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人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 雅楽 雅

 [1.2.3……緊張に強張る身体を騙すように頭の中で数える。
 じわりと背中や手が汗ばむのは飲んでいる薬の副作用のせい
 だと言い聞かせ唾を呑み込んだ。
 運転手に向ける(チップは渡さないと)意志の籠った瞳。
 背後でホテルの自動ドアが開く音が聞こえる。>>412


  (誰か、来た…?)


 [視線は逸らさないままに、神経を集中させる。
 ホテルの従業員が助けに来てくれたのだろうか。
 お待ちしておりました、雅樂様とか声がかかれば
 この運転手も諦めてくれるかな、とか考えて、
 流石にそんな都合良くいくわけないと甘い考えを
 打ち消していると、その気配は私のすぐ傍に立っていた。]


  …え?あ、はい。払われている筈…
  預けた荷物はこのスーツケースだけです。 
     

 [運転手と対面する気配に耳打ち問われることに応える。
 今回の懸賞には宿泊代の他に、このハイヤーでの送迎も
 含まれていた。
 そもそも、含まれていなかったら頼まない、頼めない。]
(435) 2020/07/25(Sat) 11:34:47