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【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 懐かしい客が訪れたのは>>396 部屋の改装も順調に過ぎた頃だったか。] やあゼロ久しぶり。 ちょっと整理中だから汚れてるけど 物を避けて好きな場所に座ってくれるといいよ。 [ 他の人に対しての対応より、 明らかに扱いが雑に見えるかもしれない。 しかし表情は穏やかで、嬉しさが滲み出ていただろう。 これも気を許した者──悪友への対応。] そうなんだ……君が居なくなると寂しくなるね。 普段には行かない場所に遊びに行くの、楽しかったよ。 ふふ、外の世界では悪いこともイカサマも出来ないから 気を付けるんだよ。 ……まあ、大丈夫だろうけどね。 [ ベルと共に行く話は聞くことが出来ただろう。 彼女と行くならば、悪いことはしないのは分かりつつも 過去、共に賭場へ行った時のことを思い出し、 癖になっているかもだから気を付けて、と笑う。>>389] (498) 2022/12/25(Sun) 22:37:08 |
【人】 X『教皇』 カルクドラもしスティド教会行くことがあれば……。 司教にこれを渡してくれるかな。 勿論、無理に行けとは言わないし ……もしかしたら、例の崩壊時に 何かあったかもしれないから。 [ 南、更には実家の教会の話になれば 白い封筒に入った手紙を渡す。 もし渡せなければ破棄してくれても良いから、と言付けて。 他にも、南地域の観光名所や土産等も教えておいた。 田舎だから交通が不便やら、様々なアドバイスを添えて] (500) 2022/12/25(Sun) 22:37:31 |
【人】 X『教皇』 カルクドラこれは……。 うん、ありがとう。 役立つ時が来るかもしれないね。 [ 餞別のカードを受け取れば、まじまじと眺めて受け取った。 ──彼が去っていくならば、 馴染みの店にも挨拶に行かなければ、と脳裏に浮かぶ。] じゃ、気を付けてね。 君達の人生に、幸多きことを──。 [ そして悪友の旅立ちを見送った。 部屋には変わらず、置きっぱなしの彼の私物が 幾つか残ったまま。 今更だから中身を開けてみるか。 面白いものもあるかもしれないし 大事なものが残ってて、 慌てて取りに戻ってくるかもしれないからね。*] (503) 2022/12/25(Sun) 22:38:00 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ── 回想:街のレストラン ─── [ 母親を取られた長兄、と聞くと笑う。>>433 父親じゃないのか、と。 でも母親という表現も分からなくもない。 僕にとっては、エーリクはずっと守るべき対象であり 実際、彼が泣きながら部屋の扉を叩くことが減れば ほんの少し寂しさを感じたのも事実だったから。 ──本当に母親じゃないか、 彼はまだ若く、人生も長いのだから 巣立ちは喜ぶべきなのに。] なるほど。結果的には良かったということかな。 でも、僕としては力になれず何も出来ず 申し訳なかった、って思ったのも事実なんだ。 ……そうだね。世界は広いから。 色々な場所を見て回るだけでも面白いだろうし これから、僕達が自由に出回れる日も、きっと来るよ。 [ 洋館から自由に出て、普通の人として過ごせるように。 答えを出せたかと呟いた君の疑問には、肯定で答えよう。 「だからこそ今の君が居るんだよ」と。] (518) 2022/12/25(Sun) 23:30:49 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ僕も、君の役者としての姿を見てみたいからね。 母親に見られると恥ずかしいかもしれないけど、 そこは保護者参観のような気で、ね。 じゃあ、今度見に行こうか。 もし許しが出なければ、 またこっそりと抜け出す手もあるからね。 [ 君の夢は僕の夢でもあるから。 それに、観劇を見る君は、 普段とは違う姿を見せてくれる気がして。 思えば彼を守ると決めた初対面の時から、時も経ったもの。] (519) 2022/12/25(Sun) 23:30:58 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ いつの日か、君は立派に成長し 僕が守る必要はが無くなる時が来るのかもしれない。 その時は──そこから対等な関係が始まるだけ。 形が変われど、君を大切に思っていることには違い無く この先、変わることも無いだろう。*] (520) 2022/12/25(Sun) 23:31:43 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ── 少し先のこと ── [ 22人だった証持ちも少しずつ減っていき 洋館が広く感じることにも慣れ始めた頃。 僕もいつの日か、洋館を離れることになるだろう。 ただし、完全に関係を断つのでは無く 仕事、では無いけれど用事で出入りする程度なので 自室も、元祈祷室の談話室も そのまま置いて貰ったままではあるけれど。] (524) 2022/12/25(Sun) 23:47:04 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ その時に、もう一度実家の教会へと戻り 数年ぶりに、家族との再会も果たせているかもしれない。 僕達は生まれた時から人間で 人間として生きて行く権利があるのだから。 その当たり前を実現できるように。 未来に同じ悲劇が起きないように。 ──きっと、まだ楽は出来なさそうだ。*] (525) 2022/12/25(Sun) 23:47:18 |
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