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人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  蛍?
  ここって蛍が見られるんだ、へぇ。


[ せっかくだ、普段できないことを
  やるのもいいだろう。
  それに普段虫と接する機会なんて、
  害虫駆除ばかりなんだから。
  そろそろ虫に関する記憶を更新してもいい頃合いだ。

  目的地をださめると、
  Tシャツと短パンというラフな格好で
  近くの沢に向かった。 ]*
 
(381) 希 2020/07/25(Sat) 0:03:46

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ 沢に着く頃には、辺りはすっかり暗くなっていた。
  夏の水辺は火照った身体に心地良く。
  風が吹くたびにそよそよと前髪が揺れる。

  転ばないように気を付けながら
  足を沢に浸せば、たちまち清涼感に満たされて。

  時間帯によっては、
  子供のはしゃいだ声も聞こえるんだろうけど。
  ちょうど食事時だからか、人気はあまりない。

  蛍の仄かな光に包まれながら
  周囲の静寂に溶け込むように、そっと瞳を閉じた。 ]**
 
(385) 希 2020/07/25(Sat) 0:13:21
何でも屋 成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a90) 希 2020/07/25(Sat) 0:16:43

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ 目を閉じ、息を吐くと。
  周囲の音がすぅっと遠のいて。
  自分がどこにいるのかも、忘れそうになるくらい。

  思えば家を出てから、慌ただしい日々だった。
  充実している、余計なことを考えずに済む。

  そう考えれば利点だが、
  当然、それだけではない。

  ようやく訪れた休息。
  音のない世界で、
  自分一人だけしかいない。
  そんな錯覚に、酔いしれる ───。 ]
  
(452) 希 2020/07/25(Sat) 12:47:24

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  えっ、わっ、どあっ!!


                  
声。

[ あたしだけの世界に、突然訪れた侵入者。>>446

  驚いて、びくっと身体を震わせれば
  その拍子に、沢に浸していた靴底が滑る。
  ぱしゃん、小さな音が飛沫となって
  周囲に広がった。

  あたしは、尻餅をついてしまって。
  下半身を水に沈めた状態のまま
  開いた瞳で、音の主を見詰めた。 ]
 
(453) 希 2020/07/25(Sat) 12:48:41

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  ……呼吸を、してたんだよ。


[ あたしと同じくらいか、少し上か。
  ビニール袋を手にした青年に視線を合わせると。

  最近忙しかったから、と小さく付け加え。
  尻餅をついてしまった
  気恥ずかしさを誤魔化すかのように、
  にっと笑顔を向けた。 ]*
 
(454) 希 2020/07/25(Sat) 12:49:09

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  そうだね、生きてるよね。

  だから、ああ、あたし生きてるなぁって。
  たまに深呼吸をするんだ。

  結構気持ちいいんだよ。


[ それが難しいと感じていた時代の名残なのかは>>46
  わからないけれど。

  濡れちゃったのは、ごめんね。
  あまり悪びれない顔で謝罪して。 ]


  ありがとう。


[ 引き上げてくれた手のひらに礼をする。 ]
 
(469) 希 2020/07/25(Sat) 13:45:33

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  えっ。
  アイス、いいの?


[ 夕飯はまだだから、それなりに空腹ではある。
  いそいそと隣に座ると、ビニール袋を覗き込もうと。

  取り出されたソーダアイスとバニラモナカ。
  どちらも美味しそうだけど。

  両方のフレーバーを楽しみたいから
  二つ買ったんだろうな。

  そう考えたあたしは、丸ごと一つ貰うのを
  若干申し訳なく感じたから。 ]
  
(472) 希 2020/07/25(Sat) 13:46:12

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  バニラモナカ、半分貰っていい?


[ パキンと折れるから、
  分け合うのに容易い方をねだる。
  ソーダアイスも好きだけど、
  こちらはわけっこするのは難しそうだから。

  そっちは当たりが出たら棒を頂戴。
  笑いながら、そんな無茶振りを。 ]*
  
(473) 希 2020/07/25(Sat) 13:46:37

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  ねっ、気持ち良いでしょ。
 

[ あたしが誇ることではないけど。
  時折吹く風の悪戯に髪を片手で押さえながら
  得意げに笑う。
  
  それから並んで、黙ってアイスを食べる。
  当たりなんて出ないのは、百も承知だ。
  それでも、隣から聞こえるしゃくしゃくと氷を食む音は
  耳に涼しくて、少し得した気分。 ]


  ……サンドイッチは食べやすくていいよね?


[ 片手で口に放り込めて野菜や肉も取れる。
  社畜に優しい食事だ。

  先程からたくさん食べ物をもらっているけど。
  この人、あたしを犬か何かと思ってないだろうか。

  そんな心の声を否定するには、
  差し出されたクラブサンドは魅力的過ぎた。 ]
 
(509) 希 2020/07/25(Sat) 15:07:53

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  ……えっと、さっきから貰ってばかりなのは
  なんだか心苦しいので?

  代わりにバニラモナカをお渡しするね……?


[ ちゃっかり半分頂戴した残りを、
  パッケージごとすっと返却する。
  正当な取引とは言い難かったに違いない。 ]


  あっ、すごい美味しい。


[ クラブサンドを一口齧る。
  綺麗な焼き目がついたそれは、
  まだほんのり温かく、香ばしくて。

  肉の質も、野菜の瑞々しさも。
  普段から食べ慣れているコンビニの品とは
  一味も二味も違う。 ]
 
(510) 希 2020/07/25(Sat) 15:08:20

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  ……綺麗だねー。


[ それから、顔を上げて
  闇夜を舞う淡い輝きに目を細める。

  都会の喧騒から離れた地で。
  初めて会った人と、同じものを食べて
  同じものを見ている。

  抱いた感想まで同じかはわからないけど。
  なんだか不思議で、くすぐったい感じ。 ]*
 
(511) 希 2020/07/25(Sat) 15:09:48

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  バレたかー。


[ バレないはずがないんだけどね。>>523
  笑いながら、ぺろり舌を出す。
  
  アイスもクラブサンドも
  最後の一欠片まで美味しく頂いて。
  手を合わせて、ご馳走様。 ]
 
(536) 希 2020/07/25(Sat) 16:57:31

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  えっ、本当だ!
  すごい。


[ アタリと聞けば、目を輝かせる。
  周囲が暗くて見え難かったから
  少し距離を詰めて、棒に書かれた文字を覗き込む。

  やがて清められた代物を
  本当に貰っていいのかと確認しながら受け取って。 ]


  君、運がいいんだね。


[ たまに依頼されるコンサートのチケット確保には
  毎回苦労してるから
  そう言うの当選しやすいタイプなら、羨ましい。 ]
 
(537) 希 2020/07/25(Sat) 16:57:52

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  うん、じゃあフロント行ってくる。
  ご馳走様でした。
  誰かと御飯食べるの久しぶりだったから
  美味しかったよ。


[ 日頃時間に追われている身だから、
  誰かとゆっくり食事する機会はなかなか取れない。

  彼女代行とかそう言った依頼の席ならば
  時間だけは掛けられるけど。
  あれは勤務中だしね。

  ぱしゃん、水音を立てて、足を沢から引き抜くと。
  提案通り、そのままホテルへ向かおうとして。 ]
  
(538) 希 2020/07/25(Sat) 16:58:56

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  ……あたし、二十歳なんだけど。
  これ、当たりました!もう一本ください!

  って、フロントに持って行って大丈夫だと思う?
  笑われないかな?


[ 気になったことを、小声で確認する。

  あとは、少し離れた場所まで歩いてから
  振り返ると、当たり棒を持った手を掲げて
  蛍と青年に向けて、じゃあね、と大きく振った。 ]**
  
(539) 希 2020/07/25(Sat) 16:59:13
何でも屋 成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a124) 希 2020/07/25(Sat) 17:06:00

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  君は ───


[ 何が欲しかったの?>>547


  口に出しかけた言葉を閉ざす。
  初対面で踏み込んでいい話題かどうか。
  計りかねたから。

  だから代わりに、何でもないよって
  首を小さく横に振って。 ]
 
(601) 希 2020/07/25(Sat) 21:40:48

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  あたしもだって、
  仕事中はきちんとした格好するよー。


[ 自身の装いを見下ろせば、
  確かにお洒落とは程遠い。
  せめてもの抵抗の言葉を、
  往生際悪く、口を尖らせながら吐く。 ]


  …………なるほど、
  それはセーフに見せかけたアウトだね!


[ 内心では大爆笑じゃん、そのホテルマン。

  まあ、仕方ない。
  無料でアイスが手に入るのだから。
  必要な犠牲だと割り切ろうか。 ]
  
(604) 希 2020/07/25(Sat) 21:41:27

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ 名前も知らない青年と別れて
  一人で沢を歩いている途中、
  視界の先に二つの影が見えたかもしれない。>>534 ]


  あれ……ジャ、


[ そのうちの片方。
  きっちりと着こなしたスーツと高い身長。
  何だか、心当たりがある気がしたけれど。

  夏の風に、向かい合う人影が
  ふわりとなびくワンピースのシルエットを作れば、
  貴方の元教え子は、
  きちんと空気の読める一面を見せたはず。 ]*
 
(605) 希 2020/07/25(Sat) 21:42:18

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  …… っ、くしゅ


[ ホテルの扉をくぐると同時に、小さくくしゃみをして。
  沢で尻餅をついたことを思い出した。

  昼間なら日差しが濡れた服を
  乾かしてくれたかもしれないけど。
  すっかり陽の沈んだ空に期待するのは酷だろう。

  このまま浴場に向かうのもいいかもしれない。
  ─── と、その前に。 ]
  
(609) 希 2020/07/25(Sat) 21:55:20

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  あの、当たりが出たんだけど
  もう一本貰えますか?


[ フロントに着くと、あたしは大真面目な顔で
  スタッフ問い合わせる。 ]*
 
(610) 希 2020/07/25(Sat) 21:55:26

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ 結論から言うと、あたしの質問は>>610
  ホテルの人を笑わせることはしなかったけど
  どうにも困惑させてしまったみたいだった。

  何でもアイスの自販機は別の会社が管理しているから
  毎日補充に来るタイミングでしか開けられない。
  だからホテル側が「はいどうぞ」と、
  今すぐもう一本……というのは、難しいみたい。 ]


  なるほど、わかりまし


[ そこで話が終わってよかったんだけど。
  優秀なスタッフ達は、
  あたしにその先の台詞を言わせなかった。 ]
   
(620) 希 2020/07/25(Sat) 22:25:16

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  へ?
  お詫びにホテル内のデザートビュッフェのチケット?
  しかもペア??


[ いや、どう考えでも割に合ってない。
  それに、気を遣ってくれたのかもしれないけど
  あたしはお一人様だしね!

  辞退しようとしたはずなのに、
  気付けばあたしの手には、質のいい紙が握らされて。
  しかも濡れていることまで看破されたらしく
  ふわふわと手触りのいいタオルまで渡された。

  
─── これが、プロ…っ
 ]
 
(621) 希 2020/07/25(Sat) 22:26:35

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ 罪悪感?
  ……あるよ、もちろん!
  まずアイス買ったのあたしじゃないしね。

  しかしスタッフの品のいい微笑みに、
  あたしの反論は封じられてしまい。 ]


  ……あれがプロ意識……
  あたしも、負けてられないね……仕事頑張ろう。


[ スタッフに見送られながら、
  そんな謎の決意を新たにした。 ]*
 
(622) 希 2020/07/25(Sat) 22:27:12

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ さて、プロ意識といえば。

  何となく、ドラマの役作りの為に、
  害虫退治をする羽目になったアイドルを思い出す。

  宣言通り、後日ドラマを視聴したけど。>>374
  案の定、G退治が関係なさすぎて笑ってしまった。

    ……でも、いつの間にか。
    ちょっと縁があった人が出演しているから、
              ─── ではなくて。

    そのドラマを楽しみにしている自分がいた。 ]
   
(633) 希 2020/07/25(Sat) 22:47:51

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ いかにも初回で死にそう!
  ワクワクしながらそんな感想を抱いた迷探偵レオは
  意外と生き延びて。

  そして最終回を見終えた日。
  「 面白かったよ 」って伝えたかったけど。

  あっ、そうか。向こうはアイドルだ。
  手の届かない人だったね。

  ……テレビのディスプレイに映る彼の姿に、
  そんな当然のことを、改めて思い知ったんだっけ。 ]*
   
(634) 希 2020/07/25(Sat) 22:49:11

【人】 何でも屋 成瀬 瑛


[ さて、いい加減に濡れた身体を温める頃合いだね。

  あたしは着替えと共に、大浴場へ向かう。
  これまで時間と水道代を節約すべく、
  シャワーばかりだったから
  湯船に浸かるのなんて、何年ぶりだろう?

  ……そういえば、自慢ではないけれど、
  以前、彼女の振りをして欲しいと依頼してきた男性に
  「棒っきれみたいな身体の女はチェンジ」
  そんな不名誉な評価を頂いたことがあった。 ]

  
  ……む、むむ…


[ 胸はない方が動きやすい、けど。
  女性的な魅力があった方が
  あたしの仕事は、やりやすいケースもある。
  だから、少しは大きくならないかなって。

  洗い場で腰掛けながら、鏡に映る自分の貧相な胸を
  ぐにぐにと両手で揉んでみて ────。 ]
 
(643) 希 2020/07/25(Sat) 23:10:49

【人】 何でも屋 成瀬 瑛



  ────っ、


[ そこでもし、先客の存在に気づいたなら。>>592
  慌てて両胸から手を離して。
  あとは素知らぬ顔で、うん、髪でも洗おうっと。 ]*
 
(644) 希 2020/07/25(Sat) 23:10:56
何でも屋 成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a148) 希 2020/07/25(Sat) 23:18:31

【人】 成瀬 瑛



  こんばんは、いいお湯だね


[ ぽちゃん、洗い場で汚れを落として湯船に浸かると
  先程遠目で見かけた人と視線が合う。>>652
   
  気さくな態度に、
  あたしの奇行は見られていないようだと判断。
  もしかしたら目撃した上で、
  大人の対応?をしてくれたのかもしれないけど。 ]
   
(659) 希 2020/07/25(Sat) 23:48:41

【人】 成瀬 瑛


[ あたしの視力はいい方だから。
  揺れる水面越しでも、
  彼女のスタイルの良さは見て取れた。

  引っ込むところは引っ込んで、
  出るところも出ている。
  あれならチェンジなんてされないだろうな。 ]

 
  …………。


[ 何となく、自分の身体を隠すように。
  肩まで深くお湯に浸かってから。
  何食べたら大きくなるんだろう……? ]
 
(660) 希 2020/07/25(Sat) 23:49:16

【人】 成瀬 瑛



  あの、お姉さんの好きな食べ物って何かな?


[ 浮かんだ疑問がつい、言葉になって飛び出した。 ]*
 
(661) 希 2020/07/25(Sat) 23:49:29