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【墓】 朝日元親一昨日はサボり、昨日は保健室。 今度こそ部活に穴を開けるわけにはいかない。 今朝も早くに登校していた僕は、定刻通りの朝の放送の音を聞く。 「…………?」 放送に、声はない。 本を読んでいた顔を、上げた。 (+2) 2021/11/02(Tue) 21:18:38 |
朝日元親は、席を立った。 (c0) 2021/11/02(Tue) 21:34:57 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜/* 変な笑いが出ましたわ。 現行の秘話終わり次第、放送直後の時空で放送室に向かわせていただくかと存じます。 見つかるか見つからないかはどうぞご随意に。 一応、薬の結果朝日くんの異能が強化されていることはお伝えしておきますわ。 (-12) 2021/11/02(Tue) 21:38:29 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜「……僕、別に大人しい奴のつもりはないですからね。 目立ちたくはないだけで」 運動が嫌いなのだってそうだ。 脚の速さもスタミナもあるハイエナが、どれだけ手を抜けば目立たず普通にいられるかだけを考えていた。 「先輩の言う通り、精々そうしてやりますよ。 この異能のお陰で得したことも、冷静に考えればないわけじゃないですし」 例えば、食費が浮かせることだったり。 例えば、軒並みならない嗅覚でいろんなことを察知できることだったり。 「そう思えるくらいには、今は落ち着いているつもりです」 撫でられても僕は拒みはしなかった。 子供扱いのようだとは思っても、別に悪い気はしなかったというのがある。 それを全て、拒絶するのも面倒だと思ったことにして、ただ大人しくしていた。 (-18) 2021/11/02(Tue) 21:56:27 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな陽光 守屋陽菜「……勿論ですよ。 体調崩したまままた登校できないなんて、これ以上そんな失態はしたくありませんし」 こんなことを言っても、説得力がないな。 そう思うと笑えてきた。 「まあ、さっきも言いましたけど、反省はしていますから。 今日は帰っても安静にしていますよ」 そう言ったところで、帰る先がどこなのか思い出して独りでにイラッとした。 前髪の下で眉間を顰めれば、目の前の先輩にそれを気付かれないよう、意識して息をつく。 「それじゃあ、先輩。また明日」 ベッドの上から、僕は先輩を見送った。 (-39) 2021/11/02(Tue) 23:32:24 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜────そうして、時は翌朝まで進む。 無音の放送を聞いた僕は、放送室へと足を運んだ。 考えられたのは、まず機材の故障。 まずと置くからには一番有り得ると思っていた。 いや、そうであって欲しいと思っていた。 勿論、もう1つの可能性だって考えはした。 一昨日前に先輩に言った、洒落にならない言葉が頭を過る。 「……守屋先輩」 静かに、部室の扉を開ける。 壊れそうな勢いでこの扉を開けていた先輩の姿を探す。 そこに先輩がいれば、それでいい。 機材が壊れたと、困り顔をしている方が、もう1つの可能性よりずっとマシだ。 そう思うのに扉が開く直前、つい嗅覚と感覚を研ぎ澄ませてしまう。 (-47) 2021/11/03(Wed) 0:34:24 |
朝日元親は、静かに、放送室の扉を開けた。 (c1) 2021/11/03(Wed) 0:52:01 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「……」 嫌な予感は的中したのかもしれない。 前髪の下で僕は目を伏せて、匂いを辿ると空の小瓶とペットボトルに近付いた。 「 …………そう 」それが何か、僕はよく知っている。 だから、まず小さくそう漏らした。 「僕が来た時には、彼しかいなかったよ」 後から来た楢崎に状況を伝えた。 ブースの中に、鏡沼の姿があるだろう。 (+8) 2021/11/03(Wed) 2:07:21 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「ここにいる、っていう判断に理由はある? もしあるんなら、もう少し気を引き締めて探す。 ここにいないんなら、ここをどんなに探しても無意味だよ」 僕は鏡沼に尋ねた。 (+10) 2021/11/03(Wed) 2:20:49 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「僕は精神系の異能のことは詳しくないけど。 つまり、先輩があんたを認識してるから、僕にはあんたが見えた。 そうでなければ本当はあんたはここにいない。 ここにあんたがいることが、先輩がいる証拠……ってことかな」 「……それなら、納得はできる。 前は先輩のこと、匂いで見つけることが出来たけど。 今は、どうだろうね。やってみるけど」 (+11) 2021/11/03(Wed) 2:44:48 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜/* この後少し頑張って異能を使います。 それで見つけることが出来るか、そちらの判断にお任せしますけれど……確率はありますでしょうか? 文面の方に少し変化があるものですから。 (-73) 2021/11/03(Wed) 2:52:43 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜/* もうひとつ質問ですわ。 小瓶の中にある薬でしたけど、液体だったかと存じます。 ペットボトルの水に混ぜて飲んだのでしょうか? ペットボトルにまだ水面があるということは、その中に薬液が少しでも残っている可能性はあるでしょうか。 揚げ足取りのような質問ですので、なければないで構いませんわ。 (-74) 2021/11/03(Wed) 2:57:35 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜/* よかったですわ! では、少し朝日くんにはまた体を張っていただきましょう。 描写、お待ち致しますわ。 時間も時間ですから、無理なさらずにごゆるりとどうぞ。 (-78) 2021/11/03(Wed) 3:09:53 |
【墓】 朝日元親聞こえた水音に振り返った僕は、つんと酸っぱい匂いに一瞬顔を顰めた。 顰めたところで前髪の向こうだ。 大してわかりはしないだろう。 慌てた様子で駆け付けたもう1人の鏡沼。 さきほどまで居た彼が消えている以上、こちらはこちらで何かがあったということだろうが。 「何か、した?先輩が? ───あのバカ! 」僕は盛大に舌打ちをした。 見つけられるかわからないなんて悠長なことを言っている場合ではないらしい。 何がなんでも、見つけなければならない。 (+13) 2021/11/03(Wed) 3:40:09 |
【墓】 朝日元親そう思った僕の視線の先に、 空の小瓶とペットボトルが映った。 あの薬を飲んだ時、僕がどうしたか。 そして先輩も同じようにしたとしたら。 そう思った時にはもうペットボトルを手に取っていた。 この中が、 ただの水 でもそれはそれで構わない。そうでなかった時、 少し確率が上がる 程度の博打でしかないのだ。これは。 (+14) 2021/11/03(Wed) 3:43:08 |
朝日元親は、ペットボトルの栓を開け、残った水を飲み干した。 (c3) 2021/11/03(Wed) 3:43:42 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜僕が昨日ほどの眩暈に襲われたかどうか。 薬液がどれほど残っていたかによるだろう。 たくさん残っていたとしても、昨日のようになってやるつもりはなかったけど。 怒ってんだよ。 分かってる?先輩。 少しは僕のことも信用して、大人しく待っていてくれたっていいじゃないか。 /* 差し支えなければ、表でペットボトルの中身について描写頂けると助かりますわ! (-80) 2021/11/03(Wed) 3:49:30 |
【墓】 朝日元親────正解だ。 あながち僕の勘も、馬鹿にはできないらしい。 勘と言うには推理に近かったけど、無事正解を引き当てた。 口の中に残る、ただの水とは違う味。 ぐらりと足元が揺れるような眩暈。 吐きそうだ。でも、意識を手放してなんかやらない。 今回は、この副作用の覚悟も決めて飲んだんだ。 でもこれ、また部活に顔出せそうにないかもな。 でも今回は、謝ってなんかやらないよ。守屋先輩。 (+16) 2021/11/03(Wed) 4:18:47 |
【墓】 朝日元親そこにいたはずの鏡沼の姿が消える。 あいつはあいつで何かしてるんだろう。 身体を張るのは何も、僕だけである必要はないだろうから。 感覚がまた鋭くなるのを感じる。 吐き気を堪える口許から、骨砕歯と裂肉歯が覗く。 僕は、先輩の匂いを探す。先輩の匂いを辿る。 絶対に僕が見つけてやるなんて約束は出来ないけど。 今回ばかりは、必ず見つけると。 執拗いハイエナは、そう強く思う。 (+17) 2021/11/03(Wed) 4:24:51 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜こんな異能にも、助けられることはあるんだよ。 今ものすごく胸糞悪いし、頭だって痛いけど。 でも見つけるよ。 見つけてみせる。 僕は先輩みたいに見守ることは出来ないけど。 それなら精々このクソな異能で、出来ることをやるだけだ。 /* ありがとうございます……!お手数お掛けしました! 大変助かりましたわ……! (-84) 2021/11/03(Wed) 4:28:56 |
朝日元親は、楢崎大地を見送った。今はマトモな言葉が出そうにはない。 (c5) 2021/11/03(Wed) 4:35:44 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜/* ここに来て頭がぽわぽわですわ。 手を掴んでしまってよろしくて? 鏡沼くんが掴んでもこちらは構いませんわよ! (-85) 2021/11/03(Wed) 4:42:47 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜何もないはずの場所。 ただ土色の染みと、紅がじわりと広がる場所。 僕は、嗅ぎ慣れた匂いを漸く見つける。 この放送室でよく話した、先輩の匂いを見つける。、 「 ────戻って、こい。先輩…ッ その言葉がちゃんと言葉になったかも、僕には分からなかったけど。 ただ僕は、其処に向かって、手を伸ばす。 (-92) 2021/11/03(Wed) 4:59:39 |
朝日元親は、僕≠ナはない、僕は。先輩の匂いを辿り、漸く。 (c6) 2021/11/03(Wed) 5:00:48 |
【墓】 朝日元親──────見つけた。 手を伸ばす。引き寄せる。 引き摺りだそうとする。 精神系の異能には詳しくない。 誰にも認識できない世界なんて、僕は知らない。 だからこっちに戻ってこい。 僕の知っているこの世界に、戻ってこい。 先輩がいないと、マイクに向かって下手な放送を披露しないといけなくなるじゃないか。 (+18) 2021/11/03(Wed) 5:06:30 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「──……!」 目映いほどの白の世界に、僕は呆気に取られていた。 消えたはずの鏡沼の姿。 やっぱりこいつも、何かしていてくれたようだ。 「……先輩」 手を引かれる感覚。 考える前に、手が動いた。 「離しませんから。観念してください」 正直何が起きたか理解しているというと別だ。 ただ鏡沼の言葉を聞くに、誰にも認識できない世界とやらに招待されたらしい。 もう片方の手も伸ばし、先輩の手を更に掴む。 逃げようとしているのか逃がそうとしてくれているのか。 どちらにせよ僕の知ったことではない。 そうでなくても半端な副作用か、頭が酷く重いのに。 人の気持ちなんか考えていられるか。 (-109) 2021/11/03(Wed) 7:10:07 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創「──……!」 目映いほどの白の世界に、僕は呆気に取られていた。 消えたはずの鏡沼の姿。 やっぱりこいつも、何かしていてくれたようだ。 「……先輩」 手を引かれる感覚。 考える前に、手が動いた。 「離しませんから。観念してください」 正直何が起きたか理解しているというと別だ。 ただ鏡沼の言葉を聞くに、誰にも認識できない世界とやらに招待されたらしい。 もう片方の手も伸ばし、先輩の手を更に掴む。 逃げようとしているのか逃がそうとしてくれているのか。 どちらにせよ僕の知ったことではない。 そうでなくても半端な副作用か、頭が酷く重いのに。 人の気持ちなんか考えていられるか。 (-110) 2021/11/03(Wed) 7:10:25 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜/* おまたせしましたわ!!! 頑張ると言って、うとうとしていましたの。青じそです。 申し訳ございませんわね…!! (-111) 2021/11/03(Wed) 7:14:24 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創/* おまたせしましたわ!!! 頑張ると言って、うとうとしていましたの。青じそです。 申し訳ございませんわね…!! (-112) 2021/11/03(Wed) 7:14:42 |
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