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人狼物語 三日月国


16 【第三回TRPGミニマム村】ファスト・ミレニアム

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【人】 【帝】 ゼノン

さて、目の前の女性神。

不定、不合理、非論理……。
いや、やはり、彼女を形容する言葉は「狂」でしかない。
一切の理解を拒むような狂気の神、
彼女もまた、次の世を統べる資格のある1柱である。

甘ったるい声で自分を呼ぶアネーシャの今日は、
「どちら」だろうか。

ゼノンのことを、好きだろうか、嫌いだろうか。
この庭園のことを、好きだろうか、嫌いだろうか。
自分自身のことを、好きだろうか、嫌いだろうか。

彼女の思考には法則性や傾向性が見られず、
ゼノンですら、常に揺蕩う彼女の心の内を知ることは叶わない。
(17) NPC2 2019/10/04(Fri) 17:50:05

【人】 【帝】 ゼノン


「ふぅん?
 天が世界をどうしたかったって……?」

無意味な問いだ。それは既に終わったことなのだから。
けれど庭園の真ん中に立ち、ゼノンはふわりと両手を拡げる。

「壊して。直して。楽しくて。苦しくて。
 神が見ているものが天の理想の世界だよ。
 天は帝として、世界を治めた。その結果はここにある」

その答えを聞いているのかいないのか。
アネーシャは、つまらないと、この世界を否定した。
そして、次の質問をした。
それも、無意味な問いだった。ひとつめの問い以上に。

「天の世は終わり。
 それは次の神が決める事だよ?

 天は何も望まず、ただ、見守っている。
 例えどんな結果になろうともね───」

何処か複雑な表情で、ゼノンは高い高い空を見上げた。**
(18) NPC2 2019/10/04(Fri) 17:50:35

【人】 「和」の神 ペノル

>>5 サティカル 感情取得B保護欲/支配欲
シーン:歌が聞こえる
===


優しく、細い、伸びやかな少女の声が、耳を心地良くくすぐる。

これは、愛の歌だ。

ある人とある人が出会い、やがて愛し合うようになること。
それを、ただただ賛歌するための歌だ。

歌声には、こぼれんばかりの歓びが乗っている。
歌い手は、全身全霊をかけて、愛を信じ、愛を尊び、愛を愛していると知れる。
こんな声が出せるのは、ひとりしかいない。

歌が終わって拍手をすると、「愛」の神サティカルは少し驚いた様子で振り返った。
そして、ワタシの顔を見る。

「いつから聞いていたの?」
「2人の出会いのところから」
「最初から? 用があるなら声をかけてくれれば……」
「あんなに素敵な歌を邪魔なんかしたら、重罪さ」
「まあ。お上手なのだわ」
(19) TSO 2019/10/04(Fri) 17:59:24

【人】 「和」の神 ペノル

サティはころころと笑ってから居住まいを正し、神衣の裾をまとめてワタシに向き直ると、「それで、何のご用でしょうか、和の神ペテリノル?」といたずらっぽく首をかしげた。
彼女はいつも、見る者の心を溶かす空気をまとっている。

ここは、サティの宮殿。
淡い色を基調とした繊細で美しい建物のまわりを、色とりどりの花が取り巻いている。

「ねえ、サティ。ワタシたちのうちどちらかは、勝とうね」

ワタシは、サティに近づいて目を合わせ、そう言った。

「『帝』神が築き上げたすばらしい世界。
 バトンを受け取るのは、とても大変なことだと思うけれど
 それでもワタシは、次の世界を、絆にあふれるものにしたい。

 義は素晴らしいものだけれども、人を縛ってしまわないかな。
 狂は世界を創世の混沌にもどしてしまわないかな。

 ワタシが勝っていいと思えるのは、
 アナタかワタシなんだ。
 だから、お互い頑張ろうね、って、言いに来たよ」

鼓舞するでもない、共闘を持ちかけるでもない。
ワタシはただ、これだけは言っておきたかった。
例え次の主神がワタシではなくても、サティならば安心できるのだ。

[*]
(20) TSO 2019/10/04(Fri) 18:00:50
>サティ

ちょっと……攻めてみたよ。
サティの宮殿を勝手に描写するところとかね。

「こうじゃないよ!」っていう場合は、言っておくれ。
なんかこういいかんじにぼやかしてなかったことにするからね。


それじゃ次はどうしようかな。
こう、かな。

【人】 「和」の神 ペノル

■感情取得シーン
相手:アネーシャ
場所:B夢の中
感情(必要なら):A友情/軽蔑
(21) TSO 2019/10/04(Fri) 18:03:28
ペノルは、夢の中かぁ……。
(a7) TSO 2019/10/04(Fri) 18:03:43

アネーシャは、>>21への受動(5)1d6
(a8) kikimi 2019/10/04(Fri) 18:10:22

アネーシャちゃん、出会いとかについて少し攻めていい?

ペノルは、ごめん少しどころじゃないかも
(a9) TSO 2019/10/04(Fri) 18:33:52

アネーシャちゃんに秘話をしたよ。


アネーシャちゃんだけなんで「ちゃん」づけするのかのきっかけを作りたくて。

うん……我ながらひどい。
気軽に返してほしい……ってかんじかな。
「ふざけんな」なら、違う案で投下するよ。

バオは、ふむふむ。
(t6) Oarsman 2019/10/04(Fri) 18:51:45

大変お待たせしたのだわ!
やっと着席できたので、諸々確認とかするのだわ。

ペノルは、サティおかえり。どうか、急がないでね。
(a10) TSO 2019/10/04(Fri) 19:06:23

サティカルは、>>5への受動 (2)1d6
(a11) 澪斗 2019/10/04(Fri) 19:15:46

サティカルは、>>15への受動 (6)1d6
(a12) 澪斗 2019/10/04(Fri) 19:16:26

【人】 「愛」の神 サティカル

■感情取得シーン
相手:ナハト
場所:Iエラ
感情(必要なら):B保護欲/支配欲
(22) 澪斗 2019/10/04(Fri) 19:50:16
サティカルは、ただいま、ペノル。大丈夫なのだわ!
(a13) 澪斗 2019/10/04(Fri) 19:52:04

シフは、がぅ。
(t7) Neon 2019/10/04(Fri) 20:16:21

[そろそろと口をひらいた]

…………私の、ことを
どう、お考えですか?

エラ、あまり喋りすぎないようにね。

…………はい。

これからかくよ(まがお

明日は大体いると思うので、まあ、大丈夫だとおもう……?

【見】 破壊の神 バオ

サービスシーン
@自分の信念について考えている。
←(灰で引いた)

わしの信念は、ある特定の友を呼ぶようじゃ。
まぁ破壊上等なわしの近くにいる奴なんか、
変神でないと務まらんのだろうな。ガハハハ!

まず守護の神。こいつは良い奴だぞ。
たまに取っ組み合いの喧嘩をするが、絶対に弱音を吐かんのじゃ。
陸ひとつ吹っ飛ばすわしのフルパワーパンチさえ受け止める。
悩み相談という名の肉体言語でしょっちゅうお世話になっとるぞ。

次に戦の神。何というか頭ぶっとんでるんじゃ。
槍だの剣だの持ちだして、年中決闘申し込んできてうるさい。
酒の席でしょーもない喧嘩起こしてるのはだいたいこいつ。たまにわし。
文句なら美味い酒を造るバッカスにでも言ってくれい。

あとは盗の神。騙の神。偽の神。悪の神。乱の神。
そいつらが集まったら色々混沌を巻き起こせそうじゃよな。
実際は愛い神にいたずらなどしてきゃっきゃとしている輩ぞ。
わしも馬鹿力とコワモテをあてにされて何度加担させられた事か。

わしの交友関係、野郎ばかりで美女神少ない。是非もなし!
野郎で盛り上がって馬鹿騒ぎするのは楽しいぞ。

類は友を呼ぶ…のだろうか。わしは訝しんだ。
まっ、みんな良い奴らだということには違いないのじゃ。**
(@11) Oarsman 2019/10/04(Fri) 21:17:55
>> 0:@18バオ
あの頃と比べたら……
神も丸くなったものだね。

天は神のもたらす破壊も──

ん。やめとこうか。
そうだね。その時こそ思い出話と共に、ゆるりと。

>> @8>> @10シフ
この無茶振りによく応えたものだよね……

お肉を咥えて曲がり角でごっつんこしそうだ。

バオさんのこと、ワタシは好きだよ。

帝神は、全ての神を同等に扱うとしている。
バオさんは、それを全力で楽しんでいるよね。

解りあえなさそうに見える関係性も、パワーで突破してわかりあう。
うん、それこそ、「和」のあるべき姿なんだよ!

[とても嬉しそうに微笑んだ]

……ごめんね、アネーシャちゃん。
めちゃくちゃ無茶ぶりだとわかりつつ
更新時間前だから、落としてしまうよ……。

【人】 「和」の神 ペノル

>>21 アネーシャ 感情取得A友情/軽蔑
シーン:夢の中
===


アネーシャちゃんに会いに行くのは至難の業だ。
彼女は特定の場所に留まることを嫌う。
厳密に言うと、特定の場所にいることを好む場合もあるけれど、嫌う日もあるから、結局いつどこにアネーシャちゃんがいるかどうかはわからないのだ。

…………。

ワタシははじめ、『狂神アネーシャ』が苦手だった。
「和」の神なのに、情けないことに。

『狂神アネーシャ』はつかみどころがなくて、「和」を乱しているように感じられて……そう、言い訳だね。とにかく、苦手だったんだ。

これは、そんな彼女とワタシの出会いの物語だ。
(23) TSO 2019/10/04(Fri) 22:06:44

【人】 「和」の神 ペノル

その日、ワタシは疲弊していた。

人の世には、争いが多すぎる。
「和」を得られなければ、ワタシは消滅してしまう。

人は、どうしたって争う生き物なのか。
「和」は、永遠に成立しないのか。
ワタシは、このまま先細っていく定めなのか。
ワタシは、自分の教義さえ信じられなくなっていた。

そこに現れたのは、よりによって「狂」の神アネーシャだった。
ワタシとアネーシャがまともに話をしたのは、初めてだった。
ワタシは、彼女がワタシにとどめを刺しに来たのかとさえ思えた。
そのくらい、弱っていたのだ。

ぐったりと座り込むワタシに、アネーシャはひとことだけ、言った。
その彼女の一言はワタシを救う結果となった。

「何をそんなに苦しんでいるのかしら?
 バカね〜。
 、、、、、、、、、、、、、、、
 したいようにすればいいじゃない」

彼女の言葉は、ワタシにとって革命だった。
そうして、ワタシは彼女を友人だと感じ、以降、彼女との距離を詰めるように努め、今、「アネーシャちゃん」と呼ぶに至ったのだ。

[*]
(24) TSO 2019/10/04(Fri) 22:09:53

【人】 「義」の神 ナハト

>>11
C歌が聞こえる。歌っているのは、あなたか、相手か、それとも幻聴か。

***

 彼女のことは、いまいちわからない。

 「そう」であることも、「そう」でないことも
 一定に訪れて、掴み所がないのだ。

 彼女のことを理解しようと手を伸ばせば
 伸ばすほど、きっと彼女からは遠ざかるのだろう


 それでもなお、手を伸ばしてしまう理由は一体



 ─────考えたところで、よくわからなかった


 
(25) syuo 2019/10/04(Fri) 22:18:00

【人】 「義」の神 ナハト


 ただ
    落

      ち

        て

          いく思いがひとつ、


───誰に掬われることもなく、己の掌に転がっている。
 
(26) syuo 2019/10/04(Fri) 22:18:46

【人】 「義」の神 ナハト




( 私は一体、君をどうしたいのだろうね? )


 
(27) syuo 2019/10/04(Fri) 22:20:16

【人】 「義」の神 ナハト

[……歌が聞こえる。
それは誰の歌声だっただろうか。

あいにくと"歌"なんていう優美なものに造詣は深くない。音の持つ意味も、言葉に込められた思いも読み取る力はあまりないといっても等しいくらいだ。

───音楽によって讃えられたとしても、自身の心には響かないのだ]

[ただ、だからといって気にならないわけじゃない。夜の帳が落ちきったあと、歌声のみが響く庭園でその声を探すようにぐるり、回る]


 ……、アネーシャ?


[歌声を探すなか、彼女を見つける。
その瞬間、歌声はぴたりと止んだが──彼女が歌っていた証拠は何一つなく]


 こんな時間に、どうしたんだい。
 今日は夜が好きな君なのかな?


[そう、声をかけて。彼女の近くに寄る]
(28) syuo 2019/10/04(Fri) 22:21:06

【人】 「義」の神 ナハト

[音が止めばそこは静寂に包まれた世界だ。

かさり、と時おり草花が揺れる音。
風が小さく吹き抜けていく、音。

それらに混じる、私と彼女の小さな息づかい。


───あぁ、夜はいい。余計なものが見えないから]


 アネーシャ、君は狂を司る神だけど、……。
 実際のところ、君にとっての「狂」って、
 一体何を指しているんだろうか?


[だからこそ、普段はさわれない"内側"をなぞろうと、手を伸ばす。

……明確な答えは、返ってくるとは限らないのに]
(29) syuo 2019/10/04(Fri) 22:21:32

【人】 「義」の神 ナハト



 私は、君をつかんでみたい。

 私は、君を知ってみたい。

 私は、──────……。


 
(30) syuo 2019/10/04(Fri) 22:21:57

【人】 「義」の神 ナハト

胸のうちにくすぶる思い。
───それを"恋"と呼べたなら、どんなによかったか。



かなしいかな、
これはそんな甘ったるいもんじゃ、なかったのさ。
(31) syuo 2019/10/04(Fri) 22:25:51

【人】 「義」の神 ナハト

そんな訳で、私はアネーシャに執着を取得するよ。
待たせたね
(32) syuo 2019/10/04(Fri) 22:27:32
バオは、すげえ。(色々)
(t8) Oarsman 2019/10/04(Fri) 22:29:23

すごい、改めて見るとちょっとばかみたいに長いね?(まがお

問いかけはしてるものの返事はなくても大丈夫だ。
……は、反省はしてるよ……うん。

サティカルは、すごいって言葉しか出てこないのだわ!
(a14) 澪斗 2019/10/04(Fri) 22:30:56