【人】 綴 千翠― 回想:風鈴とオスカーくん ― [いつだったか、君はこの日のことを話してくれたね。 憂いた顔で海を眺めている私を見て、 残念に思ったんだって。>>269 たくさん勉強したのかな。 まるで小説の文章のような独特な話し方をする 君との会話で、私はこれまで、一度だって 困ったことはない。 けれど、その時だけは、君のその、 心の内を隠すことのない素直な言葉に眉根を下げた。] ───…そう だったんだ… [僅かに睫毛を震わせて小さく呟いて。 それまで他愛もないことを話していたなら、 急に表情が翳ったことは見て取れただろう。 それ以上は何も言えなかった。 取り繕うことも誤魔化すこともなく。 ただ一言、これも紛れもない私の本当だから。] (300) 2022/07/29(Fri) 18:49:19 |
【人】 綴 千翠[君はきちんと人を見てるんだね。 そして、自分を誤魔化すことなく 真っ直ぐに言葉を紡ぐ。>>270>>271 力仕事は自分、私には中の風鈴を綺麗にして 欲しいって、倉庫にある段ボールは全部運んでくれた。 そんな君の優しさに、あの時の私は救われて、 ひとつ風鈴を拭いていく毎に、 心に澱んでいたものも拭われていったように思う。] …風鈴はね、良く聞くと、どれもそれぞれ 音色が違うんだよ 日によって表情も変えて、 悲しいことがあれば、そっと寄り添ってくれるし 嬉しいことがあれば、一緒に喜んでくれるの [受験前に病気になって、進学も就職も出来ないまま。 当時は世界にたった1人、取り残されたような気持ちに なったりしたものだ。] (301) 2022/07/29(Fri) 18:50:40 |
【人】 綴 千翠[長引く治療に、金銭的にも精神的にも 余裕がなくなった両親は事あるごとに、 何故こんな病気になったのだと辛く当たるようなり。 散々傷つけあった末に、私に家を出るよう告げて、 去っていった。 父を、母を、悲しませていることが苦しかった。 それでも、愛されていると信じたかった。 明日のことさえ、どうなるかわからない こんな時だからこそ、 助け合えると思っていた。] (302) 2022/07/29(Fri) 18:52:54 |
【人】 綴 千翠…思い出… そうだね… 子供のころ、家族で海に来て、 同じような海の家で、かき氷を食べたことがあるの 優しい風鈴の音にみんなが笑ってて ────幸せ、だったな… [慈しむようにガラスを撫でる。] (303) 2022/07/29(Fri) 18:53:50 |
【人】 綴 千翠[積み重ねてきた時間、たくさんのことを話したね。 その中で、もし、聞かれるようなことがあったなら 場所を変えて、家族のことや病気の事も 打ち明けたりしただろう。 尤も、病気に関しては、時々休むことがあったから、 薄々気付いていたことかもしれない。 自分ではわからないけど、私が、以前と比べて よく笑うようになったのなら、風鈴を通した君との時間も その切欠のひとつになってると思う。]** (305) 2022/07/29(Fri) 18:56:58 |
綴 千翠は、メモを貼った。 (a70) 2022/07/29(Fri) 19:14:49 |
【人】 綴 千翠[チリリィィンと鳴るいくつも風鈴達。 それを見上げる私の姿は、君には 会話しているように見えているのかな。 実際に話しかけたりしてるしね。 私と風鈴達との時間に、君はかき氷を作り持ってくる。] …美味しいね [外にある長椅子に腰掛けて、海を見ながら 薄く削られた氷をスプーンで救う。 かき氷のシロップは、本当はどれも同じ味で、 違うと感じるのは錯覚だって言われているけれど 君と食べるかき氷はいつも美味しくて 自然と顔が綻んだ。 そうやって語り合い、過ごしてきた時間に 君からはどんな話が聞けたのかな。 楽しいですね、と君が言う。>>330 私はその言葉にそっと微笑み、頷いた。]** (404) 2022/07/30(Sat) 3:14:02 |
【独】 綴 千翠/* オスカーくんは人気だなぁ。 フリー素材、拾ってくれるから、 関係性を進められるんだよね。 女の子、誰とでも仲良くなれる動き。 本命は蛇ヶ原さんかな? でも、しろはさんはオスカーさんに矢印向けてそう。 ※ちなみに私の恋愛フラグの読みはポンコツです (-57) 2022/07/30(Sat) 3:28:06 |
【人】 綴 千翠― 現在 ― …ううん、 ボランティアじゃないから、 アルバイトはアルバイトなのだけど 私は、宿で今日持ってきた冷やし中華の 仕込みをしたり、最近は会計もさせて貰ってるかな [今更なことを屈託なく聞く、須藤さん。>>411 今まで気にしたことなかったのだろうなと思いつつ、 私は改めて、自分の仕事について話す。 まさか、このやり取りを見て、蛇ヶ原さんが私と須藤さんに 変な気を遣うなんて、思わなかった。>>442] あ…そうだね、はたきは須藤さんのほうがいいかも [急に張り切って掃除の役割を支持しだす蛇ヶ原さんに 気圧されつつ、埃を集める係をすることには同意すると、 彼女は拭き掃除のための水を汲んでくるという。] (457) 2022/07/30(Sat) 12:59:50 |
【人】 綴 千翠え?…休憩、本当にしないの? [それが、私と須藤さんを二人っきりにさせようと する彼女の作戦とは知らず、私は元々声をかけた目的を 再び口にした。]** (458) 2022/07/30(Sat) 12:59:53 |
【人】 綴 千翠[いつも感謝している、と言葉を紡ぐ君。 私は真っ直ぐに思いを伝えようとする君を見て、 聞いて、] ──────うん… [そう、柔らかく頷くと、 今度は自然に笑いかけた。] そうだね、一朝一夕で上手くいくより、 こうやって時間をかけることで思い出も増えて わかった時の喜びが増すかも もしかしたら、今が過去になった未来に 沢山の思い出がいくつもの音となって 君の耳に届くのかもしれない なら、“今日”も楽しい思い出にしなきゃね (475) 2022/07/30(Sat) 17:42:45 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新