【人】 2年 玖流梨日花んんっ…、1日1回でしょっ! [俺がこんなに爆発しそうってわかってる!? んもぉ、と赤くなった顔を腕に押し付けながらついて歩く。 昼食は何の気分だろう。 俺は牛丼でもラーメンでもなんだって、一緒に食べられるなら幸せだけど。 辿り付いたのはレトロ喫茶。 この一角だけ少し時代が遡ったみたい。 ほわぁ〜…って辺りをきょろきょろとして。] (26) 2024/06/06(Thu) 2:38:45 |
【赤】 2年 玖流梨日花[好きな子の、なんて言われたら途端に意識してしまう。 頬を撫でる手とかも、なんかちょっとえっちかったし! 耳先が赤いのを誤魔化すように、店の中を見渡して。] (*4) 2024/06/06(Thu) 2:39:15 |
【人】 2年 玖流梨日花すごいですねぇ、こんなとこあったんだ。 [席に座ると、俺はメロンフロートとオムレツを頼んだ。 料理が準備されるまでに、慎之介さんは何かを検索していて。 覗き込めるなら覗き込んだし、見ない方がよさそうなら目を逸らす。 改めて、デートだなと思うとどこかそわそわしてしまって。 水の注がれたグラスに浮かぶ水滴を、指先でつついて ふわふわしたきもちを誤魔化すように。]* (27) 2024/06/06(Thu) 2:39:36 |
2年 玖流梨日花は、メモを貼った。 (a3) 2024/06/06(Thu) 2:40:52 |
【人】 4年 大木慎之介 はは、そうだった。1日1回。 …全然足りないから、10回ぐらいにしない? [腕に押し付けて顔を隠したつもりかもしれないけど、耳まで赤くなってるからどんな表情をしてるのかよくわかる。今すぐ抱きしめたい衝動を堪えるだけで精いっぱいだ。] (28) 2024/06/06(Thu) 16:59:22 |
【赤】 4年 大木慎之介[彼がそんな風に感じたのはあながち間違いではない。 いつだって、お前に触れていたい。 そういう意味でも、それ以外でも。 自分の瞳に籠りそうになる熱をなんとか逃して、彼の赤い耳先に触れる。 はやく二人きりになりたい気持ちと、せっかくのデートをゆっくり楽しみたい気持ちとがないまぜになって、吐いた息は色を帯びていたかもしれないけど] (*5) 2024/06/06(Thu) 16:59:57 |
【人】 4年 大木慎之介俺もこないだネットで見た。 なんかの撮影とかにも使われることあるみたい。 [そう多くはない席に、ほとんど客が詰まっている。 意外にも若い客が多いのは、俺たちみたいにSNSで見つけた人が多いのかもしれない。 視線に気づけば、ここはどう?と画面を傾けて覗き込みやすくして。 透明度もすごいしシーグラスも拾えるみたいだよと、普段は立入禁止のビーチで夏の間(7月〜9月)だけ渡し船で渡ることができる浜を紹介する。すこし不便なところだから、車で行くならちょうどよさそう。近くに宿もあるみたいだし。] (29) 2024/06/06(Thu) 17:03:19 |
【人】 4年 大木慎之介[彼が指先で水滴を弄ぶ様子があまりに絵になっていて、まるでモデルかアイドルのようだった。 店内にいる客の視線が彼に集まるのを感じて―― なんとなく――カメラアプリを起動してカシャリと1枚写真を撮った。そわそわとした彼の表情が、今この瞬間を切り取られて永遠に俺のスマホの中に保存される。] (30) 2024/06/06(Thu) 17:05:04 |
【赤】 4年 大木慎之介[かわいいかわいい彼を、人目に触れさせたくない気持ちと 俺のだよって牽制したい気持ち。 なんて醜いんだろうと思うけれど、思うことを止められない。 メロンフロートが届いたら、その頂点にある赤い実をつまんで 彼の口元まで運んでみようか] (*6) 2024/06/06(Thu) 17:07:36 |
【人】 4年 大木慎之介[シャッター音も軽やかに、メロンフロートと一緒に彼の写真をもう1枚。] これ、待ち受けにしていい? [なんて、ちょっと悪い顔で首をかしげた。]* (31) 2024/06/06(Thu) 17:09:12 |
4年 大木慎之介は、メモを貼った。 (a4) 2024/06/06(Thu) 17:11:01 |
【人】 2年 玖流梨日花いっ、1日10回でも…たり、ます? [よくよく考えれば、自意識過剰すぎたかもしれない。 でも本当にそれくらい、いつもいつも可愛いって言ってくれるから。 赤い顔のままおずおずと、ほんの少しだけ上目に見上げた。 慎之介さんの抱きしめたい衝動を知りもしないで。] (32) 2024/06/06(Thu) 19:38:19 |
【赤】 2年 玖流梨日花ぅっ、ん… だだだ、だ、だめですよ! [真っ赤な耳先に指が触れる。 突然の感覚に声が上がりそうになってしまうのを何とか我慢して たどたどしい口調で誤魔化した───つもり!] (*7) 2024/06/06(Thu) 19:39:12 |
【人】 2年 玖流梨日花ほぇ〜…ドラマなら見てそだな。 [でも恋愛ドラマなら意外に見ないからわからないかも。 お客さんがしっかり入った店の中、たまたますぐ席につけたのはラッキーでしたねなんて話しながら 傾けてもらった画面を覗き込んで、表示された画像にぱっと顔を明るくさせる。] わーっ、すっごい綺麗ですね!? こんな綺麗な海あったんだ、全然知らなかった! シーグラス一緒に拾いましょうよっ! [持って帰ってお揃いのアクセサリーにしてもいいな。 車出してもらうことになりそうだけど 慎之介さんはしんどくはないかな?って顔を傾けて。] (33) 2024/06/06(Thu) 19:39:33 |
【人】 2年 玖流梨日花んぇっ、な、なななんですか? [小さく店内に響くカメラのシャッター音。 撮られたのがわかると、はわはわとするも更にもう一枚撮られて。] ま、待ち受け、ですか!? 別に… 構いませんけどぉ…… [視線を軽くきょろきょろとさせて 少し拗ねたみたいに唇を突き出す。] (34) 2024/06/06(Thu) 19:40:19 |
【赤】 2年 玖流梨日花[差し出された赤い果実をぱく、っと一口。 唇でふにっと食むと咥内へ迎え入れ、茎をぴょこぴょこさせながら。] 折角なら、一緒に撮りましょうよぉ。 [俺一人の写真より、二人並んで、がいい。 四角く切り取られた世界でさえ隣にいてほしいなんて。 少し前では考えられないほど特別な感情を 隠すことなくありのままに伝える。]* (*8) 2024/06/06(Thu) 19:41:54 |
【人】 4年 大木慎之介う〜ん、全然足りないかもしれないね。 じゃあ、100回? [当初の約束の100倍なんてインフレするにもほどがあるけど。赤らめた顔でおずおずと見上げてくる彼の視線と絡めあえば、やっぱりすぐに“かわいい”って言いたくなってしまうから仕方ない。 どうしてもダメだというのなら、愛おしいとか、すきだとか そういう言葉で代替するしかなくなるんだろうけど。何を選んだとしても彼をまた照れさせてしまうに違いない。] (35) 2024/06/06(Thu) 21:11:02 |
【赤】 4年 大木慎之介[一瞬上がりかけた声にたどたどしい口調が付け足されれば、それはもう何も誤魔化せていない気がする。] なにが、だめ? [耳のふちをなぞるように指を滑らせて。こんなところまですべすべだな、なんて思ってしまう。 ―― まだデートは始まったばかりだと、不意にこみあがる劣情に懸命に蓋をした。] 本当はもっと触りたいけど 夜までは我慢するね。 (*9) 2024/06/06(Thu) 21:14:01 |
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