人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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視点:


結絆:迷彩 リョウ闇谷 暁

【人】 7734 迷彩 リョウ

「ま、頑張れよ!」


遊戯に軽〜い声援を送った。
(1) 2021/09/17(Fri) 21:18:01

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

招かれれば、素直に応じる。
甘えるように正面から腕の中に収まった。そう見えるのは動きだけだ。その表情に甘えは見られない。
母親によく抱き締められていたから、なんとなく、こうすれば良いとわかった。ただそれだけだ。

「……。」

何故擽られているのか、それだけはわからないけれど。
問いの返事が無いことには言及せず、触れる手を受け入れ続けた。

「っ、いいよ」

後孔に指が触れた瞬間、僅かに身体が強張った。そしてこれが貴方の返答だとも、知った。
普段指が触れる機会が少ない場所であるが故の緊張だ。羞恥が無くとも、緊張はするらしい。

「……ぅぐ」

指が入れば、すぐに圧迫感が身体を襲う。
反応からして、経験が無いという言葉に嘘は無いようだ。
(-1) 2021/09/17(Fri) 21:19:15

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

>>1:205

「ん〜、刑務所にいるんじゃなくて、外にいる奴!
 会いたいんだ」

しかし、特定の人間を求めているわけではないようだ。
周囲を見渡し、カメラに一度視線を向ける。
貴方なら有益な情報をくれるかもしれない。
リスクを負う価値はあると思った。

屈み込み、目線を近付け、声を潜める。

「できれば皆から恨まれてて、
 
殺されても仕方ねえな〜って思われるくらいの奴がいい。
(-11) 2021/09/17(Fri) 23:00:39

【人】 7734 迷彩 リョウ

冷蔵庫を漁っている。
中身の入っている冷蔵庫。なんだか、不思議な気分だった。

栗蒸しパンfood
(4) 2021/09/17(Fri) 23:06:58

【人】 7734 迷彩 リョウ

レンチンしてほかほかになるやつだった。

「……」
「……誰かレンジやって」

使い方を知らないのだった。
(6) 2021/09/17(Fri) 23:08:53

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>8 カガミン

「ほんと?やってやって!
 レンジあんま触ったことないんだよな〜」

キンキンに冷えた栗蒸しパンを差し出した。
亡骸唐揚げを目に止めれば、首を傾げた。

「……それなに?要らないなら食べていい?」
(9) 2021/09/17(Fri) 23:21:49

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

ぱあっと顔を輝かせ、身を乗り出した。

「ほんと!?」


思わず上がった大声に、慌てて咳払いをする。
嬉々とした表情はどうしても隠せなかった。

「そうだなあ、……
4人
ほしい。
 できれば逃げられた時の為に、余裕を持ってあと何人かほしいけど」

きっと観察眼があるのなら、これが一種の無関心から来る配慮だと気付けたのだろう。
しかし、人間関係に疎い少年には善意に見えているのだ。
(-17) 2021/09/17(Fri) 23:38:42

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>10 カガミン

亡骸唐揚げを色んな角度から眺めている。衣がついてるので何だかよくわからないが、唐揚げなら何かしらの肉だろう。

「へ〜唐揚げなんだ。じゃあ食べちゃお」

美味しさ53
(13) 2021/09/17(Fri) 23:44:54

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>13 カガミン……?

「……?」
「…………?????」


まあまあ……美味しいかも…??

「わりと……いけるかも。なんかサクサクしてる」

バリ……バリバリ…………
(14) 2021/09/17(Fri) 23:48:19

【独】 7734 迷彩 リョウ

黒塚はそんなことしない
(-19) 2021/09/17(Fri) 23:59:39

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

「ふッ……、ん、うん」

懐かしい水音と、慣れない圧迫感。
上手く息が吸えなくなる度に、背を撫でる手で気を逸らした。そこに、時々慣れた快楽が混ざってくる。
貴方の腕の中で、かつて母親が味わったであろう苦しみを想像した。
自分の少し上擦った声は、母親にちっとも似ていない。
当然のことが、どうしても悲しくなってしまう。

無愛想なその顔越しに、遠くなったかつての思い出に想いを馳せる。
(-24) 2021/09/18(Sat) 0:32:35

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

渡された上着も素直に受け取った。拒むということを、そもそも知らないのかもしれない。
丈の合わない上着を羽織ると、やはり懐古の念が燻った。
腹側を押されると、自分の知らないもどかしさが滲む。
そのもどかしさの出処は、まだわからない。
熱を持ち始めた自身の陰茎を見て、食堂で聞いた話を思い出した。
自慰をした時と、どこかが違う。

「……ッ、なに?」

視線に気付けば、疑問を口にする。
指の動きが変わったことを指摘する余裕は無く、ただ短く問うことしかできなかった。
表情からは、当初よりも苦痛が薄いことが窺えるだろう。
(-25) 2021/09/18(Sat) 0:32:58

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「うんうんっ、その方がいい!ありがと〜!」

礼節に欠けるこの少年が礼を述べるのは珍しい。
余程嬉しかったようだ。

「あとは〜……うーん。
 なおひー、人殺したことあるよね。
 どうやるのがラクとか、知ってる?
 オレさ、手伝ったことしかないんだ」

何をする気なのかは火を見るより明らかだろう。
しかしその理由に関しては見えてこない。隠すのが苦手なこの少年ならば、すぐにぼろが出るにも関わらずだ。
大人たちからの口止めは、かなり厳重かつ執拗に行われているらしい。
(-28) 2021/09/18(Sat) 0:51:47

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>16 カガミン!?

セミ


バリバリサクサク感に納得がいった。最初に言ってほしかったね。

「セミって思ったらなんか嫌になってきた〜……。
 もう要らない。お茶はいる」

ジャスミン茶を頂くと栗蒸しパンに齧り付いた。
口直しできるものがあって良かった。
(35) 2021/09/18(Sat) 8:24:55

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

何もしてないと言われれば、素直に頷き、「わかった」と返す。
それなら何故ここにいるのか、という疑問はあったが直ぐに押し込まれた。
歳上の貴方がそう言うのなら、そうなのだ。きっとそれが正しい。

「……?うん」

手のひらに書かれた文字に訝しむ。
言葉にせず面倒な伝え方をした理由が思い当たらない。
どちらにせよ、また話す機会を設けてくれるのならその時で良いだろう。

「また明日ね〜。バイバーイ!」

そうして、いちごプリンのおかわりをしに食堂へ戻って行った。
(-46) 2021/09/18(Sat) 11:19:05

【神】 7734 迷彩 リョウ

【ソロール】

貸し出し用の本が並ぶリストを眺めていた。

「うわ、125ページ……。こっちは80ページ……」

頁数の少ない本を求め、リストの下へ下へと目を滑らせる。
リストの項目は『料理』。レシピ本を探していたのだった。

「……お!」

30頁程の、本というよりはパンフレットを発見した。企画に合わせて入荷したらしく、かなり下の方に記載がある。
看守を呼び、本の名前が書かれた欄を指差した。
(G0) 2021/09/18(Sat) 12:27:29

【神】 7734 迷彩 リョウ

【ソロール】 >>G0

暫くして貸し出された本を読みながら、廊下を歩いていく。
簡単そうな料理もあるし、きっとなんとかなるだろう。

「……なんでだろ」

片手にはビデオカメラもあった。調理風景を撮るように、と渡された物だ。
それなら榊のように、料理の得意な者が適任ではないだろうか?

「ま、いっか!」

料理初心者の調理風景に、一定の需要があることを知らなかった。
(G1) 2021/09/18(Sat) 12:34:00
迷彩 リョウは、冷蔵庫を漁っている。
(a13) 2021/09/18(Sat) 12:34:44

迷彩 リョウは、首を傾げた。
(a14) 2021/09/18(Sat) 12:35:21

迷彩 リョウは、きっと厨房に詳しい人間なら知っているだろうと思った。
(a15) 2021/09/18(Sat) 12:36:34

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>榊

「ジュンちゃああああん!!!」


厨房の中から大声で呼び出した。
現れない場合、たとえトイレに隠れていても引き摺り出しに行く。
放っておけば状況が悪化することは、容易に想像できるだろう。
(40) 2021/09/18(Sat) 12:40:26
迷彩 リョウは、やっぱりクソデカボイスで「おはよう」をした。
(a17) 2021/09/18(Sat) 16:05:47

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

表紙を見れば怪訝な表情をする。読書が嫌いな人間にとって、小説とは睡眠導入剤でしかないからだ。
しかしメモ帳の下線を引かれた部分を見れば、目が輝いた。

「いいよ、話そ!」

その後に続く殺人の手段に関しては、時々分からない部分があったが──直接貴方から聞けるなら、困らないだろう。
大事そうに鞄へメモ帳を入れると、倉庫へ向かって歩き出す。

「企画の方もいいよ。オレもゴホービ、いっぱい欲しいしね」

やがて倉庫に到着すれば、重い段ボールを幾つか避けながら奥へ進む。
そして古いスチール机に座った。隣のスペースを手で軽く叩き、座るように促す。
企画の為か倉庫にも一応は掃除が入ったらしく、以前よりは埃が少ないように見えた。
(-73) 2021/09/18(Sat) 16:40:41
迷彩 リョウは、何でみんなはぐらかすんだろう、と思った。
(a28) 2021/09/18(Sat) 17:00:59

迷彩 リョウは、何でコジコジ怒ってるんだろう、と思った。けれど話に口を挟むと良くないので、黙っていた。
(a30) 2021/09/18(Sat) 17:30:42

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

貴方の言葉に相槌を挟みながら、求めていた知識に喜んだ。勉強は苦手だが、必要な知識ならば苦にならない。
拙い字で熱心にメモ帳へ書き込んでいった。

「すごいな〜!なおひー、メッチャ頭良いじゃん。
 ……面倒だから、一箇所に呼ぶ方にしようかな!窓とか全部塞いで〜、火つける!」

新たな玩具を与えられた子供のようなはしゃぎ方だった。
貴方は気付くかもしれない。
少年は殺し方に関しては知りたがる割に、逃走や隠蔽の方法については少しも触れないのだ。


「……ありがと、絶対成功させるから!」

メモ帳を閉じると、向き直り礼を述べた。
かなり満足したようだ。知りたいことは全て知れたらしい。
(-90) 2021/09/18(Sat) 20:27:18

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>53 カガミン……

蒸しパンを食べながら、ふと思い出したように顔を上げる。

「そういえばさ」

人懐こいこの少年は、初めて出会った時から距離感が変わらない。
貴方の異能は恐らく関係ない。ただ警戒心を持たずに育っただけだ。


「カガミンは外に出たい派?
 みんな出たいもんだと思ってたんだけど、なんか違うみたいでさぁ」

口振りからして、少年は出たいと考えているようだ。
企画の報酬も、収容期間の短縮に使うつもりだった。
(55) 2021/09/18(Sat) 20:37:26

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>56 カガミン♡

貴方の言葉に相槌を挟みながら、同意を示していく。
問われれば、「よくぞ聞いてくれました」と言わんばかりの笑顔を浮かべた。

「夢を叶える!ま、なんかダメって言われたけどね。
 内容も言っちゃダメってオッサン達がさぁ〜……」

明るかった抑揚は次第に暗く、終いには口を尖らせ不満を露わにする。
ころころと変わる表情は演技というわけでも無いのだろう。
(57) 2021/09/18(Sat) 21:15:19
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(a34) 2021/09/18(Sat) 21:24:40

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>59 カガミン!

頑張ってね、と言われれば素直に喜んだ。
大人達は否定するが、やっぱりこれは良い夢に違いない。


「害はね〜、多分無いと思う。……けど、一応聞いとく!
 カガミンの周りにさ、悪い奴っていたりする?」

温厚
に見える
かつ比較的新顔な貴方からは、あまり有益な情報が出るとは思えない。
けれども、万が一ということもある。
友人を悲しませることは、決してしたくないから。
(61) 2021/09/18(Sat) 22:19:29

【独】 7734 迷彩 リョウ

これ多分闇谷に「断ったら貴戸抱くよ♡」的なこと言ってるんだろうなぁ〜
(-97) 2021/09/18(Sat) 22:34:27

【独】 7734 迷彩 リョウ

黒塚はそんなことするかも
(-100) 2021/09/18(Sat) 22:45:01

【独】 7734 迷彩 リョウ

え?若干解釈に近付いてきた??
(-101) 2021/09/18(Sat) 22:45:34

【独】 7734 迷彩 リョウ

いや騙されないぞおれは
(-102) 2021/09/18(Sat) 22:45:55

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

自分よりも無骨な指が、肌をなぞっていく。
爪で軽く掻かれる度に、新たな場所へ近付いて。
じわり、少しずつ強まる快感の中で黒を見た。
以前は、自分の瞳もこんな色だった。
……思い出が多すぎるのも難儀だ。いちいち気が逸れて、目の前のことに集中できなくなってしまう。
だから読書も勉強も、今でさえも。

「ッ、」

指が抜かれると、腹の奥が寂しい気がした。
初めての感覚をどうして良いかわからない。燻る熱の燃やし方など、教わらなかったから。
だから、指示に従う。少年は拒まない。
(-109) 2021/09/19(Sun) 1:17:01

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

力の抜けた身体で四つん這いの体勢を取る。
ややあって、熱が後孔に当てがわれた。
心臓が一度、大きく跳ねる。未知への恐怖の中に、ほんの小さな期待が潜む。

「────ッ、あ゛!」

先端が埋まっただけで息が詰まる。
息を詰めるなと言われた事を思い出す。息を吸う。息を吸う。吸った。まだ足りない。

この少年は身長が低い割に、それを気にしたことがない。背丈をあまり意識したことが無かった。
だからこそ、偶々声をかけてきた貴方を誘った。体格差など、考えたことも無かったから。

「ぅ、ひぐ、……ッ、ッ、は、」

孔をこじ開けた質量は、想像よりもずっと大きかった。
奥へ進まれる度に呼吸が浅くなる。
苦しい。

まだ大丈夫。
やめたい。

まだやめるわけにはいかない。
逃げようとする身体を、必死に堪えた。
(-110) 2021/09/19(Sun) 1:17:49

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>65 カガミン!!

「じゃ大丈夫!カガミンにはなーんも関係ないことだよ」

言い終えれば、蒸しパンの最後の一切れを口に放った。温くなったジャスミン茶で流し込む。

「そうだ、カガミンって嫌いな食べ物ある?
 オレ料理作ろうと思うんだけど、食べてくれる人がいた方がいいし」

誰かに食べてもらうことが前提らしい。
レンジの使い方もわからない子供が作る料理だ。どう考えても美味しくはないだろう。

しかし、期待を込めた眼差しで
友達
を見つめている……。
(86) 2021/09/19(Sun) 7:00:32

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

殴られたことのない少年は、頭上に手が伸びても身構えない。頭を撫でられれば嬉しそうに笑った。

「えらい?へへ、うれし〜」

頭を撫でられるのは好きだ。母親はよくこうして褒めてくれた。宥めてくれた。

しかし。
犯行後のことを尋ねられると、口を開きかけ室内を見渡し始める。
次いで監視カメラの集音能力を考える。
少年は機械に詳しくない。けれど、大きな物音を出さない限り看守がやってきたことはなかった。
ならばきっと、あまり性能は良くないのだろう。

「……なおひーは口硬そうだし、色んなこと教えてくれたから話そうかな」

内緒だよ?
小さく呟き、朽葉色の目を細める。
(-135) 2021/09/19(Sun) 10:48:34
迷彩 リョウは、普川の耳元で囁いた。
(a40) 2021/09/19(Sun) 10:49:54

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

 
 
「オレね、死刑になりたいんだ」

 
(-136) 2021/09/19(Sun) 10:50:47

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

一言、短く告げれば体勢を元に戻す。

「だから後のことはどうでも良いんだ。
 
……自首すると刑が軽くなっちゃうから、軽く逃げて捕まるつもり!


将来の夢を語る子供というよりは、家族旅行の予定を語るような様子だった。
将来という未来はあまりに遠すぎる。
子供ひとりの視界はあまりに近い。

「頭良いのかはわかんないけど、この夢を叶えるためなら頑張るよ。
 今のままじゃ絶対に叶わないでしょ?だから、早く外に出なきゃ」

少年は床に付かない足を揺らし、笑顔のまま遠くを見据えた。
(-137) 2021/09/19(Sun) 10:51:27

【独】 7734 迷彩 リョウ

筆が乗ってきたわね〜〜〜〜!!!!!!
やっぱり死があると捗るわ 死は良いわよ、死は
(-138) 2021/09/19(Sun) 10:56:54

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

自身の陰茎を大きな掌が包み、抜き始めれば
苦痛の中に快楽が混じっていく。
潤滑剤を足され、まだ先に進む意思があることを察した。

「あ、っア、……ッ!ひ、」

この小さな体躯では、容易に突き当たりを暴かれてしまう。
単調な動きは次に来る快感を予想させた。その予想は直ぐに実感へ上書きされる。
何度も、教え込むように。

「、んぁ!あぁ、や、────ッ!」

身体が別人のように言うことを聞かない。
望んでもいないのに、勝手に穿つ熱を締め付けてしまう。次に来る快楽を貪欲に求めてしまう。

……一滴ずつ貯められた水が、ついに器から溢れたような。
そんな吐精だった。
(-142) 2021/09/19(Sun) 14:17:23

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

肩で息をしながら、まだ中に残っていることを咎めようと口を開いた。
背後にいる貴方がどんな表情をしているかは見えない。
見えたとして、きっといつもの無愛想な顔だろうと決め付けた。

「……ぁ、アキちゃん。
 オレさ、もうあの……イッたんだけど」

正直、この状態で話すのも辛い。経験があるなら気を遣ってくれと、内心毒吐いた。
貴方が達したかはわからなかったが、自分がこれだけ追い詰められているのだ。そうであってほしい。
(-143) 2021/09/19(Sun) 14:19:53

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

達していなかったことを察しつつ、あえて口にしなかった。これ以上は身体が保たない気がしたからだ。
頭に置かれた手の上に、自分の手を重ねた。
労うように、軽く二回叩く。「おつかれ」という意味らしい。

「……アキちゃんチンコデカすぎ」

貴方の上着を着たまま、少年は少し枯れた声で色気のない内容を告げた。
既に汚れているし、構わないだろう。
そう考え、上着の襟を胸元に寄せる。

「なんか」

「オレ、母さんのこと全然知らなかったんだなぁって、思った」

ぽつりと自身の母親について語り出す。自宅で娼婦のような生活をしていたことがわかるだろう。それを襖の隙間から眺め、聞こえる嬌声を聞きながら眠ったことも。
……事後のベッドで語るものではない。
しかし、少年にすればそんな常識こそ非常識だ。

「アキちゃんはヤり方知ってんだよね。モテたの?」
(-174) 2021/09/19(Sun) 20:35:58

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>92

「ジュンちゃんさぁ、料理よくするじゃん。だから知ってると思って」

手元の薄いレシピ本に目を落とす。冷蔵庫の中を見る。

コンドーム見当たらないんだけど
、どこにしまってんの?」

何故か少年は、避妊具を冷蔵庫にしまうものだと学んでしまったらしい。
(117) 2021/09/19(Sun) 20:42:24

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>119


「え〜?ゴム無いとできないんだけど」

レシピ本には
“鍋、フライパンに次いで第3の調理器具として親しまれているコンドーム”
と書かれている。

「じゃあ今から入れとく」

鞄から避妊具を取り出して入れた。これで万全だ。
(120) 2021/09/19(Sun) 21:08:52

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「だよな〜、大人的にはなんか駄目っぽいし。
 言うなって言われてから、カウンセリングのオッサンにも言ってない」

「……なおひーもそうだったんだ?へへ、
同じだね


似た思考を“同じ”と決め付け、少年は安堵した面持ちで語った。
きっと大人たちの目には、考えを改めたように映っている。
早く出ようと言われれば、笑顔で頷きを返す。

「痛くされなかったら……。ん〜……」

自分が挿れられたときは、体格差もあるが長いこと苦痛を伴った。最終的には快楽に辿り着いた為、「気持ち良い」という感想を得たのだが。

「オレ、挿れたことはないからやってみたい。
 痛かったらすぐ言ってくれる?」

口振りからして、受け入れる側の経験はできたのだろう。
(-180) 2021/09/19(Sun) 21:28:15

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>123 榊

「何にしようかな〜。ジュンちゃん料理上手いし、食レポよろしく!」

冷蔵庫の扉を閉じる。
レシピ本を抱え、意気揚々と駆け出した。
実はひとりで作るわけではないので、準備ができたことを伝えに行ったのだ。
(124) 2021/09/19(Sun) 21:44:37

【置】 7734 迷彩 リョウ

ツッキーへ

キッチンにきて
料理でけっちゃくをつける
(L0) 2021/09/19(Sun) 21:48:52
公開: 2021/09/19(Sun) 21:55:00
迷彩 リョウは、闇谷の背中にソッ……と手紙を貼ると、ダッシュで逃げた。
(a51) 2021/09/19(Sun) 21:49:31

【神】 7734 迷彩 リョウ

【料理バトル】>>闇谷暁さん

長机には野菜や魚、炊けた米が用意されている。
米に関しては炊けていたのを炊飯器ごと強奪してきただけであり、勿論少年が用意したものではない。

「〜♪ 〜♪」

冷蔵庫からスモークサーモン、
寿司酢……はわからなかったので何かしらの酢、
マヨネーズ、
そして便利な調理器具である
コンドーム
を取り出した。
これで戦支度は完了だ。
後は、彼の到着を待つだけである。
(G2) 2021/09/19(Sun) 21:56:22

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>料理バトル >>G3

「何って、
料理対決
だけど」

貴方を『何言ってんだ』という面持ちで見やる。
片手には薄い料理本があった。

「多分これならオレたちでもできそうな気がしてさ〜」

そうして開いたページには
コンドームの押し寿司
のレシピが書かれている。

「これをキレーにできたかどうかで競う。どう?」

どう?ではない。
(G4) 2021/09/19(Sun) 22:30:13
迷彩 リョウは、ビデオカメラをセットしてレンズに手を振った。
(a53) 2021/09/19(Sun) 22:33:26

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G6

「企画に合わせて、貸出用に入荷したっぽい。よくわかんねーけど」

こちらもきちんと手洗いをした。
そして危なっかしい手付きで包丁を使い、具材を切っていく。明らかに押し寿司用としては厚い切り口だ。

「寿司酢ってのわかんなかったから、
 とりあえず酢持ってきといた。多分大丈夫」

大丈夫ではない。
分量がよくわからなかったので、スプーンで適当に測り酢飯を作り出した。
そしてただの酸っぱいメシを小さく握り固めていく。
実は、そもそも押し寿司を見たことがないのである。
(G8) 2021/09/19(Sun) 22:58:25

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

痛みを問われれば、素直に「ちょっと痛い」と肯定する。
続けて、休めば何とかなる範囲であることも付け加えた。

「……ふうん。そういう親もいるんだ。
 オレは母さんのこと、大好きだよ。いつも優しくて、オレの為に
何でもしてくれた
から。」

たわいもない会話。そのはずだ。
異常とは平常を知らない限り、自覚することはできないものだ。

身体を起こすと、節々に小さな痛みが走る。
断りも無く正面から緩く抱き着いた。

「よしよし。頑張ったな〜……、アキちゃん」

貴方を見ていたら、何となく、そうした方が良い気がしたのだ。
母からされたように、背中をそっと撫でる。

優しさではないくただの同情だ。
尤も、この少年が同情をするのは珍しい。
事情を聞いても、彼は概ね不理解を口にしてきた。
同情できたのは、母親を通して貴方の身体的苦痛を少し想像できたから。

「アキちゃんが良い子かはわかんねーけど、アキちゃんが頑張ったのはほんとだよ」

結論は知らない。答えを導き出す程の頭は自分に無い。
故に貴方が味わった過去と過程だけを認め、労った。
(-192) 2021/09/19(Sun) 23:31:03

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G9

そうかも……!
じゃあ切るやつ頼んだ!」

チョロいのですぐに納得した。
実は包丁めんどくさいなとか思っていたのだ。
早速酢飯の調理に取り掛かった。

「〜♪ 〜♪」

鼻歌は夕方によく市町村で流れる童謡である。
あまりにもこの場に不釣り合いだった。

「……、
ウワッ


味見をすると酸っぱそうな顔をする。
明らかに酢飯がもう失敗しているが、流血野菜を詰めるよりはマシかもしれない。
(G10) 2021/09/19(Sun) 23:44:11

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「勃たせる……あ、チンコ咥えるやつかあ。
 アレ苦しそうだしいいよ。自分で勃たせるからさ」

性知識が随分と偏っているらしい。何はともあれ、貴方の手を煩わせることにはならなさそうだ。
ニット帽を机の隅に放り、上着を床に投げ、シャツのボタンに手をかけふと気付く。
そういえば彼は全裸では無かった気がする。

「冷えちゃうし、脱ぐの下だけでいいよね?」

ベルトを付けたまま、ズボンごと下着を下ろす。ワイシャツだけの姿になってから、思い出したように足元に置いた鞄の前に屈み込む。
雰囲気であるとか、こういった場における作法というのはひとつも持ち合わせていないらしい。経験がないという言葉に嘘はないようだ。

「ゴムと〜、ぬるぬるするやつと〜……あと何だっけ……」

遠足の用意をするぐらいの、そんな抑揚だ。
鞄を漁り、必要そうな物を取り出し机の上に置いた。
(-196) 2021/09/19(Sun) 23:59:11

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G12

しゃもじで切るようにできてるかと言うと……正直、あまりできていない。
そもそも炊飯器を扱うのが初めてらしく、
時折内釜に触れて「
アッツ!!!!
」とかやってる始末だ。
その内飽きたらしく、しゃもじを米に差してサムズアップをする。
何もかもわかっていない。

「オッケ〜〜!」

しかしやる気と気合は十分であった。
もうガーッてするやつ対決のような無様は晒さない、そんな意気込みだ。

「オレ泥団子作るの上手かったからね〜。
 ぜってー上手いよ、多分」

シャリ(ではない)を握り硬め、具材を詰めていく。
既に事故が発生しているが、果たしてどうなってしまうのか……。

見た目:97
味:12-40点(酢飯補正)
(G13) 2021/09/20(Mon) 0:18:56

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G13

言葉通り(?)外見はかなり整っている。
味の方は
とんでもないこと
になったが、実食するまでは誰にもわからないことだ。

「えっすごくね!?それっぽい!」
(G14) 2021/09/20(Mon) 0:20:25
迷彩 リョウは、食堂に向かって叫んだ。「メシできた〜〜!!」
(a55) 2021/09/20(Mon) 0:37:58

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G16

「ハア〜〜?見た目的にはオレの方がカンペキだっての」

こっちも負けず嫌いだ。
コンドーム押し寿司だろうと、負けるのはよろしくない。

「誰か食べる奴いな〜い?
 オレ寿司あんま好きじゃないんだよね」

では何故このレシピを選んだか。
そう、簡単に見えたからだ。
(G17) 2021/09/20(Mon) 0:41:00

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>料理バトル >>G21

「なぁなぁオレのも!オレのも食って!」

酢飯と具材でパンパンになったコンドームを貴戸に差し出した。
ちなみに
味は−28点
という、因果応報が形を得た結果である。
その因果、全て審査員に降り掛かるのだが。

「多分美味いよ。
 オレ寿司好きじゃないから、味見してないけど」

胸を張った。
料理の見た目は整っている。見た目は。
(G22) 2021/09/20(Mon) 1:10:36

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G24

「え〜〜〜!!!???」


おかしい、一体なぜ……そんな筈は……。
ちょびっと自分の分も食べてみる。
酸っぱいしなんかヌルヌルしてるし、野菜の味がするし(当たり前)、魚の味もする(当たり前)。

「……」
「これ寿司だから不味いだけじゃねえ??」

寿司に失礼なコメントを残した。
(G27) 2021/09/20(Mon) 2:13:33

【神】 7734 迷彩 リョウ

>>G26

「サンボンショーブ……?は、よくわかんねーからいいや。
 勝ったら悪い奴の名前教えてもらうつもりだったけど、
 もういっぱい教えてもらったし」

口を尖らせ、負け惜しみのような言葉を溢す。
とはいえそれは事実であり、既に少年にとって勝利は必ずしも必要なものではなくなっている。
故に貴方へ勝負を挑んだのは、少年も楽しかったからだった。

「負けたら罰ゲームだろ?何させるか考えとけよ〜」

カメラを閉じ、撮影を終わらせる。
……そうして片付けを看守に任せ、子供達は本来の企画へ戻っていったのだろう。
(G28) 2021/09/20(Mon) 2:14:40

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「やってみたい!
 アキちゃんオレにやってくれたんだけど、やっぱ実践しないとわかんねーから」

会話の流れから、相手は黒塚であるらしい。少年にとっては大した話題ではない為に、隠そうともしない。

「ま、擦ったら勃つでしょ。……いい?」

潤滑剤を指に纏わせ、僅かに低い目線が貴方を見つめた。
子供が親に許可を求めるような仕草に見えるかもしれない。
頷きのひとつを返せば、少年の指は貴方の後孔へ触れる。
(-221) 2021/09/20(Mon) 10:14:38

【人】 7734 迷彩 リョウ

「うわー!なんかでけーケーキある!セレブじゃん!」

大はしゃぎで天辺の方から取った。
ちゃっかりデコレーションが多い部分を確保している。
(131) 2021/09/20(Mon) 10:18:20

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@2 朝倉

「マジで?サンキュ〜!」

砂糖菓子とかチョコプレートとかあると嬉しくなる。子供なので。

「ゆみむーどう、順調〜?」

早速人形に齧り付きつつ、世間話をし始めた。
元々頭が取れてたので、某アニメの3話みたいなビジュアルになっている。
(132) 2021/09/20(Mon) 10:55:50

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

料理バトルでの激闘を繰り広げた後、どこかしらの時間。
これまで毎日存在した勉強の時間も、運動の時間も無い。今が何時か、時計を持たない少年は空模様でしか把握していなかった。

「ツッキ〜、どう?罰ゲーム何か考えた?」

背後から近付き、ひょっこりと横から顔を出す。

「勝負って負けたら何かするもんでしょ?」
(-223) 2021/09/20(Mon) 11:15:24

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@3 朝倉

「オレ痛いのやぁだ!」

ぷい、と拗ねるようにそっぽを向く。
デコレーション部分を崩しつつ、ケーキを頬張った。

「まあでも、ヤってはいるから大丈夫。
 多分、後でオッサン達に怒られたりはしないんじゃね?」
(133) 2021/09/20(Mon) 11:22:02

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@4 朝倉

「え?アキちゃんとなおひー」

何てことのない抑揚で、サラリと返す。
黒塚と普川であるらしい。

「ゆみむーはどうなん?」

その口振りは完全に世間話だった。
少年にとって、性行為は大した話題ではないようだ。
さして憚られるものでもない。
(134) 2021/09/20(Mon) 11:36:55

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「あ〜、アレかあ」

少年にとっては大した話でもない。
話さないのは口止めされているからであり、それに対しても納得はしていないのだ。

監視カメラを見やる。
経験上、あれの集音能力はあまり高くない。
大きな物音は聞こえてしまうが、耳元で囁けば聞こえないだろう。

「ナイショにしといてよ〜?バレたらオレが怒られるし」

そう。
少年にとっては、只の目標であり、将来の夢である。
ケーキ屋さんになりたい。
サッカー選手になりたい。
その程度の内容なのだ。

貴方の耳元に口を寄せ、手で覆う。
(-229) 2021/09/20(Mon) 12:05:15
迷彩 リョウは、闇谷の耳元で嬉しそうに囁いた。
(a57) 2021/09/20(Mon) 12:06:01

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

 
 
「オレね、死刑になりたいんだ」

 
(-230) 2021/09/20(Mon) 12:06:43

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

たった一言を告げ、身体を離した。
その後も小さな囁きは続く。
悪戯を企む子供のように、笑いを堪えながら。

「だから、悪い奴を殺すんだ!
 なおひーが悪い奴のこといっぱい教えてくれるから、18になったら直ぐにやるよ」


当然肯定されるものだと思い、貴方の言葉を待ってる。
貴戸も、鏡沼も自分を応援すると言った。普川は協力してくれる。
だからきっと、これは良い夢だ。
(-231) 2021/09/20(Mon) 12:07:39

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@5 朝倉

よくわからないが、褒められた気がしたので良い気分になった。
ケーキを食べ続けながら、席を立った貴方を呑気に見上げている。

「ゼロちゃんとしたんだ。
 ってかそれ、ゼロちゃん生きてる?」

何故照れるのかわからない、といった面持ちだ。
先ほどの発言から貴方が抱いたと思っているようだ。
(135) 2021/09/20(Mon) 12:24:07

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

予想もしていなかった怒声に肩が跳ねた。

「……、どうしたの?」

何故そんな反応をされたのか、少しもわからない。
それが表情にありありと浮かんでいた。

「理由?んーとね、
母さんと同じになりたいから


少年の会話には常日頃母親が出てくる。
彼が母親を好いていることは知っているだろう。

「1年ぐらい前にさ、母さんの死刑が決まっちゃったんだよね。
 死刑ってすぐにはしないからまだ生きてるけど、もう同じ生活はできないもん。
 でもオレ、母さんと同じがいい」

相手のオモチャを欲しがる子供が、次に指を差した先が死刑であっただけだ。
その抑揚には、幼さがはっきりと現れている。
(-238) 2021/09/20(Mon) 12:43:26

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@6

「その通りなんじゃん」

食事に集中する貴方を見れば、こちらもケーキに視線を戻す。
所々に乗っているミントを避けながら食べ進んでいく。
こうしてウェディングケーキは消費されたのだった……。
(137) 2021/09/20(Mon) 13:40:45

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「へ〜アキちゃん、意外としっかり企画やってるんだあ」

何の感慨もなく、感想を述べる。
一度貴方の表情を確認してから、指を一本だけ侵入させた。

「そうなん?……あ、ホントだ」

ぬぷ、と水音を立てて二本目の指が侵入する。
暫くして、緩さに気付いたらしい。三本目までそう時間はかからなかった。
黒塚はどうしていただろうか。
記憶を辿りながら、指を体内で動かしていく。

「アキちゃんチンコでかいもんね。オレもすげーしんどかった」

性行為を試みながら、この場にいない人間の話を平然と続けていく。
しかし指の動きは気遣っているのか、あまり大きくなかった。
この少年が他者を気遣うのは珍しい。
(-251) 2021/09/20(Mon) 14:02:01

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「……」

最初こそ戸惑いや悲しみをその目に示していた。
が、しかし。
最後の一言を聞くやいなや、双眸から感情が消え失せる。

「なんで」


常に何かしらの表情を浮かべていた少年は、
今、真顔で貴方を見つめている。

「なんでそんなこと言うの」


怒気が滲む。

「その間にオレが死んじゃうかもしれないじゃん。
 火事とか事故に巻き込まれるかもしれないし、
 地震とか病気で死んじゃうかもしれないでしょ」


怒気が顔を出す。

「その間、絶対にそんなことが起こらないって言える?」


怒気がそちらを向いた。
(-252) 2021/09/20(Mon) 14:19:54

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

貴方の言葉ひとつひとつに相槌を挟み、顔色を伺う。
もしもこの少年が誰にも抱かれたことが無ければ、きっと貴方の想像通りになっただろう。
自分の経験を通して母親が味わった苦しみを少し知った。だからこそ、やっと得た共感だ。


「わかった。
 ……なんかなおひー、母さんみたい。
 母さんも同じようなこと言ってた。全然怒らなかったなあ……」

情緒の無いことを語りながら、指の動きを少し大きくした。
性知識の話を聞けば、つい最近の経験を思い出す。

「あ〜、確かアキちゃんも腹側?触ってたかも」

意識すれば、感触の違う部分を見つけた。
数度撫でて位置を確認する。
自分の陰茎なら入りそうだと判断し、指をそっと抜く。
自身を何度か擦り、慰め、勃たせてから避妊具に手を伸ばす。

「……」
「……ちょっと待ってて?」

開封したものの、その後に手間取った。
(-258) 2021/09/20(Mon) 15:38:03

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

怒りを露にした眼がぎょろりと動く。

「……人が死ぬのが悲しいなら、オレはどうすればいいんだよ」

これまで得た贈り物が、全て誰かの悲しみで出来ている?
これまで得た思い出が、全て誰かの苦しみの上に成り立っている?
そんなこと。そんな、酷いこと。
自分と母の全てを否定すること、なんて。
考えたくもない。


「オレが死ぬのが嫌なら、オレのことどうにかしてよ」

「できないんでしょ。
 大人がいっぱい調べたけど、ダメって言われたもん」

「できないのに、友達とか、
勝手なッ、
……こと、


声は次第に震えていく。とうとう目から涙が零れ始めた。
貴方の言う事全てが理解できないわけではない。
そう思われることは嬉しい。
けれど。
母と過ごした十数年と、貴方との数ヶ月は、
天秤にすら載せられなかった。
(-260) 2021/09/20(Mon) 16:02:44
迷彩 リョウは、とうとう声を出して泣いた。
(a62) 2021/09/20(Mon) 16:05:55

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

「……。」

抱き締められるのは好きだ。
同じ時間を過ごせる。同じ温もりを分け合える。
貴方から離されない限り、こちらから離れることはない。

友人としての距離感など知らない。
親子としての、それも狂う程に真っ直ぐな親子の距離感しか知らない。
これが少年にとっての適切な距離だった。

自分よりもずっと広い胸に額を擦り付ける。
目を閉じる。
知らない体温をひとつ嗅ぐと、ぽつり、くぐもった声で問いかけた。

「なー……アキちゃん、ここ出たらどうすんの」

話を聞く限り、帰る場所があるとも思えない。
それ故に出た、素直な疑問だった。

「ていうか、ちゃんと企画に参加してるのも意外だし。
 何か欲しいものでもあんの?」

貴方が何かを欲する姿があまり想像できない。
同室故に他の子供とは接する時間が長かったが、
貴方は口数も表情も少なかったから。
(-264) 2021/09/20(Mon) 16:32:20

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「やっぱ母は強しってやつ?スゲーよな、ほんと」

何度も見たことはあるはずなのに、実際に行うとなると難しい。
暫くして、なんとか付けることができた。鍛錬あるのみだ。

「は〜……お待たせ。ムズいね、これ」

貴方の背中に少年の体温が近付く。
おずおずと、緩く腰を抱いた。
手探りで行っているのがわかりやすい。
こんな状況であっても、意地や虚勢を張ることはしないようだ。

「……いい?」

貴方の横顔を背後から覗き込もうとしながら、小さく尋ねた。
(-269) 2021/09/20(Mon) 17:31:24

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

「あるよ、そりゃ勿論。
 早く外に出て、夢を叶えるんだ」

押し付けられれば、素直に応じた。
視界は貴方で覆われている。
……どんな面持ちで、どこを見ているのだろう。

「大人はみんな反対するし、誰かに言うなって言うけど」
「納得できない」

そう零せば、拗ねたように胸元に顔を埋めた。

「母さんと同じになりたいだけなのに」


母親と離されてから、何をすれば良いのか、どう生きていけばいいのか、全てがわからなくなった。
生まれて初めて味わう孤独に耐え切れず、物や周囲の人間に八つ当たりを繰り返した。
そんな中。
一年前、とある報せが入ったのだ。
それからは見える景色が変わった。
自分の望みを叶える方法を、視界に捉えることができた。
(-270) 2021/09/20(Mon) 17:40:56

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

抱擁には僅かな抵抗を見せるが、すぐに大人しくなる。
甘えることに抵抗が無いらしく、終いには貴方の肩を涙で濡らした。

「……わ、わかん、ない。で、でも、オレの異能は、良くな、いって」

しゃくり上げながら、自身が理解している範囲のことを話していく。

曰く。
異能か病かさえ不明であること。
どちらにせよ、詳細が現代の技術では解明できないこと。
維持に大きな費用がかかること。

……少年の母親が身体を売っていた理由は、誰が見ても明らかだ。

「母さ、ん……ぉ、オレの、ためにッ、……頑張った、だけ、なのに!
 なんでッ、なんっ、で……!」
(-291) 2021/09/20(Mon) 20:49:07