が   
         幸福だったのではないか"
 
 

 そんなことを最初に考えたのはいつだっただろう。
 校正前には、赤ずきんとおばあさんを助けてくれる猟師なんて
 いなかったのを知った時に、深く考えた気がする。

 赤ずきんにとって、家は帰りたい場所だっただろうか?
 赤ずきんは、お母さんが好きだっただろうか? おばあさんは?

 口だけでは何とでも言えることを、
 レヴァティはよく知っている。

 家
(施設)
が帰りたい場所でなく、
 出先
(外)
にもどうしてもいたいわけでない。
 祖母の死
(子どもたちが『居なくなる』)
の原因の一端が
 自分であることも知らず、狼
(誰か)
に食べられた。

 レヴァティは、そんな赤ずきんも
 いたかもしれないと思っている。
(L4) 2021/06/05(Sat) 19:54:20
公開: 2021/06/05(Sat) 19:55:00

【置】 褐炭 レヴァティ

 

 レヴァティは頭が良かった。
 何かを知ることが上手だった。
 よく考えることができた。

 だから理想通りでない真実を知って、戻れなくなった。
 ずっとずっと、知らなかった頃の自分に戻りたい。

 けれど、そうさせてはもらえないし、
 出来たとしてもそうする気はない。

「なんでもかんでも、思うだけ言うだけですけんね」

 それでもレヴァティは、思うし、言う。

 そしていつかの先に、
 素直な言葉を吐けなくなった自分から
 零れ落ちたものを拾い集めてくれて
 ここでないどこか攫ってくれる、
 そんな誰か
(狼)
さんに、ずっと期待している。

──そんないつかの先は、そう遠くなく存在します。
 
(L5) 2021/06/05(Sat) 19:54:23
公開: 2021/06/05(Sat) 19:55:00

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

かりかりと万年筆が走る音で満ちていた空き教室。
誰もいないその空間に、異物のように存在する赤い男が一人。
事実、その男は平和なギムナジウムにとっては異物なのだ。

「……ふう」

最後の一文を書き終えると、小さく吐息をこぼしながら用意したものを改めて見直す。
一枚の便箋と何かの名前が羅列したメモ。それを入れた質素な封筒。未開封の何かのケース。それらを全て閉じ込める小箱に、シンプルな鍵。

これは私からの置き手紙。

未来を生きる子供に贈る、一つの愛。

時間の指定は──とある子供が卒業した時。
(@43) 2021/06/05(Sat) 19:54:58

【秘】 徒然 シトゥラ → 受容者 ルヘナ

>>-122 

 あまりかわらないのだけれど、といいかけて辞めた。
 そういえば部屋に呼んだのは"別の裏切者"だったか。
 いつのまにかよんだと勘違いしていた

「ねぇ」
 
 何もない部屋だけど、最低限の家具だけど
 これから君とまた新しい学びが増えていくと思う。

「俺のことを知って?
 抱きしめて、……たくさん求めてね? 約束」

 部屋に連れ込めば手を引いて抱き込む、
 閑散とした寂しい部屋が
 二人分の温度が入ったことにより暖かくなる

 口寂しかった時間も、餓えていた孤独の時間も
 これからは愛する協力者ですべて埋めていこう。
 だって俺はあなたのもので、あなたは俺のものだ。
 
「どうぞ召し上がれ」



 あなたを見下ろしながら欲が籠もったした視線を寄越す。
 重なる唇と、吐息はこの先を願っている。
 与え与えられることを疑わない、共に生きると決めたのだから。
 誘うセキレイの瞳は番を離さない、
 旅立たぬ鳥たちは居所を見つけ、そしてすべてを手にいれた
(-125) 2021/06/05(Sat) 19:55:20
ラサルハグは、贈り物を閉じ込めた箱を森のどこかへ埋めて隠した。
(t20) 2021/06/05(Sat) 19:55:30

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

「……この鍵をそのままこっそり置いていっても、気付かれなかったり紛失したりするかな。

ふむ……。……これしかないけど、今はこれで我慢してもらおうかな」
(@44) 2021/06/05(Sat) 19:55:48
ラサルハグは、首から下げていたチェーンに手を伸ばす。
(t21) 2021/06/05(Sat) 19:56:02

ラサルハグは、結婚指輪を自分の薬指へと通した後、使う必要のなくなったチェーンを鍵に結びつけた。
(t22) 2021/06/05(Sat) 19:56:18

褐炭 レヴァティは、メモを貼った。
(a28) 2021/06/05(Sat) 19:57:27

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 受容者 ルヘナ

とある時間帯。

ルヘナの部屋のドアノブに、何かが結ばれた銀の鎖がかけられている上に隙間に小さなメモが挟まれていた。取るも取らないも少年の自由だ。

鎖の先にある何かは白い布で覆われ隠されていたが、取り払うと一つの小さな鍵が姿を見せるだろう。
また、メモ書きには森のとある地点を示す地図が添えられ、更にほっそりとした字が並んでいた。

『ルヘナへ

貴方が卒業するとき、もし先生の事をまだ覚えていたとしたら地図が示す地点に赴いてみるといい。
そこに貴方の贈り物を隠しました。私からの卒業祝いです。

嘘をついてごめんね。


愛を込めて ラサルハグ』
(-126) 2021/06/05(Sat) 19:57:29
シェルタンは、ギムナジウムがこれからもいつも通りであるよう、願った。
(a29) 2021/06/05(Sat) 19:58:07

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

これから多くの経験を経て卒業をする事になるであろう少年は、男の手紙に従うだろうか。

数年先の貴方を想ったタイムカプセルには『未開封の万年筆』と『"悪い大人"ではない、信頼できるであろうギムナジウムの職員のリスト』が入っている。
リストはラサルハグの視点で決めた人選であるが、子供達を傷つけない者たちである事は確かだ。
どの道を選ぶことになったとしても、きっと力になってくれるだろう……そう考えてのことだった。

わるいおとなの、これが最後の贈り物。
ギムナジウムを去る男の最後の愛だった。
(@45) 2021/06/05(Sat) 19:58:11
シェルタンは、願って。出来るだけより良くできるように、変えていくだろう。
(a30) 2021/06/05(Sat) 19:58:25

夢の続きを イクリールは、メモを貼った。
(a31) 2021/06/05(Sat) 19:58:59

【置】 徒然 シトゥラ

大人を愛した少女に花束を。
あなたの誕生日はいつでも祝う。

あなたが覚えていてくれるという限り、
ボクは何度だって約束しよう。

盲目な魔術師に口付けを。
餌を与える方法はまだつたないけれど、
いつだってあなたの傍にはボクがいる

真実を見てもきっとあなたは傍に居る。


狂気を抱えた裏切者に愛を。
あなたが抱えた矛盾もすべて許そう。

あなたが居られる場所はここにある。
いつだってお茶会を開いて歓迎するよ。

親切な赤ずきんに願いを。
あなたの願いはボクが貰う。

必ず叶えてみせるから、だから忘れないで。
どうか、信じて欲しい。

その力が手に入るまで大人になるまで待っていて
(L6) 2021/06/05(Sat) 19:59:37
公開: 2021/06/05(Sat) 20:00:00

【独】 『一番星』 スピカ

―――ある朝。

今回の騒動に関係した者が、
みな特別な事情を持っていたように、
スピカもそれを持っていた。


厨房でパンを捏ねるスピカの姿。
ああ、数日『いなかった』だけで、
こんなにもパンが恋しいなんて!

彼女にとってパンを捏ねることは
日常の象徴であり、だからこそ、
今こうしている自分に、何より安堵できる。


食堂のパンは、再び美味しくなった。
毎朝、食堂にみんな『いる』ことに安堵できるように。
いや、安堵しなくても、それが当たり前になるように。
その当たり前に、美味しいパンを添えたくて、
今日もスピカはパンを捏ねた。
(-127) 2021/06/05(Sat) 19:59:54
メレフは、少しだけ未来を見られるようになった。信頼できる友人と一緒に。
(a32) 2021/06/05(Sat) 19:59:58