【独】 医者 サキ/* は〜〜〜〜お前と言うやつはどうしてこんなに筆が…遅………… 私の頭が悪すぎて拾えてる気がしないんよ……アルトさんの想定とがばってたら申し訳ない 遅いし(ほんと) (-4) 2022/06/11(Sat) 15:36:12 |
【独】 医者 サキ/* 毎度賢いものがかえってくるので、賢いものを返そうとするんですけど、かしこさがたりない 今回ソクラテスばっかりみてるんですけどね 嘘はいつまでも続かない みただけでかしこくなれるなら苦労は無いのだ すいを (-5) 2022/06/11(Sat) 15:41:24 |
【秘】 女子大生 マユミ → 医者 サキ[ 能ある鷹は爪を隠すとはよく言ったもので、 爪を秘めたまま終わり、 名の残らなかった英雄のなんと多い事か。 そもそも英雄譚なんて、その殆どが捏造でしょう? ] (-7) 2022/06/11(Sat) 20:38:12 |
【人】 医者 サキ[ 母を助けることが出来なかった。 形だけは一人前に医者になり ただ1人治すことの出来なかった 患者のことを、ずっと引きずっている。 希望は咲き終えた。 そうだな、きっと、花じゃなかったんだ。 土壌が腐って、内側から蝕まれて、枯れた。 この大地に木が植わることはもうない。 …ない、はずだ。 ] (37) 2022/06/12(Sun) 15:35:53 |
【人】 医者 サキ[ 俺はいつもアユミに聞いていた。 「二人とも元気にしてるか」と。 俺がマユミに聞くことはなかった。 「二人とも元気にしてるか」なんて。 ] (38) 2022/06/12(Sun) 15:36:26 |
【人】 医者 サキ[ 世間に死の烙印を押されたのは船越亜結実。 今ここで息をし話しているのは船越真結実。 俺が理解るのはそれだけだ。 傷を抉らないように、触れないように。 聞くことがなかったのは、聞けなかったのは、 隠れているほんとうなど知りたくはなかったから。 その命に優劣も望みもありはしないのに。 ] (39) 2022/06/12(Sun) 15:37:50 |
【人】 医者 サキうーん……まあ、 ほら、 個人経営の医者なんて忙しいしさ、 すぐフラれちゃうんだよ いいのいいの。 使って貰えた方がチケットも報われるだろ [ 歯切れ悪く、適当な理由を1つ述べる。 最後はけらけら、笑って受け取るのを眺めていた。 実際の理由なんて次男だから、 面倒な嫡男がいるから、 メリットが見合ってないから、 上げだしたらきりが無い。 ゆらり、心で黒いものがもやつく。 診療時間が終わりかけていることを指す 時計を見やると、また口角を上げた。 ] (40) 2022/06/12(Sun) 15:38:24 |
【人】 医者 サキおー、楽しみに待ってるよ 無理しないでな、お大事に。 [ 友達と行く、もお土産を買ってくる、も 消化されることがないとは、知らず。 ひらひら、手を振って見送った。 次に来た時だって、つけ込む気はなかったさ 今のまま、いてくれたのなら それでよかった。 想像するはずも無い。 日常は続かないだなんて、そんなこと。 ]** (41) 2022/06/12(Sun) 15:39:17 |
【人】 医者 サキ[ 今日も変わりなく、時間が過ぎていた。 お大事に 、と何万と言ってきたフレーズをまた1つ積み重ねる、日常。 そんな日常に薄くヒビが入ったのは、 次のカルテを持ってきた看護師が どうにも落ち着かない様子を見せたその時だった。 ] (71) 2022/06/12(Sun) 23:08:07 |
【人】 医者 サキそうしたら次の方を───… 何かありました? [ 尋ねれば、 「船越さんの娘さんなんですけど…」 と歯切れ悪くカルテを渡される。 船越真結実。ここ半年見てきた名だ。 半年前、久しぶりに持ってきた時だって こんなに驚いた様子はなかったのに。 …驚いているのは、それだけの何かがあったのか? 考えを纏めるのが精一杯、深く尋ねている暇はなく。 呼んできますと言って看護師は待合室へ出ていった。 少しして、入ってきた彼女の姿を見て。 俺は思わず、持っていたペンを床へと落とした。 ] (72) 2022/06/12(Sun) 23:09:49 |
【人】 医者 サキ ……っ ッ、! [ 形だけはこちらを向いているのに、 まるで掴めない遠くの何かを 見ているような、 虚 ろいの瞳。 しばらく、言葉が出なかった。 言葉になり損ねたものが なんで、 喉奥でつっかかって、押し返されて、 胃の腑に帰っていく。 どうして、 カラカラと、落ちたペンの回転する音が 虚しく時の進みを知らせていた。 ───俺はその瞳を、知っている。 同じだ。 …10年以上前、嫌という程見せつけられたそれと。 ] (73) 2022/06/12(Sun) 23:11:37 |
【人】 医者 サキ…とりあえず、こっちおいで。 座りな、…ね。 [ ただ手招きすればいい距離だというのに どことなく落ち着かなくて、立ち上がって。 この歳の子に話すには随分と幼い言葉を向けた。 歩く様子が無ければ近づいて誘導したけれど、 とにかく椅子につくまでは その様子をじわりと滲む目で見守って。 ] (74) 2022/06/12(Sun) 23:12:54 |
【人】 医者 サキ[ ───色濃い隈、…食欲不振か。 化粧で顔色は多少誤魔化せても、 若干痩けた顔の形までは隠しきれていない。 ……でも、内科の仕事じゃ、ないだろうな。 もし、この子の病気がOS*なら。 精神科…心療内科の仕事だ。 手が震える。声も。 俺の管轄じゃないと分かっているのに、 身近な人間であるという情が。 助けられるんじゃないかと、淡い希望が。 …見捨てられない。 ] (75) 2022/06/12(Sun) 23:15:10 |
【人】 医者 サキ……色々と聞きたいことはある、けど。 先に1つ、聞かせてほしいんだ 君は、……… "船越真結実"で、間違いないか? [ じ、と虚ろな瞳に焦点を合わせ、 あくまで、柔らかく。 震えている以外は、優しい声で、尋ねる。 これからの何もかもを、 分けてしまうのはきっとここだ。 ]** (76) 2022/06/12(Sun) 23:16:14 |
医者 サキは、メモを貼った。 (a2) 2022/06/12(Sun) 23:18:04 |
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