人狼物語 三日月国


209 賢い狼さんと生意気な子猫の小旅行

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視点:


【人】 ツァカリ

[旅行はないが仕事では数回。
 なるほど、それなら雰囲気が掴めない訳ではないだろう。
 かといって、訪れた場所が今いる温泉地のような場所では
 ないから、実質彼も初めてのようなものか。

 それなら互いに新鮮さを味わえばいい。

 旅館を案内してもらいながら見る景色はなかなかに
 期待を膨らませてくれるようなものばかりだったから。
 頭を撫でられている間も反抗するでもなく、
 カコン、となる鹿威しに目を向けたりして、
 『あれは何のためにあるんだ?』などと問うていただろう。]
(5) 2023/04/23(Sun) 14:01:34

【人】 ツァカリ

[部屋に足を踏み入れた後、浴衣の話を振ってみれば、
 鈍い反応が返ってくる。
 そういえば、さっきも着たことがないと言っていたな。>>1
 今までにニホンへと訪れる機会に、
 浴衣を着ることはなかったらしい。

 客室で着れるという話ではあったから、
 探してみれば、この室内にあるのだろうか。

 待ってろ、という指示に軽く顎を揺らして、
 彼がナカイさんと会話しているのを脱衣所から眺め、
 話が長引くようであれば、脱衣所に踏み込み中も確かめた。

 洗い場と、室内風呂らしき木製の風呂がひとつ。
 洗い場の向こうにもう一つ扉が繋がっていて、
 そちらを開けてみれば、岩で作られた小さな池のような
 風呂がもう一つ。こちらが露天風呂だろう。

 思わず、口笛を鳴らしてしまう。
 どちらも男性二人が共に入っても余裕があるくらい広い。]
(6) 2023/04/23(Sun) 14:02:06

【人】 ツァカリ

[そうして見渡すように一瞥してきた後、
 部屋へと戻ってくれば説明を終わっていたらしい。]


  面白い作り?
  着る着る、どうやって着んの?


[濡れた足をマットで拭って、タタミを踏んで。
 広げた手に乗せられた浴衣を広げてみれば、
 布が横に大きくぶわりと広がった。]


  へえ……こんな風になってるのか。


[広げたと同時にぽとりと何かが落ちたから、
 そちらを見れば、紐のようなものが結ばれていた。
 『帯』というらしい。なるほどこれで留めるわけか。]
(7) 2023/04/23(Sun) 14:02:17

【人】 ツァカリ

[着せたほうがいいかという声に、ン?と小首を傾げ、
 それからニタリと人の悪い顔を作って微笑む。]


  んー?
  着方知ってんなら、教えてほしいけど。


[広げた浴衣を二つに折りたたむように一度纏めて、
 スっとアルの懐に一歩近づくように歩み寄り、
 少し高い位置にある眼鏡の奥を覗き込む。]


  あんたにお人形みたいに、
  着せ替えられるのも悪かないな。


[空港で浮かべていた表情に気づいていなかったわけじゃない。
 とんと、手の甲で訴えられたメッセージに。>>1:32
 今度はこちらから応えるみたいに、腕に手を添えて。
 するりと撫で下ろしていって、指先同士を絡める。]
(8) 2023/04/23(Sun) 14:02:32

【秘】 ツァカリ → アル

 

  着せる方がいい?
  ……それとも、温泉楽しんでからにする?



[説明を終えたナカイの姿はもう消えている。
 二人きりになれば、浮かべるのは甘い恋人の表情。**]
(-0) 2023/04/23(Sun) 14:03:04

【秘】 アル → ツァカリ

[懐に一歩近付かれていたならば、絡まれる指とは
またもう一方の腕で腰を引き寄せてみせる。
服越しに身体が触れ合えば、込み上がる熱を感じた。]

 早々に風呂場を確認した癖に
 …俺に触られたくって仕方がないんだろ?

[軽く触れるだけの唇を落としてからニィと笑う。
此方もまた悪い顔をしていたといえばそう。
だけど顔がしっかりと見えていたかは分からない。
何故ならこの声は、耳元で囁いてみせた声だから。]
(-2) 2023/04/23(Sun) 20:25:01

【人】 ツァカリ

[鹿威しの音はこちらの部屋まで聞こえていたか。
 ロビー近くで見えたからきっと聞こえはしないだろう。

 襖を閉められ、扉の開閉の音が静かになった後は、
 聞こえるのは意地悪く指摘する頭上から響く声だけ。

 無論、彼の方にそういうつもりがなかったのは承知の上。
 そういった素面の男をその気にさせるほうが好きな性分。
 猫は気分屋とは周知の事実。
 だから、自分の気が向いた時にこそ甘く鳴くのだ。]


  そう? いつも通りだけど。


[悪い顔をしている自覚はない。
 ただ、つれない素振りをするのであれば、
 こちらに気が向くまで、じゃれるつもりではある。]
(12) 2023/04/23(Sun) 21:21:51

【人】 ツァカリ

[だが、そこまでする必要はなかったらしい。
 ぐ、と腰を引き寄せられれば身体が寄り添う。
 布越しでも伝わる温度に気を良くして、より近づいた距離。
 見上げれば、唇が触れ合って、すぐに離れていく。]


  風呂がご自慢なんだろ?
  だったら、使わない手はないじゃん。


[悪い顔をしているのはどちらの方だか。
 顔を見ずとも鼓膜を震わせる声が先程より低くなっている。
 言葉だけで揶揄う声に、ゾク、と微かに期待に震え。]
(13) 2023/04/23(Sun) 21:22:08

【秘】 ツァカリ → アル

[絡めた指先はそのまま。
 人差し指だけ逃したら、つぅ……と手の甲をなぞり上げた。]


  ふぅん、オレだけのせいにするんだ。
  ……触りたいって思ってんの。



[くすり、と声を潜めて笑い、揶揄には揶揄を返して。
 悪い男の皮を被った男が甘く非難する様を受け入れる。]
(-3) 2023/04/23(Sun) 21:22:38

【人】 ツァカリ

 
  ははっ、それ知ってる。
  "オキヨメ"っていうんだろ?


[頬をくすぐる指先に首を竦めて、身体を離し。
 さっきまでの艶などなかったかのように笑って。
 絡めた手を握り直して、アルの手を引く。]


  写真で見てたより広いしすげえよ、露天風呂。
  中、見て。


[浴衣を手にしたまま、先程足を向けた脱衣所に案内する。
 一歩踏み込めば硫黄の香りが漂うだろう。

 浴衣の出番が訪れるのはいつのことか。*]
(14) 2023/04/23(Sun) 21:23:05

【秘】 アル → ツァカリ


 …へぇ?
 じゃあ、ツァカリから触って貰おうか?


[そうして避難を受け入れた言葉に逃げ場を閉ざす。
それは君の言葉をちゃんと聞いたからなという意味合い。]


 中までじっくり、触らせてやるよ。


[じっくりと。じっとりと。
後戻りも修正も許さないと笑うかのように、声は奏でた。]
(-4) 2023/04/23(Sun) 23:32:21

【秘】 アル → ツァカリ


 ちょうだい?
 
[腕から服の裾が落ちていく。]**
(-5) 2023/04/23(Sun) 23:48:52

【人】 ツァカリ

[楽しみにしていたのはそれはそう、だが。
 一方的に一人だけが楽しみにしているみたいに
 言われてしまえば気分は削がれてしまう。

 ぐるぐる懐いていた猫が気紛れにするりと飼い主の手から
 離れていくのも、また猫の習性の一つ。]


  ……ま、あんたにその気がねえなら
  オレだけで入るだけ、だけどな。


[ツン、と鼻を鳴らして笑顔を消せば、
 彼の腕の中からもするりと抜けていく。]
(18) 2023/04/24(Mon) 1:00:36

【秘】 ツァカリ → アル

[まだ笑みを浮かべたままのアルには顎を揺らして、
 ふ、と今度こそ人の悪い笑みを浮かべたなら。]


  だーめ。

  触る気のないやつに触らせるつもりねえし、
  乗り気じゃないやつに触るつもりもねえよ。

  遊びたいなら一人で遊んでな。


[興が逸れたと言わんばかりに、べ、と舌を出して。
 引いていた手も離してしまえば、
 一人で脱衣所の中へ入っていく。]
(-6) 2023/04/24(Mon) 1:03:07

【秘】 ツァカリ → アル



[引いていた手を握り直されたことに関しては、
 一瞬だけ気持ちを惹かれたように、
 手元に視線を落としたけれど、

 それ以上は反応を返さなかっただろうか。]
 
(-7) 2023/04/24(Mon) 1:03:58

【人】 ツァカリ

[彼の意識が温泉へと向いている内に浴衣を洗濯籠に乗せて。
 逆上せないようにと言われた意味すらも、
 裏の意味を考えてしまうけれど、それもまたさっきのように
 『そういう意味ではない』のかもしれないと思えば、
 返す言葉も思い浮かばず、押し黙ってしまう。

 だが、『お楽しみ』とわざわざ言う辺り。
 完全に乗り気じゃないという訳でもなさそうで。]


  
……どっちなんだよ。



[小さく独りごちるようにぶすくれて、呟く。
 風呂に入るからには身体を洗うつもりではある。

 忠告を受け取るよりも先に棚に置いた浴衣は
 先程広げた名残で少しシワを残して置かれている。]
(19) 2023/04/24(Mon) 1:04:17

【秘】 ツァカリ → アル

[目の端でするりと落ちていったのはアルの服だろうか。
 そちらに向ければ薄く笑いながら
 何かを欲しがる様をアピールされたから。]


  ……あげねえよ、バーカ。


[軽く笑って、素直におねだりには応えずに。
 自身の服に手をかけて上着を脱いでいく。
 上着の下には黒のシャツ、それも裾口に両手を掛ければ
 勢いよく脱ぎ散らして上半身を晒して、パンツに手をかけた。]
(-8) 2023/04/24(Mon) 1:04:39

【秘】 ツァカリ → アル

[皮のパンツに手をかける前に、一度。
 アルの方に目を向ければ彼はどうしていただろうか。

 興が逸れた猫の機嫌はなかなか治らない。

 それでも。]


  あんたも入りたいなら自分で脱げば?


[挑発するように嘲笑い、艶めかしく皮のパンツの上から、
 自身の中心を掌で撫でるように見せつけて。
 ゆっくりと下着ごと、パンツを脱ぎ終えたなら。
 最後には、投げ捨てるように籠に投げ入れて、
 ひらひらと手を振りやって、
 露天風呂へと繋がる扉へと向かった。**]
(-9) 2023/04/24(Mon) 1:05:01
ツァカリは、メモを貼った。
(a1) 2023/04/24(Mon) 1:24:29

【秘】 アル → ツァカリ

[とはいえ、ツァカリが自分で脱ぐ様にと言葉で
態度を取った故の反抗的な対応か。
中身を撫で上がる様に見せつけてくる姿には流石に
自身の指先──自身の服を畳もうとする動きが止まる。

見せつける様に、形を暗に伝えた後にゆったりと。
下着の中から露わになる飾らない姿を直視させられれば
赤い瞳は喜を含めながら細く瞬いてみせた。]


 ……。
 自分で脱げるってーの。


[服を畳む事を素直にやめた。]
(-11) 2023/04/24(Mon) 8:19:12

【秘】 アル → ツァカリ

[自分ながら不思議だと思うのだが、
強引に快楽を楽しむタチがあるものだから
「どうしてやろうかな」と頭の中で捻り始める。
──目を付け始めた狼はタチが悪い。

ここの露天風呂は天然で、水が綺麗と聞く。
この場所にはツァカリと自分しかいない。
くつろぐ為の場所で何をやっているんだかとは思うが、
欲情的に煽るものだから手を出さない訳が無かろう。

触りたいのか触られたいのか、または両方か。
誘い文句の内容から先のことを考えた後に
「いずれにせよ露天風呂に浸かる」と考えつけば
露天風呂へと繋がる扉へと同様に向かうだろう。]
(-12) 2023/04/24(Mon) 8:36:06

【秘】 アル → ツァカリ

[……さて。
広がるのは洗い場と、室内風呂らしき木製の風呂がひとつ。
洗い場の向こうにもう一つ扉が繋がっているらしく、
おおよそ其方が露天風呂へと繋がる扉だろうと判断する。
確かツァカリが先んじて見に行っていたので、
露天風呂が間違いなくこの場にある事は確かだ。]


 ああ、そういえば言い忘れてたが
 夕刻には部屋に夕飯を運んでくれるってよ。


[ツァカリが身体を文字通り清めるならば、
コチラも同様の行動を取る。
(元より風呂場はそういう物だと言えばそうだけど、)
長距離移動をした身は身体を洗い流す事を専念する。
…暗に『時間によっては人が来る事』を伝えながら。]**
(-13) 2023/04/24(Mon) 8:46:00

【赤】 ツァカリ

[どっちも、と落とされた言葉の意味を掴めない。
 少なくともツァカリにとってはどちらかしかなかった。

 僅かな嘘も見抜けない程の浅はかな千里眼しか
 持ち合わせていないから、彼の機微を拾うことも
 興味が向いていたことにも気づかずに機嫌を損ねるだけ。]


  …………――、


[それでも、脱衣所から扉を開け、洗い場に向かう前には
 背中からの視線を気にするぐらいの
 いじらしさはあったかもしれない。]
(*0) 2023/04/24(Mon) 21:38:36

【赤】 ツァカリ

[自身の思い通りに事が運ばなければ興味を失くす。
 それでも、放っておかれてしまえば尻尾は揺れる。

 自由に気ままに生きてきたが故に、主張は強く、
 気位も高くなってしまったものだから。
 
 つれないと言いながらも旅行に連れ出し、
 付き合ってくれる恋人には甘い顔をしたいのに。
 素直に求めることもできなくなってしまった。

 否、寧ろ関係に名前がついてからのほうが、
 いくらか動きにくくなってきている気がする。

 互いに『遊び』と称しているほうが、
 相手を気遣うこともなかったけれど。

 いつからか、甘やかす腕を覚えてしまってから、
 窮屈でも居心地がいいと思えるようになってしまったから。]

(*1) 2023/04/24(Mon) 21:39:20

【人】 ツァカリ

[煽る素振りだけ見せて、撫で上げた部分はまだ大人しい。
 それもそうだろう、まだ刺激すら与えられていない。
 
 見返す視線の先、微かに動きが止まったような気がしたから、
 挑発をするための目が更に細くなり、
 浅く舌を出して、自身の乾いた唇を舐めた。]


  ……っそ。じゃ、お先に。


[いくばくか動きが早かったのはこちらの方。
 外気に全身を晒せば、からりと扉を開けて洗い場へと踊り出る。
 背後から向けられる鋭さが深まった視線に気づかずに、
 『食われる側』は意気揚々と湯気が立つ様に、おお、と。
 物珍しそうに辺りを一瞥していた。]
(22) 2023/04/24(Mon) 21:39:36

【秘】 ツァカリ → アル

 
  へえ、近くで見ても結構広いな。


[大人二人で入っても足を伸ばせる広さはあるだろう。
 室内風呂も気になったが、ひとまず。
 岩で作られた露天風呂が気になってそちらへと足を向けた。
 洗い場はシャワーと腰掛けが設置されている。
 たしか、しきたりとして『かけ湯』をするのだったとか。
 それらの知識は、ニホンの温泉との違いを調べる時に、
 新しく得た知識になる。

 軽くシャワーで身体を流して、備え付けのボディソープで
 簡単に身体を濯いでいく。風呂に入るのが目的だから、
 それほど念入りにするつもりはない。
 湯に浸かればどうせ汗をかくから、また洗い流すことになる。]
(-14) 2023/04/24(Mon) 21:40:17

【秘】 ツァカリ → アル

 
  ふーん、部屋で食うのか。
  夕刻なら、まだ余裕あんだろ。


[正確な時間は確かめていなかったが、昼をとうに過ぎた頃。
 それでも夕刻までには時間にゆとりがあるくらいには明るい。

 暗に知らされた意図を汲めずに、
 風呂に浸かるくらいなら間に合うだろうと算段をつけて。
 頭からシャワーを浴びて、泡を洗い流せば。
 
 猫の癖にぶるりと犬のように頭を左右に振って水を散らし、
 濡れた身体で、露天風呂に向かっていく。
 かけ湯、はしっかりと手で湯を掬って肌に掛ける。

 外に備え付けられているせいか、少し温度は高いかもしれない。
 中に入ってしまえばちょうどいいだろう。]
(-15) 2023/04/24(Mon) 21:40:46

【秘】 ツァカリ → アル

[つま先を浸して、ゆっくりと湯に沈んでいく。
 やはりイタリアよりは温度が高い。
 だが、のぼせる程ではなさそうだ。]


  ……はぁ……、きもち……


[胸元まで身体を沈めたら、自然と溜息が漏れた。*]
(-16) 2023/04/24(Mon) 21:41:06

【秘】 アル → ツァカリ


 他の邪魔なく召し上がれるように、だっけな。
 和室から観れる光景も良いだろうし
 …それまではゆっくりしておくとしようか


[同様に備え付けの洗剤に手を伸ばして、泡立てた。
腕に指先を伸ばして肌を滑らせている間に彼は早々に
身体を濯いでいき、こちらがシャワーに手を伸ばす頃には
猫というより子犬のように飛沫を振り払っていた。
(そういうところも可愛いなぁと思う。)]


 湯加減はどうだ。
 …結構あっつい、か?


[いや、割と極楽な声がしたから凄く熱いという事は
無さそうだし、彼も少しばかり気をほぐしているようだった。]
(-17) 2023/04/25(Tue) 0:27:24

【秘】 アル → ツァカリ

[ならば、暫くすれば少しご機嫌も戻るだろうか。
分からない。子猫は気まぐれだから。]

 ……。

[こちらも身体を濯ぎ終えて、流し終える。
床を滑る泡はもはやどこにもいない。
残っているのは彼が歩いて行った先の飛沫だけと
確認をすれば、歩を進めた。]


 …、本当、結構な広さだな…
 想像以上に露天風呂って広い


[まずは感想が漏れた。
それから、視線は先に浸かった彼に向かう。]
(-18) 2023/04/25(Tue) 0:34:57

【秘】 アル → ツァカリ


 隣いいか?

[ダメとは言われない事は知ってるが、
多分悪態だけは吐かれそうだ。]**
(-19) 2023/04/25(Tue) 0:35:38

【赤】 ツァカリ

[気ままに遊んできたのはどちらも同じか。
 そんな話を互いにしたこともあったかもしれない。

 寧ろどちらもそういう気質であったからこそ、
 馬があったというのも事実。

 彼が薄情かどうか知るのはこれからのこと。
 『欲しい』と言われた夜に戸惑い、
 受け入れたのはいつの話だったか。

 それから少し時間が経った今も。
 彼が同じように思っているかどうかは、預かり知らぬ所、
 疑り深い猫は、時に飼い主の気持ちを推し量る。]
(*4) 2023/04/25(Tue) 13:24:19

【秘】 ツァカリ → アル

 

  ……へえ。
  ま、個室ならマナー云々に拘らなくても良さそうだし、
  気楽でいいけどな。


[同様に身体を洗っているのを横目に見遣り、
 ちゃぷん、と湯に腕を浸してみる。

 湯に浸かっていない部分は程よく外気に晒されているせいか、
 多少湯が熱くても気にならなかった。]


  あー……、向こうよりは、熱いけど。
  入れないって程じゃないな。


[実際、溜息を零すくらいに心地いいぐらいの温度。
 自国とは楽しみ方は違うが、これもまた乙なものだ。]
(-20) 2023/04/25(Tue) 13:24:48

【秘】 ツァカリ → アル

[機嫌を損ねようとも表に出し続ける程子供ではない。
 会話も交わす程度には話しているし、
 あまり空気を悪くしてはせっかくの旅行も楽しくない。

 何より気分屋はすぐに機嫌もよくなったりもするので。

 お湯の温かさにいくらかほぐれた気持ちは、
 表情を少し柔らかく緩ませた。

 シャワーの音が途切れても、向かう足音も気にならない。
 露天風呂の際で先程、自分が洩らしたような感想を
 同じように口にする姿に、顔を上げて。]


  ン、どーぞ。


[風呂に入るくらいで悪態を吐きませんよ。]
(-21) 2023/04/25(Tue) 13:25:24

【秘】 ツァカリ → アル

[今の場所を譲るつもりはないから合わせてもらうつもりで。
 返事だけを返して、両手を組み合わせ、
 身体を解すようにして、ぐ、と前にやり伸びを入れる。]


  っは〜……、ニホンの風呂も悪かねえな。


[ただ、一度失ってしまったその気は。
 なかなか、戻ってくる様子はなさそうだから、
 純粋に温泉を楽しむ程度に留めていた。*]
(-22) 2023/04/25(Tue) 13:26:00
ツァカリは、メモを貼った。
(a3) 2023/04/25(Tue) 13:27:31

【独】 ツァカリ

/*
そういえば灰全然書いてなかった。

想像してたよりめちゃくちゃゆっくりペースになってしまったので、このままえっちなしでのんびりお風呂に浸かって飯食うでもいいかなぁと思い始めている……。
このペースだと、村終わるまでにえっちは出来ないだろ……?
(-23) 2023/04/25(Tue) 13:32:00

【独】 ツァカリ

/*
もうちょっとラリー出来るかと思ってたんだけどコアがあまりにも合わなかった。かなしい。
(-24) 2023/04/25(Tue) 13:42:42

【独】 ツァカリ

/*
仕事の日も日中1レスくらい返せたらいいんだけど、鳩からだとどうしても時間がかかって無理だしな……ぐぬぬ。

もっとイチャイチャしたかった……。
(-25) 2023/04/25(Tue) 13:52:11

【秘】 アル → ツァカリ

[零れる息には安堵と安心が滲んでいる。
湯はそこに溢れているだけであるが、
すべてを受け入れて落ち着かせる力でもあるのだろうか。
少なくとも、心地よいとの言葉は不思議と安心を示す。
楽しんで貰えているならば上々。
お互いに選んだ場所が満足いくものならば良好というもの。

正直に言えば、温泉そのものに対してツァカリが何処まで
気を許して貰えるだろうか、楽しんで貰えるかの心配が
少しも無かったとは言い難い。
なんせ、自国でのシャワーは「楽しむ」という側面がない。
言ってしまえば身を整える一面の方が強い。

こうして水が豊富である国だからこそできる楽しみ方かも、
なんて、表情を、頬を、緩ませてみせる子猫を眺めて思う。
そういう顔もするんだなと感じさせながら思わされる。]


 お言葉に甘えて


[顔を覗き込みながら足先から浸かってみせれば、
彼が沢山息を零していた理由がとてもよく分かる。

…案外、暖かな布団の中に包まれると心地良いのと同じで
この質感や温度は気持ちが良い。]
(-26) 2023/04/25(Tue) 15:36:10

【秘】 アル → ツァカリ

 
 こうやってじっくり浸かるなんて滅多にしねえしな…。
 …水道代、高いし。


[イタリアの水道代の話は一旦目を瞑るとしよう。
それはそうとして、身体を解す彼の腕が前に伸びれば、
随分リラックスしてきたな、と思わされた。]


 何だっけ、温泉に浸かりながら酒を飲んで
 風景を楽しむってのもあるんだったけな。

 流石にやったらのぼせそうだからやれねえけど。


[貸し切りの露天風呂の先には、青々とした木々と
その隙間から見える海の青が覗き込んでいただろう。
遠くからは温泉街を道行く人々の楽しげな声が聞こえ、
外界に近いのにどこか遠い特別な空間にいるのだと
改めて感じさせられるか。]
(-27) 2023/04/25(Tue) 15:43:00

【秘】 アル → ツァカリ

[最中、コレは自分自身でも狙った訳では無い。
少し肩を動かしてちゃぷりと水面を揺らした先、
水中に落とした手が僅かにツァカリに触れた。

決して欲を表しての仕草ではなくて、
完全に気を抜いていた仕草であり、
近いからこそ必然だったと描写するべきか。]


 あ。…、…。


[…いずれにせよ、おっと、と自ずと意識をして、
思わずもう一方の手で自分の口元を隠した。

にやけた顔が見られたくなかったというより、
不意とはいえ触れた事で自分の顔が赤くなるのを
どことなく見られたく無かったのか。
風呂の湯気で顔は既に赤かったろうに。

一体自分は何をしているのだか。]**
(-28) 2023/04/25(Tue) 15:51:22

【秘】 ツァカリ → アル

[普段はシャワーで済ませる事が多いが、
 一度味わった湯船の心地よさは自宅でも味わってみたい。
 その時は水道代については目を瞑ることにして。
 
 隣に波紋が広がれば、少しだけ位置をずらして。
 何を伺うのか、今更そう問い掛けてくる癖に
 あからさまに機嫌を取ろうとする訳でもないから
 此方からも深くは追求することはなかった。

 彼の身体が沈めば波が起こる。]


  旅行中に現実を思い出させんなよ。
  まあ、多少払ってでも家でもやりたくなるけどな。


[けらけらと水道代のことは笑い飛ばして。
 先程感じたことを口にして、両手を解いていく。]


  ああ、酒飲飲みたくなる気持ち分かるな。
  飯食った後は酒持ってくるか。


[そんな極上の遊び方を聞いたら、やらない手はない。
 今は準備がないから、夕飯を運んでくれるというのなら、
 後で追加で酒も注文しようと算段に取り入れておく。]
(-29) 2023/04/25(Tue) 16:50:05

【秘】 ツァカリ → アル

[見上げれば空は晴天、木々の隙間に見える青と色違いの色。
 時折、遠くで聞こえる微かな笑い声と、
 頬を撫でるそよ風がここは外なのだと理解させられる。

 ふ、ともう一度吐き出して、固まった身体の力を抜けば、
 とんと手と手がぶつかった。
 隣り合えば触れ合うこともあるだろう。

 ぶつかった拍子にそちらを見れば、
 なにやら口籠る姿が見えたので軽く笑い。]


  なに今更照れてんの。


[互いに裸を見せ合うのも今日が初めてというわけでもない。]
(-30) 2023/04/25(Tue) 16:50:19

【秘】 ツァカリ → アル



  ……それとも、なんか期待してんの?


[意地悪そうに目を細めて、
 とんと、こちらからも肩をぶつけるが、それだけ。*]
(-31) 2023/04/25(Tue) 16:50:35

【秘】 アル → ツァカリ

[横でケラケラと笑うものだから、此方も笑う。
現実があるからこその笑い話だろうよって
言い訳はしてみせたが、さてさて。]


 ま、なかなかバスタブに溜めないしな…。

 そういえばお土産にバスソルトとか売ってたし、
 帰ったら試してみるのも良いかもな?


[水道代が気になるなら、俺の家でもいいけど。
でも本人が多少試したいと言っているのを
邪魔するのも如何なものかと思って噤むか。

後ほど俺の風呂場を借りると言われる気はしたが、
普段と異なる感覚を楽しむのもまた贅沢なひと時と
言うものなのだから、これを邪魔するのは頂けない。
(普段と違うひと時は心地良いものだからな)]
(-32) 2023/04/25(Tue) 19:24:14

【秘】 アル → ツァカリ

[酒の話になれば「持ってくるか」と提案が上がる。
案外興味があったかと驚いた後、頷いた。]


 日本酒を温めながら飲むのも美味いって
 聞いた事があるし、やってみっか


[ならば、ゆったりと楽しむ程度の量を嗜むとしたい。
こういう事が出来るのは、そういう場所でこそ。
こういう機会があるのは、こういう時でこそ。

追加の酒は折角ならツァカリと選んでみようか。
どれが酒見にぴったりかはナカイさんに聞くのも
有りではあるけど、個人的には二人で選んで飲むのも
これまた楽しいというものである。]
(-33) 2023/04/25(Tue) 19:31:41

【秘】 アル → ツァカリ


 …。ん、…まぁ…
 期待するなって方が無理だろ?


[どこで手を出そうかなとは思ってはいたけど、
強いての話であるし、今はそういうつもりは無かったので
それは一切口からは出さずに。]


 ……。
 お前が良い顔してるから、…。


[とはいえ無意識に触れてしまった事と
思わず此方が表情を隠してしまった事で声が籠った。]**
(-34) 2023/04/25(Tue) 19:36:42

【秘】 ツァカリ → アル

 
  そだな、バスタブは足場みたいなもんだし。

  バスソルト?
  だったら、自国の方がいいものありそうな気がするけど。
  ニホンのバスソルトはまた特別なのかね?


[だが、土産というのは悪くない。
 せっかく旅行に来ているのだから記念になるものを
 手にするのも旅行の醍醐味の一つ。

 場所は特段選ぶつもりはないが、
 彼の内心が口から音にならなければ自宅になるだろう。

 共に楽しみたいという理由があればまた別の話。]
(-35) 2023/04/25(Tue) 21:28:53

【秘】 ツァカリ → アル

[酒はもとより嫌いではない。どちらかというと楽しむタチ。
 強くも弱くないが、意識をなくさない程度には嗜める。
 ニホンでは日本酒というものがあるのだったか。
 それもまた、口にしたことがないので今夜は機会だろう。

 驚く様子に肩を竦めて、やらなきゃ損だろ。と応える。]


  風呂が熱いなら酒は冷えたものでもいいけどな。
  熱い時こそ、冷たい物が欲しくなるから。


[それはどちらでもいい話。
 温めたほうが美味いというのなら、
 それはそれで楽しむつもりではある。
 どちらも楽しめればこの上ない。

 風呂に浸かったまま酒を飲む機会は、
 さすがに本国へ帰れば限られているだろうから。
 チャンスがあるとしたら、今夜の内に試しておきたい。

 旅行は一夜ニ夜ではないから、今夜楽しめたなら、
 数日は同じことができるかもしれない。]
(-36) 2023/04/25(Tue) 21:30:51

【秘】 ツァカリ → アル

[とはいえ、酒の種類は詳しくないので、ある程度。
 旅館のすすめられたものが選ばれるだろう。
 明日には温泉街を巡って酒を探すのも楽しいかもしれない。

 隣で呟く声に、期待していたのかと微かに目を眇める。

 触れられたい意識はあったようだが、
 触れたい意識もあったのだろうか?

 その距離感が掴めなかったが故に戸惑いも覚えたが。

 ぶつけた肩は再び離れ、両手を少し後ろについて。
 背を逸らすように一息ついた。]
(-37) 2023/04/25(Tue) 21:31:22

【赤】 ツァカリ

 
 

  そりゃ、まあ。
  オレだって旅行をそれなりに楽しみにしてたしな。


[ぽたり、濡れた前髪から水滴が雫となって落ちる。
 良い顔、の自覚はなかったから、少し気恥ずかしい。*]
(*5) 2023/04/25(Tue) 21:32:05

【秘】 アル → ツァカリ

[お湯を両手で掬って、零す。
ポタポタと落ちる雫が波を打って動き回り、
水面に描いている二人の表情を揺らめかす。]


 ニホンのバスソルトはどうなんだろうな?
 入浴剤も色々あった気はするけど


[自国に戻っても楽しめるなら良い物だろう。
遠い異国の物を感じられると共に思い出に浸れば
記念を元に語らえる所が良い部分だ。

…おおよそ土産の前で我慢出来ずに一緒に入りたいと
自分から言い出す未来は少なくとも予想できた。
(こういう誘いは、何というか俺ばかりな気はする。)]
(-38) 2023/04/25(Tue) 22:37:05

【秘】 アル → ツァカリ

[此方の酒の強さはどうだっただろう。
相手のペースに持ち込まれないようにと
酒を多く飲まない事も、酒に飲まれない様にと配分を
気にしながら飲む事の方が案外多い気がする。

つまり、ツァカリとほぼ同じか。
酒は嫌いではないし、嗜む為に飲んでいる。
時々金額がおかしい酒を飲む事はあれど、
基本的には味わう程度に飲むくらいで、大量には飲まない。]


 あー、それもいいな。

 ニホンって常温じゃなくて冷蔵向けの酒もあるし、
 どっちも旅行中に試しておくか。


[そういえば、日本のウヰスキーは美味いと評判で
高値で取引される時もあるのだっただろうか。
米で作られた日本の酒も気になるが、日本ならではの
ウヰスキーの味わいもまた気になると思考内の話題が
飛んでしまっているのは赦してほしい。

この国は美味しいものが食べ物に限らないのが狡い。]
(-39) 2023/04/25(Tue) 22:48:04

【秘】 アル → ツァカリ

[少しだけ距離を置かれれば、それ故に自然と視線が
ツァカリの向かう方向を追いかけてしまう。

手をついて一息吐く、その仕草だけで惹かれるのは
もう何度も何度も此処ではない場所であっただろう。]


 ……。
 …ほんと、お前ってよぉ…


[口元から手を離せば、気恥ずかしさのこもった表情で
眇める瞳を見返していた。]
(-40) 2023/04/25(Tue) 23:00:53
 




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