人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【秘】 ライアー イシュカ → 雷鳴 バット

食堂で見かけた際の実習生は同僚に皮肉を返す余裕すらないくらい疲労の色が濃く、貴方の視線や行動に気付く暇がなかった。

とは言え、傷心しようと……いや、しているからこそ足繁く通う場所もある。
当然委員の人間とは出会う事もあるはずだ。貴方がもし飼育小屋に行く機会があれば、相変わらず初日の様な元気さは失われているが、食堂で見た時よりは顔色は改善されていた。

/*
REありがとうございます!なんですがこの男がちっとも気付けなかったため、場所変更でお返事投げさせていただきましたが、もし現在の状況からバットくんが飼育小屋に行かなくなっていた場合は違う出会い方を改めて考えられたらと思いますので、ご連絡いただけると幸いです。
(-59) 2022/05/05(Thu) 6:07:01

【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス

「わかっちゃいるけど、それを言うと全部
 運、の一言で終わるんだよな……
 間違ってるとは言わねえって言うか、実際そうと思うし」

「でも、“みんな”そう言うんだよな。みんな」

みんな、と一括りにするには余りにも規模が大きい属性だ。
それでもあえてこんな言い方をする。拒もうとする。
個人として見れない訳ではないけれど、見てしまうと
それこそ己の異質と比較して絶望する故の防衛本能。

「……頑張ろうとすら思えない地点の存在の人間なんて、
 見えちゃいないのか、僕がそんなご立派に見えるのか……
 ……もう散々疲れて来たんだ。諦めさせてほしい」

貴方の振って沸く家族の話と公平の件を聞いて、「ん」と短い一音だけが零れる。
適当な訳ではない。むしろすぐに難癖なり言い訳なりで反論してくる気質の男を思うと、納得するのは相当に珍しいし、満足している。

「……そうだよ。僕らは悪くない。
 反省なんて、生きるのが精一杯の人間に求められてもだ」

「まあ、気晴らしにはなったからそろそろ戻るかな……
 っていうかお前、まだ部屋で何か飼ってんの?今度覗くか」
(-60) 2022/05/05(Thu) 6:30:33

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「…………バラニ!!」

夕刻過ぎ。
寝る準備も始めなければ、と思い部屋に戻ったところで、
居なくなったと思っていた存在が居ることに驚きの声を上げて。
とたとたと、長くも無い距離を小走りで詰める。

「どこ行ってたの!心配したんだよ。」


「…………大丈夫……………?」


という心配の言葉は。
神隠しの噂を嫌でも想起してしまうから。
なにも、なかったのかと、鷹色の目が君を見つめる。
(-61) 2022/05/05(Thu) 6:45:10

【人】 司書 エルナト

>>14 トット

「…………おーい、トットくん。」

呼び声は、建物の方から。
1階の窓、図書室があるはずの場所から、君に。
手を振る少年の姿。

「またお花のお世話かい?精が出るね。」
「お花好き?」

他愛のない会話。
なにか話していたくて、そんな雑談を。
(19) 2022/05/05(Thu) 6:48:11

【墓】 ライアー イシュカ

>>18 アオツキ

「……してない。……」

言葉遊びへの否定。
貴方の言葉に対して咄嗟に浮かぶ不快感。

余計にに険しさを増す表情も、時間によって思考が整理できるのか
やや間を置いた後に眉間の皺と共に僅かに和らぎはするが。

「ああ、うん。わかって……
 クソッ、割とこんがらがって来たな……」

気遣われている事だけはわかるが切り替えが柔軟ではない。
今の時点で一度変換してる為に再変換で混乱している。
慣れが来るかもこれまで味わった事がないから不明だ。

「って、足は別に使えるっての……!
 戻るから、もういい。平気だ。知ってる。
 教師になるのに僕みたいな奴は見てる暇ないだろう」

引かれた手を軽く払う。
触れる際に怯えのように一瞬目を瞠ったのを即座に消した。
これ以上何か言われる前にと、貴方の声かけのお陰で休む気にはなったのか、重い体を引きずって食堂を去ろうとするだろう。
(+7) 2022/05/05(Thu) 6:48:30

【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ

「………」

あの少年の特徴。
食事を摂るところを、誰にも見せたことがない。
それと"お願い"が意味するところを照らし合わせて、
一つの仮説を浮かび上がらせる。


なるほど、『お願い』については推測できた。


昨日、ばつが悪そうに過ごしていたのも、その行為があまりに特殊であったかららしい。
触れた指先で耳の形を確かめるように撫でてから、また質問を紙に書く。

『守るというのは、神隠しからですか?』
『それとも、他のもの?』

逃げたままの菫色を、夜空の双眸は見続けている。
そこから掬い取れる感情を取りこぼさないために。
(-62) 2022/05/05(Thu) 7:12:14

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス

すぐには答えられなかった。
それは、今まで信じてきたすべてと対極にある。
けれど、何かがおかしいことからも、もう、目を逸らすことができない。
ハンカチを握るばかりだった手を、そっとあなたへ伸ばす。
星に触れようとするみたいに。
大好きなお姉さんが味方でいてくれることを心強く思いながら。
縋るように小さなからだを抱きしめて、少■は、それ以上何も言わなかった。……言えなかった。
(-63) 2022/05/05(Thu) 9:16:11

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「……」
「言われてみれば……確かにそうかもしれない……」

近づくことでその差はバラニにもはっきりと認識することができた。
首を傾げる君を少し見下ろすような形になりながら、どこか戸惑うように見つめて……その手を静かに取って。
(-64) 2022/05/05(Thu) 9:31:05

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

不安も緊張も、何もなかった。

あんなに感じていたものがさっぱり失せてしまったよう。
けれども、それに対しても不思議だとしか思うことができなかった。


「心配をかけてしまったようですまないね……」
「だがこの通り、私は健在だよ……先生たちと、大事な話をしていてね」

つい先日、君に不確かな情報を与えてしまった。
それが原因となり、これほどまでに君を心配させてしまった。

そのことを恥じねばならないという思いばかりが先に浮かんでくる。
君の頼りになるよう、立派な大人にならねばならないというのにと。
(-65) 2022/05/05(Thu) 9:32:22

【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ

「父上が、私に早く戻ってきて欲しいとのことでね……」
「病気の治療も……これからは、積極的に行おうということになった」

つい先日、あんなことを言ったばかりだと言うのにね、と少し気恥ずかしそうに笑う。
その姿はすっきりと晴れやかなものにも見えるが、どこか空虚なものであり。

「背が伸びたのは、きっとその影響だと思う」
「私の抱えている病気は精神と身体が密接に関わりあってるものだったから」

クロノくんの抱えるものと、似たようなものかなと。
下級生を引き合いに出して、背が伸びた理由を語って見せたのだった。
(-66) 2022/05/05(Thu) 9:33:52

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「……ああ、エルナトくん」

どこかぼんやりとしている様子だったが、あなたの驚く声と小走りでこちらに詰め寄ってくる姿を見れば少し申し訳無さそうに笑みを浮かべて。

「先生たちと大切な話をしていたのだよ……それが少し長引いてね」
「心配させてすまないね……置き手紙でも残していけばよかったか」

何しろ急な出来事だったものだからと、気まずそうに頬を掻く。
寝台に腰掛けていたところから立ち上げて、アピールするように両手を広げて。

「もちろん大丈夫さ、ご覧の通りね!」
「そして……
 ふふ、それだけでないのだけれど……わかるかな、エルナトくんに」

昨日の意趣返しだと言わんばかりにどこか悪戯っぽく笑いながらあなたに問いかける。

今まで座っていたからはっきりわからなかったけれど、明らかに背丈があなたより大きくなっていることなんて、すぐにわかることだ。
(-67) 2022/05/05(Thu) 9:52:57

【独】 神経質 フィウクス

/*
事の次第によっては
一緒に死体も埋めてくれそうなおともだちが多くて
おれうれしいなあ〜〜〜〜〜(皮算用)

死体は作りません。多分。
(-68) 2022/05/05(Thu) 10:03:11

【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス

「神隠し、……というか……」

どう言うべきか言葉に迷って
何度か口を開けたり閉めたり、して。

「……神隠し、のために」


「ひとを、だまして」

「友達を、大人に引き渡す、ことで」

「悩んだり、後悔したりすること……から?」

迷いながら、言葉を吐く。


つまるところ、エルナトには
「自分が人狼の役をやらされている」事
を告げたのだろう。
それに伴う罪悪感を見て、そこを絡め取られた。

細めた瞳が、潤んでくる。
ふたりに迷惑かけないために頑張らなきゃいけなかったのに、
そんな甘言に惑わされて、放棄してしまったのだから。

「だから、……火、つけて」

「大人たちが、それ、に、気を取られてるうちに、
 ごまかして、逃げて、来て……」

「それ、で、……失敗、しちゃった」
(-69) 2022/05/05(Thu) 10:25:36

【人】 花信風 トット

>>19 エルナト

「ん? ん〜〜?」
「……あ!エルナトだ!んへへへ」

声をかけられると声の主を探して、貴方を見つければ手を振って笑う。

「そー! おはなのせわ おれはえんげいぶなので」
「さいきんたくさんさいたので〜 んふふ」

「おれおはなすきだよ! がんばってるから」
「ちゃんとたねからがんばってそだつんだもんね えらいよ」
(20) 2022/05/05(Thu) 10:37:16

【秘】 共謀結託 フィウクス → 半分の仮面 リアン


「………ああ、そうか」

自分の為でもあるという事を前提としても。
あなたがどうしてそうまでするかはわからないけれど。
一生をかけても理解や共感は及ばないかもしれないけれど。

今も言う事をきかない感情を抑圧するのに精一杯で、
病に冒された心では、
その承諾を、申し出を、素直に喜ぶ事すらできないけれど。

「なら、一緒に行こう」

最後に何れの道を選ぶ事になったとしても。
今だけは、腹の底の焼け付くようなこの怒りを
憤る事を、ほんの少しだけ肯定できそうだ。
今はそれだけで十分だ。
(-70) 2022/05/05(Thu) 10:39:40

【秘】 不安 フィウクス → 半分の仮面 リアン


「……俺は…まどろっこしいのは嫌いだ。
 だからこの際はっきりさせておく」

「俺のこの病は、……
 …
対人関係でだけ症状の出るものだ

 だから本当は、
楽になるには、一人で居るしかない。

 それでも、生きていくにはそうもいかないから、いつも」

本当は二人で一部屋を使う事すら毒でしかない。
けれどここに来てからは大人の意向によって、
あなたの来るずっと以前から何度も相部屋を強いられていた。

「頭で思ってる事と、感情の動きが、てんでばらばらで、」

それが厳密にどのようなプロセスで引き起こされているか、
未だに確かな事がわからない。自分で自分がわからない。
自分の事なのに大人に教えられていないからわからない。
だって、まさか、思わないだろう。

病によって、人に向ける感情が、
全て『怒り』に属するものに捻じ曲げられて、
本来の自分の意思に反して変質させられているなんて。

「おかしいんだ」


打ち明ける事の不安や葛藤に苦悩、それから。
やるせなさが怒りに変わって、それをまた抑圧して。
声色は非常に不安定なものだった。
(-71) 2022/05/05(Thu) 10:41:17

【秘】 抑圧 フィウクス → 半分の仮面 リアン


「──お前は。」

深く息をして、努めて冷静であるようにして。
短く、ただそう問い返した。
あなたの抱えるものを、あなたがこの施設に来た理由を、
この場所の外で生きていくには重荷になるものを。

「ここを俺達の居場所になるように作り変えるには、
 俺達にとって何であれば居場所足り得るのか。
 
お前は自らの居場所に何を望むのか。

 それがわかっていなければ、……行動は無謀でしかない」

お前はどうしたいんだ
(-72) 2022/05/05(Thu) 10:42:31

【置】 懐疑 フィウクス

正午に差し掛かる少し前。

形式的に目立った不調はないかを尋ねられて。
形式的に軽いカウンセリングを受けて。
形式的に、何か困った事はないかと問われて。

それで、何も改善はしない。

これまでの人生の中で数え切れない程繰り返されたやり取り。

「………先生、」


医者に、大人達に、これまで数え切れない程投げ掛けた問い。

「私の病は治るのですか。」
(L1) 2022/05/05(Thu) 10:50:52
公開: 2022/05/05(Thu) 11:00:00

【人】 月鏡 アオツキ

>>+7 イシュカ

「同僚……いえ、まだ先生の身にもなっていない君を見捨てるほど薄情でもないんですよ〜。
 私はみなくてはいけない子がたくさんいますが、イシュカもここにいる限り対象です」

仕事のうちであること、そしてただの私情であること両方を混ぜて説明をする。
君は生徒のようで生徒ではない、先生のようで先生ではない特別なくくりだ。どう扱うかマニュアルにはあまりのっていない。

「まあ、君も私よりも構う相手がいるみたいですし
 後で埋め合わせはしてくださいよ。
 しばらく待ちぼうけを食らって機嫌が悪いんですから」

それでも食堂を去るまでは共にあるき、
程よいところでその背を見送ることにしただろう。
(21) 2022/05/05(Thu) 10:57:38

【秘】 苛々 フィウクス → ライアー イシュカ


「…鳥を飼えたら良かったが、結局叶わなかったな。
 鼠が二匹。
 今はもうマウスじゃない、ラットの方だ」

あなたの記憶にある限りでも。初等部から中等部までは、
マウス──つまりハツカネズミを飼っていた。
当時は今よりも余裕がなかったから、それが精一杯だった。
今飼っているのはラットと呼ばれて区別される大型の鼠だ。

「相変わらず難儀な奴」

そっけなく、ぽつりと付け足した随分な感想は。
気晴らしにはなった、という言葉へのもの。
幾らこの場所は外より殊更にそれぞれの事情があるとはいえ、
この気難しい乱暴者と好き好んで関わりたがる人間はそう居ない。
ここがどんなに好きな場所でも自分が居るだけでぶち壊しだ。

普通は。

「……俺達は悪くない。
 もし何か悪いとしたら、それは、多分
 運だとか、タイミングだとか、廻り合せだとか」

「どうせ人生なんて不公平なギャンブルの連続だ。
 俺達は…
始まった途端随分な負債を背負わされた
ってだけだ」

どこか苛立たしげに、忌々しげにそう言って。
お開きに向かう会話に合わせて飼育小屋の壁から背を離した。
(-73) 2022/05/05(Thu) 11:34:04

【秘】 充溢 バレンタイン → 高等部 ラピス


「ラピスさん」

睡魔で押し付けず、いつになく冴えた瞳は、
あなたを、黒板を見下ろして、少し不思議そうに首を傾げる。

「……こんにちは。
 急ぎの用はねえから大丈夫、ですけど」

続いて紙袋を見やれば、逆側に首を傾げて。
勉強会に何か忘れものとかあったっけ。とかそんな辺り。
(-74) 2022/05/05(Thu) 11:41:53

【秘】 高等部 ラピス → 夢見る乙女 シャルロッテ

すぐには答えの出ない問いかもしれない。
でも、きっかけを見つけられたことが大きな一歩だ。

縋るように抱きつくあなたを、抱きしめ返す。
ぎゅっと抱きしめて、また背を撫でて。
甘えられる、頼れるお姉さんがちゃんと居ることを伝えるために。
星が道しるべであれるように。

何も言えないままのあなたをただ受け入れ続けた。
落ち着くまではずっとそうしているだろう。
(-75) 2022/05/05(Thu) 11:47:15

【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ

「……」

ぽつりぽつりと語られる内容。
小さな同室者は、ずっと悩み続けていたのだろう。
失敗したことは事実だ。
保証のない甘言でもあったかもしれない。
けれど、それに縋らねばならないほどクロノが追い詰められていたことも事実だ。

『そうですか』

眉を下げて、困ったような表情になる。
幼い心ひとつ、守ってあげられていなかった。
身体がまた、蝕まれる感覚がした。


『怖くはなかったですか』
『嫌ではなかったですか』

そのお願いについて。
心を守る対価に差し出したものに、恐怖はなかったかと。
(-76) 2022/05/05(Thu) 11:48:07

【秘】 充溢 バレンタイン → 高等部 ラピス

/*

ご連絡ありがとうございます、激アツです。
多分お茶にしてから“センセイ”に声を掛けに行こうと動き出したところを呼び止められた形になりますかね。
特に襲撃されて発動する能力はないので大丈夫です。

お花に関しては……ある子とのロールで手渡された花があり、それをお茶にして飲もうとしていたところで。

そちらから提示されるものは断っちゃうかもしれません。でも睡眠薬メチャクチャ飲みたい(!)ので、あるいは今その『ある子から貰った花』をバレンタインが手にしてる体で、どっちも飲むor交換して飲む方向に行くのが……丸いのかもしれません。
(-77) 2022/05/05(Thu) 11:48:18

【神】 遠望 フィウクス

どこかでカラスが鳴いている。

敷地の隅。
森にほど近く、けれどやはり踏み入りはしない、境界の場。
その場所にとどまって、ただそれを聞いていた。
午後の事だった。

カラスは賢く、ときに人の顔さえ見分けるのだと言う。
ワタリガラスは一般的に善いものとされ、
多くの逸話で人々に重要な事を知らせる役目を担っていた。

どこにも行けない自分の代わりに外の世界を見てくれる。
子どもの頃から、そんなワタリガラスが居てほしかった。
叶うとも思っていなかったが。
(G0) 2022/05/05(Thu) 11:54:16

【独】 神経質 フィウクス

/*
こうして見ると結構なんというか
病気のせいで閾値越えると感情優位になってしまうだけで
考え方そのものは愚かではないっぽいんですよね(他人事)。

手癖でいつもの理屈こねこね男になってるだけじゃないですか?
はい………その通りです………
(-78) 2022/05/05(Thu) 12:14:50

【秘】 高等部 ラピス → 充溢 バレンタイン

『それなら良かった』

時間はあると聞けば、一度安堵する。

『昨日の勉強会でも宿題を頑張っていて、
 まだ疲れがあると思ったもので』
『色々と取りかかる前に、休憩をするのはどうですか』
『お茶でもどうでしょう』

こうして誰かを気にかけて声をかける姿を、
バレンタインは時折見かけていたかもしれない。
世話を焼く最上級生は、珍しくない光景だ。

手に持っている紙袋に視線を感じると、
トットに分けてもらった花弁なのだと添える。
あなたが花をお茶にすると口にしたので、
折角ならと自分の分も持ってきたらしい。
(-79) 2022/05/05(Thu) 12:20:21

【秘】 高等部 ラピス → 充溢 バレンタイン

/*
お返事ありがとうございます!時系列については了解しました。

では睡眠薬ルートを通るということで、
1.お花のお茶知ってるから私が淹れてあげるよ(薬投入)
2.お話し区切りの時点でおかわりを淹れる(薬投入)
3.そのお花と交換して飲んでみる?(薬投入)

のどれかがロールとしてはやりやすそうですね……ご希望の番号あればお教えください。
上記を改変して提案いただいてもOKです。
(-80) 2022/05/05(Thu) 12:22:34

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ


その日のどこかの時間。
授業を放棄して、自由になった時間であなたを探す。
そのうちに姿を認めれば、

「──お時間よろしいでしょうか、先生」

なんて、畏まったふうにしているのは言葉だけ。
元は先輩にあたるから、歳上だからといって。
あなた達実習生にも遠慮はしない。この病人にそんな余裕は無い。
声色はいつも通り無愛想でどこか不機嫌そうなもの。

「あんたに聞きたい事がある」

「"教育実習生のアオツキ"じゃない。
 或いはそれを含む一人の人間、個人としてのあんたにだ」
(-81) 2022/05/05(Thu) 12:38:19

【秘】 神経質 フィウクス → 雷鳴 バット


先日は姿を見せず、
今朝は以前より早くに食堂を後にして。
姿の見えないあなたを、今度は少しだけ意識して探す。
皮肉な事に、こんな時だけは病的に過敏な神経が役に立つ。


「…………」

何処かの一人部屋に誰かの気配を感じればノックをして。
何処かに見覚えのある人影を見れば、
以前のように、遠巻きな距離のまま、一度だけ名前を呼んで。

何れも返答が無いか、或いは。
どこにも居ないなら、適当なところで切り上げる。
何も一人で居たい所を邪魔したいわけじゃない。
(-82) 2022/05/05(Thu) 12:48:32
 




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