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【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「…お前さんが懇意にしていたバーのマスターから。」 「容姿は黒髪に…サングラスを掛けている事ははっきり分かる。が、お前さんがやったことは関係ないさ。」 「これが真実そのものであるのならば…俺たちが受けたのはとばっちりも良いところだよ。」 かつての、復讐しか考えていなかったテンゴと同じような、鋭い殺気を放つ。相当に怒っているようだ。 (-214) 2022/08/16(Tue) 21:28:58 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「ええ。 安心して、私が売るのは自分の身体だけだから」 口許に笑みまで浮かべて、掌をひらひらと振る。 「お金じゃ命は買えない。 買えることもあるけど、 命の代金にしちゃちょっともったいないでしょ」 少なくとも表面上は、あなたの面の下、納められた刃の鋭さに臆した様子はない。 それもまた、娼婦の仕事だからだろうか。 (-220) 2022/08/16(Tue) 22:08:32 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「ふん、小娘の体なんぞに興味は無い。が、しかし、それならば俺が知る限りを話そうか。とは言っても、口惜しいことに此方も殆ど何も分からず終いでね。」 「命を払うには確かに勿体ない代物だよ。」 「ここ数日で死んだのは、アウグスト、マウロ…そして、フィオレロ。この3名と、確かバーの店主も姿が見えないとか。」 「分かっているものの死因に直結する得物は銃火器。アウグストはスナイパーライフルでやられたようだな。」 「犯人は誰とも分かっていない。アルバの手の者か、それともノッテの内部の人間か、はたまたそれ以外か、何とも言えん。」 「他、知りたい事があれば答えるが。」 (-231) 2022/08/16(Tue) 23:18:32 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「こう見えても、これでご飯食べてるんだけど」 ふん、と小生意気な声。 それでも、あなたが話したことを聞くたびに頷いて。 「……ふうん。 思ったよりも面倒なことになってるみたい。 ──……スナイパーライフル……」 肩をすくめて。 「そんな趣味の悪いもの、持っている人いたかな。 男の人の銃の好みはよくわかんないな」 「……」 「気を付けなきゃいけない人とかいる? 私も、ノッテの人に近づくつもりとかはないですけど」 ふうん、と前髪をかるくいじる。 (-235) 2022/08/16(Tue) 23:53:07 |
【秘】 愚者 フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ ──シルヴィオが死んだ数日後、 貴方のもとに一つの花が届けられる。 鉢に入るそれはアンドロメダ。 日本で言うならアセビ。馬酔木に近いそれは、洒落た手紙一つなく、差出人の名もない。 元々死後には送るように手配していたのだろうそれは、ふと昔を思い起こさせるかもしれない。 「俺実は、本当は紅茶とか日本茶より、」 「葉を煮詰めたり焦がした物じゃなくて、花がいいんです」 いつの日だったか。 遠い昔。下手をするとまだフィオレロがフィオレロじゃく、 『シルヴィオ』と呼ばれていた頃。 「理由ですか。そうですねぇ。 じゃあ、縁起のいい花言葉とかあるやつを 飲み込んだほうがいい気がするからってことで」 ファミリーだから名前も知っていれば、雑談だって間があればする。 特徴も言えるし長所短所も軽くなら述べられる。 そんな、関係の悪くない上司と部下が、親しいと言えるようになったきっかけと言えば、この時期のこの辺りの話ではなかっただろうか。 (-238) 2022/08/17(Wed) 0:06:13 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ「ロッシなら少なくとも確かか……ああ本当にとばっちりだ」 俺たち二人が騒いで止めてももう遅い。 動く必要があるのは鎮火した後の騒動の片付けだ、 「にしても、厄介なことになった。 ……お前狙われてねえだろうな?ただでさえ目立つんだ。 今日にでもスーツが届くから、戻ったら着替えておけ。 無駄に散歩するのもやめろ、言われなくてもわかってるだろうが連絡の仕方が雑なんだよ……今日は戻らないがそのあとはきっと部屋にいるから。 おとなしくしておけよ、今は武器を構える時期じゃねえ」 (-286) 2022/08/17(Wed) 15:50:08 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”昼行灯” テンゴ国籍問わず様々な料理に詳しく、知識も幅広かった彼は、 東洋式の黙祷もきっと知っていただろう。 けれど、あなたが何とはなしにでも 感謝の念を感じていたとしたら、それは錯覚だ。 この場に在ったのは、彼の持っていた人への思い遣りを取り落とした、 押しつけがましい怨念のようなものでしかなかったのだから。 そうして去り行くあなたの背を、見送るものはなかったのだった。 (-290) 2022/08/17(Wed) 18:01:59 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → デッドヘッド ヴェネリオ「俺はガキか。」 少し不服そうにする。 親友にしか見せることのない反応ではあるが。 「狙われているかは知らん。が、警戒はしておく。そちらも気を付けろよ。大事なものを失う気分はそう何度も味わいたくはない。」 そうとだけ言って、立ち去ろうとする。 (-292) 2022/08/17(Wed) 18:21:51 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 小夜啼鳥 ビアンカ「悪いが、特定の人間に絞り込めていない状況だからな。俺からはその質問には答えられんよ。強いて言うなら…お前さんに理由無く近づく輩は全て警戒しておいて良い。」 「例え身内であってもな。」 誰が犯人なのかは分からない。 だから、身内だからと気を許すなと伝える。 「…お前さんは失うなよ。大切なものをな。」 (-296) 2022/08/17(Wed) 18:41:27 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 愚者 フィオレロ「……。」 花を軽く撫でれば、思い出す。 その面の下の表情は誰にも分からないが、悼むように零す。 「どうして先に逝ったんだ、お前は。」 そしてさらに思い出すのは、あの日のこと。 「花茶は扱ったことがなかったな。ふむ。馴染みが無いわけでは無いが、折角なら取り寄せてみるか。」 と興味のままに言ったっけ、と。 (-297) 2022/08/17(Wed) 19:15:49 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「そ。 まあ、女ですからね。 いつだって身の危険は感じてる」 冗談めかして笑いながら、自らを抱くように腕を組む。 寒くもないはずなのに、強く圧された指先が白んでいた。 「大切なもの?」 あなたの忠告を、レコーダーのように繰り返す。 ――そのレコーダーはノイズ混じりでがりがりと歪んでいて、きっとずいぶん昔に壊れてからそのまま、置かれているのだろう。 別に、珍しいことじゃない。 「処女なら、随分昔に無くしたわ」 他にはなんにも持ってない、と嘯いて。 握り締めた掌を、今度はひらひら、無責任に振ることはなかった。 「………あんまり営業妨害するのは気が引けるな。 ねえ、おすすめはある? これ、どこのお菓子? チャイナ?」 (-304) 2022/08/17(Wed) 20:16:19 |
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