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【念】 エン[その答えがどちらだとしても、答えを半ば奪うかたちで唇を奪う。だって違うというのなら、その答えは聞きたくないから。 技巧なんて元からない、ぎゅうっと押し付けるだけの唇と無理やりねじ込んだ舌は受け入れられるのか。力任せに二人分の体をシーツに沈める] 一番だったら。条件は、満たすよ。だから (!5) 2021/04/06(Tue) 4:07:51 |
【秘】 ハチヤ → エンエン、おれでいいの? おれを選んでくれる? エンを知ってたハチヤより、おれを選んでくれる? おれは、おれだけがエンの旦那さんになりたい。 おれは記憶なんていらない、 記憶戻ったら、おれがおれでいられるかわからないもん。 [ねえ、おれを選んでくれる?ってもう一度おれは聞くんだ。 エンのことは抱きたいよ!したいよ!当たり前じゃん!お預けされっぱなしで翻弄されてたんだよ!! でも、このまま、エンとしちゃったら、悔しいけどエンが後悔しそうだし、おれが消えちゃったらエンを置いてくみたいですごい嫌だから。 その提案には乗れないんだ*] (-3) 2021/04/06(Tue) 9:47:40 |
【秘】 エン → ハチヤハチヤ。ハチヤ……俺、選べない… 今のハチヤも好きだよ。でも前のハチヤが消えるのは嫌なんだ…… 嫌だよ、消えるなよ、はちやぁ…ごめん、選べなくてごめん… 選べたらいいのに。俺を好きでいてくれるハチヤを選べたらいいけど、俺を好きじゃないハチヤでも好きなんだよ… [まとまりなく溢れる言葉は、多分本音だ。今のハチヤも今のハチヤも選べないけど、どちらかは、選ばなきゃいけないんだ*] (-4) 2021/04/06(Tue) 14:02:11 |
【秘】 ハチヤ → エン[おれの願いはエンを困らせるんだろうなって予想はしてたんだ。 でも、本当にエンが困ってるのを見ると、おれのことで悩んでくれるのは嬉しいけれど、少しツラいなっておもうんだ] ──…? [そうやって纏まりのなくこぼされたものを拾い集めていると。不思議な言葉が入ってきた。 『エンを好きじゃないハチヤ』って、どこがどうしてそうなっているんだろ? あれだけ所有権主張しまくった痕があったのに、当の番がそれって……ハチヤおまえ何したの?? でも、エンの言葉を聞く限り、おれが漬け込めそうなのはそこくらいしかないみたいだ。 おれはどうしたらいいのだろう] (-5) 2021/04/06(Tue) 14:34:42 |
【秘】 ハチヤ → エン[盛られてたから?なのかな。 でも、エンの言葉が正しいなら、エンが一番だってハチヤは言ってたんだよね] そこで嘘、つけるかなぁ…… [おれを選んでもらうための嘘よりも、好きの通じなさっぷりの方が気になって、ついついそちらに意識が向いてしまうんだ。 ポツリとこぼれた本音がどうとられるのかはわからないけど、こぼれてしまったものは戻らないから] (-6) 2021/04/06(Tue) 14:44:39 |
【秘】 ハチヤ → エン[しかし今はなによりエンのことだ。 なにがエンを焦らせてるんだろ?不安にさせてるんだろ。 原因はハチヤなんだろうけど、……おれ、どうしたらいいのかな] エン、あっちのハチヤが考えてることはわからないけど、 おれはエンが一番だよ。 あっちのハチヤが嘘つけるやつなのかもしれないけど、 きちんと条件を埋めてたんだよね?エンが一番だって。 一番だって信じられない? あっちのハチヤが旦那さんになっちゃったから、 おれがエンにあげられるもの………… [うんうん唸って考えてたら、 旦那さんの一番はあっちのハチヤだけど、お嫁さんの一番はおれがなればいいんじゃないかななんて、思い付いたんだ] おれがエンのお嫁さんになれば、 おれはエンが一番ってわかるのかな、おれがエンの一番になれるのかな。 [でも] (-7) 2021/04/06(Tue) 20:39:36 |
【秘】 ハチヤ → エンしちろのお嫁さんって、どうやって辞めればいいのかなぁ [エンのお嫁さんになったとして、鱗が消えるとは思わないし。 つまりおれはしちろのお嫁さんってことなんだけど……一夫多妻は聞いたことあるけど一妻多夫っていいのかな? どうなんだろう。 しちろのことをどう思ってるかって聞かれると、説明はちょっと難しいんだ。 好きなヤツだったし一緒にいて楽しかったし、おれよりでかいくせに世話が焼けるヤツだったけど、名前くれたりしたし、しちろのお陰でましな生活になったし。 しちろのごはんになるってときに、なんでかお嫁さんにされて、嫌じゃなかったけどびっくりして。 鱗が出来てそのお陰でしちろのごはんになっても死ななくなった。 好きなヤツだったし大事なヤツだったし、しちろの代わりには誰もなれないけど…… しちろをお嫁さんにしたいかって聞かれると違うなって思うから。 一番になりたいってのとは違うんだと思う。 説明は難しいけど、聞かれれば頑張って説明するよ!*] (-8) 2021/04/06(Tue) 20:52:49 |
【秘】 エン → ハチヤ ……嘘?あっちのハチヤも、嘘なんてつけないぞ? [あっちのハチヤとこっちのハチヤ、元を辿ればどちらもハチヤなのだから。感情も考えてることも全部出るのがハチヤである] あっちのハチヤも、俺が一番だって言ってた。でも、薬飲まされてたし…… それに、旦那さんがいたんだろ?生きてる中では俺が一番かもしれないけど、いつまで経っても一番にはなれないんじゃ [でもこっちのハチヤは俺が一番だって言う。じゃああっちのハチヤは?ぐるぐる考えてた、ところに] ハチヤが俺の嫁? (-9) 2021/04/06(Tue) 21:20:03 |
【秘】 エン → ハチヤ[迷走の挙句出てきた言葉に] …ハチヤぁ。俺、ハチヤが好きだよ。だから一番になりたい。 けど、ハチヤが今まで大事にしてきたもの、俺のせいで捨てさせたい訳じゃないんだよ。 [抱き合ったままの体勢で、ぎゅうと抱きしめる。温かい。しちろとの過去もあった上でのハチヤだから、そのハチヤも大事にしたい。なのに割り切れない。 話してくれるならば聞きたいと、複雑な感情もできる限り理解しよう。時折胸のもやもやが過ぎると口づけで中断させながら、なんとか頑張って聞こう] 恋愛っていうより、親愛……なのか…? [それは希望的観測なのだろうか] (-10) 2021/04/06(Tue) 21:21:52 |
【念】 エン[キスは好きだ。特にハチヤとするキスは胸があったかくなるから。 恨めし気な顔をするから、ちょっと笑ってしまった。だからひとつ教えてやろう、ほんとはキスはするよりされる方が好きだよ、ってね] ……っ!な……に、それ。 それ、お前、それを俺にしたいのか? 俺に、守られたい?それとも、俺と幸せになりたい? [あの時。薬に苦しんでたのに、あいつ俺にお嫁さんになってって言ったんだよ。そう思うと……なんか、とても、恥ずかしい*] (!10) 2021/04/06(Tue) 22:24:14 |
【秘】 ハチヤ → エン[燃える、燃える、部屋のなか。 視界の持ち主の腕の中、血の気のない少年が移っている。 なにも身に纏っていない体、下肢に向けた視線は一瞬で逸らされたのでその様子はわからない。 腕には視線を写せば抑えつけられていたのだろう手の痕と、真新しい注射痕があり、 晒し出された首から右胸を鱗が覆っていることから、失血の原因はそれなのだろうと窺える。 少年の顔にぱたぱたと水滴が落ちれば、少年はどこか焦点の合わない目あけて <cc></cc> 『やっぱ、り、来てくれた……しちろ、おれの、旦那さんだもんな……』 力なく笑ったのだ。 視界いっぱいに少年の肌と鱗が広がって、詳しい様子はわからないが『あいかわらず、泣き虫だなぁ』なんて、すぐ近くで飽きれ半分の少年の声がすることから、抱き締めたのだということはわかるだろう。 ──場面はそこで途切れない] (-11) 2021/04/06(Tue) 22:28:29 |
【秘】 ハチヤ → エン[燃えて燃える館の中、瓦礫は地下室を埋め立てて、崩れた壁と柱が部屋の間取りを示している。 眠ることもできないのだろう、検診衣を着せられた少年はぼんやりと辺りを見回している。 銃声がして、男の声がして、悲鳴が聞こえて、 ぱり、がり、となにか固いものを噛み砕く音がする。 赤く散らばる破片から、それが少年に生えていた鱗であることは想像に難くない。 やがて男は少年を、棚に隠れさせ、その胸に一枚の苻を押し付けた。 短い詠唱のあと、男は少年の目を閉じさせ口付けて、棚の扉を閉めたのだった。 それからしばらく視界はまっくらな棚のなか。 発砲音、なにかが崩れる音、なにかを打ち付ける音、悲鳴、男が檄を飛ばす声が聞こえてくるだけとなった。 ──場面はそこで途切れている] (-12) 2021/04/06(Tue) 22:39:48 |
【念】 エンん……ふ、ぁ… [荒々しく落とされるキスを受け入れる。やっぱりこいつとするキスは好きだなぁ] ふ。ふふ、それじゃお嫁さんじゃなくて、やっぱり旦那さんになるしかないんじゃないか? それに、一緒にいてお互いに幸せになるなら、どっちがお嫁さんだか分からないな? [そう、笑って意地悪を言ってやろう。それからもう一度の口づけをねだるように顎を持ち上げ唇を開いて──流れる映像に、目を見開いた*] (!13) 2021/04/06(Tue) 23:04:22 |
【念】 エン[また見えた] ──。 [微かに不安がよぎるけれどここにはハチヤがいるから。ちゅ、ちゅと音を立てて落とされるキスの合間、見せられる過去の愛情の残滓に一瞬泣きそうな顔をするけれど、強く手を握られて目線をハチヤに向け直す。励ますつもり、なのだろうか。ならば] ……もっと。キス…守って、くれるんだろう? [諦められないようにしてほしい*] (!14) 2021/04/06(Tue) 23:19:45 |
【秘】 ハチヤ → エン[流れた映像の最後の場所に見覚えがあるんだけど、それもつい最近というかついさっき。 あのときは視界がぼんやりしてて、ちゃんと見えるようになったときには廃墟だったからわからなかったけど。 今見たのは違ってた、きちんと見えたから、この屋敷とあの場所がそっくりだってこと…… おれにはわかっちゃったんだ*] (-13) 2021/04/06(Tue) 23:44:58 |
【念】 エンん。ん…… [ハチヤの唇が俺の唇に落ちる。 時折背中に回した指先がぴくりと動くのは、戸棚の外に飛び出したいのだろうか。 けれど唇は一度も離れず、角度を変えながら何度も食まれる。咀嚼音に合わせるように唇を動かすのは、偶然? 縋りつくみたいな腕は、俺が縋っているのかこいつが俺にしがみついているのか分からない。 ハチヤ、ハチヤ。ハチヤの名前を呼びたいけど、唇をぴたりと塞がれているから呼べないんだ] (!17) 2021/04/06(Tue) 23:58:58 |
【念】 エン[映像が終わると、唇がゆっくりと離れた。 覗き込んだこいつの顔は泣きそうな、いや泣いてるな。ハチヤの肩に顔を埋めてぎゅっと抱きしめてやる。今だけは、その涙が俺のためのものじゃなくても怒らないよ] ハチヤ……俺も、好きだよ。 [俺の人生にハチヤは不可欠なんだって、分かる*] (!18) 2021/04/07(Wed) 0:03:35 |
【念】 エン[たっぷり休んだおかげか、もう立って歩けるようになっていた] ハチヤ……ハチヤ。俺……鍵、探しに行きたい。 まだ選べないけど……考える為にも、見つけておきたい。使うかどうかは後で考えるとしてさ。ハチヤを選ぶにしても、ちゃんと考えてから決めたいんだ。 [ハチヤは命がけで守ってくれた旦那さんではなく、俺をずっと守ろうとしてくれた。その気持ちに応えたい気持ちはあるんだ。でも ハチヤは…今のハチヤではなくずっと一緒にいたハチヤ。あいつは俺を好きではないと思ってた。けど、あいつは、あいつも、ひょっとすると俺を好きだった?あいつは俺に旦那さんになれ、じゃなくて嫁になってと言ったんだ。嫁と旦那の定義が俺とは違うのだとしたら>>!9。 あれを、薬で苦しい中、どんな気持ちで言ったのか。それを聞いてみたい気がするんだ──*] (!19) 2021/04/07(Wed) 14:04:21 |
【念】 エン[ぱたりぱたりと手がシーツの上を辿る。その手をきゅっと握られて眉間に刻まれていた皺がゆるむ] …食べ、る…… [もごもごとはっきりしない声が漏れるものの起き上がる気配もなければ目も開かない。代わりにきゅうっと手を握り、自分の方へと引き寄せようとわずかに力が入った] おこ、して… [もごもごと呟いた声は聞き取れるぎりぎりである] (!21) 2021/04/08(Thu) 2:27:01 |
【念】 エン[いつもの調子でハチヤに体をぐいと持ち上げて起こしてもらって、しばらく小さく唸っているうちに目が覚めてきた。無意味にシーツにぺしりと八つ当たりをしていたら口にリンゴを放り込まれた。しゃくしゃくしゃく……と咀嚼音が響く] …………。 ……?? !!ハチヤ?! [あわあわと焦ってきちんと座り直した。完全に無意識だった。ハチヤはハチヤだけど、彼はいつものハチヤじゃなかった。というかこっちのハチヤは出会って間がないのに行動を読まれすぎではないだろうか] (!24) 2021/04/08(Thu) 2:42:42 |
【念】 エン うーん?たしか…記憶の鍵を探せ、って言ってたな。それで…………っ、な人の両手に握らせれば記憶は戻る、って。 ここ、そうなのか?俺は作りが分からないから、お前の記憶頼りになるけど。 [ちょっと言いにくい一言は誤魔化しつつ、いつかの声を思い出して伝えておく] 記憶……それっぽいな。じゃあ、まずはそこから探してみようぜ。なかったら金庫とか鍵箱とか適当に探していけばいいだろ。 ……それまでには、考えておく、から。 (!28) 2021/04/08(Thu) 3:23:48 |
【念】 エン………。 [なんかニコニコされてるんだが。なんかあったかいものを見守る目をされてるんだが?!ムカついたのでにこにこするハチヤの頬を引っ張っておいた。実際バレバレなのだろうが本人に向かって大切な人とか言いづらいんだし仕方ないだろう?!] あー。じゃあ一階なんだろうな。 ん?あっちのハチヤ? あいつは犬だな。なんか見えないのにめっちゃ尻尾と耳が見える。寮は同室だけど取ってる授業違うんだけど、遠くから見かけたら全力で走ってきて飛びついてくるし嬉しくなると人を持ち上げてぐるぐる回すんだよな。あれ目ぇ回んだよ。いくら言っても聞きゃしねーし。 料理美味いんだけど、材料に錬金術の材料使う。マンドラゴラの根っこできんぴら作ったりとか。ゴルゴンの蛇は結局から揚げになったんだったか……そんでたまーに腹壊してたりするな。気が付いたら妙な料理仲間ができてんだよ。なんか……プリンの見た目と質感を胸にそっくりにしようとしてる先輩とか…造血剤の味を改良するのに血道あげてるやつとか……まぁなんか楽しそうにしてるよ。 あとはたまに寂しくなるのか夜人のベッド潜り込んできて、目が覚めたらくっついて寝てたりするからびっくりする。 [思い出そうとするまでもなくぽろぽろと溢れてくるものを零す。なんせずっと一緒にいたのだから覚えていることはたくさんある。あとは、と考えかけて──エン君、と耳元で囁かれた声を思い出して、言葉が止まった] (!31) 2021/04/08(Thu) 9:43:53 |
【念】 エン[ ──エン君、エン君、すき。すきだよ なんで今思い出したんだ。あの夜俺を抱きながら、あいつはずっとそんなことばっかり言っていた。薬に浮かされているものだと思っていたけれど……あれは、本心なのだろうか。 必死で俺にしがみつく腕は、それでも必死で俺を傷つけないように抑えていた。もういいって言ってるのに、辛いだろうに俺が怪我しないよう丁寧に溶かされて。記憶が飛ぶほど、一回ずつが長いのに何度も何度も──] ……っ、そ、れ、くらいだよ!!!覚えてるのなんて!!!ほら、行くぞ!!! [赤くなった顔を隠すように立ち上がったけど、こいつ俺の顔をずっと見てくるからきっとバレている気がする。思い出しついでに自分もあの時必死で、俺も、なんて言ってたのを思い出した。俺も好き、もっと俺を好きになって、ってなんだよ俺。思えばそれで激化した覚えがあるからもっとの部分しか聞こえてなかったのかもしれない。この場合は両成敗?いや俺はちゃんと言ったから悪いのはあいつだ。 必死で顔を見られないように部屋を飛び出してズカズカ歩いたら、道を訂正された。けど、そっち向くのはまだしばらく勘弁してほしい*] (!32) 2021/04/08(Thu) 9:47:41 |
【秘】 ハチヤ → エン[棚に触れた瞬間に、記憶を見せ続けたハチヤが大事にしていたものの、ある男の形見でもあるものの、 最後の魔術が動き出し、ある情景を写すだろう] [明ける明ける夜の闇、わずかに白んだ山向こうを睨み付け、 男は棚を背にしたまま、大きく大きく息を吐く。 何度も再生しては切り落とされ、歪な形になってしまった右脚と、槍か杭かはわからないが、棒状の金属で床に縫い止められた左脚と左肩を見れば、 男が棚の方を向かないのではなく向けないのだということはわかるだろう] ──あー…、くそ、しくった。 最後に声ぐらい聞きたかったな。 なんで、眠らせたんだ俺。 ハチヤ、なあ、お前さ……わかってなかっただろ。 わかってなかったよなぁ ……はぁ、あー、愛だの恋だのきっちり教えてから、 あらためて惚れさすつもりだったのになぁ。 ハチヤ、実は起きてたり…………しないよなぁ ごめんなハチヤ。 ずっと傍にいる、鱗をなんとかしてやる、外に出してやる…… 一個しか守れないわ。ごめんな、本当にごめん。 ……………… [夜明けのときが近づいて、それでも男は動けない。 男は己の天敵を、それのひとつが太陽であると正しく理解しているのから] (-24) 2021/04/08(Thu) 23:37:54 |
【秘】 ハチヤ → エン[だから男は上を向く。 両腕はもう動かせないのだ、泣けてくるこの状況拭うことなどできないから] お前さ、お前は本当にいいやつだし、その…… まあ、なんだ、お前そのうち新しい旦那とかできそうなんだよなぁ……ぶっちゃけ嫌だわ、渡したくない。 でも俺死ぬんだよな…居なくなるなら縛りたくないよな…… いい感じに奇跡とか起きないかな……起きないよなぁ…… 参ったな、未練しかない…… [やがて夜明けがやって来て、場面はそこで途切れてしまった] (-25) 2021/04/08(Thu) 23:46:50 |
【秘】 ハチヤ → エン[ 棚の中、彼の番はその言葉を聞くことはなかったが、番に預けた魔術符は彼の言葉を聞き続けていたから。 未練混じりの言葉は呪となって、符の朱に混じってしまったのだった。 ] (-26) 2021/04/08(Thu) 23:50:22 |
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