![]() | 【人】 黒羽 咲夜これ、うちでも作れると思うから、 今度作ってあげるね。 普段学校終わってから両親帰ってくるまで、 時間あるから。 [うちで普段使ってる粉は、水で溶けばいいだけの ミックスだけど、調べたらこういうのできそう。] そんな手の込んだものじゃなかったら、 他にも作れるよ、あたし。 気に入ったのあったら、教えて? [うちでは夕食作るのは当番制だから、 あたしはそれなり自炊もできるのです。 進学先によっては一人暮らしになるから その時困らないように、って方針で。 あたしの志望校で指定校推薦もとれそうなとこ、 ちょっとうちから離れてるから。 食べながらそんな話もして、 ……一人暮らし、したいなって思った。*] (0) 2025/04/26(Sat) 23:21:02 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[濃厚な朝の一幕を終えれば、 彼女が俺の誕生日を祝ってくれるなんて話になって。>>2:28 ようこそ、なんて言われるとくすぐったいが 勿論悪い気はしない。 歓迎会、と言われると、 たった一人に歓迎される会もいいな、と笑みを深めた。 他の夢魔はどうなのか知らないが、 俺には誕生日を祝う習慣も祝われる習慣もなかったから、 勿論初めての事だった。 夢の中では基本的に俺が主導権を持つから、 好きな子が自分で選んだ服を俺に見せに来るなんてのも 初めての経験で。 しかもそれが似合っていてかわいいなんて、最高だった。 世辞もなく率直に褒めたら、 彼女から歯切れ悪く返事が返った。>>2:29 それもかわいくて。 唇に引き寄せられた俺は、そのリップが何と言われて売られているかなんて、知る由もなく] (1) 2025/04/27(Sun) 0:41:23 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[ヘルシーな肌見せにも勿論目が行って、 探した訳でもなかったが肌の色が薄っすら違うところを見付け、指で指摘すれば、彼女から「ばか」って言われる。 いかにも恋人らしいやり取りじゃないか?と思ったし その後の彼女の、肩を隠すとも違った仕草にも 俺は満足してしまった。 咲夜とデートできて嬉しいって伝えたら、 あたしも、と返って来てシンプルに嬉しくなる。 こっちでは初デートだと言われ>>2:30、 そういやそうだな、と微笑む。 長い生を生きてきたが、 これからはきっと初めての事だらけだ。 それらすべてが咲夜と一緒に経験できると思うと、 心が弾む様な感覚だ。 それに、夢の中でしか手に入らなかった 現実に生きる咲夜も、目の前にいる。 これからの生は夢の様だけど、夢じゃないんだ] (2) 2025/04/27(Sun) 0:42:40 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[――そうして一旦は彼女の部屋で分かれた俺達だが、 駅前の広場で再び合流した。 魔界に一瞬戻った際に同胞に会えば、 「今からデートなんだ」ってうきうきした顔で伝えただろう。 実際に彼女の前に現れた時は 落ち着いた大人の男を装って現れたけど。 でも別に彼女の前で自分を出してない訳じゃない。 男は好きな女の前では格好よくありたいものなだけなんだ。 遠目に彼女と目線が合った時>>2:31も、 ああ、色んな人間がいるけど、 やっぱり咲夜が一番かわいい、って思ったけど。 彼女が俺に見惚れていたとは、気付かず] 待ってない? そっか、はは。 [彼女の方からも歩み寄ってきてくれて>>2:32 そのほんのちょっとの行動が嬉しかった。 でも変に敬語で返されて思わず笑った。 どうした?って思ってたら、] (3) 2025/04/27(Sun) 0:43:31 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[店内は賑わいすぎず、淋し気な雰囲気でもなかった。 初デートに丁度いい、といった感じでゆっくりできて、 天も俺たちに味方している、と言っても過言ではなかった。 咲夜の真似をして色んな物を少しずつ更に乗せ、 咲夜のおすすめを乗せてもらっては、喜んだ] ふふ、ありがとう。 [彼女から誕生日を祝われ>>2:34、 はにかみながら二つのグラスを鳴らした。 飲み物は、咲夜の真似をして炭酸水。 口に入れると弾ける刺激があったが、 これは似たものが魔界にあったな、と思って 何だか懐かしい気持ちで味わった。 食事をする彼女を盗み見しつつ、 デザートであるワッフルから口をつけてしまったが、 これがまた美味しくて、 (一口サイズだが)一口で気に入ってしまった] (5) 2025/04/27(Sun) 0:51:04 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[美味しいって伝えたら、咲夜も好きだって。>>2:35 よかった、って、味覚が合う事に何だ嬉しくなって 人間の恋人たちがよくやっているあーん♡を試みた。 従順に口を開いてくれる様と 上品な食べ方に見惚れていたら、甘い、って呟きが耳に入る。 それを表面的に受け取って] ね、甘くて美味しいよね。 [と俺は笑ったけど、 うちでも作れる、とか、あまつ作ってあげる、と言われ>>0 俺は「えっ!」と声を上げた] ええ、嬉しい…… 食べたい、咲夜のコレ。 [まだ名前も知らない、でもお気に入りになったこの食べ物。 咲夜が作ってくれるなんて、聞いただけで嬉しくて堪らない。 鏡で覗き見していた生活の一部で、料理を作っているのは見ていたが、その時は俺の為に作ってくれる日が来るなんて 想像もしていなかったものだから] (6) 2025/04/27(Sun) 0:56:47 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[他にこれも美味しい、と言ったのはシソとトマトだった。 「これも作れるの?」と聞けば 作るの意味がちょっと違っただろう。 夢の中で作り出した赤い実――苺も食べてみたが、 思ったより甘酸っぱくて驚いた。 食事の途中に、咲夜の服についても触れる] そういう服の露出は平気なのに、 俺が用意したワンピースは恥ずかしかったの? [夢の中で初めに咲夜に着せたワンピ―ス…… 同じ様に肩が出ているが、胸元が空いていた純白のそれを 咲夜は恥ずかしがっていた。 何が違うんだろう、と疑問を投げて。 答えを教えてもらえてもそうでなくても、] ねえ、服も見に行きたいな。 俺、まだ買ってはあげられないけど…… [と、ちょっと悔しそうに眉を下げるが、 ウィンドウショッピングという文化もあるらしいじゃないか。 そういうのでも咲夜となら楽しいかな、って。 あと、夢の中なら、自由に着せてあげられるしね。**] (7) 2025/04/27(Sun) 1:01:29 |
夢魔 イルシオンは、メモを貼った。 ![]() (a1) 2025/04/27(Sun) 1:15:06 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[少女漫画の“胸が苦しい”って比喩かと思ってたけど、 このひとと居ると、リアルに、胸が苦しくなる。] ……いくらでも作ったげる。 今作れないものは、練習する、から。 何でもゆってみて? [さりげなく胸を抑えながら、これはワッフルで、 こっちが…って、イルシオンの反応が良かった物の 名前を教える。逆に苦手なのかなって思った物は、 心のメモに書き留めながら。 甘いものも平気なんだ、今度スイーツも一緒に 食べに行きたいなぁってメモが増えていく。 嫌いなひとも多いけど、あたしもトマトもシソも好き。 どっちの意味?って思いながら>>7 「うん。うちの庭で、種から作ろっか?」ってまとめて 答えた。栽培も調理も、そんな難しくないし。] (9) 2025/04/27(Sun) 2:18:37 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[自分の皿に盛ったフルーツサラダの苺が目に止まって、 ふふっと含み笑いをして、フォークを刺した。>>6 ほんの数日前の苺畑の記憶が、もう懐かしい。 急速に深まってるからかなぁ、関係が。] …はい? あーん♡ [真っ赤に熟れたのを選んで、 頬杖突いて小首を傾げて、イルシオンの口元に運ぶ。 なんか。このひとといちゃいちゃするの、 すっごく自然。 それも前からか、と思って、自分の口にも ころんと苺を迎え入れる。 本物は予想してた味と違ったみたいで、 驚いた顔してるのに目を細めた。 やっぱりあの苺畑の苺も、食べてみれば良かった。 次の機会があったら、その時は、きっと。 2人で食べた、この味がするんだろう。] (10) 2025/04/27(Sun) 2:29:18 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[あと。 未来のお嫁さん……? ついそこまで考えて、んん、と小さく唸って、 フォークの先で苺のタルトを突く。 待ってあたし、気が早い。 でもでもなんか、醸し出す空気が、こう。 甘酸っぱくてくすぐったいのに、 前からこうしてたみたいに、落ち着くんだもん。 あたしはあたしらしくしてるのに、 ちょっと違う自分の一面も見つけてくきもち。 受験は今のままならスムーズに行きそうだし、 大学行って一人暮らし始めたら、 気兼ねなく泊まってもらえていいだろうな。 イルシオンの身体も大丈夫そうなら、 ……半同棲、とか。しやすいよね? イルシオンのベースは魔界って前提が まだ抜けきってないあたしには、 二人暮らしって所まで一歩考えが及ばなかったけど。 ふわふわ浮かれた気持ちを抱えたまま、 最後の一口まで美味しく、 イルシオンとの初めての食事を楽しんだ。>>8] (13) 2025/04/27(Sun) 3:10:44 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[ごはんを食べ終えて服飾フロアに向かいながら、 緩く手を繋いでモールの中をぷらぷらする。 ミュールは履き慣れてるから、歩くのも 全然へーきで、足取りも弾む。 繋いだ手を時々ゆらゆら揺すって、 隣の彼氏に、ご機嫌を伝える。 CD屋さんの前を通り過ぎようとした時、 何かのタイアップなのか、店内のポスターが目を惹いた。] あ、ラース・エリクソンだ。 この写真も、かっこいー。 前話した同じクラスの響くん、覚えてる? 響くんがすごい好きなバンドなんだって。 [ピロートークで前に話したクラスメイトのことを 持ち出して、ふと気づく。 その時はイルシオン、何でもないような顔して 聞いてたけど。 響くんに関わる、もっと重要情報が つい最近アップデートされたんだった。] (14) 2025/04/27(Sun) 3:14:20 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜もしかして──…… ってゆうか、もしかしなくても。 響くんのとこにいるのって、イルシオンのお友達だよね? [響くんがウィーンに転校するって大ニュースを、 本人からも聞いた日に。 響くんの“友達より大事なひと”が夢魔だって、 教えてもらってたんだった。 こんな近場で同時にってことは、絶対知り合いだと思う。 そんな話を聞かせてもらいながら、軽く店内を見て回る。 「そういえば、そっちの世界に音楽ってあるの?」とか 尋ねつつ、試聴用のヘッドホンを手に取った。 この曲いいよ、ってイルシオンにもつけてあげたりして。 ノリの良いアップテンポな曲と、切ないメロウな曲が、 あたしは好き。] (15) 2025/04/27(Sun) 3:18:18 |
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