ひ、 ぁんっ 、あっ
[追い立てるような指に上擦った声が零れる。
ぼうっとした頭で彼の言葉を耳にしたら
>>*5、縋る手を頬に移して彼の両頬を包んだ。]
おくすり、のんでる、から……っ、
なかに、 ほしいっ……
[そう伝えたら、旅行に行く前から用意していたと伝わるだろうか。
こうなることを期待していたと思われても仕方ない。
熱を持つ刀身を刺激するように、腰を揺らして。
しっとりと濡れた頬を包み込みながら、瞳を間近に捉え。ねだるように甘い声で告げながら、ちゅ……と音を立てて、彼の唇を啄んだ。*]