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【墓】 瑞野 那岐[俯く表情を掬うように彼の目が下から覗き込む。 蕩けた顔でキスを送られてしまえば、 先は途切てしまって、目を細めて口付けを受け、] ……ん、……ン、っ…… ……は、ぁ……、 [上がる息を落ち着かせるように撫でる手が温かい。 ちゅ、ちゅ、と触れるだけのキスを数度交わして、離れ。] (+84) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 0:31:05 |
【墓】 瑞野 那岐[もう少し余韻を楽しみたい気持ちは、 同じ、だったけど。] ……っ、っくしゅ……、 [ぶる、と身震いを起こし、咄嗟にくしゃみを手で抑え込む。 しとりと濡れたパジャマは肌に張り付いたまま、 それ以外には裸の状態で、洗い場に居続けたせいか 微かに冷えも覚え始めて。**] (+85) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 0:32:00 |
【墓】 瑞野 那岐大丈夫……、って、……ぁ ……はい、…… [手を差し出されたら、パジャマを解いて 彼に預けて、見上げた。 冷えたのは彼も同じはずだろうに。 なんだか申し訳無さが立ってしまった。 一度外に出るという彼から、 洗う場所の指定をされて、ようやく合点がいく。 先程の言葉を気にかけてくれているのだろう。 それは、自身のわがままからではあったけれど、 扉を締めて外に出ていく後ろ姿を見ている間、 一度追い出してしまう形になるのは忍びなくて、 少し眉尻が下がってしまった。] (+89) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 15:12:12 |
【墓】 瑞野 那岐[気遣ってくれた時間を無駄にするわけにも行かず、 シャワーを浴びて、一人で事後処理を済ませる。 つぷりと指を埋め込んで、掻き出せば どろりと中に溜まった白濁が溢れてくる。] ……っ、ふ……ぅ、…… [自身の手ではやはり感覚が違う。 彼が感じた証を掻き出してしまうのは少し 惜しい気持ちはしたけれど、そのままというわけにもいかない。] (+90) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 15:12:30 |
【墓】 瑞野 那岐[掻き出した指に絡む粘りのある白濁を眺め、 は、と小さく息を零し。] ……女だったらな、 [と、ぽつりと柄にもないことを呟いた。 性別が違えば、彼の子だって宿せたかもしれない。 自身の性別が嫌になったことなどないけれど。 こうして身体を気遣われたり、彼の遠慮が見える度 男女との恋愛とは違うのだと思う時がある。] (+91) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 15:13:03 |
【墓】 瑞野 那岐[それすらも、受け入れて付き合うと決めたのに。 身体にシャワーをかけて汚れを落とし、 粘ついた手も、下肢も洗い流す。 泡を付けて身体も軽く洗い流した後、 彼の声が聞こえた。 手にはペットボトルまで用意してある。] あ、ありがとうございます。 えっと、水もいただきます、けど……、 (+92) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 15:13:35 |
【墓】 瑞野 那岐……一緒に浸かりませんか。 景斗さんも、身体冷めたでしょう? [洗う用意を始めている姿にそう返しつつ、 汚れが湯船に浮くのが嫌だと言うなら 先に身体を洗い流すつもりで。**] (+93) milkxxxx 2024/01/07(Sun) 15:13:59 |
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