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【人】 朧广灯 リヒトーヴ……己は、これからもあの楽園を広げ続けます。 それを"途方もない"と呼ぶのは人間の尺度に過ぎません。 存在するかも定かではない奇跡を乞うより よほど現実的だと己は思います。 [ 長い時と命を費やしながら、 かつて人類は、地球滅亡までの道を歩んでいった。 機械は、それと同じことを行うだけだ。 ] 「あなたの理想は美しい。」 人も機械も、己たちをよく褒めました。 ならば、示し続けて見せる必要があると己は考えます。 「これは人の成せることなのだ」と。 ――それが己の考える"この世界の救い"です。 (112) 2023/11/30(Thu) 3:22:30 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ……我が友よ、あなたの解を求めます。 久しぶりに会ったわけですし、 それぐらいの成果は期待してもいいのでしょう? [ 周到に面倒な手続きでもって、友は機械を呼び出した。 その動機はおおよそ道楽だろう。 しかし、楽園を出た動機までもが道楽だとは思わない。 己は友であり、友は己でもある。 それは、"親"と"子"の関係と決定的に異なる点のひとつだ。 機械は友に視線を向けた。 二人を隔てていたモニターは姿を消していた。 ――視線が交わる。 友は相変わらずにやついていたが、 ようやく己に関心を向けたのだと機械は認識した。 やがて、ソファの前までやって来ると、 座る脚の横に片膝を押し込み、友は機械を抱きしめた。 鼓動は早く、腕は微かに震えている。 その機敏と熱を数字で捉えながら 倣うように、機械は友に我が身を預けた。 ] (113) 2023/11/30(Thu) 3:24:18 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ『…………。』 『親愛なる我が友よ。』 『とてもいい答えだ。ああ、それでこそ君だ。』 『"それは秩序か? それとも救世主か?"』 『――僕の答えを出そうか。』 (114) 2023/11/30(Thu) 3:24:57 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 福音、楽園の外 ― 〈 その身に収められた記録を複製する間、 狭いソファの上、僕は眠る友を抱き続けていた。 〉 ……本当、君って冷たいし硬いな。 別にいいけどね。 僕も、君の立場ならきっとそうしていた。 インダラクスもヘローもヌエヌエも。皆、同じさ。 〈 悴んでいく指先さえ今は愛おしい。 君の心臓に熱が灯るのは一体いつになるだろう? 憂い、嘆き、歓喜する日は? その肩口に頬を添わせれば 物言わぬ友からは、あの庭の匂いがした。 ……どうして人類は失い続けてしまったのだろうね。 存在しない奇跡の夢でも見てたのかな。 それとも、夢を見ることさえ―― とっくに諦めてしまっていたのかな。 〉 (116) 2023/11/30(Thu) 3:26:20 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ……これが僕の『孔雀革命』。 僕たちはどこにも還らない。 誰よりも高く飛び、誰よりも遠い世界を目指そう。 僕たちであの空を、大地を、海を、 木々を、星空を、動物たちを―――― あの美しかった青色を取り戻そう。 ……後のことは、きっとそれからで充分さ。* (117) 2023/11/30(Thu) 3:26:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* といった具合に当機の締めはそんな具合です。 友ってそういう奴。最後まで闇鍋の話をしている…。 --- メディウムのお返事も見てます。 いい話になりかけてたのにな…みたいなことをして申し訳。 こんなことがあっても、ちゃんと戻ってきます故…。(補足) 正確な複製と量産は機械の強み。 (-1427) 2023/11/30(Thu) 3:36:04 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* いよいよ時間が厳しくなりましたので、お先に失礼します。 各ログは来月のんびり読ませていただきます。 …後なんだったかな。ええと、水原です。 ついったーはありますが、 喋ることと言えば、専ら進行中の灰叩きみたいな具合です。 こういう世界観の話をするのが好きな口ですが、 人様の感情を眺めるのも好きです。美味しかった。(総評) 同村ありがとうございました。** (-1428) 2023/11/30(Thu) 3:43:55 |
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