【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルムちょんとつまんだ袖の反対側。 ふと指された先にあったのは淡く柔らかな緑色。 言われてみれば、なるほど確かにそんな感じがしなくもない。 「じゃああれはテレベルムの色だ?」 少し考えて、応じるように指差したのは、淡い色の便箋ひとつ。 綺麗で、どこか切ない勿忘草のいろ。 そんなこんなをしながらそぞろ歩く道すがら。 投げ掛けた問いに返ったのはどことなく鈍い反応で。 おやこれはハズレかな、と思って── (-51) 2022/03/23(Wed) 5:35:53 |
【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム「………や、」 「 やっぱり〜!!そんな気はしてたんだよな〜!! うううくそうくそう、手が早いなあ! えっち! 」えっちではない。 「いやいいんだよ私はね!? 皆と一緒になって遊べればそれでいいわけさ! でも弟分や妹分の前では良い格好したいじゃん!じゃ〜ん!」 子供っぽく泣き言言ってつまんだ袖をぐいぐい引っ張った。 とはいえそこまで嘆いてるふうでもなくて、 まんまと悪戯に引っ掛かって「も〜!!」と騒いでるだけの。 つまりはあれだけ子ども達の前でおにーさん面をしておいて、 いざ始まれば自分が真っ先にバレたということらしい。 悪戯は大成功だ! 「特別だったつもりはないんだけど〜…まあ楽しそうだしいっか ところでその白いふわふわっていったい何なのさ?」 (-52) 2022/03/23(Wed) 5:36:33 |
ユピテルは、その日どっかで騒いでた。「も〜!!」 (a1) 2022/03/23(Wed) 5:39:02 |
【独】 風来人 ユピテル/* 狐好きだったら占われても思い込み解除されるだけだし、 豆狸だったら多分占い側も道連れにするはずだから つまり今日の犠牲はほぼ聖女……かあ……? 有り得そうなのはラキ勧誘しに行ってしまったやつかな… この村よく考えたら3割くらい人外役職なのか 勧誘、難! (-53) 2022/03/23(Wed) 5:59:33 |
【人】 灯集め ラキ>>28 ミン 「そうしてると、隙を突いて蜜をとられちゃうかもよ」 ベンチの後ろから、跳ねるような声が響く。 背もたれに上半身を乗りだして腕を組んだりして。 「あはは、ちょーっと不用心だと思うなあお兄さんは。 普段なら何かが起こるわけもないと思うけど、 遊んでる真っ最中なら話は別だぜ? ……なんて、それは舞踏会の筋書きでの話だけど」 話しかける口実を探してたみたいに。 交流が目的の遊びだから気が引ける要素もないんだけど、 どうせならスマートに話しかけたいじゃんって魂胆を内心に。 「ねえね、どこから来たの? ここらじゃ見かけないかわいい子だな〜って気になっちゃって。……ああ邪魔だなあって思ったら無視してくれていいぜ。 小うるさい羽虫はさっさと飛び立って失せるべきだしな」 (31) 2022/03/23(Wed) 6:19:17 |
【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテル「えっち、ってなんだ……? ユピテルは既に良い格好をしているぞ」 これでもあなたには既に感じてるいる違和感を聞こうとしていた。 しかしその前に、白いふわふわはユピテルの蜜にちょっかいをかけてしまった。 これにはテレベレムも困惑、をしている無表情。 『あともう一回引っかければ盗れそうなのによォ! 妖しいと思ってたんだ、こいつ昔のお前を知ってるだなんて出鱈目いって! 人間じゃねぇな! 同族にしては匂いがわかりずれェが……ぐぬぬぬ』 「 白いふわふわ のことか? 奴は白いふわふわ だ」『オレが白いふわふわだ! まるで正体がわからないだろう! 声も聞こえないだろう! へへーん! この男がこうして二足歩行できてるのも、 俺たちのお陰ってワケ!』 瞬間、確かに目の前にケサランパセランのようなものがふわふわしはじめた。 くっきりとだったり、ぼんやりとは人による。 そんなふわふわを両手でつかみ(?)あなたの前に持ってみせた。 『うぉ離せ!? 持ち方が雑!』 「……見えるか、これなんだが。 俺の病気を治す場所をくれたふわふわだ。可愛いだろう」 『寝惚けてんじゃねぇよォ! 早く起きろ寝坊助ッッ』 (-54) 2022/03/23(Wed) 6:29:10 |
【秘】 異邦人 サルガス → 物書き ラサルハグ「肯定の言葉。感謝します。 案ずることはありません。 使命は己を定める法則であり 私は人類平均以上に頑丈ですから」 「平和に近づくにつれてそれを感じなくなりますか? なかった頃の記憶は己の胸に突き刺さり続けていますか? 忘れることと、忘れられぬこと、どちらが解となり得るのでしょうか」 「……」 続く言葉には沈黙して。 「理解します。仮に真の幸福が成し得ることがあれば。 そうでなくとも己に与えられた使命を失えば。 待つのは『停止』。 稼働に必要なコストも馬鹿になりませんから。 合理のみを考えるとそうなります。 人類はそう簡単な生物ではありませんけど」 (-55) 2022/03/23(Wed) 6:38:20 |
【秘】 異邦人 サルガス → 灯火売り ポルクス「情報過多による緊張状態を確認。 申し訳ありません」 癖のようなもので、もう幾度となく繰り返している。 軽く頭をかいた。 「研鑽で向上するものなのでしょうか。 より優れた力、 壇上で芸をなすでしょうか、 心病める者を癒すでしょうか」 ……。 「また問いを過剰に投げかけてしまいました。 申し訳ありません」 (-56) 2022/03/23(Wed) 6:46:50 |
【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム「可愛いかなあ……?」 ばっちり見えては、いるんですが。 ずいと目の前に出されたふわふわを見て……うーん。 いや見た目は可愛い。それは間違いない。 同じじゃないけど近くはあるものだからか何となく、 言わんとしている事はわかってしまうので、そっちがこう。 剽軽な感じがして愛嬌があるといえばそうだけど。 「治す場所……あ、前に話してた病気の治療法ってこと? つまり妖精の一種なわけだ?」 随分昔の記憶を手繰って手繰って、うーんとまた少し唸った後。 流石に一字一句覚えてるわけじゃないけど、 一度顔馴染みになった相手の事は結構覚えている方だ。 「ならちょっと納得だ。妖精は大概悪戯好きなものだものな。 でも君、ちょっかい出し過ぎるのも考えもの! あと別にでたらめじゃないし… 気まぐれな風に飛ばされてしまっても知らないぞぅ」 旅人へのちょっかいが一度は未遂で済んだのは、 多分きっと、"風向きがよかった"から。 触れられるかは一先ず別として。 愉快なふわふわに釘を刺し、 ずびし! とでこぴんを…試みる! (-58) 2022/03/23(Wed) 7:11:16 |
【秘】 灯火売り ポルクス → 異邦人 サルガス「あ、いえ……すみません、大丈夫です!」 *おろおろ *母のことを聞かれてるのだろうと *つとめて落ち着いて考えてはことばを選びます。 「えと、母さんは……この魔法を物に篭めるのが得意で、 光としても、長い時間維持できるんです。 頑張った……って言ってたから、 練習積めば多分上手くなるのかな……? 大道芸みたいなこととか出来るかは、わからないけど 落ち込んでる人には効くし、 でも病んでる人には効くまでは ちょっとわからない……かな。 母さん、占い師なんです。 お悩み相談所みたいなとこありますけどね」 *後ろふたつの質問は *見たことが無い、聞いたことが無い故の回答だ。 *占い師(お悩み相談所)にそういう事や解決を *求めて来る人はそうそういない。 (-59) 2022/03/23(Wed) 7:12:59 |
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