人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


到着:[『 力 』 フォルス

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
     
―――…くだらねえ
  
*

 
 
(17) 2022/12/10(Sat) 21:26:15

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
―――雛鳥の声達に誘われて



[ 愉快に届く三つの声。
 ふらりふわり、その背に近付けば女の肩に手を置いた ]


 ハロートリス。
 今日も面白いコトをお探しかい?

 それなら後で俺の店に来るといいさ
 何せ欠伸でなく大口開いちゃう逸品が入荷する
 薄暮whenにね♡


[ 女の肩にしなりともたれかかる素振りを見せ>>@4
 うら若き少年少女達に手を振った>>@0>>@2 ]
(18) 2022/12/10(Sat) 21:28:30

【人】 [『 力 』 フォルス

[ するりとトリスの向こうへ歩を進めれば ]


 いやあ来週が待ち遠しいな。
 なんてったってアリスの初めての誕生日会!
 欲しいものを言ってごらん?
 お兄さんがなーんでも買ってあげようねえ


[ アリスの頭をくしゃりと撫でた。シールも撫でとこう ]


 それじゃーアリスまた後で。
 今日は全部正解できたらご褒美あげちゃうよ〜

 君達も気が向いたらおいでませ♡


[ ひらりと手を振れば、足は軽やかに食堂へ ] *
(19) 2022/12/10(Sat) 21:30:23

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
(-2) 2022/12/10(Sat) 21:44:09
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a2) 2022/12/10(Sat) 21:45:07

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
アリアの教典すごいのよ。
サンドスターさん力の分も書いてもろて……
いやKZサンドスターさんが既に天才なのよ。
(-3) 2022/12/10(Sat) 21:54:00

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
――回想:売店の始まり


[ 食堂の程近くにある売店。

 洋館に居を移して一ヶ月程経った頃に始めた店は
 空き部屋の一室の扉を外した開放的な作りになっており
 手前半分に多種多様な売り物が並んでいる。

 品揃えは洋館の住人の声も反映しており
 一般的なものから物珍しいものまで一貫性は無い。
 だが"元商人志望"の男が選りすぐった業者から
 質の良いものを各地から取り寄せ
 有志の使用人に仲介を頼んで仕入れを行っている。

 奥の半分はカフェスペースのようになっており
 小洒落た小机を挟んで二人がけのソファが二つ向かい合う。
 壁に沿って一面に並ぶ本棚も、七年で随分と埋まったものだ。

 店番をしている間は、奥のソファか
 入口近くに設置した会計場に居る姿を多く見かけるだろう ]
 
(34) 2022/12/11(Sun) 1:47:14

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 幼い頃、両親の姿に憧れを抱き
 「立派な商人になる!」と夢を見た
 そんな過去を知る男に声をかけられたのが始まり。

 想像以上にやる事の無い洋館暮らし
 花畑で惰眠を貪る俺に兄のように慕っていた男が言った。

 金も学も何も要らない悠々自適の世界において
 「 そういうのを学ぶ場所があってもいいと思うんだよね 」
 だとかなんとか本音とも冗談とも取れる掴めぬ音で。

 そんな言葉にのったのは、きっと気分。

 言うだけ言って
 やらせるだけやらせて
 姿を消したヴェルトという男の残したもの。

 今日も続けている事に、結局大した理由は無い ]
 
(35) 2022/12/11(Sun) 1:49:53

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 裕福な商人の息子に生まれ
 両親の愛情を享受し、教養を礼儀を商人の業を与えられた。
 教育という点については恐らく並の人間以上に。

 学校にも通った。
 周囲の環境すらきっと恵まれた方だった。
 それはそれは証持ちとは思えぬ大層恵まれた生活の末の今。

 かつてのヴェルトの言葉は
 そういったものを与えられる事のない証持ちが居る事
 随分と人の増えた証持ちを――予見していたのか

 大層かわいいアリスをはじめ
 望む誰かには買い物を通じて文字や計算を教える
 箱庭のような世界での戯れを。

 続ける必要など無くとも
 何かと足を運んでくれる人間も居るのなら
 閉めるだけの気力も理由も無く。

 そういう、惰性の暇潰しの延長線。 ]
 
(36) 2022/12/11(Sun) 1:51:35

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 尚、当売店はお手伝いを常時募集中

 陳列や清掃、ティータイム、読書
 多岐に渡る仕事はスキルアップを目指せ
 世にも珍しいものと間近で関わる事のできる
 アットホームで多分わいわいとした職場です。

 単発から長期まで幅広く募集しています ] *

 
(37) 2022/12/11(Sun) 1:52:05

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
―― 売店:お品書き(食品) ――



『メルロン』 400エム
四つ入り。手のひらに収まるふわふわの雲みたいなお菓子
ミルキーな甘みが広がり、ふわりと溶けて消えていく
高価で希少な贅沢品。それはまさに幸せの味。

『レインボードロップ』 139エム
様々な形の小瓶に七色の飴玉が入っている。色に味の差は無い
食べる者の気分によって味の変わる不思議な飴玉
酸・苦・甘・塩・旨味が主だが辛味や渋味を感じる事も。
瓶を目当てに定期的に買い求める常連も居る。

『ホリックゼリー』 22エム
五つの小袋ゼリーが連結して一つの輪になっている
三つはおいしいサイダー味のゼリーで当たりは激辛
大当たりは無性にもう一つホリックゼリーが欲しくなる
次のホリックが君を待っている

『フォーチュンフォルス』 5エム
世話係のスミスが淹れるおいしい珈琲
(カスタムでカフェオレやミルクに変更可能)
中におみくじの入ったクッキーがついてくる
本日の運勢など、事前に気になる事を言っておくと
[[omikuji ]]をもとに店主からありがた〜い言葉がもらえる。
メイドのジャスミン御用達。

                 ――他。
(38) 2022/12/11(Sun) 1:53:25

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
―― 売店:お品書き(娯楽) ――


『しゃぼん玉』 41エム
とある島群で発祥したという娯楽物の一つ
屋根まで飛んで壊れて消える

『花火』 7エム
夜の空や夜の地面を灯す光の花
ロケット花火を始め各種花火をバラ売りで提供

『ブーブークッション』66エム
見た目は少し厚いハンカチ。持ち運んでも目立たない優れもの。
上に座ると四種類の内ランダムで音が鳴る。
「プゥ〜」「ブオオオォ」「アッー!」「あぁ〜〜ん♡」
気になるあいつを驚かせよう!

『バニッシュ・インク』600エム
乾くと消える、世界に一つだけのインク
書いた時は灰〜黒の色味をしておりきちんと読む事が出来る
対応する数字のラーン・インクと共に使う
密書などにも多く使われる。洋館での実用性は未知数。

『ラーン・インク』600エム
塗ることでバニッシュ・インクが浮かび上がる
それぞれに薄い色がついている世界に一つだけのインク。
対応する番号のバニッシュ・インクと共に使う
不純物が混じると効果が無くなる為取り扱いには注意が必要

                  ――他。
(39) 2022/12/11(Sun) 1:54:14
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a7) 2022/12/11(Sun) 2:08:43

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
クロかわいいねクロ
文字覚えに来てくれるエンジェルが居てお兄さん嬉しいよ♡

シャルレーヌに、今、会いに行く――――!
(-12) 2022/12/11(Sun) 10:52:48

【人】 [『 力 』 フォルス

 
  
―――食堂


[ 食堂に誰かしらが居れば
 誰であろうと軽やかに挨拶を交わしながら ]


  お〜丁度良い所に。
  スミスさん、軽くつまめるものいいかな


[ ここに初めて来た時には既に居たお世話係。
 当時既に初老であった彼は今尚、綺麗な白髪を整え
 まるで豪邸の執事のような所作で珈琲を落としていた ]


  飲む飲む!
  俺スミスさんの珈琲にゾッコンだから〜
  生まれ変わったら結婚しよ♡


[ 二十年関われば、少なからず情も芽生えるというもの。
 痣有りにあたたかな眼差しを行為を向ける存在ならば、尚更 ]
 
(121) 2022/12/11(Sun) 15:33:38

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 歩み寄る先のスミス。
 彼の背を抜くことは、未だメルロン一つ分叶っていないが ]


  ――頼まれてた帳簿もう少しで終わるからさ
  仕上げたら持ってくるよ。


[ 耳元囁けばへらりと笑った ] *
 
(122) 2022/12/11(Sun) 15:34:10

【人】 [『 力 』 フォルス

 
  
―――売店


[ 珈琲の匂いが近付く事に気付くのは容易いだろう。
 こちらもまた、椅子に腰掛ける存在に気付けば>>60
 ブラッター片手に笑みを向けた。 ]


  ――おはよ、シャル。

  ここ、キレーな涎の跡だね
  良い夢見れた?


[ 自らの口許を示せば彼女の反応はどうであったか
 いずれにせよ、「 冗談だけどね♡ 」なんてけらりと笑った ]
 
(123) 2022/12/11(Sun) 15:48:17

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 示したのは奥にあるいつものスペース ]
 
 
   軽食もらって来たからさ
   一緒にどう?
 
 
[ プラッターにはスコーンにクラッカー、
 付け合わせのジャムやディップといった軽食
 味変用のミルクポットがのせられている。

 頷くなら珈琲をもう一杯頼もうか
 端末一つで届く望みの品。洋館ライフはサイコーである * ]
 
(124) 2022/12/11(Sun) 15:49:20

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   
――回想:咲き誇る花、溢れ零る雨



 [ それはもう二十年近く前の事
   見渡す限りに咲く花々が一際綺麗な季節だった

   商売の為移動する親と別れ
   当時はまだ一度訪れただけの見慣れぬ場所
   今からは想像できないほど人の少なかった館。

   シンやヴェルトをはじめとした職員に
   東の――住まう街の郷土菓子を土産に携え
   一人、館の門をくぐった二度目の訪問。

   一週間程を過ごした、五歳の頃の事だったか>>59 ]
 
 
(125) 2022/12/11(Sun) 16:30:59

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 [ 誰かが名を呼んだから。
   振り返れば、少女は咲き誇る恵みの中にいた

   穏やかな風に揺れる見知らぬ少女の髪

   名も知らない
   どこから来たかもわからない
   声を聴いたことさえ無いはずの存在

   どくりと胸を打つ声亡き声を聞いた ]
 
(126) 2022/12/11(Sun) 16:31:24

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 [ 少女からただただ溢れ出す涙

   弾けたように生まれ落ちる感情
   幼かった俺は到底理解など出来なかった

   訳なんてわからないまま
   焦がれるように熱くなった胸と
   鼻の奥がつんとして景色がじわりとぼやけて

   気付けば少女をだきしめていた ]
 
(127) 2022/12/11(Sun) 16:31:33

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
     
ごめんな

       ごめん――――― ごめんね 
 
 
(128) 2022/12/11(Sun) 16:31:49

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 [ こうしたいと希う誰かが居た
   こうしたいと叫ぶ心が居た

   初対面の奴が急にだきつくなんて
   この子に失礼だろうと窘める心が確かに居た

   誰がそうさせたのだろう
   誰が言わせたのだろう

   この心は一体、誰のものだというのだろう ]
 
(129) 2022/12/11(Sun) 16:31:58

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 [ 少女にかける声は
   あまりにもつたなく、幼すぎて

  
  けれど彼女が涙をこぼすなら
  俺が泣いていては、だめだろう



      
この手が、行為が、心が許されるなら



              少女の雨がやむまで
              ぎゅっとだきしめていよう

  
  彼女の雨がやむまで
  そっと髪をなでていよう
 ]
 
(130) 2022/12/11(Sun) 16:32:40

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   [ どれだけ時間が経とうとも
     失われないものがあるように
     忘れられないものは、確かにある ] *
 
 
(131) 2022/12/11(Sun) 16:32:55

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
ひょ ひょっとして
うさぎはいま もうれつに ひかれているのでは…………!
(-22) 2022/12/11(Sun) 16:36:24
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a21) 2022/12/11(Sun) 16:43:17

【人】 [『 力 』 フォルス

 
  
―――三年前:文字を見つめる君


[ ある日クロがお品書きを見ていた
 最近館に来た、一番年若い証持ちの少年。
 会計台で珈琲を飲みながら、首を傾げるクロを見守る ]


  ん?
  これはねーハイエナanimalの絵♡
  というのは冗談で、それは文字だよ。


[ 文字に興味を示した様子のクロと話すうち
 手近な紙にさらりとペンを走らせれば
 彼と己の名前を記したそれを見せてみた ]


  これがクロの名前
  でー、こっちがお兄さんの名前♡

  ――書いてみる?


[ その日、プレゼントした一冊のノートとペンは
 ここに来たばかりの君へ、歓迎の気持ちを込めて ] *
 
(149) 2022/12/11(Sun) 17:36:34

【人】 [『 力 』 フォルス

 
  
―――回想:惰眠を貪る男と不眠の薬


[ 帰省を数日後に控えた日
 廊下で会った彼女に声をかけたのは
 ふと、前回の帰省を思い出したから。 ]


  ねーアリア
  君の薬、少し分けてもらえないかな?


[ 病気がちな友人が、最近眠る事が難しいらしいのだと。
 己より余程多くの物に触れる両親でさえ
 友人の悩みを解消するには至らない症状の、一筋の光明

 惰眠も貪れる己には生憎と縁遠い薬。
 訳を尋ねられたのならば隠すことも無く告げて

 彼女の薬を手に入れる事が叶ったのは
 あっさりだったか、粘り強い交渉の末であったか ]
 
(165) 2022/12/11(Sun) 18:31:45

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ なんにせよ、薬を携えた帰省から
 それからまた暫くの時が流れた帰省の最後
 館へ戻ったその足で彼女の部屋へと向かった。

 母の友人から彼女に宛てられた手紙を携え
 郷土菓子であるカヌレを手土産に
 母からの感謝の言葉も伝えるために。

 その折、薬を商品として流通させてみないかと
 そんな提案をもちかけたのだが――

 これはまた、別の話だ ] *
 
(166) 2022/12/11(Sun) 18:35:20
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a27) 2022/12/11(Sun) 18:38:23

[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a30) 2022/12/11(Sun) 19:08:46

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
―――回想:薬に見る夢の欠片



[ 彼女は思慮深い人間だ。

 いつかの日、薬をねだった己に対して
 仔細を話さずとも己の"環境"を察しただろう事

 ならば同じ証持ちであるが故に
 思う事はそれぞれ、大なり小なりある筈だとも
 それを表に出す事をしなかったように>>180

 たとえば今日、誰のどんな秘密を吐露してみた所で
 軽率に喧伝するような事はしないように思うし

 たとえば自分がどんな境遇にあっても
 他を慮るだけの、聡明と、強さとを抱く人間なのだろうと

 少なくとも俺は当時から、
 アリアをそういう存在だと思っている ]
 
 
(231) 2022/12/12(Mon) 0:45:47

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ だから、かはわからない
 けれど彼女に滲んだ表情に>>181
 己もまた滲むものを引き出された気がした

 「 必ず伝えるよ 」と
 大した理由も無く責任の伴う言葉を持ち出し

 あまつさえ
 聞く者によっては荒唐無稽な戯言を

 切り捨てるでなく
 頭ごなしに否定するでなく
 避けては通れない問題をまっすぐに示し
 その上で代替案を提示するような言葉に>>182

 とうに諦め、
 捨てたはずの其れに
 少しばかりの執着を見せたのかもしれない ]
 
(232) 2022/12/12(Mon) 0:46:40

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 アリアの言う通り、問題は無いわけじゃないし――
 証持ちの名がちらつくだけで
 どんなに価値があろうと屑扱いされるのも そう。


[ かつて通った道故に実感は根が深く。
 笑みも居住まいもいつも通りに彼女を見た ]


 俺の両親、商人でさ。
 世界中を巡って、良い商品を仕入れながら
 移動中に商いをしたりなんかもしてるんだけど

 ……、
 証持ちが作った事は当面伏せる事になるし
 ご友人に渡す時も、出所は伏せてもらった。

 ――それでも、アリアの薬には価値があると思う
 アリアの薬のおかげで笑顔になれた人も居た
 
 
(233) 2022/12/12(Mon) 0:49:38

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 視線を落とせば、烙印。
 右の手の甲に刻まれる世界の瑕疵 ]


  証持ちだから、そうではないから。

  そういうのをどうにかしたいって
  思ってた事があるんだよね

  簡単に変わる筈も無いけど
  一つずつ積み重ねる事で、いつか
  全てを受け入れ合う事はなくても
 
  "アリアのおかげで楽になった ありがとう"

  そういう事の言える環境になれば
  少しは何かが変わるんじゃないかって
  今もたまに思う事がある。


[ 彼女と初めて会った時
 俺はとうにへらへら笑って適当ぶっこく阿呆だった。
 この部屋に入るまでも崩した事は無い

 だから、らしくなく真面目な音で紡ぐ声は――
 どんな反応をされても仕方ない今だろう ]
 
(234) 2022/12/12(Mon) 0:50:26

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ロマンチストの夢物語と蔑むか
 現実の見えない愚物の蛮勇と嗤うか
 それはそれで当然の範囲だろう

 だが、
 数十年、数百年、或いは数千年
 俺も 彼女も、アリアも、今館に居る誰もが死んで
 それでも脈々と受け継がれていく思想

 今に至るまで止まる事の無かっただろう時間
 これから生まれて来るであろう痣ありの
 いつかの証持ち達の時代

 たとえば、二十二人が集まっても世界が続くような
 教典が、思想が、王道とされるようになるかもしれない

 そんな途方もない戯言を願う人間が居たのも事実で
 彼女の薬に一欠片の可能性を感じた事も、また。 ]
 
(235) 2022/12/12(Mon) 0:52:20

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 彼女の部屋を後にする時に告げたのは
 売店での提案を話す傍ら、考えていた事 ]


 たとえば――こういうのはどうかな

 アリアの気が向いた時に薬を作る。
 俺が帰省する時、出来た分だけ薬をもらっていく。
 で、俺の親が薬を売る。

 気の向いた時に、小遣い稼ぎみたいな
 それくらいの気軽さでさ

 やってもいいかなって気になったら
 声かけて。


[ そう言って笑えば
 「 それじゃまたね♡ 」と扉をしめた ]
 
(236) 2022/12/12(Mon) 0:53:29

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ いつの頃からか
 売店の会計台の引き出しには、
 アリアお手製の薬が納められている

 売店に置いてあるほとんどの商品が
 計算の練習がてらの値段設定だとしても

 本人から(多分)無償で渡される薬を
 「 4メルです♡ 」などと宣う悪徳商人になるのは
 いくら阿呆でも流石に気が引けるため。

 アリアの気分が乗らない時(?)などに使える
 フリードラッグコーナー(引き出し)の設置で
 売店はめでたくアリアと薬剤提携を行う事になった ]
 
(237) 2022/12/12(Mon) 0:56:06

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 余談ではあるが、俺は
 裏手の花畑で惰眠を貪るのが好きだ。
 昼となく夜となくそこで惰眠を貪れる程度には。

 故にお手伝いはいつでも大歓迎である。
 いっそみんなで運営検討を過ぎらせたまではある。

 アリアが初めて手伝いに来てくれた時は
 ホリックゼリーで嬉しさと感謝を表したんだっけか ] *
 
(238) 2022/12/12(Mon) 1:00:25

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
俺はこのドキッ☆クセアリだらけの証持ちの中で
の生涯まとも枠である事を誓せん

何はともあれ花に埋もれて惰眠を貪る( ˘ω˘ )
(-52) 2022/12/12(Mon) 1:03:23
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a41) 2022/12/12(Mon) 1:11:37

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
くろかわε=ε=ε=(*ノノ)
(-63) 2022/12/12(Mon) 11:54:46

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
―――回想:初めての友達



[ 初めて洋館に訪れた時、
 ここに居た証持ちはシンとヴェルトだった
 少しお兄さんのヴェルトと、年の近いシン。
 
 近所に子供が居なかった訳でもないけれど
 両親と一緒に行動する事が多かったから
 友達と遊ぶという概念は薄かった。

 だから、初めてここに来た時
 シンやヴェルトと話したり、何かをしたり、食事をしたり

 そうか、これが誰かと遊ぶって事なんだって
 なんだかとても珍しい経験をしてる気分で
 とても楽しかったのを覚えている ]
 
 
(319) 2022/12/12(Mon) 17:39:36

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ヴェルトも話しやすかったし
 なんだかんだと兄貴分のように感じていたけど

 シンとは年が近い事もあって
 何かと距離の近さを感じていたような気がする。

 シンと何して遊んだんだ、とか
 シンがこんな事言っててさーとか
 両親との帰り道に土産話とするのは、
 ヴェルトよりも少し、シンの方が多かったのだろう

 「 シン君とどんな事して遊んだの? 」
 両親の方から名指しで尋ねられる事もあったから。 ]
 
(320) 2022/12/12(Mon) 17:40:37

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 小さい頃から交友のある証持ちは何人か居るけれど

 少なくとも俺にとってシンは
 洋館に行けばいつだって会える、年の近い子供で

 初めての友達、というのをあげるなら
 きっと俺はシンの名を出すのだろう

 親しい友の事を、親友と言うのなら
 俺にとってのシンは「 シンユウ 」とか

 まあそんな親父じみた事を思うのは
 心の中で思う分には花畑に埋まらずに済むだろう ]
 
(321) 2022/12/12(Mon) 17:43:30

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ シンはたくさんの楽しそうを口に出す。
 まるで魔法の箱のように、次から次へと。

 子供の時分、それは大層輝いてみえて
 出たアイデアの実現なんかを考えたり
 時にはやりながら考えたりもしたっけ。

 出来るか出来ないかはどうでもよかった
 単純に、ただひたすらに楽しかった ]
 
(322) 2022/12/12(Mon) 17:43:47

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ " シンのアイデアを形にしたい "

 そんな思いで苦節云年
 製品化された一つがブーブークッションであり
 今尚売店の片隅で細々と陳列されている

 二人のノリと友情と努力の結晶だと
 俺は信じている。


 " アリスの誕生日会を盛大にしたい "

 シンの言葉に、ついと昔の俺が顔を出す
 多分誰より肯定の音は早かったと思う>>97

 「 いいねー♡ 」
 乗り込んだ船の着港は、来週に迫っている ] *
 
(323) 2022/12/12(Mon) 17:45:04
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a54) 2022/12/12(Mon) 17:53:36

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
あーマドカ

SU☆KI
(-84) 2022/12/12(Mon) 21:44:11

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
俺の前世はマドカに何をしたのか

泣かれて吐かれて、
俺の前世が罪深いコトはわっかる〜♡

ゼロもカワイーねえ
(-85) 2022/12/12(Mon) 21:53:40

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
しんさま……[おがみうさぎ]

しんさんのぱんをあむあむできる
しあわせのおあじは やみのおあじ……(*ノノ)

あむあむ…
(-87) 2022/12/12(Mon) 22:01:21

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
ほしねさんw
ちょっとわらっちゃったのです
(-90) 2022/12/12(Mon) 22:26:33

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
クリスタベル!
なんて優しいんだ……?

悪魔と一緒に刹那の幸せを味わってほしいよね〜
名付けに90時間かけたメルロンに日の目を当てたい!
(-94) 2022/12/13(Tue) 0:00:36

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [ 『力』と『正義』は
  殺し合いの末、相討ちとなった。

  一進一退の攻防
  互いに満身創痍、そうして果ての、最期
  最期の一撃と共に『力』は『正義』を抱きしめた。

  ――教典に描かれた二人の最期。

  ほんの少し先に致命傷を負った『力』
  致命傷を避けられなかったのか
  致命傷を厭わなかったのか

  『力』の最期の一撃と行動は
  今尚、様々な解釈と共に推測が為されている

  ――――…。
  解釈に触れる度、顔を合せる度
  そのどれもが正しくて、間違っているような

  もう、どうでもいいはずなのに
  彼は『正義』ではない、
  俺は『力』ではない。そう解っているのに

  答えの無い解を今も求めている気がする ] *
 
 
(436) 2022/12/13(Tue) 0:29:36

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 

  [ 例えば、俺がここに住む前だったなら
   例えば、もう少し時間が経っていたなら

   俺はあの時、もっと違う言葉を
   行為を向けられたのだろうか ]

 
 
(438) 2022/12/13(Tue) 0:30:24

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   
―――七年前:『 正義 』



[ 出くわしたのは売店だった

 珈琲を取りに店を出た時
 歩いて来るソイツと目が合った>>337

 名も知らない
 どこかの島から来た事は察すれど
 声を聞いた事さえ無いはずの存在

 何を抱くより早く汚物が飛び散るのを眺めた ]
 
 
(450) 2022/12/13(Tue) 0:38:39

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 [  何が

   何が


  声亡き声その呪縛を
  俺は過去にも味わった事がある
  あの日とはあまりにも異にしすぎる対
  己では無い何かが暴れ出す抗い難い情動


      冷めていく
      覚めていく
      醒めていく


  向こうで本能に跪く愚かな様をただ眺めた ]
 
 
(451) 2022/12/13(Tue) 0:38:51

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
          
餓鬼

 
 
(452) 2022/12/13(Tue) 0:39:01

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 色も温度も無い二つの音は己の頭蓋にも確かに響いた


 嗚呼
 この音を俺は覚えている
 近く遠く出したばかりのその音
 これは確かに 俺の声だ


 ソイツの口から何も出なくなった頃脇を通り過ぎた


 止まるつもりは無かった
 声をかけるつもりは無かった
 相手にする気は無かった
 そんな力が無い事誰より己が一番わかっていた ]
 
(453) 2022/12/13(Tue) 0:39:24

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 数歩通り過ぎて
 足が止まった訳など解りようがない
 背に感じる気配が動く様子は無い ]


     ――――…



[ 薄ら滲む鉄の味 ]
 
(454) 2022/12/13(Tue) 0:40:01

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 名も知らぬ男と並ぶように膝を折る ]


   ……二つ先の扉。
   口ゆすぐ所あるから行ってきな


[ 指し示す手を見たかは知らない
 立って歩ける状況でなかったとして
 俺に抱えられそうになれば一人で行くだろう
 どこまで介入したかは、どうだったか ]
 
(455) 2022/12/13(Tue) 0:40:23

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ スミスが来るまで一先ずの処理をしていた時
 その場を通りがかったのは誰だったか。

 誰でも、どうでも良かった。
 ただ気配に気付けばへらりと笑って
 挨拶だって、この阿呆には息をするように簡単だ ]


  あ、そーだ
  実は気分の優れない子が居てさ。
  今そこで口ゆすがせてるんだけど――

  ちょっと頼まれてよ〜♡


[ 売店の陳列棚から、小瓶を持ち出して渡した。
 フルーツの味がするだけの ただのドロップ達 ]
 
(456) 2022/12/13(Tue) 0:41:56

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
   これ、君からって。

   すすいだ後に舐めさせたげて
   おーねがい♡


[ 『正義』がそこから顔を出す前に、俺は消えようね ] *
 
(457) 2022/12/13(Tue) 0:43:18

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 俺がマドカに敵意を向けたのは一度きり

 そもそも腐っても商人志望だった
 簡単に腹の底を見せるなど愚の骨頂

 ――それだけが理由ではなくとも
 顔を合せる度顔色の悪くなる男に
 告げる事もきっと無いだろうけれど

 マドカがこの館に来て程なく
 街に出かけて仕入れたかわいらしい犬の着ぐるみは
 顔でも隠せば吐く事も無くなるだろうか
 そんな思案の末、移動中に着用する為のもの。

 一時、廊下を歩く超大型二足歩行犬が出現した
 そんな時代を知る者は、多分少ない ] *

 
(458) 2022/12/13(Tue) 0:44:41
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a66) 2022/12/13(Tue) 0:56:40

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
――現在:売店でシャルと



[ 慌てた様子に小さく笑って種明かし>>382 ]


  ごめんごめん、ホントに寝てたのか
  歌の猛特訓でもしてた?


[ 軽口ばかり叩くようになった
 彼女の前でも軽口は多くなったかもしれない

 それでもここには――君の傍らにはいつだって
 幼い頃から変わらぬ一筋の安らぎが、幸福がある ]
 
 
(476) 2022/12/13(Tue) 1:52:22

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 寝ていた事実自体その反応から知ったとて>>383 ]


   へえー、最近は?


[ ささやかすぎる言葉をそっと掬い上げてみれば
 少しばかり、澄んだ瞳を覗き込んで見つめようか
 口を噤むようならば言葉はするりと沈めて ]


   もしもまた見るようになったら言ってよ
   イイ対処療法、紹介するからさ。


[ 朗らかに、そんな言葉も添えたかな ]
 
(477) 2022/12/13(Tue) 1:53:08

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ソファでくつろぐひととき>>384 ]


  考え中なんだよなー
  明日辺り街に見に行こうかと思ってるけど
  あ、一緒に行く?


[ 今までにも誘った事はあったろうけど
 さて、一緒に街に出かけた事はあったのだったか
 アボカドのディップをクラッカーに塗りながら ]


   シャルはもう何か決めた?


[ 内緒にされたなら「いけずー」なんて笑って ]
 
(478) 2022/12/13(Tue) 1:53:59

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  みんなで歌を贈るの
  アリスとっても喜びそうだよね。

 
[ ちょっと聴きたいな?
 ちらりと見てみればおねだりは成功しただろうか ]


  そういやカルクドラが伴奏担当するんだって?

  チェレスタに頼んだら
  カスタネット隊として雇ってもらえるかなー


[ そんな事を話したりもしながら。

 玄関が少し賑やかになった頃合い
 彼女が様子を見に行くのならば見送ろう

 いつだって慕われている
 今尚次々に賑やかになっていく大人気な彼女への挨拶は
 大変な賑やかが落ち着いた頃合いでも遅くは無い>>461 * ]
 
(479) 2022/12/13(Tue) 1:54:47
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a71) 2022/12/13(Tue) 2:03:20

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
きづいてしまったのですけど
もう ぷろろぐ おわるのでは:;(∩´﹏`∩);:
(-107) 2022/12/13(Tue) 2:07:17

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
くろかわっ(*ノノ)
かわかわなのです ぺんらふりふりざむらいなのです

#くろかわ
(-124) 2022/12/13(Tue) 13:39:47

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
 
――回想:クリスタベルのお買い上げ



[ クリスタベルと初めて挨拶を交わした時
 いつもの居住まい、笑顔を崩す事は無くとも
 (8)1d10秒程考えるように見つめた事があった。


 「 ふんふんつまり――――
   二人で一つ……てコト!? 」

 「 俺はフォルスだよ。『力』の証持ち
   強く在れるようにって名付けてくれたらしい
   親しみをこめてフォルって呼んでくれていーよ♡
   よろしくどーぞクリスタベル! 」

 「 食堂の近くで売店やってるからさ
   顔出してくれると嬉しーな♡ 」


 そんな事を言ったのを覚えている]
 
 
(534) 2022/12/13(Tue) 13:57:08

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ある日、クリスタベルが店に顔を出した。
 当然歓迎した>>398 ]


  ん〜〜ぼちぼち♡ さては君有識者だな?
  それはそれとして――改めて
  ハロークリスタベル、来てくれて嬉しいよ


[ し、手伝い候補としてカウントさえした>>399 ]


  時間を忘れて……
  おっ! ならとてもいいモノがある

  ほら、ココ
      ――売店の売り子♡

  珍しい商品、気ままにに訪れる客
  たくさんの素敵な出会いが約束された "地"世界遺産


[ どう? イイ笑顔で席を示すご愛嬌 ]
 
(535) 2022/12/13(Tue) 13:59:10

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ それはそれとして。
 初めてのお買い上げにオススメしたのは
 店内でも片手に入る高額商品、『メルロン』 ]


  持っててもとけないのに
  口に入れるととける雪みたいな、雲みたいなお菓子でさ

  一つ食べたら、どんな赤ん坊や狂犬も
  ふわっと笑顔がこぼれて蕩けるような
  優しい甘さと後味が特徴だよ♡


[ 時間を忘れられたとして、
 メルロンの性質上、ほんの刹那だろうけれど ]


  悪魔がどんな顔になったか感想待ってるね〜


[ 毎度ありーと見送った ]
 
(536) 2022/12/13(Tue) 13:59:50

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 余談。

 俺もかなりの時間
 それはへらへら笑っている奴だし
 なんなら適当な冗談ばかり言うが

 悪魔はとりあえず置くとして
 シンとは違うものが見えているのだろうか
 それとも、魂が叫ぶが故なのか

 クリスタベルがシンに向ける眼差し
 その想いの一端にもしも触れていたのなら
 何かの手慰みに考えた事もあったかもしれない ] *
 
(537) 2022/12/13(Tue) 14:00:47

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
―――売店でユグと



[ シャルを見送るために表に出た時だったか
 両手いっぱいに恵みを持つ男に気付けば
 朗らかな笑みと共に片手をあげた>>480 ]


  おーユグいらっしゃい!
  いっぱいだね♡


[ カルクドラも傍に居たなら声をかけて。
 お品書きの他に、こんなものもあるよと
 店内のいくつかの商品も紹介しようか ]


  後は――人が中に入れるしゃぼん玉とか
  ここにはないけど当日までには間に合うよ。

  誕生日プレゼント向けだとこの辺りかな
  

[ ユグのお眼鏡に叶うものはあったかどうか ]
 
 
(538) 2022/12/13(Tue) 14:30:44

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 先生への贈り物選びについては>>481
 アリスへのプレゼント同様、
 それらしいものをいくつか挙げて見守る姿勢だが

 カルクドラが居たなら、
 「君は何がイイと思う?」などと尋ねたり

 再度オススメを訊かれれば
 ホリックゼリーを薦めてみようか * ]
 
(539) 2022/12/13(Tue) 14:31:06

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
背後が溺れて海にとけた

とりあえず悪魔にお返事しようね
方々に拝んどこか

しゃるれーぬさんの ももがおのかわいすぎ
うさぎ めるてぃ
(-128) 2022/12/13(Tue) 16:32:46

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
―――回想:ある日 街の中 悪魔さんと 出会った !



[ 己も街に出る類ではあるが
 " 彼 "は己よりもその頻度が高いように思う

 職員がぴりついている時は
 大抵" 彼 "が洋館に居ない時が多く
 その日、声をかけたジャスミンがぴりついていれば
 街で見かける可能性は決してゼロではない
 くらいには思っていた。


 悪魔が店に入っていけば
 程なく後を追って店に入る事にした ]
 
 
(574) 2022/12/13(Tue) 17:39:41

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ "そういう事"ばかりをする訳じゃないだろう
 けれど予感めいたものもあった

 それが元商人志望のカンか
 失礼千万のカン違いかは
 ――悪魔のみぞ知る所だが

 動きかけた男の手を掴んで
 いつものようにへらりと笑った ]
 
(575) 2022/12/13(Tue) 17:41:40

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  ハローあっくん♡

  こんなトコで会うなんて奇遇だねえ
  もしかして彼女へのプレゼント探してた?

  それならさっき向こうの店でイイのがあったよ!
  絶対気に入ると思うから〜
  行こ行こ♡


[ 手は振り払われたか、どうだったか
 "外"に出る時は常に白い手袋を嵌めている事もある
 振り払おうと思えば容易だったろう ]
 
(576) 2022/12/13(Tue) 17:42:53

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 往来を颯爽と進む好青年二人

 手を引いてか肩に腕を回してかは
 まあ、大した差では無かったか

 文句を言われた所で「まーまーすぐそこだから」
 とかなんとか言ってすいすい連れてって
 なし崩し的に射的に付き合わせた記憶はある ]
 
(577) 2022/12/13(Tue) 17:43:36

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 悪魔の一流の外面職人の見せ所の一幕(確定)


  「 ホラ、アレ
    クリスタベル好きそうじゃない? 」

  「 その下のはシャルが好きそーだよね
    どう思う? 」

  「 次来た時に渡せるかなー 」

  「 お兄さーん、
    俺とあっくんの分一回ずつよろしく〜♡ 」

  「 もしかして自信ない? 」


[ 受け取るのを渋りたい年頃なら
 ほいほいその手に持たせるので問題ない。

 ちなみにシャルへの贈り物
 白いうさぎのキーホルダーは五発中発目で成功した ] 
 
(578) 2022/12/13(Tue) 17:45:03

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ そんなこんなで俺はその日
 なんと街で悪魔君とデートをした。

 あのインクまた仕入れるからさあ
 一杯付き合って♡ って好青年らしくねだって
 射的の後ももう少し続いたデート(確定)


「 楽しい? 」
 主語の無い悪魔への問い

 彼への初めての質問らしい質問は
 その日のどこでのものだったか ] *
 
(579) 2022/12/13(Tue) 17:47:04

【人】 [『 力 』 フォルス

 
  
――回想:売店の上客


[ 性質上赤字以外あり得ない売店は
 実はそこまで赤字でも無い。

 バニッシュ・インクとラーン・インクは
 店において利益の出る数少ない商品であり
 定期的に売れる事で赤字をそれなり補っている ]


  ハロー悪魔いらっしゃい!
  好きなだけ見て行って♡


[ ここは誰であろうと拒む事は無い
 俺を厭う人間であっても、同様に>>512 ]
 
(580) 2022/12/13(Tue) 17:55:42

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 彼はよくインクを買って行く ]


    ―――楽しい?


[ 何度目のリピートの事だったか
 いつかの日と同じように尋ねた事がある。

 答えがどうであれ、返らずとも
 「 まいどどーも♡ 」って

 商品を渡して上客を見送った ]
 
(581) 2022/12/13(Tue) 17:56:08

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 花達を撫でて行く気持ちの良い風
 近付いてくる足音に目を開けた ]


  ?
  んー まいどどーも


[ ひらり手を振って
 背を見送ればまた目を瞑った

 薄ら香る花に 風の音に揺蕩いながら
 律儀な奴ってくすり、笑いがこぼれた ] *
 
(582) 2022/12/13(Tue) 17:57:09
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。
(a86) 2022/12/13(Tue) 18:05:57

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
ひょっとせずとも えらいいきおいで
たなとすさんに とけざなのです……

それはそれとして しとらさんも ほんとにありがとうございます
ちらちらのおかえしを したいっ(*ノノ)
(-136) 2022/12/13(Tue) 20:43:51

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
  
―――回想:いつか、皆で食べたメルロン



[ 正直に言えば。
 この箱庭に売店が必要には見えなかった

 ヴェルトが言ったから――
 そんなものをいくら免罪符にした所で
 あの時頷いたのは結局の所、未練でしかない

 誰からも相手にされず
 誰にも見向きもされず
 俺が居る事で価値は消え
 汚物の如く唾棄される
 彼らを冒涜しているのは他でもない俺だった

 それはあまりにも、致命的だった ]
 
 
(617) 2022/12/13(Tue) 21:46:16

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ だというのに。

 目の前ちらつかされた糸に
 なんとも女々しくぶら下がった

 売店の品揃えは職員向けのもの
 慰め程度の嗜好品と、各地のささやかな娯楽

 必要も無いだろうに「 買いに行くよ 」などと
 それはあまりに残酷な優しさを孕んでいた ]
 
(618) 2022/12/13(Tue) 21:46:37

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 笑っていたつもりだった
 笑えていたつもりだった
 実際笑っていた

 恵まれた人生だ
 元々笑顔で居る事は多かった
 でもシンが笑っていたからもっと笑っていた
 作り笑いなんてする暇も無いほど楽しいが溢れていた

 シンが居て、ヴェルトが居て、タナトスが居て
 シャルが居た。

 笑顔が浮かばない理由も浮かべない訳も無かった ]
 
(619) 2022/12/13(Tue) 21:48:12

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ けれど親友の目は、
 誤魔化せなかったのかもしれない
 俺でさえわかっていなかったかもしれない違いを
 きっとシンは見抜いていた>>369>>370

 だから。
 ほんの少しこぼしていたのかもしれない
 この館に住む事にした訳

 途方も無い夢を見ていた
 現実を見ているつもりで見ないフリをした
 ただの愚物が夢破れるに至った決定打を。

 でも、最後には二人笑ったのを覚えている
 シンが笑ってくれていたからだ。 ]
 
(620) 2022/12/13(Tue) 21:50:47

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 職員に取り寄せてもらった品物達を
 棚にテーブルにせっせと並べるひととき
 かけられた声に、手を止めれば>>371

 シンの視線の先にはメルロン
 ――隣りのわたあめだった可能性には蓋をする ]


  これ小さい頃に初めて食べてさ

  ホント、ほんの数秒なんだけど
  世界にはこんなに幸せになれるお菓子があるのか!
  って感銘を受けたんだ。
  だからコレは絶対に置こうって決めてた。

  ……食う?


[ メルロンの入ったケースを取って。
 頷いたなら。頷いたな。オーケー頷いた。
 「 よーし今から一緒に稼ぐぞー! 」って部屋を出た ]
 
(621) 2022/12/13(Tue) 21:52:31

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 四つ入りのメルロン400エム、さしあたって一人100エム ]


  貰った金で食うのもいいけど
  働いた金で食うご褒美は格別なんだよ
  

[ 準備の様子を入り口で見守っていたヴェルトが
 声をかける前に穏やかに笑って消えたから

 シャルとタナトスも巻き込んで
 掃除をしたり、並べたり、扉を外したり
 そうして買ったメルロンをみんなで分けて食べた

 ――ヴェルト?
 終わった頃にまた穏やかな笑顔で現れた。野郎。

 仕方ないから俺のを半分分けといたさ ] *
 
(623) 2022/12/13(Tue) 21:53:19

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
――売店:ユグと



 カルクドラはサービスが凄いよね〜
 とりあえずここ置いとく? 見るのも大変だろーし


[ 台の上に置いたトレーを示しておく。
 いずれにせよ話題はプレゼントの品へ>>563>>564 ]
 
 
 んー、一人用か〜
 ……あ、それなら七色シャボン玉とかどう?

 吹き方や液の量で色が変わるから
 うまく行けばしゃぼん玉で虹ができるかも♡


[ 夜なら花火も映えるけれど
 それについては、当日の流れによって
 店に置いてあるものを使えばいいだろうから。
 七色のシャボン玉、お眼鏡に叶うようなら予約を承ろう ]
 
(652) 2022/12/13(Tue) 23:08:06

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ 菓子については ]


 マカロンとか……ビスケットもイイかな?
 時間があるなら作ってもらうのが美味いけど
 出来合いでよければ、ここのもまあまあ

 手軽につまめるって職員さん達に好まれてるよ♡


[ ユグの天秤はどう触れたか>>565 ]
 
(653) 2022/12/13(Tue) 23:08:22

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ トレーごと持って行けば?と薦めた後、
 薬を気にする素振りをみせるのは>>566
 いつものやりとりになりつつあっただろうか? ]


  ユグ君やっさし〜♡

  最近の一番人気は胃薬かなー
  たまーにもらいに来る職員が居るけど
  アリアに追加を頼むにはまだまだって所。

  まあ皆、概ね健やかに過ごしてるんじゃない?


[ そう言って笑えば ]


  それじゃ、まいどあり〜
  注文品は仕入れたら声かけに行くよ


[ 手をひらひら見送った ] *
 
(654) 2022/12/13(Tue) 23:08:58

【独】 [『 力 』 フォルス

/*
ぜろさんさいてい(ほめことば)
ぷろろぐはやはりきょうでおわる
いろいろにまにあわないがすぎ とけざ

きょうのさざえさん さんぽんだてです
(-145) 2022/12/13(Tue) 23:12:43

【人】 [『 力 』 フォルス

 
 
――回想:アリアが連れてきた君


[ ○月×日
 ふと視線を感じた>>587
 見ればシトラだった
 「ハローシトラ♡」って挨拶をした

 ○月×日
 ふと視線を感じた>>587
 見ればシトラだった
 「今日もかわいーね♡」って感想を言った

 ○月×日
 ふと視線を感じた>>587
 見ればシトラだった
 「アリアが君を探してたよ〜」 立ち去る背を見送った

 ○月×日>>587
 ふと視線を感じた
 見ればシトラだった
 「編み物得意なんだって?すごいなー今度見せて〜♡」
 おねだりしてみた ]
 
(691) 2022/12/13(Tue) 23:58:31

【人】 [『 力 』 フォルス

 
[ ある日、ふと視線を感じた>>587
 見ればシトラが居た

 「珈琲淹れてもらった所なんだけど、一緒にどう?」
 そう誘ってみれば、中に入ってきてくれたのだったか
 何はともあれ奥のスペースでお茶をする事が叶った。

 そこまで重ねた言葉は多くなかったけれど
 カフェオレもいいな〜とか、のんびりと会話を楽しんで

 その折、彼女から頼まれる事があったなら
 俺は朗らかに快諾したし
 記念にノートとペンをプレゼントもしたろう。
 アリアとシトラの名前を、最初の一頁に記して。
 
 そうそうタナトスって字が超綺麗なんだよ〜♡って
 どこかの折、そんな事も言ったっけ ] *
 
(692) 2022/12/13(Tue) 23:58:35