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【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[両手を捕えて足を開かせて、いい眺めだと低く笑う男のひとは、己の知っているおねーさまだろうか…。 怖くなんかはなくて、 寧ろ見た事のない顔を見られて、男の人だと思えて、どこか嬉しいとさえ感じているのかもしれないけれど、そんな事迄考える余裕は無い。 胸の横に添えられた指が脂肪に食い込んでしまわない様、いくらか大人しくなってしまう。 袴の帯に掛かる手に抵抗らしい抵抗もできないまま、 腹が晒されて、喉の奥で悲鳴の様な息が鳴った。 着物迄は左右に開かれなかったから、 ブラを見られる事がなかったのは助かったけれど。 月を溶かした様な優しい黄色のそれは、 「おねーさまが好きかもしれない」なんて邪な思いで買ったものだった。 よりによって何で今日――正確には、昨日から。寝ている間も――着けていたのか。神様のばか] ぁ、あ [首筋や耳や鎖骨だって、簡単に触れさせないところだけれど。 脱がさないと触れられないところを撫でる素手に、ぴくんと息を吐き、 止めようと伸ばしたかった手は、彼の拘束の下で跳ねただけ。 彼の手が求め、想像するものは読み取れない。 そのまま袴を剥がれてしまうのかと思ったけれど、 香りを確かめて満足した様な瞳に、 眉と一緒に瞼が少し下がった] (-28) 2020/02/06(Thu) 16:31:41 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[口調はいつも通りだったけれど、 おねーさまがいつものおねーさまでなくなっていたから、 止めたいならちゃんと拒まないとならないと思った。 …果たして本気で止めようと思っていたのかは、 自分でもわからない…… 彼が唇を噛んでいたのは、視線を逸らしてしまったせいで見えなかったけれど、 小さく呻いて、確かに止まってくれたのはわかった。 零してしまった言葉に彼は困惑の声を漏らし、 慌てて首を振る己を見つめて、 そうして、口にした問いは己を追い詰める] おね…さま…… [自分でもわからない問いだったから、何も答えられなかった。 頬へ伸ばされる手を、拒む気も起きなかった] (-29) 2020/02/06(Thu) 16:31:53 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ……… ……おねーさま……? [頬に触れる優しい手は、最後に撫でられた記憶から随分成長して大きくなっていた。 けれどきっとずっと変わっていない、優しい体温を感じてしまいながら、彼の言葉に聞き入ったのに、 また、すぐに理解する事ができない。 きっとこうなると己が思い描いていた現実とかけ離れ過ぎて、 世界が崩壊している気さえする] (―――― うそだ、) [当たり前の様に彼は涙を攫っていってしまって、 顎を取って、当たり前の様に唇を重ねてしまった] (-30) 2020/02/06(Thu) 16:31:58 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキん、っ…… 、ふぁ… ん [さっきの言葉がまだ信じられないのに、 口付けを交わしているなんて信じられるだろうか。 軽く触れるものでもない、一回だけでもない、 何度も口付けられて、頑なだった頭が熱に炙られて溶けてゆく。 酸素を奪われて、理性を手放せと身体が訴える。 必要無いとばかりに言葉も奪われて……] んん…… ん …………[すきなひとと、キスをしている。 とろんと、心地好さに身を委ねたら、 泣きそうなくらい幸せで、芯から温かくなって小さく震えた] (-31) 2020/02/06(Thu) 16:32:02 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[色っぽい吐息を纏って笑う彼を、薄っすら滲んだ涙越しに見つめる。さっきとは違った色の涙だった] ―――― [彼の言う事をよく聞きながら、先程伝えてくれた気持ちももう一度振り返る。 己にもよく聞いてみる―――時間なんて無かった。 手首は解放されたけど、頬を包まれて、唇に捕らえられる] ぅ、あ ぁっ [「舌を噛んで」なんて言って、本当に舌を差し出した事に驚いた。 ぬるりと温かい感触を歯に寄せられて、たまらなくて息を彼に吹き込んでしまう。舌を持ち上げられて、わかりやすく感じてしまって、きゅうと彼の腕の衣を握った。 一緒に下腹が疼いてしまうのがわかった。 されるがままから、背中に手を回して控え目に添えて…… 彼の舌を舐めたいと思った] (気持ちいい、嬉しい、 このまま…………だめ、 だって……… 止めたかったら……止めたかったら……) (-32) 2020/02/06(Thu) 16:32:10 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[…とは言っても、くにゅ、と甘く噛むレベルのもの。 ひょっとしたら愛撫の一部に思われたかもしれないから、 これで止めてくれなかったら、背へ添えていた手を回して前へ。彼の胸を押して、唇を離れさせる] ………うそ、だもん、 [はぁはぁと荒れた息で、唇は濡れたまま、声を絞り出す] おねーさまが私の事好きなんて、うそだ…… だって、そんな風に見えなかった、 [彼が姉や兄として振る舞ってくれた努力を知らず、 ずっと見て感じていた世界を突き付けてしまう] おねーさまは優しいから…… 嘘でこんな事言わない、って思う、けど、 おねーさまは優しいから… 私をフれないのかもしれないとも思う…… [彼が何か言おうとしても、うそだうそだと首を振って聞く耳持たなかった。 こんなに駄々をこねた姿を見せた事は、幼少期以来なかっただろう。 それもひとえに嫌われたくなかったからなのだけど……] (-34) 2020/02/06(Thu) 16:32:18 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[ぎりぎり泣かないままで、彼の言葉を拒み続けた。 彼を困らせてしまうだろうか。呆れさせてしまうだろうか。哀しませてしまうだろうか。 どんな顔をされたって、 愛おしいと、もっと近付きたいと思ってしまうのは、 熱に浮かされたせいだろうか。 でも、彼の言葉をすぐに信じられるなら、 こんなに長い片想いはしていなかった 自分でも支離滅裂だと思う。 自分から突き放したくせに、手を伸ばして、 彼の首の後ろを捕まえて、顔を近付ける] (-35) 2020/02/06(Thu) 16:32:22 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[兄妹のままでもいい。 でも嘘でも受け入れ、受け入れられたいとも思う。 優しく唇を湿らせる口付けに、 ずっと忍んでいた恋心を込めた。 短い夢でも良いから溺れてしまいたいと思わせたのは、 彼の熱くて甘い口付けのせいだったかもしれない。*] (-37) 2020/02/06(Thu) 16:32:55 |
【独】 女子大生 ミオン/* 別に何も不安はなかったけど、現パロでちょっと違う感じのツラユキさん(元村では見れなかっただけかもしれないけど)でも普通にすきだわ (-110) 2020/02/07(Fri) 11:46:32 |
【独】 女子大生 ミオン/* ミオンは人外故の冷たさとか強さを褒めてもらってたから、そういうとこはちょっと変わって見えてるよなー、別人みたいかなーって不安はある…… (-111) 2020/02/07(Fri) 11:49:22 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[口付けは遠慮がなくて、 求められている事がわかってしまう。 息継ぎの様に漏れた声は、少し普段に近く優しかったけれど、色めいて名を紡ぐものだから、 隣に居て笑ってくれるのとは違った心地好さをもたらした。 自分が吐き出した息を彼が飲み込んだなんてはわからないまま、 差し出されていた舌に歯を立てた。 離れた唇から垂れた糸は視界に映ったけれど、 彼の瞳しか見ていなかった。 その彼の瞳に瞬きの間ほど昏い色が混じった気がしたけれど、そのまま、舌を噛んで止めた理由を話した] (-154) 2020/02/07(Fri) 22:06:20 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[そしたら、彼は笑った様に見えて…… 最後に、本当に笑った。 聞いてしまってから、ふるふると首を振った。 臆病……何となくわかる。人は皆臆病な生き物だから。 でも彼が隣でそんな事を考えていたなんて、やっぱり信じられない。彼が隠すのが上手いというだけでは足りない。 己は彼の事がすきで、ずっと見ていたのだから。 ……私が諦めていたから…もっと強固に諦めようと思ったから…そう見えただけだったと言うのか……] ぅ…… [首を振り終えたところで額に口付けられて、 怯んでしまって、他の口付けも許してしまう。 このまま宥められて丸め込まれてしまいそうで、 また首を振った。 「可愛い」とか、「好き」だとか、 嬉しいのに聞いてない振りをして…… でも全部耳に入っていた。 駄々っ子は結局――― すきなひとの心と唇に寄った] (-155) 2020/02/07(Fri) 22:06:26 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[恋心を込めた口付けを贈ったら、 彼はどこか狼狽えた様子だった。 やっぱり調子が良過ぎたかな……と思ったら、] え……、 あっ [「嬉しい」と言われて眉間が広がって… 何か言葉を返す前に、彼の手が伸びて来た。 溺れてしまおうと決めた手前、止める事はしなかったけれど、 彼の手で開かれた胸元に顔が赤くなる。 恥ずかしそうに見上げると、嬉しそうな顔の彼が見えた] ……ん… [「好きな色」……そう。やっぱり。 染まった頬の上で視線を横へ逸らせば、 彼を思って選んだと言ってしまっている様なものだ。 彼に見せる機会は無いと思っていたのに…… とくとくと跳ねる胸は、嬉しいから鳴っているんだろう] (-156) 2020/02/07(Fri) 22:06:37 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[心音を包む脂肪が彼の掌に捕らえられると、ぴくりと強張る。 身体の内側から沸き起こって来るのは…… 微かな悦びと、強い羞恥だった] (……こんなに、恥ずかしいものだったっけ……) [ただ下着を見られて、胸に触れられただけなのに。 処女の様な羞恥心は、形を変えられる度、強弱をつけて揉まれる度、快感に和らげられてゆく。 上がりそうになる声を抑えたら、代わりに息が甘さを増す] (ツラユキさんが、ツラユキさんが、 私の胸、を……) [小さい頃は一緒に繋いでいた手。 成長してからは、澪に触れる手、道を指差す手、勉強を教えてくれる時にペンを握る手を見つめていた。 その手が、指が、嬉しそうに、楽しそうに乳房を弄んでいる。 指の腹を口に付けながら、眩暈のする様な光景に魅入ったら、 私の胸も嬉しそうに揺れていて……] ひぁ っ… [布地から追い出された双丘の先端を吸われて、びくんと跳ねた] (-157) 2020/02/07(Fri) 22:07:01 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ(え…え…… こんなに…感じるものだった……?) [卑猥な音と、吸われた方の乳首の余韻に口を開いて、閉じて、開いて小さく呼吸を繰り返す。 と、胸の間を舐められて、落ち着く間も無くまた吐息が上がる。 素肌の谷間に顔を伏せた彼の瞳が、こちらを射抜いた] …… ユキ 、さん……[悲しい声色が、胸がつきりと刺さる。 待てないといった動きで袴へ伸ばされた手に、ぺたっ、と己の手を乗せた。 止めないけれど、聞いてほしかった] (-158) 2020/02/07(Fri) 22:07:21 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ本当に、すきって言って、いいの? すきでいていいの? ……抱いて、ほしいよぉ…… 恋人に、して……。 ツラユキさん [呼んでほしいと言われた名を愛おしく呼んで、 手に乗せていた手を僅かに震わせた。 彼の気持ちはもう、嘘だと思わなかったから……、] ………今迄の男の人達も、 ぜんぶ上書きして…… [彼は何も知らなかったかもしれないけれど、 抱かれる前に言うべきだと思ったから、告げた。 隠し事をもうしたくなかったし、 これで彼が止まるなら、それは仕方ないと思った] (-159) 2020/02/07(Fri) 22:07:43 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキオネエな喋り方の人には、 いっぱい喋ってって言ったの。 ツラユキさんと声が似てた人には、 沢山声を聞かせてって言ったの。 褐色の肌の人と、濃紺の髪色の人は、 ずっと色を見てしてたの。 背格好が似てた人には、 沢山抱き締めてもらったの。 [こんな事、彼は聞きたくなかったかもしれないけれど、 口が止まらなかった。 叶わない恋が辛くて、 彼と似たところのある人で埋めていた事を悔いた] (-160) 2020/02/07(Fri) 22:08:04 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキずっと、ツラユキさんでいっぱいなの…… ツラユキさんの優しいところがすき。 面白いところにも救われた。 時々可愛い。 さらさらの髪とちょっと黒い肌が素敵。 手がすき。 声がすき。 空気がすき。 傍に居ると安心する。 ……お兄ちゃんでもおねーさまでもない…… ツラユキさん、 本当はずっと、 貴方以外のひとは考えられなかった…… (-161) 2020/02/07(Fri) 22:08:15 |
【秘】 女子大生 ミオン → 木野 ツラユキ[彼が止まるなら仕方ない、とついさっき、思ったのに。 すきなところを口にすれば、 やっぱり自分からは忘れられないと思った。 彼の手の上から手を退けて、 彼の頭をそっと撫でた。 離れないで。ここにいてほしい。そう願って。**] (-162) 2020/02/07(Fri) 22:08:29 |
【独】 女子大生 ミオン/* 人間だったら今度こそ性病心配されそうだなとは思ってる… ちゃんと相手に性病チェックしてもらってから性交してる説? この部屋来てから生で挿入しようとしたくせに? 整合性取れなくてこっちが自縄自縛ですわ() (-169) 2020/02/07(Fri) 22:46:50 |
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