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【神】 絶対専制君主制 コゴマ>>3:34 >>3:35 >>3:36 深和・叶 ――身を屈めた背中にガラスを浴び、雨霰の如く傷つけられながら。 それでも警告を受けたことが功を奏し、パイプを手放して後ろに飛ぶことで直撃を減らした。 嵐が去ったのち、青年はすぐに異形の生死を確かめ、必要ならば止めをさし。 それから二人の安否を確認すれば、会議室へと戻る手助けをした。 平時であれば負うことのないような怪我に表情を歪めることはあっただろう。 けれどもそれをやたらに訴えはしなかった。多くには、矜恃のためだ。 自らを奮い立たせ、堪えることなどないと鼓舞し、指揮官のように動く。 その姿を"えらそう"と捉えるのは簡単で、そして実際にそのとおりであって。 人にはどのように見えているか、なんていうのはわからないもの。 必要ならば深和と叶の手当だって、手伝っただろう。 そうして穢れのない生き物は、全身に血を浴び、血に塗れながらも。 少なくとも刻限よりも少し前には、会議室での顔合わせには参加していたはずだ。 (G0) 2022/06/06(Mon) 21:23:10 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマひどく傷ついた様子ながら、示し合わせた時間にはもうある程度傷は癒えていた。 どうにも成らない箇所は手当を施しつつ、少なくとも弱っている姿は他者には見せない。 平気だから、ではない。そういう生き物だからだ。 会議室にいる面々、そのうちに傷の癒え始めた伊縫がいるかはわからない。 住み着いたようにそこにいた篝屋も、今頃どうしているのか。 それ以外の者も含め、どれだけこの場所にいるのやら。 少なくとも青年は、変わらぬままにそこにいた。 (G1) 2022/06/06(Mon) 21:28:03 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → 無明長夜 ヌイバリ>>3:+18 >>3:+19 傷口に舌を這わせ、肉を抉るように尖らせた先が起伏をなぞる。 膿みかけた酸の味を味蕾の上に感じながら、断ち切れた繊維を赤い肉がつついた。 人間の体に出来た空隙に神経の指を触れ、在った現実を在りもしないものに塗り替える。 それが果たして当人の言うように、神の愛であるのかはわからない。 頭蓋冠の上に御わすそれは、本当にそんなおぞましいものを許容するのだろうか。 耐え難い痛みを思い出す声を浴びながら、やがて腹部から顔を上げる。 肉の間に、戻り始める体温を感じたから。 口の周りを血で汚しながら、青年は貴方の顔を覗き込んだ。 黄金の雨のように降りかかる涙が、血膿で出来た絵の具を洗い流してく。 「……苦しいか?」 されどそれは生者だけが得ることの出来る痛苦だ。 傷の治りを確かめるように、爛れた顔を持ち上げようと薄汚れた指を伸ばす。 (-2) 2022/06/06(Mon) 23:00:06 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ「……」 申し訳無さそうに、しかし確かな決意のもとに去りゆく姿を、目を眇めて見遣る。 行動を歓迎するような目つきではない。どこかに、鋭さを孕んでいる。 けれども咎め止めることはなかった。仕方がないというように、僅かにうつむく。 「神陰間がそれを望むのなら、そのように。 貴方こそ。あいつのこと、頼みましたよ」 叶とも、神陰間とも。多く言葉を交わしたとはいえない。 すべてを判断してやるには、古後は無関心に過ぎる人間だった。 場にあるそれぞれの顔を見遣って、あからさまに溜息をついた。 全てに同意したわけではないのだと示すことは、それとして重要なことだ。 「ひとまず、勝手に行動したことについては謝罪します。 もう少し慎重に動くべきでしたが、けれども制御できるものでもないですから。 なるべく皆が自らを省みて行動してくれることを、祈りますよ。 ……奈尾については、どうだかな。神陰間からの連絡の内容を見るに。 もう彼には、あまり期待が出来ないものと思ったほうがいいのでは。 最後に皆さんが目撃した限りでは、どんな感じでしたか?」 『奈尾発見 危険 接近×』。 各位へ送られているだろう内容を改めて画面に出す。 久しく顔を合わせていないから、彼の印象そのものはそう強いものではなかった。 (G8) 2022/06/06(Mon) 23:37:54 |
【秘】 無明長夜 ヌイバリ → 絶対専制君主制 コゴマ「あ"っ"! はっ、はぁーっ、ギッ"……」 あなたの舌が、指が、傷痕に触れる。 抉られるのとはまた違う、身を以て知っている痛みが何度も再生される。 新鮮な痛みに慣れることなど望むべくもなく、青年の体は何度も何度も痛みに震え、あなたを傷つけることがないように耐えることとなった。 血管に流れるすべての血が炭酸にでもなったかのように、ぱちぱちと弾ける痛覚が心臓から全身へと流れていく。 死が奪われていく。 食べられているようだと青年は思った。 「…‥痛い、苦しい。 死んじゃいそうなくらい……」 減らず口を叩きながら言葉を返す。 体力の消耗こそ著しいが、無事に処置は成功したということだろう。 「まなせ、口の周り、真っ赤じゃん、はは。 食べるの、下手なっ、小さい子みたい……」 言葉は途切れ途切れで、あなたの手にすんなりと従って顔を上げた。 血と汗で汚れたまま、爛れていた場所には健常な皮膚が再生されている。癒着の著しかった右目から側頭部にかけては一部変色しているかのように痣が残っているようだ。 両目でしっかりとあなたの顔を見つめて、口元をわずかに歪めて笑った。 (-6) 2022/06/07(Tue) 0:28:32 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 絶対専制君主制 コゴマ貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。 その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。 時折起きた姿も見ているだろうが。 『行くな、……行くな!』 『誰か、あいつを止めてくれ。 水に近づいたら溶かされて、拳銃も持っていた。 このまま放っておいたら、またみんなが殺される!』 切羽詰まっていて、誰に届くかもわからない叫び声が響く。 走り回っているように声は離れたり近づいたり。 とにかく貴方を認識して話しているようには聞こえない。 放っておけば通り過ぎ、その声は聞こえなくなるだろう。 彼がこの状態ということは、少なくとも眠っているか意識がないことは思い当たるかもしれない。 この幻聴は、口に出さなくても返事することができるようだ。 (-11) 2022/06/07(Tue) 5:14:51 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → 無明長夜 ヌイバリ「うるさいな……」 おもてを隠すように、溜息を吐いてうつむいてそれを誤魔化す。 口元を拭うふりをしてしまえば、鼻から流れる鮮血も紛れた。 鼻の奥、目の奥、脳へつながるルートがちぎれるのを隠した。 先とは目に見える変化が出始めているのを確認して、少しばかりは安堵した。 血濡れのまま、気持ちを切り替えるように目を閉じ息を吐いて立ち上がる。 耳を澄ませ、まだ周囲には誰も何も来ていないのを確かめた。 「……帰ろう。まだ、ほかの誰にも見つかっていないのなら。 ただ逸れかけただけだとか、どうにでも言えるだろうからな。 何があったのかについてはまた、落ち着いた頃にでも、話せば問題ない」 (-22) 2022/06/07(Tue) 7:11:15 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → 篝屋に来た カジヤマ「……」 頭の中に早鐘のように響く声は、明らかに平時のそれではなかった。 情報を精査する。明滅するように在るのは、実際に距離が離れているからではなく。 意識の状態が希薄だからなのだろうか、なんてふうに推測する。 「……勝手に満足して死んだりするなよ」 どちらにせよこちらから出来ることがあるわけでは、ないだろう。 聴こえていることだけを示して、その無事を祈る。 (-24) 2022/06/07(Tue) 7:41:21 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ「――わかりました」 努めて冷静に。なんでもないことではないけれど、気圧されすぎてはいけない。 今まで見てきた場所を頭の中に浮かべて、どこへ逃げ込むかを考える。 其の上で、やはり深和の言う通り閉じこもってしまわない場所でないといけない。 無茶な注文だろうと、それだけが最善策だと、やはり青年も知っている。 「奈尾さんはどうやって戦ってくるんですか。……僕は対峙したことがない。 時折聴こえた銃声がもしもそうなら、障害物の多い方がいい。 書架の多い資料室があったはず、部屋は広くて扉が二つ。追い詰められても苦しくない。 三十三さん、伊縫。場所まで案内します。……桜小路は……どうしてるやら、な……」 結木は居らず、神陰間は迎えに行ったまま、わからない。 篝屋は戻ってこれる状態ではなさそうだ。残る人員も、ずいぶんと少なくなってしまった。 避難の用意を進め、それぞれに声を掛ける。懐中電灯をかき集めて、万一の威嚇用にして。 「もはや前線を維持できないとなったら、後退してください。 資料室まで下がれば、深和さんや叶さんも態勢を整えられるはずです。 貴方がたが完全に潰れてしまえば、僕たちも絶体絶命ですので」 (G14) 2022/06/07(Tue) 8:05:14 |
【秘】 無明長夜 ヌイバリ → 絶対専制君主制 コゴマ「あー、服汚れちゃうぞ」 血は落ちにくいんだからな、なんて。 いやもうどろどろか俺たち。 物騒な汚れを拭うあなたを見て、隠された事実には気付かないまま。 視界が多少揺れたりもしたが、歩行に支障がなくなれば立ち上がった。 「うぉ、ふらふらする〜…… 会議室、なら……皆に注意だけしとかないとな……」 何に、という具体的な示唆はしなかった。 あるいは能力の使用による消耗と苦痛に由来する疲労が優ったのか。 前回の集合時間から殆ど空けてしまっていたものだから、皆の安否もわからない。端末も確認できる状態ではなかった。 「うん、帰ろ」 そうして、会議室まで戻ったことだろう。 (-29) 2022/06/07(Tue) 12:27:08 |
【神】 棕櫚の主日 コゴマ>>G16 >>G17 伊縫 「……お前が暴行を受けた相手は、奈尾か」 殺されかけた、とは言わなかった。そんな事実は無くなったから。 治りかけの体をひきずるようであればそれに手を貸して、 深和が殿を務めたその後ろへと遠ざかるように資料室への道を急ぐ。 視界を遮るためのカーテンを振り回しながら、連れ立った体は広い室内に押し込められた。 奥の方にバリケードを作り、書架をぶち倒して小さな空間を保ち。 銃の射線が通らないように、互い違いに調度をひっくり返した。 あちこちに積まれた資料は一足飛びに超えて来られないように、 それでいて二つの扉のどちらから突っ込んでこられたとしても、 空いている方の扉から逃れられるように、道を塞いではしまわない。 相手が一人だとわかっているからこそ、こういう準備ができるわけだ。 そう、相手は、一人だ。 「伊縫、お前はここにいろ。深和さんにも場所は伝えてある。 三十三も生きた反応があればいずれここには来てくれるはずだ。 今度は、一人で立ち向かいはするな。 ……ちらと見えた限りでは、もうあの人はまともな状態ではなかった」 毛布にくるめた体を、説き伏せるように一番奥に押し込んだ。 なにか計算違いが無い限りは、深和と叶が助けに来てくれるはずなのだ。 此処に至るまでに薄汚れた袖を捲り、尖ったパイプを握り締め。 紙と埃の匂いに満ちてしまった、資料室を後にしようとする。 (G19) 2022/06/07(Tue) 14:07:20 |
【秘】 棕櫚の主日 コゴマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* みなさま〜(唯一無比) これからおそらく3Pに突っ込んで死ににいくことになると思うのですが、 その際奈尾様のお力添えをいただいてもよろしいでしょうか? ざっくり考えてる案だと奈尾さんの動きを止めるために組み付くことになり、 その時に死ぬのが動きとして簡単そうかなあと思いつつ、 なにか案があればお教えいただければ幸いです。 それと奈尾さんがもしも仮に(今のところほんと仮に)エピで薬を貰う場合、 この記憶があるとまともな生活を送るに支障がある……というものはありますか? まあこれ以前にもう前科ある方っぽいので、まともな生活無いっちゃなさそうだけど…… 大団円に向けてなにか お力添え できれば幸いです。などと供述しており。 (-34) 2022/06/07(Tue) 14:40:25 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 棕櫚の主日 コゴマ/* あ〜〜〜みなさまです〜〜〜〜〜〜〜そしたら深和にナイフ刺そうとしたところを邪魔されてそのまま古後くんをざくざくする気でいます。心臓はここ。 そしてなんと実は奈尾、今回の件以前の前科はありません。スプシのあれは何。遺骨が今言われている被害者の物じゃねぇのでは?がわかっているだけ(骨の形で)。 なので今回のことの記憶がなければ普通に生きれると言えばそうなんじゃないかな。下手に縁だけ残されるのはアウトです。本当に本当の大団円がかなえられそうなのは、全部サッパリ忘れた上で今後伊縫ちゃんに会わないだとPLは思っています。 こんな感じかな…? 人々生きてほしいってPLは言ってる(殺され方案を二つ返事で受けながら)。加害者PCのPLの言うことじゃないねぇ!!!!!! そんな感じです( ˘ω˘) (-35) 2022/06/07(Tue) 15:56:17 |
【秘】 棕櫚の主日 コゴマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* ボロ負けするのは嫌だな……(素直)(90kg超えの武道経験者なので) 刺されながら記憶ふっ飛ばすのがトントンな気がしますね。 ちょっと傷を負わせるくらいはあるかと思いますが止めは深和・叶におまかせするので許してくださいまし! それくらい干渉したら外傷の如何に依らずとも一発で吹っ飛ぶかな……とも思うので、 特段取っ組み合いの損耗具合は決めすぎないくらいに、バランスよくやらせてもらえれば幸いです。 伊縫との会話次第で三人に合流するので、そこまでの流れは先進めていただいて大丈夫です! (-36) 2022/06/07(Tue) 16:18:00 |
【秘】 棕櫚の主日 コゴマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* あの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜自爆特攻しても解決しない問題があるようなので すみません……お時間いただいたにも関わらず申し訳ないのですがこの話なかったことに…… 本当に申し訳ないです 心置きなく3Pしてください (-37) 2022/06/07(Tue) 16:32:21 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 棕櫚の主日 コゴマ/* いいよ!!! おっけー!!!!! 書いていたのほとんど変わらんし大丈夫!!!!!! ナイフを思い出しましたありがとう!!!!!!!!(忘れていた) 心置きなく3Pします!!!!!!! (-38) 2022/06/07(Tue) 16:49:13 |
【秘】 無明長夜 ヌイバリ → 棕櫚の主日 コゴマ/* というわけでごきげんよう、早寝早起き 焔狼 お嬢様ですわ。昨日めちゃくちゃ最高の蘇生をいただき絶対絶対生き抜くぞ🎶というきもちでいっぱいだったのですが、私…… システム的に明日で死を迎えますの…… (ロール的にどう扱うかは正直まだ未定です) それだけ先にお知らせしたくてえ…… ごめんなさい………… (-45) 2022/06/07(Tue) 21:55:26 |
【神】 棕櫚の主日 コゴマ>>G20 「お前が無事なのは知られていない筈だが、顔を合わせれば余計コトだな」 追ってきたというわけではなさそうだ、だがそれも時間の問題だ。 こうして率先して連れてきたのは、ともかく誤りではないだろう。 遠くの方で金属のかち合う音、何かの暴れるような足音がする。 ちょっとやそっとの取っ組み合いでは聞けないような音が、激しさを物語っていた。 青年の力は人を物理的に傷つけるためのそれではない。 駆けつけてなにか出来るようには、やはり思えないようなものだ。 「会議室に帰ってくる人間もいるだろう、でも、外には出るな。 何が起こるか、わからないから。無茶なことは、するな」 過保護にも思えるかもしれないが、死にかけの姿を見た直後だ。 自分でなんとかできるだろう、と見切りをつけることも、うまく出来なかった。 押し込められた毛布の塊の、裾を摘んで、首までしっかり掛けて。 パイプ一本だけを手にした青年は、部屋の外に駆け出していく。 ちゃんと帰ってくる、とまでは返事は出来なかった。 (G21) 2022/06/08(Wed) 18:49:49 |
【秘】 棕櫚の主日 コゴマ → 無明長夜 ヌイバリ/* 遅れ馳せお疲れ様ですそう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんですよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 昨日の計画違いはそれでした どうすんべかな…… 明日の死は明日の死! ということで四日目から五日目にかけてほうぼうと相談してやっていくこともできそうではあるので、もしお力添え出来ることがあったらお申し付けください。 古後は奇襲されない限りは危害を加えることはなさそうですが…… (-50) 2022/06/08(Wed) 18:55:47 |
【置】 棕櫚の主日 コゴマ心配を胸にいだきながらに廊下を駆け戻っていた脚は、 端末に入った連絡への安堵で、僅かにゆるめられた。 けれどもその先に見えた光景は、静か過ぎて。 近づいてきたと気づけないくらいには、遠くの場所で立ち竦む。 誰ともなく声をあげるまで、その光景を見守り続けた。 (L10) 2022/06/08(Wed) 19:00:27 公開: 2022/06/08(Wed) 19:00:00 |
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