![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
―――そうそう。
この間地上の本部に帰還したときに、
僕の義手の改良版ができたと、
地上の研究者達が駆け寄ってきた。
研究者というのはどこでも同じようで、
地上と地下のしがらみとか、狭いシェルター生活とか
そういうことに余り拘りを持たない彼らは、
(話が始まると止まらないことを覗いて)
他の人々と比べて、話しやすかった。
おかげで、僕は義手砲を撃っても
そうそう気絶することはなくなった。
『私達の住む世界を広げる手伝いをしてくれてるんだ。
応援することの何がおかしい?
……まあ、欲を言えば、地下で生まれ育った
ルークさんのことを調べてみたくてたまらないが。
それは、今の優先事項ではないからね。
……何も怖いことはしないよ。
台に乗せてぐるぐる回したり、細胞を取ったり
だから、その義手を下げて。頼むって。』
……悪い人達じゃないのはわかってるんだけどね。
僕も最近はルークのことになると自分を止められなくて。
この時もすぐに、無言で義手を相手に向けてしまい、
ペンギンとかルークとか、その場にいた人に
宥められてやっと腕を降ろしたんだった。
地上に点在するシェルターを回るのも楽しいもので
かつて地上人が作り出した僕達種族に
否定的な人もいるけれど、理解を示してくれる人もいる。
話が通じる人の存在は、僕達の希望だ。
……まだ、シェルター外部で
生きている人間は見つけられていない。
でも、いつか。僕は見つけられると信じている。
僕一人だったら難しかったかもしれないけれど、
今はそうじゃないのだから。
Jさんへ
気持ちは伝えられましたか ?
私は伝えることが出来ました
私は ねぼすけだから
これからも 何かあったら起こしてね
A子より **
ひと と 獣の、混じったような、
薔薇色の瞳の なにかが、
────── 、
あれから肉が減った。
食べるものが減ったのだから当然だった。
多少は丁寧になった発音と、
奪い方を忘れてしまった食べ方と、
この世界じゃあまるで役立たない物書きだけ、
何かの名残でもあるかのよう。
残りたくない。遺されたくない。
誰も彼もが置いていく。
どうして自分だけ生き延びてしまうのだろう。
生かすためになんだってしていたのに、
結局なんにもならないじゃないか。
A子さんへ
じゃあもう一回、僕の気持ちを聞いてくれますか?
俺は 五十鈴雨音のことが 好きです
これで寝られへんやろ、ねぼすけ *
どこか、とおくへ、
獣のように、駈け行く。
薔薇を纏い、風を切り。
碧に姿を映すよに。
蝶の羽と、月の光、
薔薇の魔法を纏った薬のおかげで、
だいじなひとは目を覚ましました。
彼は蝶々の献身を忘れることがないように、
世界で一番うつくしい薔薇に、
蝶々の名前をつけたのです。
そうしてぼろぼろの蝶々は、
世界で一番うつくしい薔薇になったとさ。
[ 此れが“リドル”の幕引き。
青薔薇の物語。
童話にのみ残るひとつの*名前*。 ]
きっと、"なんでも"したのだろう。
問うて自分に答えを返していた。
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