人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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バレンタインは、深い、深い眠りに落ちて、きっと良い夢を見る。
(a26) 2022/05/06(Fri) 14:06:45

【独】 高等部 ラピス

/*
エン………オヤスミ………………
(-202) 2022/05/06(Fri) 14:24:25

【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ

自分の食性が、気持ち悪い事は知っている。
いくつになっても乳離れが出来ず、
食事もとれない自分を疎んで、母が自分を捨てた日から。
これは人を不快にさせるものなのだと、認識している。

何かを言われても、きっと気にすることはない。
気にしても仕方ないし、我慢はできない。
それに、家畜になにを思われようが関係ないでしょう?


病によって、認識は随分と
歪められてしまった。人を人と思えない。


小腹が空いて、無意識にお菓子に手を伸ばすように。
舌に触れて、にじみ出る液の感触を楽しむ。
ぴちゃぴちゃという水音が。
少年には、肉が焼ける音と同じくらい美味しそうな音に聞こえた。


(-203) 2022/05/06(Fri) 14:49:54

【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ

だから、君がまるで、"いいよ"とでもいうように
顎をあげたのを見て。
少年は、きょとんと目を丸くした。

「………いいの?」


皿の上に盛られたご馳走を見るような目で、君を見る。
くぅ、とお腹が鳴った。

文字通りの据え膳に、ひとつ、ごくりと喉を鳴らして。
そっと、身を屈めた。


長い横髪を指で掬って、耳にかけて。
蜜の溜まった皿に、舌を入れる。
じゅる、と少しはしたない音を立てて。
君が用意してくれたご飯を啜る。

舌が、君の口の中を這い回って。
君の味を、しっかりと堪能して。
奪ってしまった唾液の分、君が渇いてしまわないように。
自分のそれを、君に流し込んであげる。

誰が来るかもわからない廊下の隅で。
食事をする。
(-204) 2022/05/06(Fri) 14:56:34

【神】 司書 エルナト

>>G8 フィウクス

「それは難儀だね。」

やはりどこ吹く風。
暖簾に腕押し、という言葉が似合うかのように。
何を言われても、意に介さない。……というよりは。
不機嫌なペットを、微笑ましく見守るような。
そんな温度で君と接している。いつも。



だから、はっきりと嫌悪を口に出されても。

「そっか、じゃあ片思いだなぁ。」
「今後も我慢してもらうしかないね。」

なんてやっぱり、悲しげな顔も不快な顔もすることなく。
穏やかに微笑んだまま、冗談めかしてそう告げた。

「そうだね、僕もここに戻ってくるつもりはないけれど。」
「何かの間違いで戻る羽目になっちゃったら」
「その時は、外の世界の事を沢山話してあげるよ。」
「そうしたら、貴方も病を治して、外に出たくなるかも。」

その時まで、貴方がここに居たらね、と。
にっこり笑って告げた。
(G9) 2022/05/06(Fri) 15:15:23

【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス

しばらくそうして、ぐすぐすとあなたにしがみついて泣いて
ひとまず溢れて来たものが収まれば、
その肩に顔を擦りつけた後に顔を離す。

……こうやって零した涙を
少しばかり勿体なく思うのは、
涙も汗も唾液も、美味しそうに食べる彼の顔を
見てしまったからかも知れない。


涙として吐き出した分は確かに軽くなって
溜息の様に口から息を漏らしては、
幼い顔のまま、小さく笑顔を浮かべた。

「……ごめん、ありがとう………」


「ちょっと、おちついた……とおもう。」
(-205) 2022/05/06(Fri) 15:39:32

【独】 神経質 フィウクス

/*
フワフワのネコチャンにされています………

こういうふうに嫌い!と思うのは正当な感情なので
やっぱり思考と感情でねじれる事が無くて楽なのはそうで
世界のバグ バグだよ〜っ バグっとるのはこいつの心ですが…
(-206) 2022/05/06(Fri) 15:48:08

【独】 神経質 フィウクス

/*
それはそれとしてやっぱりなんか
オレは塩対応を上手いこと受け流されるのが好きみたいです…
ものすごく"領域"に入っています。
(-207) 2022/05/06(Fri) 15:52:04

【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト

ん、………


傍から見れば、
廊下の隅でこっそり口づけをし合う少年少女の青春の様で、
その実は給餌に他ならない。

溜まった唾液があなたに啜り出され、
舌が交わる分あなたの味に満たされる。
少しの間止めた息は、離れれば荒く吐かれて。



いやか、いやじゃないか、やっぱりよく分からない。
でもお腹が空く事はかなしいし、
あなたがひもじい思いをしてるのも、かなしい。
だったら、あげていいと思える間だけでも
あなたのお腹を満たせたらいいな、とか。

思うのは多分、役に立てなかった分を誤魔化したいだけなんだと思う。




「……口、だけなら……、」

「いつでも……、
いいから……



口の中のそのを飲み込んで、
苦笑がちに笑って見せた。
(-208) 2022/05/06(Fri) 15:56:35

【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ

「ん………ふっ…………」


熱を帯びた吐息を合わせた唇の隙間から漏らす。
欲望に突き動かされてるのは、間違いない。
ただ、それが男女としてのものじゃなく。
ただ、生物的なものであるだけ。

お互いの味を口内に塗りたくって、
吐いた吐息まで君の香りになってしまう頃。
ようやく口を離して、ほう、と一息ついて。
自らの口の端についた唾液までぺろり、と舐め取って、
お腹をさする。満たされていく。


「……美味しい…………。」


恍惚の声。恍惚の表情。
少し汗ばんで赤く上気した顔は、どことなく扇情的で。
されどやっぱり、そこに食事以上の意味を持ってはいなかった。


「……口以外は…………」



「………駄目なの……………?」



だから、懇願するように、熱に潤む瞳で君を見て、
"その先"を求めるように呟く声もまた。
『もっと美味しいものを食べたい』以上の意味を孕んではいなかった。
(-209) 2022/05/06(Fri) 16:22:03

【神】 神経質 フィウクス

>>G9 エルナト

「その気味の悪い言い方をやめろ」


沼に杭、であったとしても。
この嫌悪もまた一方通行であったとしても。
拒絶を示す事を我慢する気にはなれないし、
眉を顰めて露骨に嫌そうな顔だってした。

無駄吠えであったとしても何か言った方がまだマシだ。
何も言わなければ、余計に都合の良いように取られそうだ。
多くの人間達が、悪意からではなく、けれど残酷に。
口の利けない動物の行動を都合良く解釈するように。


「戻って来た日には、良い反面教師になれるだろうな。
 ここを出る前のお前がどれほど楽観的だったか。
 それくらいは覚えておいてやってもいい。
 ……どうせ俺は、ここに残る事になるだろうからな」

「お前が嘘つきの鴉コルウスでなきゃいいが」

小さく鼻を鳴らして、
気難し屋は無駄話は終わりとばかりに踵を返した。

その後ろ、どこか遠くでまた一つ、鴉が鳴いた。
(G10) 2022/05/06(Fri) 16:26:17
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/06(Fri) 16:43:44

【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト

口付けは本来、恋人同士がやるものだと言うことは
幼い少女でも当然、知っていること。
だから、きっとそれ以上の、昨日のような事も
本当だったら、愛し合うもの同士じゃないと
そぐわないのだろう。

そう思ったって、そうだとしても。
あなたがお腹が空くのなら、
愛なんてなくても、誰かがあげないと、
あなたが、お腹がすいてしかたなくなっちゃうだろうから。


あなたの味の息を吐いて、
少し濡れた口元を袖で拭って。
小さな懇願じみた言葉には、
視線を逸らして一度口を結んでから

「口、
以外は…………」


「…………誰もいないとこでなら……。」


そのまま羞恥心が立ち上って来るのに合わせて、
ぴきぴきという音が内から響くのが聞こえて、
少し慌てて、身を翻す。
これ以上懇願されたら、応えてしまいそうだから。
(-210) 2022/05/06(Fri) 16:44:22

【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ

幼い笑顔を見れば、
両手を頭に差し込んでわしゃわしゃ、頬を挟んでむにむに
ここ数日していなかった戯れるような仕草。

後ろ髪を引くような感情がまだその内側に残っているようにも思えたけれど、僅かでも心を軽くできたのならそれで良い。
幼い良心が、都合よく利用されなければいいなと思った。


『どういたしまして』

お礼への返答だけ書いて、手帳を見せる。
(-211) 2022/05/06(Fri) 16:50:01
リアンは、義務感で何かを成そうとしたことはない。入学当初を除けば。
(a27) 2022/05/06(Fri) 18:15:30

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

悲し気に眉を下げる姿を、どこか不思議そうに見つめて。
けれども、その理由も、そうかもしれないと思う原因もあまりわからなかった。

「ああ、うむ」

「ただいま、エルナトくん!」

告げられた言葉を聞いて、こちらもそういえば、と言うかのように目をぱちりと開いて。
明朗な調子で返す言葉を向ける。何かがあったのが、元気なのは間違いないことだった。
(-212) 2022/05/06(Fri) 18:25:20

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「ん……これかね?」

何かを飲んでいる最中、こちらを見つめて問われれば一度手を止めてそちらに視線を返す。

「先生から貰った薬だよ、これも治療に必要なものだと言われてね」

あっけらかんとした様子で、何事もないかのようにただそれだけを答えた。
(-213) 2022/05/06(Fri) 18:25:38

【人】 花信風 トット

>>36 エルナト
「えー?ペットー?」
「ごはんがあってあそべてべんきょうできるならよいかも」

そこまで行くとペットじゃないような気がするが、そこは譲れないようだ。
犬猫扱いでも文句は言わないのだが。

「んむ………」
「なんかすいとられてるかんじするし ちがたりなくなるし いっぱいいっぱいはできない……」
(37) 2022/05/06(Fri) 18:31:42

【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス

「ん……、へへ、」

ぴき、と小さな音。
戯れに大人びた顔が笑って、
おかえし、というように
あなたの頭をわちゃわちゃと撫でる。
これもまた、よくやる事だ。

「……すっきりした、から……、
 ちょっと、お散歩……してくるね。

 ほんとに、ありがとう、ラピスちゃん」
(-214) 2022/05/06(Fri) 18:38:24

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「確実性に欠ける、非効率的なやり方。結構。
 そこは、これから効率化できるだろう」

「一体何に怖がっているように見えたんだ? 
 ……たとえ一人で失敗しても、痛手を食らうのは自分だけ。
 "私たち"が先生になることで漸く叶うことに、君たちは不要なだった」

うまくいくに違いない未来を作るのは、■■がいるから。
怖いハズなんて、何もない。



「それに君が生徒でなくなったら」
「僕は君の不確定要素になるじゃないか」

「何が起こってしまうかわからない立場で」
「救えなかった理由にしてしまうぞ」


 君を救えないのは教師でなかったから、
 君が隣にいたのは共謀者だから、
 君に何もできなかったのは君が悪い子だから。

 君を失うのは、僕が■■じゃなかったから。


先生ではないこの自分なんて、いったいなんの価値があるのだろう。

透明の瞳が一瞬光も通さず、深く沈みかけた。
届かないと決めつけて、逃げようとしている。
それを、今見抜かれているのだ。
(-215) 2022/05/06(Fri) 18:46:06

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

■■は、時間があれば、これからきっと良い先生になったのだろう。
すべて、これからであったのだろう。

君はいつかは生徒という記号から外れる、一人の存在だ。
そんな君のことも、■■なら救うことができた?
そうに違いない、諦めるわけなんてなかった。
喪わせるわけが、ないよな。



「私は」
「生徒"だけ"でも助けられる先生になりたい」


僕は君の先生、じゃない。

■■の目指したものがその先にある。
皆が望んでいる、誰もが普通を為せなくなった者が過ごせる居場所が。
■■は、僕の"■■"だった。

僕は君の何になることができれば、君を、自分自身を助けられるのだろうか。



「それなのに、それだけだったのに」
「仕方ないな、フィウクスくんは」
(-216) 2022/05/06(Fri) 18:49:03

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「君の未来を見たい」

君の助けになれない私がここにいる。


「君を助けたい」

これは私たちの意思だ、どうか面倒を見てやってくれないか。


「共に謀る為にも、」
「誰かに奪わせたりしない」

もう二度といなくならせたりしない。


例えこの病がなおって私が保てなくなったとしても。


君たちが、僕に先生をさせてくれるのなら


「きっと居場所を作り続けると」

■■なら、

"私たち"ならやれますから。
(-217) 2022/05/06(Fri) 18:52:53

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「────」

何よりも聞きたかったはずのその言葉にも。
不意に落とされる、この手の甲にする口付けにも。

自分で思っていたほどの感情が湧き上がってくることもなくて。

「そうかね……昨日までの、私の方が……」

そんな事を言われているのに、嫌だと思うこともできなかった。
昨日までならば、そんな事を言われれば酷く動揺しただろうに。

わからない。

どうしてこんなにも何も思えなくなってしまったのか。


「…………」

それ以上の言葉が出てこなかった。
ただ口付けをされた手の甲を呆然と見つめてから、視線を上げて君を見た。
(-218) 2022/05/06(Fri) 18:55:09

【秘】 花信風 トット → 司書 エルナト

「えらくないよ。だめっていわれてるの」
「でも……がまんできないから それだけ」

いつもは褒められれば素直に喜ぶのに、それだけは違うとハッキリ言った。
自分の身のためにはならないことだから。
自分の身の事は、二の次にしてしまうから。

「でもこーやって、やくにたてるなら、とてもうれしい」
「おれねー おれのはなつかってくれるひとがすき」

こくりと頷いて、窓の内側まで寄って。
腕の包帯を解けば──夥しい数の
傷跡
がそこにあった。

ポケットから鞘の付いたナイフを取り出して、刃を鞘から抜いて。
深呼吸して……腕へ振り下ろす。

血は 噴き出さずに。

「う」
、ふ ぁ……っ、あ」「は」

紅はみるみる間に芽吹き、咲かせ。
傷口から花開くのは、デイジーやアスター、ゼラニウム。

「い、ッ……あ、ぁ えへ へ も……ちょっと」「だけ、ぅ」

(-219) 2022/05/06(Fri) 18:57:47

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「約束します」

「君の言葉をこれからもきかせてください」

「私たちを、信じてみてくれますか?」

きみの首へとこの手を伸ばす、届くのならば喉に指を辿らせ。
ひっかくような仕草を見せた。
初めて、君に僅かに微笑みかけ、次はと頬への進行をやめない。


長年の間教諭たちに搾取され続けた生徒。
捨て置かれながら、劣悪な環境で飼われ続けるなんて。
許してはおけない、■■はそんな僕を傍に置いてくれた、愛してくれた。

僕はあの人になるために、こうして生まれ変わったのだから。
なんだって。
(-220) 2022/05/06(Fri) 18:58:13

【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ

お返しをされてふふ、と満足そうな顔をした。

こくり。

『いってらっしゃい』

またペンを走らせて、送り出す言葉をかける。
散歩に出掛けるクロノに手を振って、
その場はお別れをしただろう。
(-221) 2022/05/06(Fri) 19:00:53

【秘】 花信風 トット → 司書 エルナト

自然じゃ見られない速度で育っていく花々はトットの腕を彩り、その分だけトットの身体はびくりと震えた。
かく、と膝に力が入らなくなった。そのまま座り込む。

「んぁ、ふ、ッ、あは、は、…………っあ"、」

ブチリ。


──勢いに任せて花を引き抜いた。
引き千切ったと言ったほうが正しいかもしれない。

「……………………、おわ、おわり」
「えへ、へ……あは、こ、こんなかんじ」

「さいたよ」

肩で息をしながら、涙の滲む上気した顔で貴方を見上げて花を差し出した。

腕に血はもう流れていなかった。花が咲けばすぐに塞がるようだ。
(-222) 2022/05/06(Fri) 19:00:59

【秘】 花信風 トット → 高等部 ラピス

手を繋いで先導するあなたの後ろで、鼻をすする音が聞こえたかもしれない。

調理実習室に入れば、素直に座って。
ふつふつとミルクが鍋にかけられて泡が浮かぶのを、ぼうっとした顔で見ていた。

一つ一つの手順を、緩慢に目で追って。
小瓶を見れば。

「……………………」
「うん。おれ、ねむりたい」
「そのほうがいい」

頷いた。

「……しあわせなゆめ みてたほうが」
「おれは こころのじゅんび できるから……」
(-223) 2022/05/06(Fri) 19:14:41
トットは、自分の部屋の鍵を掛け忘れたなぁ、とぼんやり思い出した。
(a28) 2022/05/06(Fri) 19:15:05

雷鳴 バット(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/06(Fri) 19:15:57

【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ

全く愛のない、愛を確かめ合う行為。
食事とイコールで結ばれてしまう行為。
何一つの感情がなくとも、何一つの感情を抱けずとも。
牛が子供のために作り出した乳を搾って我がものとするように、
誰かのためのものを、奪い取らなければ生きていけない。

きっと君がその身を捧げなければ、少年は。
他の誰かから、そう、出来れば自分でも抑えつけられる、小さな子から。
望まぬ行為を強制して、食事を奪い取るのだろう。

今までそうしてきたように。



翻される体。
食べかけのお皿を下げられたような感覚に陥って、
つい、その背中から抱き着く。
ぎゅっと抱きしめて、耳元で、少し荒くなった吐息を吐いて。
欲情にも似た、熱のこもった声で。

「じゃあ。」

「………図書室、いこう…………?」


少年だけが管理するそこは、鍵さえ閉めてしまえば。
誰も来ない場所になるからと、やっぱり、懇願するような、か細い声で。
(-224) 2022/05/06(Fri) 19:25:13

【秘】 雷鳴 バット → 高等部 ラピス

「そうか」

貴方があの場所、あの時の立会人だと知らない青年は、
ただただ貴方になんらかの疑いが及ばなかったことに安堵した。
教員棟から出ることの叶わなかった一日、
それからもう一日を経て周りの変化を目にして、やっと安心したのかもしれない。

「バット、であってる。ただ、そうじゃない呼び方をする人もいる。
 人によって違う、のかな。わからない。家族は、バットって呼んだ」

日の落ちるごとに青年の動きはしっかりとしてきて、言葉も明瞭になる。
まるで陽光に押さえつけられていたかのように、背筋は真っ直ぐに伸びる。
鬱蒼と茂る木々は森ほどではないが、周りの光を遮って。
下生えの長いところまで足を進めると、木の根元に腰掛けた。

「先生の中には、そう呼ぶのを咎める人もいる、みたい」
(-225) 2022/05/06(Fri) 19:27:13

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「薬って……………」

だって、今までそんなもの、飲んでなかったじゃないか。
治療に必要なら、なんで今頃?

明確に以前と変わった行為。
明確に以前と変わった姿。
明確に以前と変わった精神。

それらをイコールで結びつけるのは、仕方のない事で。

「…ねぇ、その薬、見せて。」

薬学の本くらいは読んだことがある。
どんなものなのかと、仮にそれがわかったとて。
自分には辞めさせるような権利はないのだけれど。
ただ、気になったから。
(-226) 2022/05/06(Fri) 19:28:05

【神】 司書 エルナト

>>G10 フィウクス

「あはは、ちゃんと怒れるじゃない。」

にっこりと、それを受け止める。
我慢せずに言葉を、表情を作る君の姿が好ましい。
言葉を飲み込んで、気を遣われるのが苦手なのは、
何も君だけではないから。
反応の大きいペットの方が可愛く見えるのとおんなじ。


「やった、覚えていてもらえるんだ。」
「じゃあ今のまま、楽観的でいる事にするよ。」
「…あはは、コルウスなんて。嘘なんて吐かないよ。」
            
エルナト

「僕は吐く者じゃなくて突く者だから。」

「だから君も突っついちゃう。」
「またね、フィウクスさん。」

向けられた背中に。
次を望む言葉を掛けて、見送った。
(G11) 2022/05/06(Fri) 19:38:34

【人】 司書 エルナト

>>37 トット

「あはは、贅沢なペットだ。」
「束縛する趣味なんてないから、全然いいんだけれどね。」

元々今もちょっぴり犬猫扱いをしている。
あんまり今と変わらないなぁ、と笑いつつ。

「じゃあ、必要な時にだけしないとだ。」
「君が倒れたりしたら、悲しむ人もいるだろうからね。」

無理をしちゃいけないよ、なんて説法もしつつ。
(38) 2022/05/06(Fri) 19:42:31
 




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