人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【人】 医者の息子 カイ

「…………なにが、お疲れ様だ…………」


アナウンスにまで文句を言って、ため息を吐いた。
合議が終了した。命はひとまず助かったと言えよう。
生きてやりたいことがあると散々宣言していた
カイにはよろこばしいことだ。

それなのに、浮かない顔をしながら

「…………帰るか」

何の感慨もなく、ただそう呟いた。
もう死んでいい誰かを選ぶ必要がないのなら。
何も変わらない、虚勢と意地だけの人生へ帰るだけ。
(6) 2022/03/08(Tue) 5:05:41

【独】 医者の息子 カイ

さて、此処にはもう用はないわけだから
最初から用なんてなかった!

あとは帰るだけ。帰ったらなんて言われるだろう?

"生きててよかった"
本当に? もし死んでもタダで死ぬワケじゃないんだよ。
父さん言ってたじゃないか「多くの人を助けたいから医者になった」って。僕が死んだら病気でつらい人が助かるよ。


"なんで帰って来たの"
いくら厳しくても、そんなこと言う家族じゃない。
いっそ言ってくれた方が吹っ切れたのにね。


"おかえり"
学校から帰って来た時みたいな
何事もなかったかのような言い方だ。


何ならうれしいんだろうと、考えたが
たぶん僕の心でも成長しない限り
なにもうれしくないんだろうなって、思った。
(-226) 2022/03/13(Sun) 16:54:29

【独】 医者の息子 カイ

カイは、健康だ。
この場に呼ばれたのが何よりの証拠。

カイは、家族みんな健在だし、生活に不自由はない。
この世にはもっと不幸がたくさん人がいる。

カイは、目標がある。
今の彼には途方もないものだ。

カイは、苛めてくるような人間もいない。
心を許せるような友人もいない。

カイは、才能がある自慢の弟がいる。
だから僕は誰にも期待されていない。

カイは、努力家だ。
結果が出なければ無駄。

カイは、無責任に応援してくれた人がいた。
僕がひねくれ者じゃなかったらな。

カイは、こんな医者がいたらいいなと思ってくれた人がいた。
本当?

カイは、医者になって功績を残したい。
もう後にもどれなくなってしまった。

カイは、どこへだって行けるはずだ。
行きたい場所なんてわかんないけどね。


不幸ではないカイは、不自由なく生きていける。
助けて欲しいなんて、言える立場にはいない。
(-228) 2022/03/13(Sun) 16:56:01