テンガンは、地獄絵図に困惑している。 (a49) 2021/07/02(Fri) 8:10:45 |
【人】 ボディガード テンガン>>70 カウス 「不思議なものだ、 砦を護るだけが取り柄だというのに、 砦そのものと同等の扱いを受けるなど」 涼しい顔をして受け流す。 だが白煙に透ける顔は、堅いながらも、 どこか勘弁願いたい、という風ではあった。 「一応の事、船の従業員とはいえ、 業務外では客としての権利は貰ってますが。 どちらにせよ、用があるなら いつでも承りますよ。 ”開錠”を試すのはお勧めしませんがね」 (85) 2021/07/02(Fri) 8:23:50 |
【神】 ボディガード テンガン重い前髪から覗く左眼は、 朝食の席で見た姿を捉えると、 ほんの少しだけ柔らかく孤を描いて…… だが、直ぐに踊り子の警護に意識を戻した。 (G9) 2021/07/02(Fri) 8:34:08 |
【人】 ボディガード テンガン「なるほど、このパイの所為か。大袈裟な」 にしては様子が色々おかしいことに気が付いていない。 鈍感な警備員だ!仕事モードに入らない! (101) 2021/07/02(Fri) 8:58:33 |
テンガンは、それとなくパイに手を出した。いけた。 (a66) 2021/07/02(Fri) 9:16:15 |
【人】 ボディガード テンガン「……?」 食べた。かなり辛いが、食べられないという訳ではない。 このパイが惨状を生んだとはとても思えなかった。 「人払いはしておくか…… 取り押さえるにしても、こう、異様だ。」 そう言って辺りを見渡す。 (106) 2021/07/02(Fri) 9:19:05 |
テンガンは、一部の客たちの反応が、妙に気になった。 (a67) 2021/07/02(Fri) 9:20:21 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「お気に召している様なら結構。 ただ趣味が悪いとだけは言っておく。 ……だが、実際そうなんだろう。 この船からは悪意や害意が感じられるわけじゃない……あるのは、その極めて煮詰められた“趣味の悪さ”だ」 難儀な、と言葉を漏らして足を組む。 そのような趣向に理解こそ示すものの、 自分の身に向けられるとなれば話は別だ。 別に綺麗な訳でもない貞操の一つや二つ、特に惜しいというわけではないのだが…… 「諜報か。概ね予想通りだ。 下手な綺麗事より信頼できると言えよう。 ……俺も似たようなものだ。 警備員として派遣されつつも、本業は“警察官”でな。船の噂の真偽を確かめに来た」 「だがウチの御偉いさんがこの船の常連だ、という調べもついている。万が一があれば言う通り、この身なんぞ簡単に揉み消されるだろうよ」 (-95) 2021/07/02(Fri) 11:36:08 |
【人】 ボディガード テンガン夜。 業務が終わり、従業員から交代を言い渡されて。 身に余るスイートルームに戻る気には、 どうしてもなれなかったので、プールの方へ。 更衣室で堅苦しいスーツのベルトを抜いて、ズボンを脱ぎ、下着に手をかけて──盗撮でもされてたら癪だな、と思いつつ、それも脱ぎ、身体にぴったりと張り付く水着を履く。 ジャケットとシャツのボタンをぼんやりと外して、籠に放り込み、プールサイドへ出る。 「……さて、泳ぐか」 遊びと鍛錬を兼ねて。 月明かりを抱き、揺らめく水面に足を踏み入れた。 (142) 2021/07/02(Fri) 23:17:01 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「俺が否定すると、 その旧友のことも否定することになるわけか。 そいつはいただけないな」 皮肉気な表情で、僅かに口角を上げる。 どこか懐かしい気持ちになれたのは同じで、 久々にリラックスというものを感じた。 「ああ、居たと言えば居たな。 まだ青臭い正義感を持ってた時の話だ。 今はもう、そんなもの無いと知ってしまった。 退廃的になってしまったのかもな」 「よくある話。そうだな、 ドラマか何かで呆れるほど見てきた。 凡庸なストーリーだ」 (-204) 2021/07/03(Sat) 0:37:59 |
【神】 ボディガード テンガン他の従業員たち、仮面をつけた、 ”主役を引き立たせる”ためのまた別の踊り子などを見て、 異常無しとみてとるや否や、ふう、と息を吐く。 「お疲れ様です。 踊りには詳しいわけではありませんが…… 自分の仕事があるから、 貴方に気持ちよく踊ってもらい、 観客がそれを楽しむという流れの一助になれてると思うと、 やはり感慨深いものがありますね」 (G12) 2021/07/03(Sat) 0:50:27 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「……そうだな、一杯呑もうか」 朝食の場である婦人に言った通り、 特に好き嫌いがあるわけではない。 部屋にある酒が全て辛い味わいだったとしても、 きっと文句ひとつ言わずに味わうだろう。 「俺が警察官となった時、 同期に世話焼きな女と、熱血漢とでも言うべき男がいて。 特に面白味もなく、知り合い、親しくなり、三人組と呼ばれるまでの関係になった。 共に切磋琢磨し、休みの日も頻繁に会い、 そう。何の変哲もない、穏やかな関係」 「だが、二、三年ほど経った日。 彼らは軽い交際の後、 結婚を心に決めたことを俺に伝えてきた。」 進む思い出話に、左眼はどこか遠い方を見て。 「職場で特に仲の良かった二人が、 婚約……思うことも色々あった。 柄にもなく、様々な感情が沸き上がったさ。 でも、二人とも間違いなく幸せになってくれる、そんな信頼があった。だから最後は心から祝福できた」 (-239) 2021/07/03(Sat) 2:29:05 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「ある日。彼らは婚前旅行にこの、 イースター・カッサンドラを選んだ。 俺はそれを皮肉をいいつつも見送り…… ───そして、彼らは失踪した」 皮肉気な微笑みは、ずっと表情に張り付いたまま。 背もたれに気怠く、後頭部を押し付ける。 「幾ら調べても、幾ら探しても、 痕跡など何一つなかった。 愛と、信用は此処には残らなかった。 だから、俺は真実を探しにここに来たんだ。 例え……それで、 この身がどうなってしまってもいい、と」 友人らに報いるために、 自分の進退や身体そのものを擲つ。 よくある話だろう、と締める。 (-240) 2021/07/03(Sat) 2:30:50 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「……どうやらバーナード、 お前は俺を侮っているようだな」 グラスを僅かに力強く、置いて。 「愛や信頼などない。ましてや、 幸せを運びに来たわけでもない。 親友二人を揉み消し、 俺すら厄介がって潰しにかかった者たちを、 当然の様に豚箱に蹴り込みたい。それだけだ。 それに狂う必要など何一つない。 希望すら、とうに持ち合わせていないから」 怒りも憎しみもない、酷く冷めた言葉。 ただ機械的に、正義を執行せんと、 故に真実を求めていると、男は言う。 「例えそれが失敗しても、 ただそれだけを生きる糧にしてた男が、 一人また闇に葬られるだけだ。 これほど、分の良い賭けもないだろう?」 (-255) 2021/07/03(Sat) 9:00:21 |
ボディガード テンガンは、メモを貼った。 (a85) 2021/07/03(Sat) 11:27:22 |
【人】 ボディガード テンガン>>163 夜のプールサイド 人の気が少ないために、 その水音はやけに目立って耳に入ることだろう。 月が映り、淡くきらめく水面を、 肩胛骨がまるで蝶が如く羽搏いていく。 対岸について、濡れて顔に張り付いた髪を、 思い切り手で撫で上げて、一息吐いた。 滴が伝い落ちていく、均整の取れた体躯。鍛え抜かれたその肉体を惜し気もなく月光のもとに晒して。 ただ、それ以上に異彩を放っているのが、 露わになった右目─── 色の抜けた、真っ白な瞳。 プールサイドに背を預け、両肘をつき、 ぼんやりと夜空を見上げている…… (169) 2021/07/03(Sat) 12:50:27 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「───……」 死に場所を求めている、わけではない。 死ぬことを意識していないだけであって。 でも、行く宛。生きる糧の終着点は、ここであり。 そう。 暴き立ててどうこうという気持ちはない。 それよりか、自分もろとも奴らを破滅させる、 という気持ちで行動してる、のがしっくりくる。 否定する言葉を、自分は持ち合わせてはいなかった。 「また浅慮を気付かされてしまったな」 ただ、微塵も動揺を見せない。 少しだけ変わった。ただそれだけ。 「余った人生の使い道を、 こうして終わらせようとしているのか、俺は」 自己分析をするかのように、呟いた。 (-269) 2021/07/03(Sat) 13:07:27 |
テンガンは、写真を散り散りに破り捨てた。 (a94) 2021/07/03(Sat) 13:08:47 |
【置】 ボディガード テンガン仮面とナイフを弄んで、 一人 厭に豪華な 部屋で物思いに耽る。やはりというべきか、 予想以上というべきか。噂は本当だった。 豪華な装飾の下には、 狂おしいほどの ”真実” が眠っている。「それで」 俺は、何をする? 何をしてでも止める? 被害者を救う? 同じ目に遭わせる? 答えは未だでない。 ───ノックの音。思考をそこで打ち切った。 (L1) 2021/07/03(Sat) 13:18:36 公開: 2021/07/03(Sat) 13:30:00 |
【人】 ボディガード テンガン>>172 ラサルハグ 声を掛けられたほうから、 僅かに、何かに弾かれたかのように右の目を逸らす。 「……こんばんは。 人が少なかったので、つい」 相変わらず堅い表情。 だが、気の済むまで泳いだからか、どこか満足気だ。 「ラサルハグ。貴方も泳ぎに此処へ?」 朝見た時から変わらない服装に、 恐らくふらふらと出歩いていただけだろう、と推測はしつつ。 (175) 2021/07/03(Sat) 13:44:11 |
【人】 ボディガード テンガン「ナイフは各自、 お近くの従業員に預けてくださいね」 ただ、今は業務を全うするだけだ。 各々の動向を、鋭い目で見守っているだろう。 (177) 2021/07/03(Sat) 13:53:35 |
【人】 ボディガード テンガン>>178 ラサルハグ 「……いえ、別に構わない。 まあ、どちらにせよ、 粗方泳ぎ倒した後ですから」 軽く伸びをして、手をつき、 身体を引き揚げて腰掛ける。 「もう二日目の夜になりますが…… あれから、楽しめていますか? 業務の間も、少しだけ気にかけておりましたが」 (184) 2021/07/03(Sat) 14:35:12 |
【秘】 ボディガード テンガン → 陶酔飛行 バーナード「世話焼きだな、バーナード。 これでもやる気には満ち溢れているのだが」 またグラスを持ち上げて、一口。 ゆったりと、楽しんで…… 気怠さの透ける彼を、冷静に見つめて。 「別に、俺には大した権限はない。 ましてや全ての情報なんか手元にあるはずない。 むしろ脅かされる立場ですらあって…… 従業員と客の悪い所取りをしたような状況だ。 ただ。まあ、そうだな。数少ない手札からみて、 “船そのもの”を相手取るのは選択肢から外した。 『勝ち目がない賭けはしない』から、な」 ほのかに酔いの熱が回ってきたところで、 重さの減った口も、また回り始める。 「そう言うお前も中々、ただの諜報にしては私情を感じられるのだが。楽しいばかりじゃないかね、この船は」 (-283) 2021/07/03(Sat) 14:51:41 |
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