【独】 部隊長 シュゼット/* 名前教えてもらえたのほんと嬉しくてね…!! ほんとに、とても大事なものを貰ってしまった、って気持ちで。シュゼットはほわほわしている。(嬉しい)(嬉しい) というかシュゼット君も名前いつもらったのかはやりたいな。 多分、幼い頃から英才教育…とかそんなじゃなくて、培養カプセル的なやつで育って、外の世界に出してもらえたときには今の見た目だったんだと思う。そこから情緒教育は一切なしで、機械的に役目を遂行することだけ教えられてきた感じ。 だから機獣と同等の扱いで、製造番号的なナンバーで呼ばれてたんだと思うのよなー。せっかくだから掘り下げたいね…!! (-38) 2020/05/25(Mon) 12:19:36 |
【人】 部隊長 シュゼット― 一斉攻撃の日 最前線 ― [―――天を、見上げる。 高い高い、岩盤に。黒々と空いた大穴。 今まで何度、あそこからくる機械の敵を倒しただろうか。 毎回、死傷者がゼロということは無かった。 戦闘の結果、五体満足で無くなり戦線から退いた者もいる。 不運にも、命を落としてしまったものだって、いる。 この戦いはいつまで続くのだろう。 わからない。わからないけれど。 僕は、この世界で平和に暮らす人たちを守るため これからも、ルークと共に在るために。 今日も幾ら機獣がこようが、生きて、ここを守ってやる。 ……そして僕は、今日こそは、義手砲を使うわけにはいかない。 総司令が僕を完全に信用してくれたとは思えない。 今こそ戦力の一つとして数えてくれてはいるが この戦いが始まる前に有益な情報を全て話してしまった今。 無事終わった後は、僕は不穏分子と見なされるかもしれない。 もしそうなったら、気絶しているわけにはいかなかった。 きっと大丈夫。渡された武器たちもある、と。 今日装備してきた、初めて実戦で使う武器たちを見た。] (236) 2020/05/26(Tue) 1:03:19 |
【人】 部隊長 シュゼット[武器を渡されたときは、ジルベールのあまりの早口に 僕はただ、相槌を返すぐらいしかできなかったけれど。 >>192ルーク(ジルベールが名前を間違えるのはもう慣れっこだったからツッコミはしなかった)が頼んでくれたことだと。 そう聞けば、つい、義手を見下ろしてしまった。 戦えない彼女なりに、僕の身を案じてくれてるのがわかって 絶対戦い抜いてやるぞと強く誓った。 義手を使えば僕は使い物にならなくなる。 今回は敵は一体ではないと聞くから、できれば、 これを使わずにいけるのが一番だろう。 (ありがとう。ルーク。 大丈夫。僕も、最初からそのつもりだから。) 義手砲は、今回の戦いでは封印する。 僕はその覚悟で、今日この戦場に来ていた。 ―――戦場に立つ僕は、いつもの大剣を両手で構え。 肩から掛けたベルトで、金属の筒を背負っていた。 いつでも、大剣を捨てて対機獣弾を撃てる。 手榴弾もいくつか持ってきていて。 僕自身の機動力が落ちないか、部下達に心配されたけど 事前に少し動いてみたところ、 「いつもと動きが同じです……!!」 「流石隊長!!」 と。何やら感動されてしまった。 僕も、そこまで動きが落ちている気はしなかったので この装備でも上手く戦えるだろうという自信はある。] (237) 2020/05/26(Tue) 1:07:47 |
【人】 部隊長 シュゼット[部下達はもう皆配置についていて、 皆には、今日の陣形や作戦はもう伝えてある。 皆、>>190ジルベールから配給された武器を装備済だ。 いつもの武器だけじゃなく。手榴弾を持てるだけ腰に下げ、 身体を守る防具も、軽くて丈夫な最新式。] ……大丈夫。僕は、シュゼットだ。 この先どうなろうと……今は、来る敵を倒す。 この世界の大事な人たちを、傷つけさせは、しない。 [あれから、数日。 なるべく寝るようにしていたからか、 色々と思い出したこともあれば、 今では、日中に頭痛が引くことはなくなってしまった。 幸いにも、急に意識が無くなることはなく、 ルークの手を借りる事態にはなっていない。 まだ怖さもあるけれど。それでも。 >>176ルークも信じてくれた、僕を、僕は信じる。 未だに頭痛は収まっていないけれど。 四六時中の頭痛と引き換えに、 得た記憶は、確かに僕を強くした。] (238) 2020/05/26(Tue) 1:11:30 |
【人】 部隊長 シュゼット[落ちてくる影は、見上げるほど巨大で。 複数の地響きは、大地を波打たせ。 金属同士が擦れるような咆哮が、空気をも揺らす。] (240) 2020/05/26(Tue) 1:19:27 |
【人】 部隊長 シュゼット 目標は、複数!! 皆、死角からの攻撃に注意しろ! 敵の攻撃行動を確認した者は、すぐに伝達を! [僕はそう叫ぶと、揺れる地面に負けぬよう、 脚に力を入れて、一気に蹴り上げ、加速する。 そして、一番近い機獣へと。 両手で握った大剣を、大きく振り上げた。]* (241) 2020/05/26(Tue) 1:20:05 |
【妖】 部隊長 シュゼット[この日は、相手が誰か、もうわかっているからか。 いつものように、日付から始まる日記ではなかった。 一ページに収めるには長すぎるその記述は、 一日分の夢を書いていたこれまでと違って、 ルークに会えなかった分にあった出来事から、 戦いの前に思うことまでを 全て、書き綴っているようだった。] ($1) 2020/05/26(Tue) 1:23:33 |
【妖】 部隊長 シュゼットルークへ 思い出した。僕は全て知っていたんだ。 機獣の大まかな構造は勿論、 どこを攻撃すれば相手の攻撃を、脚を、止められるか 通信機が何処についているのかも、全てだ。 機獣は毎回改良を重ねられているようだったから 最新式のものを相手するとなると、 僕の知識にあるものだけとは行かないだろう。 でも、知っているといないとでは、大違いだ。 この基地の皆の被害を抑えるには、 僕だけが知っているんじゃ、駄目なんだ。 ……危険だとは、わかっていた。 僕は、僕の知る全てを総司令に話してきた。 ($2) 2020/05/26(Tue) 1:26:34 |
【妖】 部隊長 シュゼット ―――僕がやっと思い出した過去があること。 そして、その過去は穴の向こうの世界のことだと。 そう話した瞬間。 部屋に居た直属の兵達に、一斉に銃を突き付けられた。 僕は、一瞬たじろいだけれど。 ここで引いちゃだめだと、自分に言い聞かせて。 総司令から、目を逸らさずにいたんだ。 『銃を下ろしてやれ。 私たちがずっと待ち望んでいた情報を この兎君は持ってきてくれたんだ。 もし、様子が少しでも変わっていたら、 すぐ始末せねばとは思っていたけどね。 ……その様子だと。少なくとも今は大丈夫だろう。』 総司令はそう言って、兵達の銃を下ろさせた。 そうして、僕の話を聞いてくれて。 そのすべての情報は、 今回の戦いに出る兵達全てに伝えられたんだ。 あの人の目的は>>173前線の死守。それは僕もそう思う。 だからこそ、総攻撃がある今は。 大きな戦力である僕を失うのは避けるだろうと思った。 僕のその賭けが当たって、本当によかった。 総司令と話していた時は頑張ったけど、 少しでも気を抜くと、逃げ出してしまいそうだった。 ……もしかしたら、総司令には。 僕の震える耳が見えていたかもだけれど。 ($3) 2020/05/26(Tue) 1:32:12 |
【妖】 部隊長 シュゼット そして……そう。 総司令に話してしまったことが、怖くて。 すぐルークに話してしまいたかったから、 どうしても後回しになってしまった。 今は、僕自身のことを話そうと思ってたんだった。 僕が思い出した、僕自身のこと。 一斉攻撃の前に、体力はつけておかないといけない。 ルークと別れてから、今日この日まで。 僕は毎日、よく寝ることを心掛けた。 相変わらず、寝て起きた後に残る頭痛は 僕の全てを持っていくようだったけれど。 大丈夫。僕はまだ、僕のままでいる。 僕はまだすべてを思い出したわけじゃないけれど あれから思い出したのは……二つだ。 一つ。敵から機獣を攻撃されたら守るよう言われ、 全て頭に叩き込んでおけと見せられた、 機獣たちの設計図面。 そして、二つめは。 僕の……名前についてだ。 ルークに名前を教えて貰った後、僕は思ったんだ。 僕の『シュゼット』という名前は、 いつつけて貰ったんだろうって。 知りたいっていう思いが僕の記憶を掘り起こしたのかな。 その夢を見たのは、そう思ってからすぐのことだったよ。 ($4) 2020/05/26(Tue) 1:35:12 |
【妖】 部隊長 シュゼット 僕の名前は、ルークも知っているだろう。 『シュゼット』は、記憶を無くした僕が 唯一覚えていた、僕自身の名だ。 でも、思い出した記憶によると、 僕は今ぐらいの背丈になるまで カプセルのようなもので育ったらしい。 その後、そこから出された後は、 命令を聞くことの大事さと、 戦闘の方法をみっちりと教えられた。 ……僕は、機獣と、同じ扱いを受けてたんだ。 名前も、見た目をそのまま。 "九号"と、呼ばれていたようだった。 それは名前なんかじゃなくて、 備品の識別番号のような響きだ。 ($5) 2020/05/26(Tue) 1:36:52 |
【妖】 部隊長 シュゼット でも、僕はそんな名前、覚えてなかった。 それよりも。僕は、他の全ての記憶を無くしても。 ずっと大事にしていた写真の裏に書いてあった 『シュゼット』という名前の方を覚えていたんだ。 写真に写っていた子供が書いたのだろう。 写真の裏には兎の絵と、名前が書いてあった。 写真の表を見返すと、笑っている人たちの側に、 一匹の、丸っこい兎が居た。 兎は、写真に写っている子供を守るように、 傍に寄り添って、 背中から耳まで真っすぐにして立っていた。 ―――僕も、こんな兎になりたい。 写真に写る一匹の兎が、 もう、とっくにこの世に居ない兎のことが 大事な人の笑顔を守っているような、兎が 僕はとても羨ましく、眩しく見えたんだ。 ($6) 2020/05/26(Tue) 1:38:58 |
【妖】 部隊長 シュゼット ……実は、機械のような僕にも夢があったらしい。 地上の、人が集まって生きている建物の外。 地上の人達を殺す物質に汚染され、 環境の変化も酷い外の世界の、どこかに。 まだ、生き物が生きていられる場所があって。 旅の途中で拾った写真のように、 今も幸せに生きている人が居るんじゃないかって。 旅を続けた僕はいつしか、 そういう人たちを見つけたいと思っていた。 僕の旅は、地上世界の人達が 安全に暮らせる土地を探す旅だったけれど いつしか、それだけじゃなくなっていた。 そして僕はその秘密を、穴に落ちる最後の最後まで 僕に命令する人たちに明かすことは無かった。 ($7) 2020/05/26(Tue) 1:41:18 |
【妖】 部隊長 シュゼット いつ話せるかわからないから 僕の考えを、文字にして伝えておくよ。 僕は、この総攻撃を耐えきっても、 地上との戦いが終わるとは思えないんだ。 かといって、通信機を使って交渉するにしても、 こちらは今まで防戦一方で、交渉材料も持ってない。 僕は、……このままじゃ、駄目だと思う。 だから、例えば。上に行くことができれば。 地上の人と話すことが出来れば、 何か、変えられるものもあるんじゃないかな。 それでね。上に行く方法。僕なりに考えてみた。 ジルベールに貰った携帯式対機銃弾発射器と、 僕の義手砲を連続、または同時に。 真下に向かって発射すれば。 反動であの大穴まで、飛び上がることはできないだろうか? ……勿論、義手砲は、気絶しないよう 威力をなんとか調整してみるさ。 もし上まで行けたらあとは、成るように成れ。だ。 ……ううん。無謀かなあ。 後で、ルークの考えも聞きたい。 ($9) 2020/05/26(Tue) 1:50:53 |
【妖】 部隊長 シュゼットさいごに。これだけ。 僕は、必ず生きて戻るから。 ルークは、最後まで僕を見守っていて欲しい。 今日の戦いが終わったら、すぐに会いに行く。 でも……ルークの居る場所には、敵は近づけさせないけれど もし、何かあったら。僕の名前を呼んで。 僕は耳がいいんだ。戦闘中だって、いつだって。 ルークの声は、絶対に聞き逃さないから。 ** ($10) 2020/05/26(Tue) 1:52:00 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a19) 2020/05/26(Tue) 1:55:35 |
【独】 部隊長 シュゼット/* これでもいっこ削ってこの長さなんですよね…それでこれなんですよ…(・x・)(・x・)(・x・)←何を削ったかはお口ミッフィーな顔 いやー、ルークの過去も兎さん聞きたいんだけどタイミングがな…!!でも聞きたいな…タイミングと時間あるかな…ww 過去話はこっちばかりになってしまったので、これは土下座案件である…。はー。ルーク可愛いよルーク。尻尾が見えてからの動きが可愛すぎてずっともふってたい(シュゼット君はずっともするとかそこまではしないけど) (-49) 2020/05/26(Tue) 2:01:58 |
【独】 部隊長 シュゼット/* ていうかそうだよ。どこかにスパイいるんじゃないの・・・??フラグのつもりなかったんだけど、ルークほんとにこれ危ないのでは・・・?? 総司令ーーー!!ルークを守ってあげて!!(僕は総司令を酷いやつ扱い散々しておいて、今更何を言っているんだ) (-50) 2020/05/26(Tue) 2:08:39 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a20) 2020/05/26(Tue) 3:02:27 |
【独】 部隊長 シュゼット/* うーむ、もう少し日記をわかりやすく書きたかったなぁ。夢の話から今の話への話題転換が唐突に見えるきがして気になる。。 (-51) 2020/05/26(Tue) 12:13:31 |
【独】 部隊長 シュゼット/* 相方と簡易メモで遊ぶの楽しいし、お互い寝てる姿がとてももふもふなのが可愛いよねと…!! しっぽまくらで寝るルークをもふりたい (-52) 2020/05/26(Tue) 12:14:54 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a24) 2020/05/27(Wed) 0:37:45 |
【独】 部隊長 シュゼット/* 横になったりしてもなんか体調おかしいな…?って思ったら普通に熱あったので寝ます。ルークはいつも場面進めてくれてありがとう。戦闘ロルめっちゃ書きたかったし、ルークのピンチに駆け付けられるのかどうかそのへんのロル書きたかったんだけどちょっと明日に…!! (-60) 2020/05/27(Wed) 0:42:58 |
【独】 部隊長 シュゼット/* ルークは多分、義足ってのもあってか早く歩けないし多分走れないんじゃないかなって思ってる。。。 あー!!駆けつけてあげたいよー!!シュゼットお前ならいける、頑張るんだ…!! (-61) 2020/05/27(Wed) 0:44:46 |
【独】 部隊長 シュゼット/* >>$13君のことは私が守りたい、って言ってくれるのほんと嬉しいな…!!身を呈して、ってことは能力的に難しくとも。バックアップは惜しみなくするし、危ないってわかってても、外壁からずっと見守ってくれてたし…!!! シュゼットも、外壁よりもっと内側にいて欲しい気持ちはあるんだけど、それよりも、居てくれる、ってことがとても嬉しいんだ。前に、医務室で話した時以上に、外壁に近づかせるものか!って強く思ってるから。多分、外壁に近づく敵がいたらすぐ気づけると思う。…うん。とりあえず気づくだけならいけそうだな。問題はすぐ前線を離れられるかで…!考えながら寝よう…!!! (-62) 2020/05/27(Wed) 0:49:40 |
【独】 部隊長 シュゼット/* あとはあれ>>$15「運び込まれたならその時点では出入口があったはず」これはシュゼットさん盲点でしたね(中身も) シュゼットが色々知ってるのか考えてみたけど、大穴から来たのはその通りなんだけど、必要最低限のことしか多分知らないから、普段穴がどうなってるのか知らないんだろうなぁ。 世界を旅してた時も、「地図渡すから、印のついてる場所が人の住める場所か見てこい」ってくらいしか聞いてなくて、そこに行くまでどんな場所かまで知らなかったんだと思う。 それで、予想外の物をいろいろ見たり感じたりして、少しずつ自我ができていった感じ。 (-63) 2020/05/27(Wed) 0:55:13 |
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