人狼物語 三日月国


153 『Override Syndrome』

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【人】 医者 サキ

 
[ 全てを壊したのは、 兄だ。 ]

 
(72) 2022/06/08(Wed) 13:14:59

【人】 医者 サキ


[ 兄は調子に乗っていた。
  跡継ぎだと周りから囃し立てられて、
  自分は出来る人間なのだと勘違いしていた。

  母はずっとそんな兄に忠告をしていたが
  まるで聞く耳も持たず。

  怠惰に身を落とした
  人間を食い破らんとする者は
  溢れんばかりにいるというのに。

  目に見えているだけで手が届くと勘違いして
  上の大学に手を伸ばしたんだ、あの愚兄は。 ]

 
(73) 2022/06/08(Wed) 13:16:05

【人】 医者 サキ



     
 「 
不合格
 」



[ 奴の眼前に叩きつけられた始めての挫折。
  18に至るまで用意された階段の先は
  続いていると信じて疑っていなかったのか。

  当たり前にくぐるはずだった門は閉じられて、
  手に残ったのは薄っぺらい三文字の言葉だけ。

  兄の落ち込みようと言ったらそれは酷く、
  沈みきって泣いていたと思えば、
  突然癇癪を起こして物や人に当たり散らし

  母がもっと強く言っていればと一人泣いていて

  ああ、地獄ってこんな心地なのかな?
  俺の高校合格なんて何の薬にもならず、
  暫くは重苦しい空気のまま。


  結局、兄は父に諭され
  もう1年、門が開く時を待つことになって。 ]

 
(74) 2022/06/08(Wed) 13:16:09

【人】 医者 サキ


[ ────医学部浪人。

            本当の地獄がこれからだなんて、
            誰も思ってはいなかった。 ]**

 
(75) 2022/06/08(Wed) 13:16:14

【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ

 
 
 
 
 
     
[ 意図せず罠を張るとは、大した策士ですね。 ]

 
(-12) 2022/06/08(Wed) 18:47:58

【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ

 
[ それよりも、
  ブラウスの裾をまくり上げて晒された二の腕。

           そこには真結実にはない筈で、
          亜結実にはあったほくろがある。



  私は気付いていないけれど、先生はどうかしらね? ]**
 
(-14) 2022/06/08(Wed) 18:50:59

【独】 医者 サキ

/*
はやい ( ˇωˇ )!!
お兄のこと拾ってくれてる 難儀な長子…かなしいな…………
(-13) 2022/06/08(Wed) 18:51:36

【独】 医者 サキ

/*
>>88 火傷wwwwwそうwwwww
絵面大丈夫かなって心配してたんだよ(ありがとう)


ほくろかーーなるほどなーーどうだろ……??
先生はほくろの位置覚えてない
(-15) 2022/06/08(Wed) 18:55:44

【独】 医者 サキ

/*
なかった

まあでも違和感いっこくらいにはしたい
着席結構先なんよ…まにあうかな…(
(-16) 2022/06/08(Wed) 18:57:01

【独】 医者 サキ

/*
全然終わらね〜!!!!!なんで〜!!!!??と思ったらあと3つお返事する枠あるのに既に2000文字超えてました そら終わらんわ(
こんなくそ長文送り付けて大丈夫か…?と思いつつ何も削れないマン…1時までには(なんとか(したい
(-18) 2022/06/09(Thu) 0:41:06

【人】 医者 サキ

 
[ 兄は同じ胎から生まれたとは思えないほど、
  俺や妹とは違っていた。
  
  調子者で、後先を考えない。
  一番に母に叱られるのはいつだって兄だ。
  それは俺が物心着いた時からの日常だった。



  あいつはあいつなりに、苦労したんだろうか
  兄としての悩みは分かっても、長子の悩みは分からない

  今では見る影もなく年中部屋に引きこもっているあいつに、
  次子が差し伸べられる手はきっとないんだろう。


          弟妹は兄姉が思うより
          本人たちを見ているものだよ
          思うところはあるさ、良くも、悪くも。 ]

 
(89) 2022/06/09(Thu) 2:24:20

【人】 医者 サキ

 
[ 世間話やコミニュケーションも仕事のうち、
  軽い会話には遠慮なく付き合うのが
  この医院の医者だから。

  タブーに触れられることさえなければ、
  口前の軽さが変わることもない。 ]



   ああ……叔父さん、
   最近帰ると叔母さんの目が鋭いらしくて
   見る度薄くなってるんだよ……


   あ、本人には内緒な、
   ストレス増やしちゃいけないから


[ しぃ、と人差し指を口元に立てて
  見かけたら優しくしてやってと木を添える。

  距離感が幅跳びなのは何も悪いことじゃないけど、
  センシティブなのは…難しいしな。

  マユミならわかっていそうだとも思いつつ、
  頭皮の話は漏れ出さないうちに終わりにしたはずだ ]
 
(90) 2022/06/09(Thu) 2:24:24

【人】 医者 サキ

 
[ 妹のメインは小児科だ。
  俺の1つ下なので彼女らが診療を
  受けたことはないだろうけど、
  狭い医院だから姿くらいは見たことがあるだろうか。

  エマ恵真、と少し日本人離れしたような名で
  呼ばれる少し背の低めの子がそう。

  共に名前で苦労した仲間であるからか
  昔から兄妹仲は悪くなくて。
  良い、と言ってもいいかな。

  歳は近くて、あの子の方が出来はいい。
  けれど男女の差ってのは大きくて
  案外比べられる事もなかったから、
  他の苦労はそれほどした覚えはなかった。


            これで同性だったらと思うと、
            あまり想像したくはない。 ]

 
(91) 2022/06/09(Thu) 2:24:29

【人】 医者 サキ

 
[         
望が花
咲き
ますように
          
まれた人生になりますように

  どんな願いを込めてその名を付けたのか
  小学校の頃理由を聞いてくるようにと
  出された宿題で俺たちに与えられた答え

  今じゃ考えてくれたんだな、って
  親の気持ちも分かるけど


  あの頃はことある事に、
  女みたいだと囃されて
  毎日のように名前を呪ったもんだよ
  妹はもう…響きが外人だったし。


  子は親の思いなんて知らない。

  仲の良さにはこんな裏話もあるけれど、
  こちらから重たい話は聞かせないのが鉄則だ。
  話したとすれば"歳が近いから"
  程度のことに限られるだろう。 ]
 
(92) 2022/06/09(Thu) 2:24:33

【人】 医者 サキ

 
[ 人をその人たらしめるのは脳だが、
  俺たちは頭の中身を覗くことが出来ない。
  つまり自己申告が全てになる

  よく似た双子だなんて、
  実は入れ替わっていましたとか言われても
  わかる自信は申し訳ないことにゼロだ。 


  なので医者になってから彼女らに挨拶をした時も、
  陽気に褒め言葉をかけてくれたマユミと
  控えめながらもしっかりとしているアユミ >>85

  性格が真反対そうで安心したのは記憶に新しい。 ]

 
(93) 2022/06/09(Thu) 2:24:37

【人】 医者 サキ

 
[ 気を使う人間ほど、
  環境の気に飲まれるのは自然の理か
  体調を崩しやすいというのはよくある話。

  来ない方がいいとはいうけれど、
  いざという時来る場所として
  認識して貰えるのは嬉しいことだから。 ]



   そうか、よかった。
   
   面倒なんて気にしなくていいんだよ、
   困った時の病院なんだから

   もちろん元気でいるのが一番いいけど、
   こうして話せるのは嬉しいしね


 
(94) 2022/06/09(Thu) 2:24:41

【人】 医者 サキ

 
[ 愛嬌があったり、話しやすかったり、
  好かれる人間というのは居るんだろうけど

  やけに上から目線なのだとか、
  何も考えずに薬薬と言ってくるのだとか
  ため息ついでに顔を覆いたくなるような
  人種は少なからず存在するので、

  俺としては謙虚なだけでも印象は
プラス
だ。

  愛称だって意図はなく、
  親しみ。
それだけの話だった。 ]

 
(95) 2022/06/09(Thu) 2:24:44

【秘】 医者 サキ → 女子大生 マユミ

 
[ 張り巡らせた親情の糸が
  まるで蜘蛛の巣になっていることなど
  気がついていなかった。

        策士は巣にかかった蝶を捕まえる人さ。
        少なくとも、俺は​───── ]

 
(-19) 2022/06/09(Thu) 2:24:48

【人】 医者 サキ

 
[ 名を呼びながら彼女を見た。
  様相の違和感を感じたのは、その時。
  咄嗟に手元のカルテへと目を落とせば、
  あったのは船越「真結実」の名。 ]


   ………、あぁ、
昔からそう呼んでた
だろ
   久しぶりでも、覚えてるよ

   今日はどうしたの?


[ 一瞬喉を詰まらせたのも束の間、
  俺の口から出てきたのは小さな嘘。
  
  ただほんの少しの違和感が、
  水面に波紋を呼んでくる。

  火傷の理由を尋ねればどうか、
  火事のことくらいは知れたかな。

  "船越亜結実"は死んだ
  とさえ知らなければ、
  波紋はいずれ収まり消えるもの。 ]

 
(96) 2022/06/09(Thu) 2:24:54

【秘】 医者 サキ → 女子大生 マユミ




          [ ──── ただの蜘蛛だよ。 ]

 
(-20) 2022/06/09(Thu) 2:24:58

【人】 医者 サキ

 
[ 餅は餅屋と言うように医者は医者。
  警察でも探偵でも無い。

  違和感があったところで
  追求しようとも思いはしない、
  結局、自己申告が全ての世界だから。

  俺は目を瞑ることを選んだ。 ]



   この時期の低気圧は辛いね……
   うん、わかった

   火傷…もまだ
いか


[ 露出した脹脛の痕を視て
  ぽつ、と呟き。

  次第に良くなっては来ている。
  まだ時間はかかるだろうけれど、
  問題は無いだろう。

  歳若い女の子だもの、
  顔や粘膜に近い所の火傷でなくて良かったと思う。

  絵面の面でもといえばそれはそうだ。 ]

 
(97) 2022/06/09(Thu) 2:25:02

【秘】 医者 サキ → 女子大生 マユミ


[ ……腕のほくろか、
  流石にすぐピンと来るほどに
  気づいてはいなかったけど。
  目を瞑る事を選んだ俺の心に、
  また1つ
違和感
を増やしたには違いない。

          業務外。 そう言い聞かせた。 ]

 
(-21) 2022/06/09(Thu) 2:25:06

【人】 医者 サキ



   軟膏と、あとケロイド…
   皮膚の盛り上がりを抑えてくれるやつね、
   そっちの薬もまた出しておくよ

   いつもの事だけど、
   頭痛薬の方は飲みすぎに気をつけて。
   逆に酷いのがでることもあるから…
   

[ にこやかな笑みを浮かべて、そう言った。 ]
 
(98) 2022/06/09(Thu) 2:25:10

【人】 医者 サキ


[ 人間は不幸のどん底につき落され、
  ころげ廻りながらも、
  いつかしら一縷の希望の糸を
  手さぐりで捜し当てているものだ。
  
                ───パンドラの匣 ]

 
(99) 2022/06/09(Thu) 2:25:13

【人】 医者 サキ

 
[ 一縷の糸の先が希望であれば、
  それでいいのではないか。
  どうにも、あれはパンドラの匣
  のような気がしてならない。


  それに、嘘は虚だが悪では無いのだ。


  
幸福
を追い求めることは
  現代2200年において
間違い
では無いのだから。 ]**
 
(100) 2022/06/09(Thu) 2:25:17
医者 サキは、メモを貼った。
(a6) 2022/06/09(Thu) 2:27:57

【独】 医者 サキ

/*
1時までに何とかするとか言ったのどこの誰ですかね(私です
にじはん…OMG………ねよう 眠気がまずいです日本語おかしかったらごめんね!!!と思いつつ
日本語ちゃらんぽらんなのはいつものやつなのでどうぞみのがしてください
(-22) 2022/06/09(Thu) 2:30:24

【独】 医者 サキ

/*
整形1箇所ミスってることに気づいて泣いてる


亜結実ちゃんなんの救いもないのか〜〜〜〜!!!??亜の字になんか救いは〜〜〜!!!ってずっと考えてるけど多分ないんよ(

でも名付けって意味なら真の字もそんなによくない(らしい)ので、名前に囚われるな(超訳)的な方向でいけるかな〜と思いつつ走っております
(-25) 2022/06/09(Thu) 12:42:52

【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ

 
 
 
 
 
     
[ いっそ英雄でも乗せれば、箔が付くかしら? ]

 
(-26) 2022/06/09(Thu) 18:36:31

【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ

 
[ 蜘蛛の糸は鋼鉄の五倍の強度を持つという。
  けれど一度手を伸ばし縋りつけば、
  
「自分だけでも助かりたい」なんて邪念を抱けば、

  ふつりと切れて奈落へと真っ逆さま……なんて、


               あまりにも有名なお話。 ]*

 
(-27) 2022/06/09(Thu) 18:38:36

【独】 医者 サキ

/*
ほー………?彼氏……彼氏……
(-29) 2022/06/09(Thu) 20:03:24