【人】 羽井 有徒── BAR ── [乾杯、って同じようにグラスを掲げる。 濡らすように唇を付けて少しだけ喉を潤す。] ……ウマイな…… [酒か、口がか、その両方か。 真由美が「待ってた」と言えばそれだけでその気になる男もいるだろう。もちろん自分だってそう言われて嬉しくならないはずはない。] (441) 2020/07/31(Fri) 19:14:31 |
【人】 羽井 有徒[─── 聞きたいこと。 何だろうか、乗馬、のことではなさそうだし、彼女の興味を惹くようなことがあっただろうか。 思い当たる節もなく。] ハネイ ユウト、32歳 バツなし、子なし、コイビトなし 飲食経営、趣味はビリヤードと乗馬 女の好みは──… [だから多分一番違うであろう答えを並べていった。 だけど。 真由美の顔から綺麗な笑顔が消えていて、じっとこちらを覗き込むその瞳に口を噤んだ。] (442) 2020/07/31(Fri) 19:15:05 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── ………怯える? [視線は真っ直ぐに交わったまま。 その瞳に吸い込まれそうになりながら、その言葉に瞳が揺れそうになる。] 俺が………? [口を突いたのは答えではなく疑問。] 怯えてなんか、 ……いないさ、何にもな。 [目蓋が降りて真由美の視線を遮る。 それが何よりも、自分の答えが嘘であると雄弁に語っているというのに。]* (446) 2020/07/31(Fri) 19:34:55 |
【人】 羽井 有徒── 遊技室 ── [マスワリでもなければ先行を渡したところで大した差にはならない。] どうぞ。 [たまにブレイクショットで9ボールが入ることもあるが、稀中の稀。第一、そんな運が味方するならそのゲームは負けを認めてもいい。] 簡単にはうまくいかないから、 技があって、練習をする、なんでもな。 [ガコンと強い音を立てて1番ボールがポケットに消えた。] (447) 2020/07/31(Fri) 19:35:15 |
【人】 羽井 有徒[そこからは順調にボールを入れていく。 それでも僅かなミスもあって、ハナに順番を明け渡すこともあった。 そうそうノーミスで勝てるほど簡単には行かない。 そして、もう一度こちらの番になる。 狙うのは7番ボール。 だけどそこでハナが話しかけてきた。それはキューがボールを捉える瞬間だった。 白球が7番ボールの側面を叩いてその軌道はポケットとは大きく外れていく。] ………人のデートに割り込む趣味はないな。 [シュルシュルと回転をかけて7番ボールはクッションを叩き、さらに軌道を変えて黄色のボールを叩いた。 それ──つまり9番ボールはそのままポケットに吸い込まれる。] (448) 2020/07/31(Fri) 19:35:43 |
【人】 羽井 有徒まずは俺の1勝だな。 [ハンデはやっても手を抜くつもりはない。 大人げないと言われようと、素人相手でも、プロが相手でも、勝負事なら絶対に。]* (449) 2020/07/31(Fri) 19:36:02 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── [それなら、欲しいと思っても掴めないのは準備ができていないということなのか。まだ何か準備が必要なのか。 わからない。 だとしたらそれは。 本当に欲しがっていると言えるのだろうか。 考え込みそうになる頭に、不意の誘い。] ………プール? [小さな驚きに目を開ければ、そこには明るい笑顔。 一瞬だけ肩のことが気になったが。] ああ、いいよ。 [その笑顔には抗えそうにない。]* (469) 2020/07/31(Fri) 21:29:50 |
【人】 羽井 有徒── 遊技室 ── [ハナの大きなガッツポーズ。 それを目を細めて眩しそうに眺める。 いつかの光景、一球一球に一喜一憂していた。] まだ1球……だろ? [さっきのハナを真似て皮肉る。 でも、きっとそう言った自分の顔は楽しそうに笑っていた。] ああ、決まってる。 じゃないと、 ……勝負しようなんて思わないだろ? [サングラスの奥から鋭い双眸がハナを射抜くように見つめていた。] (475) 2020/07/31(Fri) 21:51:18 |
【人】 羽井 有徒[センスがある。 その一言で片付けることはできる。 だけど、それだけじゃない。 まだ二度目。 なのに、これだけの実力差を前にしているのに。 “本気で勝とうとしている“ それはどんな場面でも、どんな条件でも、勝負において最も大切なもの。] (476) 2020/07/31(Fri) 21:51:41 |
【人】 羽井 有徒── BAR ── わかった、それじゃプールで。 [─── 何だろうな。 もちろん嫌じゃない、嫌だと思わない。 それは本当は単純なこと。] 水着姿、……楽しみだ。 [ニっと笑って、グラスに残る黄色の花を飲み干した。] (483) 2020/07/31(Fri) 22:25:11 |
【人】 羽井 有徒── 上階のプール ── [上階にある屋内プール。 天井はガラス張りで夜には月と星が見える。 それと、ナイトプールと違って派手なライトアップはないが控えめな照明がまた違ったムードを作り出していた。] ……何でまたプールなんだ? [蛍の沢も今日のプールも。 嫌いじゃないけど、その意図は時々わからない。 (わからない?) 考えることをやめて、ハーフパンツ型の水着にパーカーを羽織って彼女を探した。]* (484) 2020/07/31(Fri) 22:26:30 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a125) 2020/07/31(Fri) 22:39:19 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 (a126) 2020/07/31(Fri) 22:39:41 |
【人】 羽井 有徒── プール ── [─── 何で、そんなに。 その笑顔が綺麗だと思った、その笑顔が怖かった。] そ、いいところだろ? ちょっと今日は、肩を痛めて泳げないけど。 [ゆっくりとした足取りで真由美の元へ。] (500) 2020/07/31(Fri) 23:07:07 |
【人】 羽井 有徒昔、捨てたものとかさ。 昔、逃げ出した奴が。 自分より幸せそうにしてたら。 [それはただの嫉妬。 ずっと走り続けてきたのに満たされない。 乾きと焦燥感はずっと大きくなっていくのに。] 今の自分はなんだろうってな。 [だから認められない。 認めれば自分で自分を否定してしまいそうで。] (501) 2020/07/31(Fri) 23:07:47 |
【人】 羽井 有徒ほんと………嫌な女だな。 [これでもいつもは頼れる羽井さんなのに。 大人で、金もあって、余裕があって、格好良くて、なんでもできて……いや、ちょっと盛りすぎた。 でも、そういうところだけ見ていてくれればいいのに。] あとは、何を聞きたい? [もっと深い事情があると思った? もっと何か幼少の頃のトラウマとか、もっとドラマチックな過去を引き摺ってるとか思った? 残念、全然大したことじゃない。]* (502) 2020/07/31(Fri) 23:09:18 |
【人】 羽井 有徒── 遊技室 ── ………できてたまるか。 [ちょっと一瞬ほんの少し微妙に驚いたけど、気を取り直して次の一球を見定める。 台に腰を掛けて斜めに構える。 片足のつま先だけを床に付けて、右手でブリッジを作って痛めた左手でキューを構えた。 目を瞑れば軌跡がハッキリと見える。 入れれば勝ち、外せば負け、これはそういう一撞きだ。] 俺は、笑った顔以外も見たいけどな。 [真剣な顔とか、怒った顔とか、泣き顔はあまり見たくないかもしれないけど、たまにはそういう顔も見せてほしいと思う。 そう、思ってしまっている。 だけど、やっぱり。] 俺も彼女の笑顔が──── [痛みを堪えて左手を引いて、見定めた先へと伸ばす。] (518) 2020/07/31(Fri) 23:38:46 |
【人】 羽井 有徒── プール ── それを聞くかよ。 [聞きたいことを尋ねれば、もしかしたらそう聞いてくるかもしれないって予想の中に無かったわけじゃない。 こういうのもまた、息が合うって言っていいのだろうか。] あんまり。 自分から言ったことないんだけどな。 [でも仕方ない。 その笑顔には抗えないから。] ああ、──── (520) 2020/07/31(Fri) 23:40:02 |
【独】 羽井 有徒/* 雅もったいないなーー!! もうちょっと雅に うわき 絡みたかったけどね。行こうかなーどうしようかなーって迷ってたときもありました。 でも羽井さんが、真由美好きって言うんだよ。 仕方ない。 (-300) 2020/07/31(Fri) 23:52:51 |
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