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【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ貴方の内心などつゆ知らず。青年はにこやかに口角を上げたまま話を進める。 笑ってはいるが、最初捲し立てるように話した時の恍惚とした表情や愉悦に浸っているような様子は無いと観察で分かるかもしれない。 それでも、この緊急事態、そして今から行おうとすることを前に浮かべる表情にしてはやや不適切なものであったかもしれないが。 「ありがとうございます。一人だと流石に難しいことでしたから、助力をいただけて何よりです」 男は、おかしなことなどないとばかりに微笑んでいたものの。貴方の提案には一瞬困ったように眉を下げた。それは案に対し不満があるというわけではなく。 「確かに、役割に関しては叶さんの仰る方が適していますが……更に危険な目に遭わせるのは流石に……。 ……ああいえ、折角の申し出ですから。お言葉に甘えて役割を交換しましょう。叶さんが囮になって、俺が背後から殴って昏倒させる。適材適所で頑張って、スムーズに済ませましょう!」 それぞれより適した役割を担当すれば失敗する確率も、そして怪我など問題が起こる可能性も生じにくいと判断してのことだった。 「いいじゃないですかー!危機的状況から脱出できるってことじゃないですか!俺はいいと思いますよ、逃げるのが得意って」 どこか自嘲気味に呟かれた言葉には場違いなほどの無邪気な笑顔で返した。 (-0) 2022/05/31(Tue) 21:31:17 |
【雲】 民俗学 ユウキ>>1:D2 「……ん?あぁ、どうも」 ふと顔を上げて目を細める。 「なんでしょうね……ざりざりとノイズが聞こえて、時折人がいないのに人の声が聞こえるんです。 投与された薬の影響が真っ先に心当たりとして挙げられますが、俺が無意識のうちにストレスを溜めて幻聴が聞こえているだけかもしれません。原因を探るのは今のところ不毛ですね」 そういえば、と更に続ける。 「貴方の声も聞こえたんですよ。内容はうまく拾えませんでしたが……壁を殴ったあと、少し切羽詰まったような。そんな音だけ。 ……ああ、この事は口外するつもりはありませんから、ご安心を。不安になることを皆に話すメリットありませんし。口約束だけだと信じ難いかもしれませんが」 >>1:D0 の声を拾っていたようだった。内容は殆ど聞き取れていないようであったが。 (D0) 2022/05/31(Tue) 21:42:55 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキにこやかな笑みも、あまり安堵には繋がらなかった。 それはやはりこの状況、そして今から行われる事を鑑みれば どうにも違和感を覚えるようなものだったからに他ならなかった。 緊張や不安、或いは以前のような高揚を示された方が 今この場に於いては却って納得がいったかもしれない。 仮にそれがあなたの気遣いなのであったとしても。 「………そう、思いますか?僕は、……」 あなたの逃避を前向きに捉える言葉に何かを言い掛けて、 けれど途中で言葉を見失ったようにそれは中断された。 「……では、なくて。ええと…僕がすべき事は、 誘導、足止め、それから必要であれば加勢…です、よね。 …できるだけ手早く済めばいいんですけど。 あまり長くここに居るのも……良くないと思いますし」 なにかはぐらかすように話は本筋へと戻されて。 思いがけないものと遭遇してしまうリスクは勿論の事、 長く会議室を空けていると無用な不安を招くだろうとも思う。 何より、極力誰かには見られたくないものだった。 「……あの……結木さん。 僕も口外しませんから…この事は、内緒にしてくださいね」 協力する条件、というわけではないけれど。 どこか縋るように、再びあなたの笑みを見上げた。 (-35) 2022/06/01(Wed) 0:05:48 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ「はい!少なくとも俺は、ですので。別に叶さんがどう思っても構いませんし、俺の考えはしっくりこないと捨ててもらって問題ありません!」 いっそ気遣いと呼ぶには無情なまでにさっぱりと言い放つ。中断された言葉は追いかけなかった。 「はい。ですが全て無理のない範囲でお願いしますね。俺、怪我は応急手当て程度なら出来なくもありませんがそれ以上となると流石に心得がありませんので。いのちだいじに、という奴です」 込み入った話をするにはあまり適さない場所だった。はぐらかされていると分かっているのかいないのか、現在の用件に意識を戻す。 「んーと。すみません、察しが悪くて申し訳ないのですが。 内緒にすべき点の確認だけしてもいいですか?勘違いして叶さんとの約束を破るのは忍びないですし。 ええと、『職員の方を襲って服を奪う作戦を二人で行った事』……でしょうか?」 合っています?とこてんと見下ろす青年は変わらず笑みを浮かべていた。 (-49) 2022/06/01(Wed) 3:49:55 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキ「………う、……」 あまりにもあっけらかんと突き付けられた所業。 これから行われるそれは、幾ら今は事態が事態とはいえ 不特定多数に詳らかにするには後ろめたさが伴うものだった。 少なくとも、自分にとっては。 「……そ、うです… これ、結構無茶な事をしてるんじゃないかと思いますし… …話す必要に迫られない限りは、 無闇に明かす必要も無いんじゃないかと……」 明かせば他の人々に無用な心掛かりを齎すだろうか。 或いは二人だけで行動を起こした事を咎められるだろうか。 こんな事態だから、ともすれば褒め称えられるのだろうか。 褒められた方が余程恐ろしいような気もして、 今は何の役にも立たない仮定を振り払った。 「……出どころを訊ねられた時に嘘を吐いて、 疑われてしまうのは僕も本意ではないですから… それは……正直に話した方が良いと、思います、けど」 つまりは、必要に迫られない限りは極力伏せてほしい、と。 見上げた先の笑みにどこか恐ろしさを感じながら、 飽くまでもお願いや頼み事といった雰囲気で眉尻を下げた。 (-51) 2022/06/01(Wed) 4:52:55 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ「それもそうですね。その過程や胸中、立場がどうあれW目的の為に他者に危害を加えたWという事実は消えませんから。叶さんは俺に頼まれて協力しただけではありますけど。 明かせば様々な捉え方されそうですからね」 分かりました、と更に笑みを深めて答えた。 「では服を無事奪った暁には、俺の方でこっそり保管しますか?叶さんが使いたいなら貴方に委ねますけど。元々皆で使えたらいいかなと思って調達しようとしていましたか……ら…………」 ぱっと弾かれたように顔を上げる。 笑みの消えた顔、もっと言えば唇に自分の立てた人差し指を寄せて目配せをした。 ──1人分の、重たい足音が聞こえる。 (-53) 2022/06/01(Wed) 5:12:00 |
【人】 民俗学 ユウキ「くぁぁ……。おはようございまーす。 あれ。まだエマさん来てないんですか?」 集合予定時刻に差し掛かる少し前。この青年はあろうことか探索から帰ってきて「疲れたんで仮眠します!!!」と言ってすぐさま横になってしまった。 探索した結果少々鞄を持ってきていたのだが、報告もせず枕にしてそのまま寝てしまったのだった。 そして現在。 率先して動いていた女性が戻ってこないと話題になり。探すもの、休養するもの、それぞれ行動に移し始めた頃。 「おっと……お休みの方が多いみたいですねー……」 休める時に休んだほうがいい。緊急事態であるなら尚更。 一応そういった事は理解している青年はあまり物音を立てないよう辺りを見回し、少し強張った体をほぐすように両腕をぐっと上げて伸びをする。 (29) 2022/06/01(Wed) 5:35:17 |
【人】 民俗学 ユウキ「エマさん大丈夫かなー、やっぱりあの人について行けばよかったですかね。なんか色々見つけてくれていますし」 考え事をするようにぼやく。 ざり。ざり。ノイズが聞こえる。 「探索したけど、結局見かけたのは巡回中の職員さんだけだったし。危険性のある被検体って本当にいるんでしょうか……」 今頃彼女、何しているのだろう。 ざり。ざり。ノイズが、声が、音が、聞こえる。 「会ってみたいなー他に投与されたらしい被検体たち……」 彼らは、いったい何処にいるのだろう。 見たい。見たい。見たい。 ざり。ざり。ノイズが、声が、音が、が、が、が、 「……?なんか……うるさ……い……気が……」 見たい。見たい。見たい。 この目で見たい。 彼らは何処? 人は何処に行く? (30) 2022/06/01(Wed) 5:39:25 |
【人】 民俗学 ユウキ「!」 一つ、心臓が高鳴って。 どさりと尻餅をつく。 「……っ、…………ぁ…………?」 ノイズはもう無い。 体を巡る血が沸騰したかのように熱い。 目が焼けるように痛むから、咄嗟に瞑る。 反射的に何故か耳まで塞ぐ。 「…………?」 頭の中に手を突き込まれて、そのままかき混ぜられた感覚がする。 何かが聞こえる。何かが頭の中でちかちかする。 (32) 2022/06/01(Wed) 5:47:35 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキ理解を得られたらしい事にほんの少し安堵して、 とはいえあなたの言葉には何とも言えない心地で頷いた。 結局のところ、どのような理由があったとしても。 たとえ自分は頼まれて協力しただけであったとしても、 頼まれて、それに承諾した時点で凡そ同罪なのだ。 客観的に見れば、そういう事になる。なってしまう。 「……いえ…多分、サイズが合わないので… それに、職員を装って行動するなんて、僕にはとても…」 だから処遇はそちらにお任せします。 そう言いかけたところで一変した空気に気付いた。 遠くから、重い靴底が、ゆっくりと床を踏み締めるように。 口を噤んで周囲に意識を向ければ、 確実に自分の見知っている人間ではない足音がする。 「…………、」 口は閉ざしたままで。 暫く足音のする方向を探すように周囲を見ていた視線が、 またそろりとあなたの方を窺った。 段取りとしては、 襲撃役は囮役とは別の地点で待機するようだった。 つまりはここからは別行動だろうか、と。 (-56) 2022/06/01(Wed) 5:52:07 |
【人】 民俗学 ユウキ「……なんだろう……あ、っち……あっちの方から、肌が粟立つような感覚がする……」 目を押さえたまま、真っ暗闇の中で呟く。 何も見えない、見えないはずなのに指さした。 「……女の人の呼吸……少し悩むような声……。あ、衣摺れの音。動いた……。 ……エマさんか……?何かの部屋……部屋にいる……?」 熱病に魘されているような、ぼんやりとした口調で。 ぽつぽつと音がこぼれ落ちる。 「あと、は……なんだろう。ざらざら、ざりざり、棘のある感覚が……なんだろう……そこそこいるな……もっと聞こえないかな、もっと探せないかな……もう少し……正確に……」 (34) 2022/06/01(Wed) 6:00:00 |
ユウキは、うわ言のように繰り返す。いいな、見たいな、会いに行きたいな…… (a12) 2022/06/01(Wed) 6:02:54 |
【人】 民俗学 ユウキ>>35 ヌイバリ 「…………ぃ゛、あだっ!」 心配そうな声色で紡がれた言葉が貴方の口から飛び出して、数秒。唐突に青年が悲鳴を上げて弾かれたように顔をあげた。 勿論伊縫青年は何もしていない。声をかけただけだ。 「あ、あー……あれ?伊縫、さん?どうかされました……?」 まだ少し声は普段よりゆったりしているものの、貴方を見上げる視線は徐々に焦点が合ってきた。 「ええ、と。伊縫さん、エマさんは……多分あっちの方角の何処かの部屋にいると思います……?た、多分……? 伊縫さんはエマさんの呼吸、聞こえませんでしたか……?」 労いの声は耳に入っていなかったのだろうか、随分と疑問符が付くような声で言葉を返した。自分の身に起きたことも、今感じ取ったことも、何もかも理解しきれていないといった様子で。 (36) 2022/06/01(Wed) 6:23:59 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ此方を見てきた青年は一度だけ見上げてきた貴方に視線を一瞬返し、再び音のする方へ。 瞳が細められる。今度は笑う為に作られたものではなく、どこか音の持ち主を注視するように。 「ここから別行動です。手短におさらいしましょう。 まず囮役の叶さんは曲がり角の向こうで待機。こちら側を向いて、ちょうど今いる地点と反対側からやってくる職員さんに対し背中を向けている状態になって下さい。 次。声をかけられるのが一番分かりやすいですが、そうでないなら物音などで気付かれたことを確認して下さい。武器を構えながら歩いている訳ではないでしょうし、此方を攻撃するには少なからず構える時間が必要な筈。 音で確認したらその瞬間から走って曲がり角を曲がり、逃走して下さい。ゴールはここ。この積荷に隠れましょう。 職員の人が叶さんに気を取られているうちに、すぐ横の器具庫で待機していた俺が背後から襲撃。昏倒させ次第器具庫に運び、服を貰います」 大丈夫ですか?と最終確認の意を込めた視線を貴方に投げた。 https://cdn.discordapp.com... (-57) 2022/06/01(Wed) 7:06:26 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ/* 白薔薇のロザリオです。コピペすると主よ〜のDLCが遊べます。母さんお疲れ様です。 モブ職員は好きに動かしてもらっても大丈夫です。こちらもなんかいい感じに動かします。 一応予定では成功させて穏便(?)に終わるつもりでいますが、そちらで希望などもしあれば全力で乗っかります。対戦よろしくお願いします。 (-58) 2022/06/01(Wed) 7:06:53 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキ/* 母です。オレ達……本編みたいな事してる〜!? 参加者の中でDLCのメインキャストになるのは誰なんでしょうね?(縁起でもないね) 叶が襲撃役になった場合何らかがあったかもしれませんが、 流石に一日目時空でやらかす暴れじゃないなと思って囮になっちゃいました(照れ) なので穏便に終わるはずです……穏便?重傷者や人死にが出なければ穏便。 モブはなんかうまいこと都合良く動かしてパスします。都合良くしてください。 お恥ずかしながら頭の中で図に起こす能力が雑魚なので わかりやすい図解にメチャクチャに助けられています。母でした。 (-59) 2022/06/01(Wed) 7:30:37 |
【人】 民俗学 ユウキ>>37 ヌイバリ 「頭は……大丈夫です。痛みというより、焼けるような感覚が強いでしょうか」 ぶんぶん振られた手には「わぁー手だぁー」と返した。手だねえ。 「エマさんどこだろうなとか考えているうちに、いつしか女性の息を呑むような音や何か考えるような声がしたんです。 それから、漠然とした感想になりますが『物怖じしない、彼女らしい空気』が特定の方向から流れてくるような感じがしまして。 ざっくりした方向までしか拾えなかったので、何処の部屋にいるのかまでは分からないんですけど。でも先程は部屋のような閉じた場所に。 待ってください、今なら落ち着いてもう一度詳しく探せそうな気がするのでやってみ…… あっ無理です目と耳痛いし体がやばいって訴えてる! 」ギブです!と両手をあげて降参のポーズ。 「すみません、己の身に何が起きたのかも分からなくてこんな説明しか出来ず……。 根拠もありませんから、俺も自分で自分の感じたことを信じられていないんです。この感覚は何故か、エマさんだって言っているんですけど……」 申し訳なさそうに、困惑を隠しきれない様子でそう告げた。 (38) 2022/06/01(Wed) 8:02:13 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキ曲がり角の向こうで、気付かれたらすぐに逃げ出せる態勢で。 気付かれた事を確認したら即座に角を曲がり、 速やかに器具庫横の積荷の陰へと隠れる。 手順のおさらいへの相槌は何度か頷くのみに留めて、 あなたにだけ聴こえるよう声を潜めて諒解を返した。 「…わかりました……結木さんも、お気を付けて」 囮になる以上は、判断が遅れればどうなるかわからない。 けれど襲撃役は標的に肉薄する以上、 囮より至近距離で反撃を受けるリスクが付き纏う。 どちらも危険がある事はそう変わりない。 当然ながら自分も応急処置以上の知識は持ち合わせていない。 少なくとも人に適応できるものは。 だから何事も無いのが一番だとそう言葉を掛けた後、 そっと指定地点へ向かうべくその場を離れた。 (-61) 2022/06/01(Wed) 8:45:45 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキそうして指定された場所へ立つ。 口の中がからからに乾くほどの緊張と、若干の後悔と共に。 徐々に近付いてくる靴の音を待つ。 執行を待つばかりの死刑囚とはこんな心地なのだろうか。 ああ、でも、こんな感覚には覚えがある。 ──もしも見捨てられてしまったら? 首を擡げた不安を押し殺して、手の平に滲んだ冷や汗を拭った。 今は周囲の物音に意識を傾けるのが先決だと言い聞かせて。 そうしている間にも徐々に音の発生源は近付いてくる。 徐々に近付いてくる。 近付いてくる。 「………………、」 (-62) 2022/06/01(Wed) 8:46:27 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキ────来た。 「──動くな!!!」 後方から鋭く威圧的な声が聞こえた瞬間、 弾かれたように、殆ど飛び退くように角を曲がって。 転げるように廊下を走って、 器具庫の前を通り、積荷の陰へと飛び込んだ。 ばくばくと心臓が早鐘のように鳴っている。 上手くいったのだろうか。上手くいくのだろうか。 上手くいかなかったら、どうなる? とりとめもなく悲観的な考えばかりが脳裏を去来する中で、 いつでも崩して悪足掻きができるよう積荷に手を添えた。 (-63) 2022/06/01(Wed) 8:47:06 |
【雲】 民俗学 ユウキ>>D3 「ああ、お父さんも……。ここって施設内部でしかネットワークは繋がらないみたいですし、連絡がつかないという事は無事に外へ避難できたという可能性もありそうですね。そうであることを祈りましょうか!」 そこまで話して、何か考え込むように首を傾げる。 「それならやっぱり、ちょっと不思議なんですよね。 百歩譲って被検体となった古後さんの要求が突っぱねられたことは仕方ないとしましょう。投与されてしまった被検体を色んな意味で外部に出してはならないという施設側の思惑も考えられないわけではありませんから。 ただ、それ以前に。投与する時点で被検体がどういう人物なのか調べられなかったのかなって。例えばうっかり政治家の方とか手を出そうものなら人なり会社なり首が飛びそうじゃないですか。 でもこうして関係者の御子息である古後さんが巻き込まれている。それって、なんか──」 淀みなく流れていた言葉だったが、最後は不自然なところで途切れてしまった。 「……ああいや、なんでもないです」 (D4) 2022/06/01(Wed) 14:45:46 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ何事も無いのが一番。 貴方の言葉に再び笑みを浮かべて頷いて、指示した場所へ赴く貴方の背を見つめた。 姿が消えれば、こちらも器具庫内部へと身を潜め。その頃には流石に口元も引き締まる。 失敗すれば自分どころか他人の命まで危うい。 「暴力は苦手なんですけど……必要なら、やるしかないですから」 言い聞かせるように独り言つ。 ──それに、貴方のことも知りたいですし。 ね、叶さん。 ▽ (-83) 2022/06/01(Wed) 15:46:39 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ「──動くな!!!」 空気を切り裂くような声が遠くから聞こえる。 扉の隙間に注がれる視線は鋭さを増した。 2名分の足音。 程なくして小さな影が勢いよく横切る。 続いて、銃を構えた職員のシルエット。 ──来た。 鈍器を握りなおす手がじとりと汗をかいているのに初めて気がついた。自分もやっぱりそれなりに緊張するものなんだなあ、なんて場違いな感想を一瞬抱いて。 勢いよく扉を開け放つ。 出来れば側頭部、こめかみを狙いたかった。比較的頭部の中でも柔らかい部分だ。後頭部は案外硬い。 けれどそれはヘルメットに覆われていて叶わないから、狙うは首の後ろ。 「──っ」 何の躊躇いもない。 ともすれば殺しさえしてしまいそうな勢いで得物を握りしめ思い切り腕を振り抜いた。 50以下失敗、51以上成功 38 ▽ (-84) 2022/06/01(Wed) 15:47:53 |
ユウキは、誰かを殴りつけた。エマが戻ってこないと騒ぎになる前のこと。 (a20) 2022/06/01(Wed) 15:52:03 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ(しまった……ッ) 絶えず笑顔を浮かべることの多かった青年だが、流石にその笑みも引き攣った。 真横の音に反応した職員は僅かながらもこちら側に体を捻ったのだ。 感触でわかる。この一撃は浅かった。 「……ちっ、クソッ……!」 攻撃は浅かったにしろ、無駄ではない。職員は体勢を僅かに崩し怯んでいる。 ──その銃は、此方に向けられていたが。 もう一度殴れるか?しかしもう完全に職員の体はこちらを向いている。背後に回るのは難しい。 それなら、次の手を打つしかないが。 次の行動に移すまでに要する時間はほんの僅か。けれど、その刹那の間に行えることだってある。此方も、職員も。 積荷に隠れていた青年は、その瞬きをするまでの間に何を思い、何をするだろうか。 (-85) 2022/06/01(Wed) 15:59:30 |
【人】 民俗学 ユウキ>>40 ヌイバリ 「うわーん優しい〜〜〜。伊縫さんありがとうございます、この御恩は必ず何かで返しますから〜。 あっあとついでに頼みがあるんですけど、この白衣の右ポケット穴が空いてるんで直してもらえませんか?」 泣き真似をして喜んでいるが大変厚かましい。 あっちこっちに行き来する狐を、玩具に反応する猫のように戯れに手で追いかけながら「ふへへ」と気の抜けた笑みを浮かべた。 「そうですねー。悪いことを信じるよりも、前向きに考えた方が何かと良いことづくめですから。 分かりました、こちらも色々と気付いたことがあれば共有しますね。 ……ありがとうございます伊縫さん。信じてくれて」 子供のような無邪気さを声色に滲ませ、ころんの横に寝転がって休むのだった。 (53) 2022/06/01(Wed) 16:09:29 |
ユウキは、カジヤマの端末に連絡。「お大事にー!!!!!!!!!!」 (a22) 2022/06/01(Wed) 16:10:28 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 民俗学 ユウキ/* ハロー息子、母です。 こちらに手番を回してもらったので、 せっかくだからちょっと悪い事しちゃおっかな♪って思うんですけど これ制服に血が付いたらまずいですか? 具体的には隠し持っていた刃物で、 哀れなモブ職員の首の辺りをグッサリスッパリやっちゃおうと思っています。大丈夫なら。 制服、ほぼ新品じゃなくてもOK?穏便、破壊しても大丈夫ですか? 問題がありそうだったら叶にはもう少し大人しくしてもらいます。大丈夫。 (-88) 2022/06/01(Wed) 16:21:15 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 跼蹐 カナイ/* ハロー母さん、息子です。 俺は暴れを大歓迎、むしろやりたいことやっちゃえ♪派閥所属なのでありとあらゆることを歓迎します。 いいですね、最高ですね叶さん。興奮しましたありがとうございます。 制服に関しては何一つ問題ないので、マジで好きにしてもらっちゃって大丈夫です。何なら職員も昏倒させるか殺すかどうかも明確に決めていないので、そっちもどうしたいか希望あればお任せします(何もない場合こちら側はただ昏倒させるだけとなります)。 穏便、どんどん破壊していきましょう。これは悪夢の始まりではなく平穏な夢の終わりなので。 (-89) 2022/06/01(Wed) 16:28:59 |
【人】 民俗学 ユウキ「うーーーーーーん」 伊縫の勧めに甘え、少し休んだ後。 ころんころんと行儀悪く転がりながら会議室のホワイトボードに近づいていく。 『投薬の影響(各位随時更新求む) ◯多数共通 ・空腹感の喪失 ◯結木のケース ・特定個人の探知、予知?能力の獲得? →これに関しては先日から予兆あり。 →また、刺々しい敵意のようなものを複数感知。要確認。 ・力の使用後、目眩・倦怠感・体温上昇など肉体への幾らかの影響有り。 ・(重要)力の使用後不快感、本能的な危機感の萌芽を確認。安易な使用は控えるべきと判断。 (ここに上手さ67くらいのカエルのらくがき)』 「……一応、このくらいですかね」 ホワイトボードの一角にある程度文章を綴ったあと、くるくるとペンを手の中で回しながらまとめた情報を眺めた。 (54) 2022/06/01(Wed) 16:33:16 |
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