40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】
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[打たれたのはそれきりか、それとも何度も続いたか。
何度も穿たれる度に腰を打ち付けられる音が響く。
それと同時に、私の細かく途切れながらの嬌声も
高くこの屋外に響いて、
何処かに聞こえてしまってもおかしくなかった。]
ア、きて、くだ、さ、
アッ、ひうっ……ンンンンン!!!
[彼の宣言に甘く答えては熱を待つ。
私の隧道を余す事なく埋め尽くした肉杭が
その最奥で熱を幾度も放つ感覚に
恍惚と私は身体を震わせ、また果てる。
肉襞が彼を離すまいと吸い付いて、
より子種を奥底へ飲み込もうと貪欲に蠢いていた。]
んひっ、あ、……ん……っ。
[ぬぷん、と彼が抜け出る感覚が寂しい。
けれどまた水着を引き絞られ食い込まされて、
溢れる間もなく私はまた身体を震わせ喘いだ。
赤い皮膚を晒したまま、
くたりと平らな岩に身体を預けていたときに
口元に存在を感じて顔を上げる。
四つ這いですらない、
後手に両手を戒めたままうつ伏せの姿。
腰ばかりが淫らに掲げられた姿勢のまま
頭をゆるりと上げて。]
ん、んふ……ぅ………。
[自分の蜜と彼の白が混じり合うそれに口付ける。
動ける範囲が狭いけれども
頭と首とを動かして届く範囲でそれを清めようとした。
先端に口付け、じゅるっとその残滓を吸って。
傘の部分、その括れに丹念に舌を這わせて。
そうして細かな場所を清めてから
その先端からぬるりと飲み込めるところまで。
舌の腹を使って杭全体を舐め擦りながら
頭を二度、三度、前後させてから
ぷはあ、と息を継ぐ為に口を離して
赤い頬で彼を見上げていた。]*
……
今だけ、恋人みたいに、してください。
[恋人と結ばれることが幸せだと仰るなら
どうか、優しく貴方の色を刻んでください。
胸元に額を付けて、一夜の愛を乞いましょう。]*
−向日葵
[ いい雰囲気のまま、彼女の客間へとたどり着く。
客間の中でもリーズナブルに泊まれる方。
布団は既に敷かれており、いつでも眠れるように
準備が整っていた。
そんな布団を見て、隣の彼女は呼吸を整えたような。
すると、彼女は『電気を消してほしい』と
お願いしてきた。
確かに、明るい中でやるのは
初めてなら特に羞恥心が勝ろう。 ]
分かった。してほしいこともしてほしくないことも、
今みたいに言っていいから。
痛かったり、気持ち良かったりしたときも、
声は我慢しないこと。
[ 嫌がられたくないから、と声を出せずにいる
というパターンはよくある。
息ができなくなるかもしれないので、
それは避けたいところ。
そう思って、忠告を済ませると
彼女の願い通りに布団の上で
煌々と照る明かりを消す。
カーテン越しに少し入る月明かりだけが、
彼女の表情を確かめる方法にはなるが、
問題はないだろう。 ]
[ 彼女の求めるものを確認し、
彼は違うところを見つめながら
胸元に額を寄せてきた彼女の髪をそっと撫で、
優しく問いかけるだろう。
そして、そのまま彼女がリラックスできるように
布団の上に彼女を座らせて、
浴衣から見える肌にそっと彼の指を這わせよう ]*
[もしかして、お願いを退けられたら……なんて
私の不安を他所に、瑛史さんは
私の我儘を聞いてくださいました。
気持ちがいいことも、痛いことも
素直に口に出すのは難しいかもしれませんが、
出来るだけのことは、頑張りましょう。
カーテン越しの月明かりの下、
私は瑛史さんの胸元から顔を上げて
じっとその目を見上げました。
髪を撫でる優しい手つきの彼を
不安と期待の混じった瞳で、見つめて
私は問いかけの代わりに、
ちょっと背伸びして、軽く唇を触れ合わせるのです。]
[布団の上へと降ろされて
薄い木綿の生地越しに、
私よりも大きくて雄々しい手が
火照った肌へと触れたなら
ちいさく、ひゅう、と息を飲んで。]
あ、ッ……
[小さく漏れた声が、なんだかひどくみっともなくて
私は唇を噛み締めてしまう。
でも、浴衣を内から押し上げている
小さな乳房の先とか、汗の滲む首筋を
触れるのを、やめて欲しくは、なくて。]
あきふみさん……─────。
[そう、続きを強請ってしまうのです。]*
−向日葵
[ 処女の相手をするのは、これが初めてではない。
どちらかといえば、処女の相手の方が
性に合っているのではないかと思うくらい。
髪を撫でていると、彼女の顔が上がる。
そして、勇気を振り絞った口付けを受ける。
うぶな行動は、求めたくなる。 ]
いい子。僕に全部見せてね。
[ 一緒に座り込めば、彼の手は更に彼女の体に触れる。
小さく漏れる声。
軽くはねるような反応。
女性らしさというものが、滲み出てくる。
もっと、引き出したい。そう思いながら
浴衣の上から彼女の体のラインをなぞって、
暫くの間彼女の反応を楽しむのだろう ]
[ 耳元で優しくささやきながら、
体をなぞる仕草に加えて、
次は耳たぶを食んでいこうか ]*
――露天風呂・混浴――
[平らな岩盤に伏せたまま、懸命に奉仕する千秋の様子。
その従順さと淫らさを愛らしい存在と感じ、
麗央の頬が柔らかく笑む。
最前まで彼女を犯していた器官、精液と愛液にまみれた箇所を
清めようと丹念に舌を這わせるその姿からは、
通常の社会生活を過ごしているのだろう
千秋の日常風景など想像すべくもない。
まして背後に罪人のごとく手首を戒められ、
男の眼下に半裸の姿態を
露にしているとあれば、尚のこと。]
拭うのはそれくらいで充分だよ、千秋。
そろそろ次へ移ることにしよう。
[非日常の愉悦を更なるものとする為に、
息を継ごうと口を離した彼女へ告げる。
見上げる眼差しへ屈み込んで、
うつ伏せた彼女を助け起こした後に
手首の戒めを解いてしまう。
小さく笑って、一声添えた。]
縛られたまま、
連れて行かれる方が良かったか?
[輪に括られていた彼女の手首を片方、握って問うように。
続ける口調は軽く楽しむ響き。]
でもそう言ったって、身体も拭かずに
俺の部屋まで行く訳にはいかないだろ。
[千秋の腰を抱くようにして湯から上がれば
短く何事かを囁き掛けて。
彼女を女湯側の出入口まで送り届けると、
出てすぐの所で待つ、と伝えて自らも着替えに戻っていく。]
[勇気を振り絞った口付けを受け止められて
私は薄明かりの下、小さく微笑むでしょう。
幾ら閨の経験を詰んだとしても
キスの仕方のひとつ、知らない恋人なんて
きっと飽きられてしまいますもの。
浴衣の下にあるのは
無駄な肉のつかない、しなやかで若い身体。
疵ひとつない白い肌は
木綿の生地越しの温もりを感じては
儚く震えるのでしょう。]
ん、ぅ……、ッ!
ま、待っ……、て……!
[耳朶を優しく食まれて、私は
彼の身体の下で身を捩りました。
だって、初めて……他人の粘膜に
肌を愛された衝撃など、どう堪えられましょう!
思わず突き放すように、瑛史さんの肩を
押しやってしまって……私はふるふると
震えるのです。]
[でも、この熱を帯びたまま放り出されるのは
多分、耐えられなくて。
肩を押し返していた手を瑛史さんの背中に回すと
小さな声で「ごめんなさい」と
非礼を詫びましょう。
いや、では無いのです。
どの教科書にも載っていなかった
未知の感覚が、怖いだけで。]
あの、……もう、
いや、なんて言わない、から……
もっと、触って……
おしえて、ください。
[彼の手を取って、着物の合わせの中へ
導いたら、流石にわがままでしょうか。
順序というものを知らない私は
もっと、もっとこの女の快感を拓いて欲しくて
恋人へはしたなく強請るのです。]*
─露天風呂・混浴─
……ん、ふ……ぅん……。
[また口を開いて清める続きを。
そうしていたところで声をかけられ
頷くのと同時に何だか間抜けな声が漏れてしまった。
それも、身体が奥底から熱いせい。
達した余韻がまだ抜けきらないどころか
それに染まり切っているせいだ。
助け起こされ、戒めを解かれる。
ジン…と微かな痺れが指先に宿り
嗚呼、縛られていたのだと今更ながら嬉しくなる。
けれど手首をさすっている様が不満げにでも見えたのか
彼は笑い、私に軽く説明した。
確かにその通りである。
だから私も軽く笑って、うなずいた。
彼がその肯定をどちらの意味で受け取ったのかは
私にはわからない事だけれど。]
──百日紅──
[湯船から出て行こうとする月子の手を掴んだ。
肌を寄せ合い、首元に口付けまでして、その気がなかったなんて言わせない。]
火照っているのは温泉のせいだけか?
[引き寄せる。
離れた肌をもう一度触れ合わせればお湯よりももっと熱く。
唇を重ね強く吸って、強引なキスは月子の口内を犯すように。]
俺はまだ、月子を抱き足りない。
[もっと肌を触れ合わせたいと、もっともっと月子が欲しいと強い眼差しでその目を射抜く。*]
−向日葵
[ 体を触れられるたびに、あがる小さな声。
少しずつ、彼女が感じ始めているのだろうと
彼は思っていた。
なので一歩踏み込んでみようと、
耳たぶを食んだ。
しかし、それは彼女にはまだ早すぎたようで
『待って』の言葉と同時に、
肩をぐいっと押されてしまい、
彼女との間に少し距離ができる。 ]
……ちょっと早すぎたかな。
[ そう呟いて、待つことにした。
とはいっても、そんなに待たされたかというと
そんな風には感じなかった。 ]
[ 彼女の腕が弱々と押さえるのをやめて
背中に回ってきた。
小さな声で謝られると、
背中を撫でて大丈夫と改めて呟こう ]
ん、知ってる。でも、嫌って思ったら
言っていいから……ね?
[ 教えて、と言われると全く嫌な気にはならない。
今の彼女は彼にとっての恋人。
なら、その要望は応えるべきだろう。
彼女が率先して、彼の手を薄い布の奥へと導く。
弾力のある肌に不意に触れることとなり、
少し口元が緩んだ。 ]
柔らか。……痕つけたら、怒る?
[ 腰紐を緩めながら、彼女の背中を支えて
寝かせる体勢へと導く。
優しく啄むように彼女に唇を重ねながら、
ゆっくり、ゆっくりと、気持ち良さを
知ってもらおうと触れていく ]*
───客室露天風呂
[ 上がろうと離れて、立ち上がろうと
膝を折れば、掴まれた手に目を丸くする。]
ぇ、
[ くい、とそのまま腕を引かれれば、
ぱしゃ、と湯が跳ね、彼の方によろけた。
強引に唇が重なり、口内を彼の舌が蹂躙する。
突然奪われた呼吸に、くらくらした。]
っは、ぁ───ッま、っ…ン、
[ 静止をかけようとするのに、
それよりも深く口付けられれば、
なにもできなくて。]
[ 離れた唇は酸素を求めて呼吸を繰り返すのに、
湯気ばかりが取り込まれて、肌だけでなく
体全体が熱に侵されそうだった。
また、真っ直ぐに射抜くような言葉。
視線に、瞳の奥が揺らぐ。
そうしてゆっくり、目を細めて。]
───そんなによかった?
うちの身体。
[ と尋ねよう。
雑にあげただけの髪が一房落ちて、
湯に揺蕩う。そっと耳にかけた。]*
──桜の間──
[こちらからの悪戯は
男によって一回り多く仕返しされる。
アルコールの、熱が、感じる。
顎を上げて、男の唇によって口を塞がれながら
感じる仄かな香り。
く、と喉を動かしてそれを飲み干す。]
……ふ、はぁ……
…………これが、黎哉の味、ね。
[心の昂ぶりと共に酒精を流し込まれれば
その味すらも僅かに感じる。
指を唇に当てて、瞳を細めれば
月明かりに照らされて妖しく映るだろうか。]
[空のグラスを敢えてあおる。
勿論そこに酒は入っていない。
けれど私は身体を乗り出し、その胸板に手を置いて
あ、むと唇を塞ぎ、ちゅ、らと舌を軽く押し込む。]
……お味は、いかが?
[見上げるようにして、しなだれかかった女は
男に先程の言葉と同じ言葉をかける。]*
──百日紅──
[強く頷いて瞳を射抜く。
その仕草一つ一つに煽られるように、その綺麗な髪が湯に揺蕩うのも、それを耳にかけるのも、全てが情動を揺らす。]
月子は……違うのか?
[抱きとめた腕を背中に回せばツツと背筋をなぞり、そのまま降りて行って滑らかで張りのある臀部に触れて、掌で撫で回す。]
ずっとこのままだった。
知ってた、だろ?
[もう一方の手で月子の手をつかむとすでに怒張している自分のモノに触れさせる。
湯の中で、肌が触れた時からずっとこのままだったそれに。*]
──桜の間──
[今度はアルコールではなく玲の舌が入り込んできた。
大胆なキスに少しだけ驚いてはみたものの、すぐに反撃に出る。
舌を歯で甘噛みするように捕まえると、先端を自分の舌先でつつき、徐々にこちらの舌も差し出して重ね合わせる。]
どうかな。
もっと味わってみないと……
[その続きは言葉にしないまま、今度はこちらから玲の唇を塞いで、差し込む舌で歯を撫でるように舐めると、玲の舌を待った。]
あっちに行こう。
[唇を離すと首をクイっと動かして二つ並んだ布団を指す。]
それとも、もっと味わってからにするか?
[今度は顎でテーブルの上に置かれたままの酒瓶を指した。*]
──桜の間──
[
その硬質な歯の感触も分かる。
捕まってしまえば、つん、とした軽い感触から
舌同士が重なっていく。
上になり、下になりと舌を動かして
弾力ある肉の感触を味わっていく。]
……おんなじセリフね。
[はぁ、と吐息の間に小さな呟き。
相手から唇を押し付けられれば
その舌の動きは私の舌を待つかのよう。
言葉がないのに、舌の動きで意思を疎通するみたいに。
私から舌を出して、男の舌にもう一度絡めて
さらに頬に手を当てて、何度か男とキスを交わせば
細い銀糸が互いの唇の間にかかるか。]
えぇ、あっちに行きましょ。
お酒はその後でゆっくり味わいたいの。
[そうして立ち上がる前に、彼の耳元に顔を近づける。]*
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