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人狼物語 三日月国

40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】


【人】 空閑 千秋

  
─→桔梗の間─
 
[彼の求めにもちろんと応じて>>85
 私は彼の腕を引いて桔梗の間に戻ってきた。
 ここは完全なる和室で、布団が二枚敷いてある。
 露天があるような高い部屋ではないけれど
 一人で寂しく露天に浸かるのは遠慮したかったから
 この部屋で十分なのだと思う。

 彼の腕を引いて、布団の上に座らせた。
 そして手提げを置いてからその横に自分も腰を下ろして、
 そっと彼の左手を取る。
 親指の腹ですり、とその手の甲を柔く撫でた。]
 
 
   ……不思議なものですね。
   またお会いできるなんて。
 
 
[ポツリと呟いたのはそんなこと。
 刹那のひとときを、ただ日常の行き交う中の
 ただ一度きりの言葉の掛け合いを思い出して。
 彼が覚えてないと言うならそれはそれで、
 ふふ、と淡く笑ってごまかしてしまおう。
 あの時あれからどうなったかなど
 此方から検索すべきではないと思う、けど。]
 
(91) 2020/08/15(Sat) 6:57:51