>>91 ポルクス
「またってなんだようまたって〜。
……俺だってしたくてしてるわけじゃないし」
この通り、お互い嫌い合ってるわけじゃなくて、
むしろ大事にしたい気持ちがあるからこそ喧嘩をしていて。
みんなそれをわかってるから、
取り巻く空気はいつも微笑ましいようなもの。
「果物飴!あそこ確か花の飴もあるんだよな。
よしよし、行ってみよ。
いやあ、もし可愛いお姉さんが店番やってたら、
さっきの口説き文句もう一回聞きたいな……」
親父のことを言われたからか、
ちょっとさっきの話を掘り返してみたり。