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【独】 奔放 メイジランランラン♪みんなやさしいよ♪ オレにやさしくするなよ♪どうせ死ぬんだぞ♪♪♪ 狼も三日目までにどっちか死ぬんやぞ♪♪ なんてこったい♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ (-167) 2021/06/29(Tue) 19:52:24 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「うん、毎回長期入院だし、親がこっちの方がいいだろうって……」 コロンとベッドの端で横になった。 「少し狭いかもだけど、二人ぐらい平気だよ。 布団ほしかったらあげる。俺暑くていつも蹴っちゃうし……」 貴方の上着を軽く指でつまんで引く、お前も横になれと言いたげだ。 「ほかに人いる部屋だとじゃまになっちゃうしさ」 4人部屋での夜の私語は注意されてしまうだろう。 (-168) 2021/06/29(Tue) 19:57:32 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ「ハハ、そりゃァよかった」 それだけを口にして立ち上がる。 少年が“これから知ってくれる”ことか、 名前を覚えたことか、それとも触れる許可が下りたことか。 その全てかもしれないし、どれでもないかもしれない。 立ち上がった男は、少年が歩くより少し後ろを 上着のポケットに手を突っ込んでフラフラ着いていった。 (-172) 2021/06/29(Tue) 21:49:57 |
【赤】 奔放 メイジ「…………そう……」 見開かれたままの片目が、色のわからない細い目を見下ろす。 説得するような声色からは、あなたの今までの経験を 物語っているように思えた。 「そっか、生きる為、か」 生きる為なら何をしてもいいんだろうか。 脳裏を過った言葉は声にはならなかった。 「本当の戦場のことなんて表面上でしか知らないけど…… 親父みたいにだけはなりたくないって思ってるんだ」 ──父親のようには絶対なりたくない。 それは何かの呪いのように、ずっと己の影につき纏っている。 「……心配してくれてありがとう、セナさん。 こんな話、はじめて人にしちゃったな〜……あはは……」 表情は相変わらず薄笑いを浮かべている。 まだすこし濡れたままの髪から、水滴が落ちた。 (*17) 2021/06/29(Tue) 22:42:22 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ本当に大変だな、一体どんな病気なのだろう。 思いを巡らせるだけで、深く尋ねはしない。 「……オレが寝たら余計に暑いと思うけど」 それにあなたは病人だ。頭を掻いてへらりと笑いつつも。 仕方ないなあと言わんばかりにベッドに横になる。 「やっぱ狭いね」 少し楽し気に笑った。 こんな状況なのに、友達の家にお泊りにきたみたいな気分だ。 もっとも、そんな経験なんてはじめてだけれど。 (-175) 2021/06/29(Tue) 23:04:06 |
メイジは、病院の一室からこっそり救急箱を拝借した。 (a20) 2021/06/29(Tue) 23:28:50 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク「……アユミセンセーも忙しそうだしバレてないよね。 わりとかすり傷だし、赤チンで治らないかな?」 赤い色をした消毒薬のことである。 病院名が書かれた木箱を、ついてきたあなたに渡してから 「よろしくおねがいしまーす」 手当が始まれば、素直に傷のある右腕を差し出す。 急に触れられなければ平気だと言いつつも そこには少し緊張を孕んでいるようには感じるだろう。 (-177) 2021/06/29(Tue) 23:30:06 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ「バレたらマァ、一緒におこられようや。 ……お前サンの“かすり傷”は信用ならねェ気がすンだよなァ」 受け取った木箱の蓋を開けて、中身を確認する。 どうやら欠けているものは無さそうだった。 「はいよ、おキズ失礼しまァす」 冗談めかしながらそう言って、右腕に触れて傷を確かめる。 笑顔と口調こそ軽薄を装っているけれど、 手つきと眼差しから真剣味が伝わってしまうかもしれない。 (-179) 2021/06/30(Wed) 0:00:21 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク「……オレ、誤魔化す気満々だった。 動けるくらいはさ、全然かすり傷じゃない?」 そう言うが、木の枝が刺さったと言っていた 血が滲んだ傷は、爪で抉ったようなひっかき傷を 上書きするように数か所、痛々しく残っている。 メイジはぴくりとも動かず 黙って、あなたの様子を見つめている。 (-182) 2021/06/30(Wed) 0:49:44 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ「ハハ、ンじゃア誤魔化すかァ」 沁みるぞ、と言ってバシャリと豪快に消毒液をかける。 ついでに傷周りの汚れや血を落とすためだ。 「……赤チンで治りそうにねェのはかすり傷とは言わねェなァ」 それきり口を閉ざして、傷の周りを拭う。 綺麗になれば木箱から取り出した軟膏を塗り、 ガーゼを当てた上から包帯をきつくない程度に巻いていく。 繊細な手つきとは言い難いが、決して乱暴ではない程度の やけに手慣れた動きだった。 包帯をくるくると巻きながら、口を開く。 「――大人か?」 怪我を負わせた“誰か”について、短く問うた。 (-185) 2021/06/30(Wed) 2:09:35 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「一人で広い部屋にいるよりはずっとましだよ」 文句を言いながらも隣で横になってくれる相手に小さく笑った。 何もない白い部屋の中で、ほとんど誰とも話さずに日々を過ごすのが日常の少年にとっては、話し相手がいるだけでも楽しそうだ。 「トウキョウでどんなことしたの?美味しいものはあった?面白い場所とかは?」 楽しみにするあまり矢継ぎ早に質問をしてしまった。 (-194) 2021/06/30(Wed) 11:22:18 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「……そういうものなんだ……寂しい? オレ……こうやって誰かと一緒に布団寝るの初めてだ」 仰向けになって、手を頭の後ろで組んだ。 人との接触に恐怖を感じるゆえ、若干の緊張を孕んではいた。 「トーキョーって高い建物いっぱいあるんだよね。 その中でもトーキョータワーっていう すごい高い建物があってさ…… 日本一ってきいたけどほんとかな」 「あと村で見たことないのは……喫茶店とか……? あいすくりんとかぱふぇとか、つめたくて甘くて 美味しい食べ物があるんだってさ」 職場とかで耳にした話。 口振りから、食べたことはないようだった。 「給料はほとんど実家に仕送りしてたし 遊びに行ったわけじゃないから オレもまだまだ知らないことだらけだけど──」 面白いと感じたことや、楽しいものを話していくと 悪いことだけではないのだと気づかされた。 (-198) 2021/06/30(Wed) 12:59:41 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「………別に、寂しいってわけじゃ…ただ暇っていうか…」 年が近い故か、素直に寂しいとは言いづらかったらしい。 「俺も……入院ばっかりだし、こういうの初めてだけど…… 楽しいな、誰かと一緒に寝るって」 少し強がりを言いながらも貴方が隣にいてくれるのを内心嬉しく感じていた。 「高い建物……この病院よりずっと高い? 日本一高いってどんなだろう……」 鉄塔ぐらいかな、と想像してみるものの、想像力が足りずふわふわだ。 「聞いたことある、あいすくりん! 冷たくて甘いんだ……食べてみたいなぁ…… お金家に送って偉いね……家族も、アキラみたいな立派な子、誇らしいだろうな」 純粋に尊敬の念を相手に抱いた。 自分と同じぐらいの年だというのに、とてもしっかりしている。 対して自分は親の金を使って命を長らえさせるだけで何の役にも立たない……そんなコンプレックスがわずかににじみ出ていた。 (-201) 2021/06/30(Wed) 13:24:07 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク「…………!!!」 嗅ぎ慣れた消毒液の匂い。 電流が走ったように腕から伝わる痛み。 声にならない悲鳴をあげた。 若干腕に力が入るものの、じっと耐えている。 「あー……いたたた……」 傷が拭われている間にあげていたのんきな声は 投げかけられた問いでおとなしくなる。 なにを聞かれたのかは理解していた。 若干俯き気味になり、しばらく沈黙したのち ……小さく首を縦に振った。 「ロクさん結構手慣れてるね」 そしてあからさまに話題を逸らそうとしている。 (-204) 2021/06/30(Wed) 14:02:41 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「……そっか。話し相手くらいなら いつでもなってあげる」 この最悪な天候に、状況に、少ない食糧 避難してきた人数。贅沢はできないと聞いた。 助けはいつくるのか、不安の種が芽吹いているなか なんでもない話をするのが、メイジにとっても慰めになっている。 「日本一高い……天国にも届きそうなくらい、かな」 天井に手を伸ばしてみる。 この傷だらけの短い手では到底に届きそうもない。 「家、貧乏だから、オレががんばるしかなくてさ」 この村の住人ならば噂を聞いたことはあるかもしれない。 メイジの母親は数年前に『自殺』で亡くなったこと。 父親といえば定職にもつかず、いい噂を聞かないことも。 「リョウはさ、家族に大事にされてるんだろうね。 じゃなきゃ入院なんてさせてくれないだろうし。 君は病気を治すのが仕事だよ」 (-205) 2021/06/30(Wed) 14:47:37 |
【赤】 奔放 メイジあなたのお願いに素直に頷けば、 「ねえ、セナさん」 その背を一度呼び止めた。 あなたがどう反応しようとも言葉を続ける。 「今度、セナさんの話も聞かせてね」 それはなんでもない身の上話かもしれないし 親父に教えてもらえなかった戦時中の話かもしれない そしてまた後でね。と笑った。 やがてメイジも言われた通り、一階の部屋へと向かう。 ……妙な胸騒ぎと違和感を覚えながら。 (*21) 2021/06/30(Wed) 16:21:40 |
【独】 奔放 メイジセナハラに、子供に""猿""を解体するの手伝わせる という罪負わせてしまったが、もう戦争は始まってるからな 生きる為ならしかたねえな!!! (-213) 2021/06/30(Wed) 16:29:00 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「ほんと……? 台風が去ってからも、話してくれる……?」 状況の不安感から口をついて零してしまった。 「へぇ……そんなに」 そこからみた景色はきっときれいなんだろうと想像を膨らませていたが、 伸ばした傷だらけの手はどこか悲しげで 「……そっか…もう大人と同じように働いてるし、苦労もしてるよね……」 小さな村で起きた事件のの噂話なら世間知らずの少年でも少しは耳にしたことがあった。 彼が家族の話をすればおのずと彼がどんな状況か薄っすらと察することができるだろう。 「うん……大事にされてる、と思う 薬代も入院代も、馬鹿にならないだろうから」 けれど自分にとってはその愛が重い時もあるのだ。 「アキラは……家族の事、どう思ってるの?」 (-218) 2021/06/30(Wed) 16:43:00 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「……うん、もちろん。 オレたち、もう友達……だよね」 伸ばされた手は、力なく降ろされた。 止まない雨はないはずだ。あなたのほうへ顔を向けて できるだけ不安にさせないようにと、片目を細めた。 「でも、きっとこれからもっと出世して 大人になって、なんでもできるようになるんだ」 日々進化し続ける文化みたいに、のし上がりたい。 「親父みたいにはなりたくない」 そう語る声には、冷ややかな温度が混ざっていた。 「定職にもつかないで、家に閉じこもって 酒しかのんでいないような、人間にはね」→ (-222) 2021/06/30(Wed) 18:12:36 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ「……もう寝よっか。起きててもはらぺこになるだけだし」 いやな話してごめんね、と付け足す。 病人をいつまでも起こしておくのも、よくないと思った。 できればあなたにはよくなってほしいからだ。 (-224) 2021/06/30(Wed) 18:21:25 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 奔放 メイジ「友達……」 そんなこと言ってくれた人は初めてで、こみ上げるものを押さえるように言葉を詰まらせた。 「うん、友達……だよ」 力なくおろされた手に触れようと手を伸ばした。 貴方が嫌がらなければそっと重ねられるだろう。 「大丈夫……アキラならできるよ。 頑張って働いてるし…お父さんより、ずっと立派……」 だから君はお父さんと同じようにはならない、と意味をこめてほほ笑んだ。 「そうだね……セナハラさんが食料探してくれるって言ってたから……きっと明日は食べられるよ。 おなか一杯にとはいかないかもしれないけど……」 お休み、と告げて布団を引き上げ相手にかけてやる。 自分は端っこに少しだけもぐりこんで目を瞑った。 今日は長く起きていた上いろんな人と話したため疲れていたのか、目を瞑ればすぐにまどろみ始める。 「──病気が治ったらさ……アキラとトウキョウであいすくりん……たべたいな……」 独り言のように小さく願いを口にして、意識を手放した。 (-226) 2021/06/30(Wed) 18:46:46 |
【秘】 遊惰 ロク → 奔放 メイジ 少年が頷くのを確認して、上げていた視線を腕に戻す。 俯き、クツリと笑って話を逸らされてやる。 「いやになるほどやったからなァ。 ハハ、ひとの手当てなンざ久しいが、手が覚えてるモンだ」 いつの間にか止まっていた手を再び動かす。 包帯に鋏を入れ、端をテープで留め、 「はいよ、よく我慢したなァ」 ポンと少年の頭に手を置き―― 『やっちまった』という顔をした。 (-228) 2021/06/30(Wed) 19:03:24 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワあなたは気づいただろうか メイジの父親の訃報は、噂ですらひとつも流れていない。 けれど、もしかしたら台風で流されてしまったと メイジが勘違いしていたと思うこともできた。 「……うん……ありがとう。 オレ、これからも頑張るよ」 「おやすみ、リョウ」 聞こえてきた小さな願いに、微笑む。 重ねられた手に、安らぎを感じながら メイジはそっと目を閉じた。 (-229) 2021/06/30(Wed) 19:39:17 |
【秘】 奔放 メイジ → 遊惰 ロク「……そうなんだ。ロクさんも医者だったの? それとも、戦──」 頭に手を置かれる寸前、びくりと身を縮めた。 けれどあなたの手に粗暴さを感じなかったゆえか 蹲ったままじっと耐えるように目を閉じているだけだった。 「……あ」 「──りがと、手当てしてくれて……」 やがて眼をあけると、へらりと笑った。 (-230) 2021/06/30(Wed) 20:08:10 |
【秘】 奔放 メイジ → 発熱 ニエカワ雨と風の音だけが響き渡る暗闇の中。 雨戸から吹く隙間風の音が誰かの悲鳴のように聞こえた。 がたがたと雨戸が揺れる音に、びくりと身を縮める。 メイジは目を開けた。閉じてからそんなに時間は経ってない。 ──あなたが、すっかり寝静まったのを確認すると メイジはこっそりと、ベッドを降りた。 掛け布団をかけなおしてやり、足音を立てないように 部屋を出て行った。 (-231) 2021/06/30(Wed) 20:27:21 |
【人】 被虐 メイジ風のうなる音、ガタガタと雨戸が震えている音にすら メイジは時々恐怖を覚えることがあった。 罵声、怒声、物を投げる音、壊れる音。 いろいろなことを思い出す。 「……オレ、帰れるかな」 ひとり呟いた言葉は雨音にかき消えた。 (76) 2021/06/30(Wed) 20:50:49 |
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