【秘】 踊子 リリー → 「怪人」 ファントム────……痛い、でしょう。 [ 焼け爛れたような、ひどく歪んだ皮膚と。 未だ真新しい傷のように滲む赤へ、 女は憂うように指先を伸ばした。 ] (-54) 2022/11/25(Fri) 0:01:46 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a33) 2022/11/25(Fri) 0:07:11 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 踊子 リリー傷へと添えられる指先を、こちらの手が柔く包む。 「触れない方がいい、せっかくの綺麗な手が汚れてしまうからね。 それに、この傷にはとうの昔に慣れてしまった。」 私が生まれた時から、この傷の痛みと共にあった。 きっと、この痛みは私と共にあり続けるのだろう。 (-59) 2022/11/25(Fri) 6:55:03 |
【人】 「怪人」 ファントム「はは、逃げ出されたらそれはそれで、仕方ないと諦めるさ。 ――…いや、やっぱり結構ショック受けるかも、うん。」 問われた言葉には、本音が漏れる。 どうにも彼女を相手にすると、要らぬことまで喋っている気がする。 「好きな名前で呼ぶといい。 ファントムでも、怪人でも――君が新しい肩書を用意してくれても。」 そのまま、ゆっくりと口づけを重ねていく。 二度、三度と、誰もいないバーの中に、かすかな粘着質を伴う音が響く。 突然、人がやってくるかもしれない場所で、密かに睦合う。 中々に緊張感の伴うシチュエーションで、高揚が募る。 (67) 2022/11/25(Fri) 6:55:25 |
【人】 「怪人」 ファントム彼女の後頭部に緩やかに手を添えて、口づけを深くし始める。 触れ合うだけだった唇から洩れる音が、少しずつ大きくなる。 もう片方の手が、彼女の腰を抱き寄せる。 互いの身体が密着して、衣服越しに彼女の身体の柔らかさを感じる。 口づけは次第に頬に移り、そこから下って首筋を辿り、胸元へと続いていく。 彼女の後頭部に添えられていた手が、彼女の衣装の結び目へと至って、軽く引っぱってみせる。 「――恥ずかしいかい?」 意地悪な質問をした。 彼女には答えたくないであろう言葉を、あえて問いかけた。 最も、その答えがどんなものであろうと、手を止める気はないけれど。** (68) 2022/11/25(Fri) 6:55:40 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a36) 2022/11/25(Fri) 6:57:35 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a37) 2022/11/25(Fri) 6:58:23 |
【秘】 踊子 リリー → 「怪人」 ファントム……別に、貴方が言うほど、 私だって綺麗でもないのに。 [ 柔く手を包まれるなら、それ以上は追い掛けない。 慣れていたって、痛いものは痛いと思うけれど、と 頭を過った言葉は音に乗せずに。 ] (-71) 2022/11/25(Fri) 11:39:39 |
【人】 「怪人」 ファントムこちらを見つめる彼女の仕草は、おびえる小動物を思い起こさせる。 このまま強引に事に及んだとして、彼女は抵抗出来ないだろう。 それでもーー… 「大丈夫、全て脱がしてしまったりなどしないよ。 それに、約束する。 『今日は触れるだけ、それ以上はしない。』 今の君を見てると、私も気が引けてしまうしね。」 彼女が、自然と受け入れられるまで待つ事を選んだ。 自身の欲求より、彼女に対する思いが勝った。 ーーだからといって彼女に対する欲求を我慢するほど、堪え性のある性格ではない。 (90) 2022/11/25(Fri) 14:09:36 |
【人】 「怪人」 ファントムふいに、彼女の首元に揺れるリボンを解くと、彼女の両手首を結えてしまう。 簡単な結び目なので、彼女が本気で抵抗すればわけも無く解けてしまうだろうが、その余裕を彼女に与えない。 続いて、彼女の片足を膝から抱き上げるようにして腕をまわす。 そのまま、腰を抱き留めて自身に密着させる。 ーー両手を結えられて、片足を高く上げた状態。 バランスも悪く、自分に寄りかかる他ないだろう。 更に、スカートの下に隠れていた場所は、すっかり曝け出されてしまっている。 果たして、そこはどんな様子だったろうか。 (91) 2022/11/25(Fri) 14:10:29 |
【人】 「怪人」 ファントムそうして、腰に回した手が衣装の結び目を緩めてしまう。 彼女の上半身に纏った衣装がはだけて、その下を隠す事が叶わなくなる。 ーー確かに全て脱がせてはいない、約束は守っている。 「綺麗だよ、君は。」 すっかり露わにされた彼女の姿を見て、一言添えた。** (92) 2022/11/25(Fri) 14:11:02 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a51) 2022/11/25(Fri) 14:13:08 |
【赤】 「怪人」 ファントムーー『責任を取るとは、しっかり見て貰うという事かな?』とは、言わないでおいた。 彼女の羞恥に耐える姿は、この上なく心の奥をくすぐるけれど、既にいっぱいいっぱいな彼女を更に追い立てる必要はないから。 「大丈夫、店の出入り口は私の使い魔が見張っている。 誰かが訪れれば、すぐに知らせてくれる。」 代わりに彼女が安心できるよう、見張りの存在を知らせておいた。 (*76) 2022/11/25(Fri) 18:14:04 |
【赤】 「怪人」 ファントム「触れるよ。」 彼女が受け入れられるよう一言入れて、はだけられた胸部へと手を伸ばして、片房をゆっくりと揉み上げるが、はたしてそれはどの程度の大きさだったろう。 肌の透けてしまいそうな下着ごしに、指をわずかに沈み込ませる。 彼女の体温も、胸の先端の感触も掌に伝わる。 緊張が逸れるように、ゆっくりと時間をかけて解して、時折その頂きを指で弾く。 十分に解し終えたら、もう片房も同じように、丁寧に解し上げていく。 (*77) 2022/11/25(Fri) 18:14:30 |
【赤】 「怪人」 ファントム「顔を上げて。」 また一言、彼女に声をかけてから、その唇に自らの唇を重ねる。 けれど、今度は唇を重ねるだけではなく、舌の先端で彼女の唇をつつく。 そうして、緊張が解れたタイミングを見計らって、舌の先端をわずかに潜らせていく。 そこで、また彼女の歯列をつついて、タイミングを見計らって舌の先端が僅かに潜る。 もどかしい程、丁寧に彼女の唇を開いて、ようやく互いの舌の先端が触れる程になりーーけれど、それ以上は深く差し入れることはしない。 (*78) 2022/11/25(Fri) 18:14:48 |
【赤】 「怪人」 ファントム「お腹、触るよ。」 一言。 彼女の秘所にはまだ触れない、その上の下腹部を緩く撫で上げる。 これも下着越し、無遠慮に手を潜らせる事はしない。 彼女を大切に、丁寧に、穏やかな刺激を与え続けていく。** (*79) 2022/11/25(Fri) 18:14:59 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a53) 2022/11/25(Fri) 18:17:17 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a55) 2022/11/25(Fri) 19:55:36 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a57) 2022/11/25(Fri) 20:21:04 |
【赤】 「怪人」 ファントム下腹を撫でる掌に、彼女の熱を感じる。 自分も、このじゃれあいにも似た穏やかな交わりに、胸の奥で熱が灯っているのを感じている。 ――知らず、腰を抱き留める手に力が籠って、彼女をより強く感じようとしている事に気付いた。 「なんで、か。 何故だろうね、私にもわからないが――きっと、私は君を大切にしたかったんだろう。」 I何度目かの本音。 彼女には、要らないことまで言いすぎてしまう。 自分ですら理由はあやふやなままだけれど、自由に舞う事の出来ない彼女を、自分は大切にしたかったのだろう。 (*103) 2022/11/25(Fri) 21:36:46 |
【赤】 「怪人」 ファントム「――わかった。」 彼女の小さな我儘>>*88に、了承を返す。 そのまま彼女を抱え上げると、手じかなテーブルに諸共横になった。 彼女を下に組み敷くのではなく、二人横並びに向き合って。 「このまま続けたら、このバーが君の匂いでいっぱいになってしまうかもね。」 このまま彼女の熱が昂り続けて止まらなくなってしまったら、このような小さなバーなどすぐにいっぱいになってしまうだろう。 自分はそうなっても構わないが。 (*104) 2022/11/25(Fri) 21:37:03 |
【赤】 「怪人」 ファントム彼女の胸を覆う下着に両手を掛けて、ずりあげるようにして彼女の両胸を露わにすると、そのまま先端を口に含んだ。 舌で転がして、歯で柔く噛み痕をつけて。 もう片方を、片手で先ほどより少し強く揉み込んで、その感触を直に楽しむ。 ひとしきり味わえば、今度はもう片方、そうしてまた元の方へと、彼女の身体を味わい続ける。 ――彼女の秘所へは、触れぬまま。* (*105) 2022/11/25(Fri) 21:37:11 |
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。 (a63) 2022/11/25(Fri) 21:38:58 |
【赤】 「怪人」 ファントム下腹へ導かれた手に、蜜が絡む。 二、三度指で触れて、彼女の中で燻る熱を感じる。 「――わかった。」 再び、その一言を返した。 導いた先がどうなっているか、彼女自身がよくわかっているだろう。 「ただ、一つだけ。 やらなければいけない事が出来た。」 彼女が、このラ・コスタで生きていく上で必要なもの。 ――有力なパトロンによって、守られているという事実。 この街では、夢など容易く食いつぶされてしまうのだから。 (*125) 2022/11/25(Fri) 23:27:31 |
【赤】 「怪人」 ファントムおもむろ、彼女の首筋へと歯を立てる。 痕が残ってしまう程に、強く。 そのまま、数秒。 ゆっくりと口を離すと、そこに片翼のカラスを象ったマークが刻まれていた。 「それは私の力を元にした、魔術的な印。 私がパトロンである事を示すものでもある。 君に危機が迫れば、影が君を守る。 例えば、相手との間に立ちふさがって、君を安全な場所へと移動させる。 丁度、私が君にやったようにね。」 一つ一つ、説明を続ける。 一度にすべては理解できないだろうが、いずれわかる時が来るだろう。 (*126) 2022/11/25(Fri) 23:29:20 |
【赤】 「怪人」 ファントム「ただ、まぁ――…。 『庇護を受ける』 という事は、『支配下に入る』 という事だからね。魔術的には『私の従僕』という扱いになってしまう。 具体的には、 私に従う事への幸福感 といった形が多い。」加護を受ける事への、メリットとデメリット。 どのような影響を受けるのか、明確にする。 隠して、だまし討ちにするような事はしない。 「もし、君が不要と思えば、いつでも自由に破棄が出来る。 守護も支配も、綺麗さっぱり消えてなくなる。 ――すべて理解する必要はない、 君はパトロンの証明と影の守護を手に入れる。 代わりに、私の影響を強く受けてしまう。 いいね?」 一息に説明を終えて、ゆっくりと彼女の反応を待つ。 決定するべきは、彼女自身だから。* (*127) 2022/11/25(Fri) 23:31:05 |
【赤】 「怪人」 ファントム「――そうか、既に断っていたのか。」 一瞬、脳裏をよぎったのは、かつて『エリック』が辿った結末。 同じ末路を、また誰かが辿るかもしれないと思うと、息が詰まるような心地がする。 本当は、命令してでも思いとどまらせるべきなのだろう。 首筋の印は残っている、今なら従わせる事もできるのだから――。 (*142) 2022/11/26(Sat) 1:05:02 |
【赤】 「怪人」 ファントム「リボンを解くから、少しじっとしているんだ。」 両手首を戒めているリボンを外す。 命令を下すことは無かった。 もし本当に実行してしまっていたら、それは結局、彼女をより大きな鎖で縛るだけだから。 彼女は、自由に踊っている方がいい。 「居住区まで送ろう。 暫し、目を瞑っていてくれ。」 彼女が身なりを整えた頃を見計らって声をかける。 三度、マントが彼女と自身の周囲を包む。 足元の感覚が消えて、ここではないどこかへと自分達を運んでいく――…。 (*143) 2022/11/26(Sat) 1:05:18 |
【秘】 「怪人」 ファントム → 踊子 リリー「―――…もし、私に手伝える事があったら、迷いなく呼んでおくれ。 せめて、君の道の行く末を祈るぐらいは、させて欲しい。」 (-124) 2022/11/26(Sat) 1:05:34 |
【人】 「怪人」 ファントム次に彼女が目を開ければ、そこは夕暮れ時の居住区。 フェスを終えた人たちが、明日に向けて家路へと向かう。 そこに、仮面の男の姿は無かったろう。** (105) 2022/11/26(Sat) 1:05:42 |
(a74) 2022/11/26(Sat) 1:08:27 |
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