【人】 ??? 工藤美郷[それから手を広げると、ぎゅっと包み込んだ。] その人の心に応えたくても、自分に同じ心が無かったら、かえって苦しめてしまうもの。傷つけたくなんかなくたって。 それなのに、自分の想いが分からなかったら、受け入れることも断ることもできない。かといって先延ばしにしていたら、それはそれで苦しめてしまう。 ……辛かったね。 [そうやって、柔らかい胸の内を話してくれた少女の苦しみに、ただ寄り添った。 まっすぐな心故に生み出してしまう、優しい苦痛に。] 知らない感情を向けられて、さぞかし戸惑ったでしょう。 初めて経験することは、いつだって怖いもの。 [それが肯定的な想いであったとしても。] あなたが向けられている想いと、あなたの心の中の想いが、その人と違うんじゃないかって。 そういう不安が、あなたに苦しみを与えている。 違うかもしれないって思わせる何かがあったの? [そう、更に続きを促したか。 彼女が初めて出会う感情を、解きほぐすように。]* (150) 2022/09/10(Sat) 22:38:14 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― エントランス→レストラン ―― [小泉さんは、やっぱりどこか変わったような気がする。 "前から"と言うほどには普段の研究室での彼の言動をそこまで強く記憶に残していたわけではないけれど。 でも、少なくとも、今回のこの異変が起きる前と今とで、随分と印象が変わった気がしていて。 そしてともあれ、私が一人静かにパニックを起こしかけていた一件は、これで落着したようだった。] (151) 2022/09/10(Sat) 22:48:55 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹………………ぅ………。 一般的には、塩飴や梅干しって言われてるんですが……。 私、どっちも、すごく苦手で……。 [塩でも舐めてます……、って告げただろう。*] (153) 2022/09/10(Sat) 22:51:00 |
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。 (c3) 2022/09/10(Sat) 22:52:43 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* だからね、武藤がしょっちゅう言ってた梅しばも、黒崎は食べられないんだよね、これ……。 (梅干しはもとより梅もの全般だいきらい)(梅酒もNG)(カリカリ梅は滅せよ主義者) (-78) 2022/09/10(Sat) 22:53:27 |
【人】 2年生 松本志信 しんどくて、普通じゃないんだって理解したら まあ、ガキだったのもあったし 生きるの辛いなって 薬がぶ飲みしてぶっ倒れたことあってさ。 運ばれた病院でたまたま同室になった同い年のやつがいて 友達になったんだ。 少しずつ仲良くなって、同じ高校入って。 共感覚のことも理解してくれて。 すげぇ、いいやつで。一緒に居るのも楽しくて。 気付けば、好きになってた。 関係がどうとかじゃなくて 恋人になりたいとかそういうのじゃなくて 伝えてぇって思ったから、何とか伝えたら、さ 「気持ち悪ぃよ。」 …って。 最初からその為に近づいたのかって、言われちまって。 全部全部なかったことにされて。 まるで化け物でも見るみたいに、な。 (155) 2022/09/10(Sat) 22:55:02 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a47) 2022/09/10(Sat) 22:56:32 |
【人】 2年生 松本志信[名前で呼び合っていた関係も、一瞬で苗字になったあの瞬間。 俺は地獄に叩き落とされたんだ。] “普通”じゃないもの二つも持って生まれて 俺が俺でいる事さえ、許してはもらえなくて 生きてちゃいけねぇんだなって、思ったら “死にたい”が、消えなくなっちまった。 俺が文字を文字として見られたら? 俺が女の子を好きになれたら? 俺が男なんか好きになる体質じゃなかったら? 俺が“普通”だったら? 俺なんかが生まれなければ。 [声は不思議と震えなかった。 かわりにずっと心臓が悲鳴を上げてる。 愛や恋の高鳴りじゃない、怯えるように振動するのは 抱き締めてるから嫌が応なしに届く。] (156) 2022/09/10(Sat) 23:00:17 |
【人】 2年生 松本志信…───だから、全部俺が悪い。 [貌を見られたくなかった。 見るのも怖かった。 化け物を見るような目は、二度と見たくない。 特にこの青空色に拒絶されたら──] (157) 2022/09/10(Sat) 23:01:57 |
【秘】 2年生 松本志信 → 3年生 津崎 徹太 …立ち直れたのか、すげぇな。 いや、きっと色々頑張ったんだろうな。 [俺は立ち直る事も出来ず、ずっと蹲って。 人と距離をとることを選んでしまった。] イギリスかぁ、いったことないけど。 津崎くんに似合う、綺麗なとこなんだろうな。 [行ってみたいな、死ぬまでには。]* (-79) 2022/09/10(Sat) 23:03:38 |
【独】 2年生 松本志信/* ご清聴ありがとうございましたァァア!!! まさか抉じ開けられるとは…! 墓(ソロル)まで持ってくつもりだったのに!!! くぅぅぅ……うあああああ (叫んでいないと以下略) (-80) 2022/09/10(Sat) 23:10:18 |
【人】 4年生 小泉義哉塩飴や梅干……塩分があれば、いいのだろうか。 良ければ、おかゆでも作ろうか? たまには、俺も食事を用意しよう。 [ 実は料理は一通りできる義哉は、 そんなことを言いつつ、厨房へと入っていく。 おかゆもいらないと言われれば、 特に塩気などは気にせずに料理をする予定]** (160) 2022/09/10(Sat) 23:11:09 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a48) 2022/09/10(Sat) 23:13:56 |
【独】 2年生 松本志信 普通でいられないことを ありのままでいることを そのままの俺を 傍にいることを 生まれたことを 許してほしかった (-81) 2022/09/10(Sat) 23:16:39 |
【人】 3年生 津崎 徹太 >>142 [ちなみに、 駄目な話ばかりだ、あんまりなので、 立ち直った話もしただろう] 退院したら、 また巻き込まれる可能性もあったから、 無理やり、イギリスに飛ばされたんですよ。 おかげで、俺はその界隈では死んだことになったみたいで、 かえってそれがよかったんですけどね。 で、立ち直ったのは、 ばあちゃんのおかげです。 俺は運が多分、よかったんですね。 [ぼろぼろのグレまくった孫に、 生粋イギリス人の祖母は、正面からぶつかり あふれんばかりの愛情をくれたのだ。 そして、農作業から、ピアノ、文化、思想。 心を許した祖母との日々は、忘れられない]** (163) 2022/09/10(Sat) 23:24:47 |
【人】 1年生 工藤美郷──回想・レストラン── [根気よく説明する松本先輩を、工藤はじっと見上げた。>>4:127 ジョークのことも確認しなければいけないし、ありがとうも言うと良い。 なんだかやることがいっぱいだ。 この話だけでも難しかったから、続いた答えは工藤にとってはより難しかった。 最期まで口を挟まぬままに沈黙した後、工藤はつぶやく。] ……困りました。 松本先輩に当たれば良いという願いが揺らいでいます。 [それからまた、しばらく沈黙した。 朝霞さんの言葉を思い出す。>>37 どうせ一人は当たってしまうなら、朝霞さんは自分が良いと言った。 どうせ一人は当たってしまうなら、工藤は松本先輩が良いと思った。 根幹にあるのは同じ思い。死が生み出す苦しみが、最小限になればいい。] そうすると、当たってほしい人が居なくなります。誰かには当たるのに。 矛盾してしまいました。 [まるで人間みたいだ。 人形のように揺らがぬ目で、ただ松本先輩を写した。 ずいぶんと長いこと、写し続けていた。]* (164) 2022/09/10(Sat) 23:27:43 |
【独】 1年生 工藤美郷/* 松本先輩には、生き返っても死んじゃってもいいんだよ悲しむけど。どうせ生き物はみんな死ぬんだから。それが私はたまたま今じゃなかっただけやで。的なことを言おうと思ったけど上手くまとまらなかったので没です そして恋バナしたり人生談義している間に黒崎先輩とのきっすフラグが潰されましたね。把握です。 (-82) 2022/09/10(Sat) 23:30:13 |
【人】 1年生 朝霞 純>>149>>150 [苦しい、思い。 思わず首を振った、自分は苦しい思いをさせた側だ。 でも、その言葉には救われた。 実際、どうしていいか、全然分からない。本当に辛いと思っていたから。] うん、そう、なの。そうなんだよ。 私には彼の気持ちが分からなかった。理解が出来なかった。 受け入れることも、断ることも怖かった。 でも、私はもうすぐ、帰ってしまうから。 だから、私は、私が理解できないことを伝えてしまった。 そして、幸せになってほしいと言った。 感情に寄り添えない私より、その感情をちゃんと理解してくれる人が現れればいいって。 でも、とても、傷ついた顔をしていた。 幸せになって欲しかったのに、傷つけてしまったんだって分かって、離れていこうとするのを止めようとして、止められなくて。 自分から突き放したのに、追いかけようとしてしまった。 そのくせ、追いかけられなかった。 こんなの、おかしい。 抱いている感情が違うなんて、分かる。 彼は私をいつでも思いやってくれて、傷つけないようにしてくれた。 でも、私は、とことん傷つけてしまう。 それが同じ感情だとは、とても思えなかった。 (165) 2022/09/10(Sat) 23:30:26 |
【人】 2年生 松本志信[誰にも言えたことのなかった過去を吐き出した口は 疲れたのか、今度は逆に言葉を失ったみたいに ぽつぽつとしか話せなくなって。] 、 っ、はは。 [泣かないように貌をくしゃくしゃにして バレないように、笑って。] 津崎くんは、ずるいなぁ。 [痛い痛いと泣く心臓が、少しずつ ほんの少しずつ落ち着いていく。] (167) 2022/09/10(Sat) 23:42:12 |
【人】 2年生 松本志信 ばあちゃんに、感謝…だね。 本当に。 [助けてくれた人がいて、本当によかった。 過去に助けに行くことはできないから。 過去があって今があって もしこの先もまだ続いていくんだとしたら 大事な友人の一人でくらいなら、居させてくれるだろうか。 ──“嘘を吐いて”でも?] (168) 2022/09/10(Sat) 23:44:26 |
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