【独】 歌うのが怖くとも カンターミネ>>-410 >>-411 >>412 「……任せとけよ、エリー。 その為に俺がいるんだ」 そう言って、手を取って、車を出た。 その先には、――きっともう、誰もいなかったんだけれど。 後には血の跡だとか、壊れた赤い車だとかばっかりで。 きっとそこには、ここにいた男と、もう一人の誰か以外、 誰の入る余地もなかったんだから、しょうがない。 しょうがないけど、しょうがないけれど、 (-413) shell_memoria 2023/10/01(Sun) 19:34:39 |