【独】 軍医 ルーク/* 灰を書く余裕もなくわあわあ転がりまわっていた数日であった。 こう、一挙手一投足から日記の一文一文まで! 心配に! なるよね!! もうこのうさぎさんどうしてくれよう(もふりたい(大好き ルークの方も序盤ちょっとどのくらいの描写なのか安定しなかったけど、段々把握できて来たぞ。 こっちの日記に内容が割と中身COレベルなので、気づくかどうかはお任せしつつ…! あと、シュゼットのロルいつもほんっと好きなんだけど、日記の所の文体とかめちゃくちゃ綺麗。すごい。 (-9) 2020/05/21(Thu) 20:47:48 |
【独】 軍医 ルーク/* 進行速度的にそろそろ過去の出来事を落としたほうがいいのだけれど、目の前のロルのお返事に投球するうちに先延ばしになりつつある。 よし、ちょっと書いてから仮眠だ。 (-11) 2020/05/21(Thu) 20:49:41 |
【独】 軍医 ルーク/* というかそうだよ、折角のもふ設定なのに! まだもふもふ出来てない!(するような奴じゃない) それどころか結ぶとか言ってる。 そしてこっちはまだ耳尻尾すら出していない。 (-12) 2020/05/21(Thu) 20:50:43 |
【人】 軍医 ルーク ―― 医務室 ――[ 叩きつけられた机の上から、 器具が床に落ちてがしゃりと音を立てる。 椅子を巻き込んで転び、身を起こすのに少し時間がかかった。 頬の痣の上、広く貼られた湿布の端に、 刃渡りの広いナイフが突きつけられる。 刃先が白い湿布を無造作にはぎ取れば、 下にある青黒い痣の上に、 滑った刃が薄く傷を重ね、 一筋開いた傷口から、少し間をおいて、 ぷっくりと赤い血が球になって流れた。] 『なあ、状況が分かってんのか? いいか、もう一度聞くぞ、 “あのときあったことを、話せ”』 [ 怒りに我を忘れる寸前といった男の声は、どこか酷く冷えて、 返答によっては何が起こるか分からない。 けれども、まだだ。 ひとはそうそう“思い切れる”わけでもないし、 最後の一線を越えたなら、どのような処分を受けるのかを 考える理性も残っているのだろう。 突きつけられた刃先がぴくりとも揺らがないのは、 やはり兵士だ。] (16) 2020/05/21(Thu) 21:29:58 |
【人】 軍医 ルーク前にも言っただろう? 好きに想像すればいいって。 君にも分かりやすく説明すると、だ、 この基地には機密レベルというものがあり、 皆、それに応じて、 目やら耳やら口やらを 上手いこと動かしているものだ。 君は手が滑りやすいようだから、 耳と目くらいは言うことを聞かせておけ。 [ 間をおかずに返って来たのは、 躊躇なく振るわれ、腹にめり込んだ拳の一撃。 重い衝撃に視界が明滅し、痛みが遅れてやって来る。 床に崩れて身体を折り、けほ、と咳き込む。 腹の底からせりあがる吐き気をこらえきれず、 けれど、また暫く飲み食いを忘れていた胃からは、 何も吐き戻すものがなかった。 身体が痙攣するように震え、起き上がれない。 成程、以前は腹を殴るのを教えてやろうと思ったけれど、 少しは考える頭があったのかどうか――、 思考だけがそんな風に冷静で、身を折って蹲る。] (17) 2020/05/21(Thu) 21:31:30 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ソファに沈んでからも、頬を揉んでいた。 表情筋が悪いのだろうか。 顔色が悪いのは、寝不足と日照不足と、 ──生活習慣が悪い。 随分と久しぶりに窓際に座っている。 今日は晴れているから、居るだけで焼けそうだ。] ( 結局赤くなるばかりで、 そう日焼けもしないのだけれど… ) (18) 2020/05/21(Thu) 21:31:47 |
【人】 軍医 ルーク[ 次に衝撃があったのは、頭。 ざり、と固い感触と衝撃。 床に打ち付けられた頭がぐらりと揺れて痛み、 踏みつけられたのだと知る。 視界の片隅、横合いから飛び出してきたぺんぎんが、 必死に男の足にしがみ付こうとする。] 『何だ!? おい、邪魔するなって!』 [ 男は驚いた様子で足を振り、振りほどこうとするが、 頑として離れない。 ぺんぎんを蹴り飛ばすのには躊躇いを覚えるようだった。 自分相手なら兎も角、何もしていないぺんぎんに 暴力をふるうような、そういう性質の人間ではない―― そういうことなのだろう、おそらく。 それでも、逆上した相手が何をするか分からず、 手を伸ばし、ぺんぎんを鷲掴みにして引き剥がし、 戸口の方へ転がす。 声は出せなかったが、 にげろ、と、口の形だけではっきり告げた。] (19) 2020/05/21(Thu) 21:33:20 |
【人】 軍医 ルーク『――ったく、 いいか、これ以上手間を取らせるなら、 こっちにも考えがある。 最後にもう一度だけ聞くぞ、 あのときあったことを、話せ』 [ 突き付けられた刃先が、今度は首筋に傷を作る。 先ほどよりは明確に、意志を持って。 何も答えず、視線だけで男を睨み上げる。 男が刃先に再び力を籠めようとした、そのとき。 遠くから聞こえてきた『足音』に、 男の犬耳がぴくりと動き、 忌々し気な舌打ちの音がした。] (20) 2020/05/21(Thu) 21:34:16 |
【教】 世界の中心 アーサー[ それだから暫く、彼女の顔を見ていなくて 考えているよな、辿るよな、 そんな碧には気が付きもしなかった。 紅茶のカップを、ソーサーに置き、 ソーサーごと執務机に避ける。 代わりに、鏡を持ってきた。 光を反射するように、 顔を写すにしては外向きに。 ] (/1) 2020/05/21(Thu) 21:34:30 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 光を浴びている。低い位置に置かれた鏡が、 かんばせの半分を強く照らしている。 ──間接日光を遮ったのは、 質の良いブランケットであった。 金も、紅も、 陰に隠され、] (21) 2020/05/21(Thu) 21:35:16 |
【人】 軍医 ルーク『いいか、警告はこれが本当に最後だ。 次はない』 [ 男は足早に、医務室を出てゆく。 戸口のところに、ぺんぎんの姿はなくて。 ああ、ちゃんと逃げられたのかな――と安堵する。 もしかしたら仲間の端末経由で、 何処かに通報しようとでもしたのだろうか。 ぺんぎんはいつも医務室にいるが、 他の連中と没交流ということもなく、 廊下で他の連中とジェスチャーを交わしている様子も、 稀に見ることもある。 足音は、此方に向かってくる。 腕に力を籠め、起き上がろうとするが、 どうしても体に力が入らない。 急患なら対応が必要だが、戦闘があったわけでもなし、 可能性は低いか――と、そのまま力を抜いた。 急を要さない要件なら、驚いて逃げ出すか、 指差して笑って立ち去るかどちらかだろう、多分。]* (22) 2020/05/21(Thu) 21:35:30 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 薔薇色が僅か、細く。不機嫌の色だが、 ──そんなのは見上げる先の碧に向けてでない。 それでも声は、低かった。 ] (24) 2020/05/21(Thu) 21:49:48 |
【人】 世界の中心 アーサー賭けに負けたのはあっちさ。 負けたから、負けたことを喚きに来た。 全く“礼儀知らず”だよ。 ──どうやら 飲んでる暇は無いようなんだよね。 (25) 2020/05/21(Thu) 21:50:15 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 花嫁 と 言うから、 ブランケットの下から、手を差し出して、 ──君がエスコートしてくれるかい? …なんて、“暇”で“退屈”そうな彼女に聞いてしまう。 世界で一番、うつくしい妻であるなら、 妻は “妖精”に救われるのだろう。 羽はぼろぼろで、今にも墜ちてしまいそうな──] (26) 2020/05/21(Thu) 21:51:05 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ────キィン と 耳に残る破裂音。 割れた鏡の破片が散っていた。] ……パチンコかな。 小石でも人間怪我するのにねえ。 [ ブランケットの下、 にんまり笑っている。 薔薇色ばかりは、何かに燃えて、 ] (28) 2020/05/21(Thu) 21:53:18 |
【人】 ミア[ 頁を開いたのが、例えば 今日であるのなら。 たったひとこと、 ─── なに? とか、どうして?とか、 そんな簡単な疑問でも、殴り書きしていただろう。 ] (29) 2020/05/21(Thu) 22:42:19 |
【人】 ミア[ 自分を通り越して、何処かを視たよな、 真白に隠されていても、尚、 未だ不機嫌を宿す瞳と、声と。 そんなに踏み抜いていく女だったのか、なんて、 "礼儀知らず"な奴は呑気に考えている。 ] (30) 2020/05/21(Thu) 22:42:51 |
【人】 ミア[ はなよめさまの要求に、 ─── 馬鹿にしてるの?等と、餓鬼上がりは正直だ! 暇で退屈なゆびさきが "うつくしい"其れに、素直に伸ばされる訳も無く、 ブランケットを摘まみ上げるだけ。 ……この箱庭で、溜息の数が増えた。 気紛れか本気か どうにも判断がつかない。 ] (31) 2020/05/21(Thu) 22:43:09 |
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