人狼物語 三日月国


196 【身内】迷子の貴方と帰り道の行方

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【赤】 子爵令嬢 エルメス

 
 
  有難う御座います。
  素敵な贈り物、頂戴いたします。
  一夜の記憶と共に、
一生の宝物
です。


[膝をつき、しっかりと受け取ります。
 わたくしも何か……と思いましたけれど、
 物を残しては却って、心患いの元になるやもしれません。]
 
(*1) 2023/01/18(Wed) 21:08:19

【赤】 子爵令嬢 エルメス

 
 
  お返しになるものではありませんが、
  一つ約束を残していきます。

  
わたくしは、必ず幸せになりますわ。

  わたくしの人生を、幸福を、案じてくださって有難う。


           [スカートを摘まんで一礼すれば、
            もう思い残すことはありません。
            魔法をかけられ、帰り道が開けば、
            一度だけ振り返ります。]
 
(*2) 2023/01/18(Wed) 21:09:04

【赤】 子爵令嬢 エルメス

 
 
   さようなら。
   再び会う事は決して無くても、
   わたくしはいつまでも、ラサルハグさん、ネリリさん。
   貴方方に幸あらんことを、祈っております。


[魔法使いの彼の背に、少女の姿が見えました。>>*69
 
最後にやっと、相見えることが出来ましたね。]

 
(*3) 2023/01/18(Wed) 21:09:32

【独】 子爵令嬢 エルメス

 
[夢から覚め、魔法は解ける。

         
Happy End?


               いいえ、結末はまだ先です。*]
 
(-1) 2023/01/18(Wed) 21:09:59

【独】 子爵令嬢 エルメス

/*
エピ入り前には間に合わなかった……。
もやむさんお疲れ様です。
お手紙はきっと大丈夫だと思いまする!
(-2) 2023/01/18(Wed) 21:11:04

【独】 子爵令嬢 エルメス

/*
いや、お土産十分もらったので!
一晩失踪した娘がお土産抱えて帰ってきたって、
日本の昔話にありそうな雰囲気。

私はあと家に帰って、
この縁談何だったんだ問題に取り組めばいい感じですね。
(-4) 2023/01/18(Wed) 21:28:05

【独】 子爵令嬢 エルメス

/*
まぁ時間足りなくなることはないですよね……。
余りにも進行がスムーズでした。
お休みなさいませー。
私も続きは明日頑張ります。
(-7) 2023/01/18(Wed) 21:45:55

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[あの後わたくしはすんなりと、家に帰ることが出来ました。
 一晩眠れなかったのか、憔悴した父と、
 泣き腫らした目をした母に迎えられ、
 わたくしはやはり、ここに帰ってこなければ
 ならなかったことを痛感しました。
 そんな人がいてくれる、幸福を噛み締めながら。

 ラサルハグさんのくれた手紙を見せ、>>2:*65
 口裏を合わせた感じで昨日の事を説明しました。
 本当に危険な実験ではなかったのか?と少し疑われましたが、
 そんなことをするような相手だったら、
 わたくしを帰しはしないし、報酬など出さないでしょう。
 その様に弁明すれば、納得してくれました。]
 
(0) 2023/01/19(Thu) 20:07:33

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[今日も帰ってこない様であれば、
 本格的に捜索するつもりだったらしく、
 ぎりぎり大騒ぎになることを避けられたのは、
 幸いと言えましょう。

 家では1日遅れの誕生会と、
 娘の帰宅を喜ぶ宴が催されました。
 結局あちらでは、しっかりと
 パーティを楽しむことは出来ませんでしたね。
 お二人は、どうされているのでしょう……。
 
わたくしはもう、決してそれを知ることは出来ません。]

 
(1) 2023/01/19(Thu) 20:08:15

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
 ―
誕生日から100日後


[遂に、婚約者と顔を合わせる時が来ました。
 わたくしはあれから1着ドレスを仕立て、
 それを身に纏っています。
 魔法使いの仕立ててくれたあのドレスと、>>0:115
 デザインは同じです。
 胸には珊瑚の様な宝石の嵌ったブローチが、>>2:*66
 首には14歳の誕生日に、
 フィリップ様から贈られた薔薇の首飾り。
 耳には15歳の誕生日に、
 フィリップ様から贈られた薔薇のイヤリング。
 頭に戴くのは、今年の誕生日に贈られた、
 薔薇のティアラ。>>0:14
 
(2) 2023/01/19(Thu) 20:08:51

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[万全の態勢で迎えた今日ですが、
 それでも緊張はするものです。
 胸のブローチを一撫でします。

 珊瑚には明るいエネルギーを取り入れて、
 持ち主に幸福を授けるという言い伝えがあります。
 わたくしは自ら、幸福になるためにここへ帰ってきました。
 お約束を違えるわけにはいきません。]
 
(3) 2023/01/19(Thu) 20:09:42

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
 
  「フィリップ様がお出でになりました」


[家令が来客の旨を告げれば、直ぐにお通しするように言い、
 緊張感の走る中、扉は開きました。]
 
(4) 2023/01/19(Thu) 20:10:12

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
 
 
(―――――……!?)

 
 
 
(5) 2023/01/19(Thu) 20:10:33

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[扉の先にいたのは、陽光のような金色の御髪、
 澄んだ空色の瞳、
 貴族らしい煌びやかなお召し物を纏った
ルイ
様でした。
 手には、青い薔薇の花束を携えています。]
 
 
 
  「ご無沙汰しておりました。エルメス嬢。
   贈り物、気に入って下さったようで何よりです」


[思考回路が凍結しているわたくしに花束を渡し、
 彼はわたくしの両親の元へ足を進め、膝をつきました。]


  「こちらの家の事情で、
   ご挨拶がここまで遅れてしまった、
   非礼をどうかお許しくださいませ。
   私がフィリップ・ルイ
   =シャルル・フランシス・ヴァロアで御座います」


             [頭を垂れる彼の姿を見ながら、
              わたくしは必至で考えました。]
 
(6) 2023/01/19(Thu) 20:11:53

【独】 子爵令嬢 エルメス

 
 
Philippe Lucas Cedric Fabien Valois

[フィリップ・リュカ=セドリック・ファビアン・ヴァロア]


Philippe Louis Charles Francis Valois

[フィリップ・ルイ=シャルル・フランシス・ヴァロア]


[ミドルネームを頭文字だけ表記すれば]


Philippe L C F Valois

[完全一致!!!]

 
 
(-8) 2023/01/19(Thu) 20:13:19

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[一体どういうことなのか、わたくしがとんでもない
 
勘違いをしていたことを
決して気取られぬように

 確認すると、どうやら
 こういうことであったようです。]

 
(7) 2023/01/19(Thu) 20:15:18

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[初対面でわたくしを"下民"と言った、>>0:21
 フィリップ・リュカ様。
 彼はヴァロワ家本家の嫡男です。
 対して、ルイ様は従者ではなく、
 ヴァロア家の分家の嫡男。

 本家と分家ではかなり格差があるようで、
 本家の人間にしてみれば、分家の者は嫡男であれど
 従者とそう扱いは変えないそう。
 これは本家の威厳を保つためでもあるので、
 彼個人の性格の難によって発生している事ではありません。

 けれどヴァロアの嫡男は、本家も分家も問わず、
 ファーストネームは"フィリップ"で統一しています。
 お2人と出逢った時に、ルイ様がフィリップ・リュカ様を
 フィリップ様ではなくリュカ様と呼んでいたのは、
 フィリップと呼んでも、
 どのフィリップか分からず紛らわしいから。
 ルイ様のハンカチに
 "Louis"と刺繍されたのも同じ理由です。]
 
(8) 2023/01/19(Thu) 20:16:09

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[わたくし以外の全員がわたくしの婚約者が、
 ルイ様であることを把握していました。
 ヴァロア家から届いた正式な縁談の書状には、
 当たり前ですが、
 名前は略さず全て記載されていましたから。

 ですが予めわたくしとルイ様が
 既知の仲であることを知っていた両親は、
 まさか同じ時にフィリップ・リュカ様とも
 出会っているとは思わず、
 "ヴァロア家の嫡男であるフィリップ様"としか
 言わなかったため、
 そして、イニシャル表記すると全く同じであるがゆえに、
 顔を合わせる瞬間まで、勘違いし続けてしまった。
 ……という、何もかも全て取り越し苦労案件が
 発生してしまったのです。]
 
(9) 2023/01/19(Thu) 20:17:09

【独】 子爵令嬢 エルメス

 
[告白してもいなければ、
 そもそも好きでもないのに振られたみたいな
 失礼過ぎるエピソードは、墓まで持っていく所存です。]

 
(-9) 2023/01/19(Thu) 20:17:30

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[あの時には言いませんでしたが、>>0:105
 好いた相手と結ばれたからと言って、
 必ず幸せになれるとは限りません。

 ですから相手が初恋の人であり、
 不可解は解消されてもその上で、
 わたくしはルイ様の人となりを知ろうと、
 
きちんと彼を見定めてから、結婚を決めました。]

 
(10) 2023/01/19(Thu) 20:18:04

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
お姫様ヒロインを一番幸せに出来るのは、
 魔法使いでも王子様でもありません。

 
自分自身が、一番自分を幸せにすることが出来るのです。]

 
(11) 2023/01/19(Thu) 20:18:47

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
 
 
Belle au bois dormant?

       
(Sleeping Beauty?)



        
Non,Les rêves deviennent réalité.

                   
(No.Dreams come true.)

 
 
(12) 2023/01/19(Thu) 20:19:19

【人】 子爵令嬢 エルメス

 
[夢など所詮、幻だと人は言う。
 その通りだと思う反面、
 わたくしはこの様にも思うのです。


    
現実に於いても、夢を叶えることは可能なのだと。

    
夢の中でなくても 夢を見る
           **]
 
(13) 2023/01/19(Thu) 20:19:50

【独】 子爵令嬢 エルメス

/*
もう一つ落とそうかなと思っているものはありますが、
お話自体は〆です。有難う御座いました!
しょぼい真相でごめんねw
今回は重たい話にはしないつもりだったのですよね。
(-10) 2023/01/19(Thu) 20:21:37

【独】 子爵令嬢 エルメス

/*
お疲れ様でした。
しかと物語を見届けられて、満足です。
こちらこそご一緒出来て、とっても嬉しかったです!

最後に落とすのは、
そちらがお休みになってからになると思うので、
また明日(?)宜しくお願いします。
(-15) 2023/01/19(Thu) 21:19:09

【人】 侯爵夫人 エルメス

 
[エピロンス子爵家より、ヴァロア侯爵家に嫁いだエルメス。
 彼女が侯爵夫人となってから、数年後の事でした。
 遂に子を身籠り、彼女は母になりました。

 生まれたのはなんと、男女の双子。
 侯爵の持つ空色の瞳と、夫人の持つ黒髪を受け継いだ兄は、
 フィリップ・ラサルハグ=シャルル・フランシス・ヴァロア。
 侯爵の持つ金髪と、夫人の持つ紫色の瞳を受け継いだ妹は、
 ネリリ・リュミエール=シャルル・フランシス・ヴァロア。

 名を付けたのは侯爵夫人の方。
 なんでも
今度こそ
溢れんばかりの愛情と幸福、
 そして光の降り注ぐ
薔薇色の人生を歩めますように。

 その様な願いを込めて、つけられた名前であるそうです。]
 
(20) 2023/01/19(Thu) 23:43:16

【人】 侯爵夫人 エルメス

 
[2人の子供が生まれてすぐ、
 侯爵夫人は愛する我が子に贈り物をしました。
 嘗て、夫人が高名な
魔法使いから受け継いだという、
 魔法で作られた美しい石をはめ込んだ>>2:*66
 王冠とティアラ。

 兄には魔法で作られた
 桃色の薔薇を加工した、ブローチ。>>0:93
 妹には魔法で作られた
 白いコブシの花を加工した、ブローチ。>>14
 
(21) 2023/01/19(Thu) 23:45:13

【人】 侯爵夫人 エルメス

 
[彼女の
一生の宝物
は、
 無事新たな命が引き継ぐこととなりました。
 いつか彼女の命の灯火が消える時が来ても、
 物語の痕跡は、世界に残り続けるでしょう。

                    Fin.
*
*

 
(22) 2023/01/19(Thu) 23:46:05

【独】 侯爵夫人 エルメス

/*
これで今度こそ最後!
最後までお付き合い有難う御座いました。
>>21 花のアンカー逆だった……。

落とすもの落とし切ったので、ご挨拶。
この度は素敵な村に参加させて頂き、有難う御座いました。
魔法使いの館の物語、とっても素敵でした。
またどこかでご一緒することがありましたら、
宜しくお願い致します。
(-17) 2023/01/19(Thu) 23:57:49

【独】 侯爵夫人 エルメス

/*
素敵なエピソードの追加、有難う御座います。
また会えましたね!
最後までお疲れ様でした。**
(-25) 2023/01/20(Fri) 18:19:00