16:39:59

人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


【人】 3年生 黒崎 柚樹


[1回してみて、なるほど、と、思った。

漫画だとか小説だとかドラマだとかの世界とは大違いで、どうにも恥ずかしいし、どうしても居たたまれない時間もあるし。

……でも、身体を合わせないとわからない、この満たされた気持ちは、してみなければ味わえないことで。

きっと、その……もう少し慣れたら、武藤の言う"めちゃくちゃ気持ちよかった"に私も至れるのかもしれないし。

ぼんやりとそんな事を思いながら…………まあ、見てた、という次第。]
(353) 2022/09/19(Mon) 18:25:13

【人】 3年生 黒崎 柚樹


  うん。

[言葉にならない言葉を飲み込んだらしい"うん" >>350 に、私も鸚鵡返し。

見ようと思って見たわけじゃないよという言い訳は飲み込んで、でも別に気にしないのになあと言葉を紡ぐ。

自覚はしていなかったけれど、噛みついてくる武藤同様、私も大概動物的なのかもしれない。

一度身体を開いて受け入れてしまえば、武藤に対する羞恥心とか居たたまれなさとか行為への警戒心だとかが、一気に薄くなった感覚があった。

何ていうか……そのへん全部が自分のテリトリーになった……という感じ?]
(354) 2022/09/19(Mon) 18:27:03

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………?

 したかったら、していいよ…………?

[もう全然痛くないと言ったら嘘になるけれど、先よりはきっと負担なく受け入れられる気がしているし。

でも、男の人の側は、そう何度もできるものなのかな、と、そのあたりも全然検討つかないまま、したいならしよう?と首を傾げる。

足の付け根に当たる固い熱も、もうなんだか見知ったもののように思われて、唇が重なれば、こちらも負けじと身体を擦り寄せた。*]
(355) 2022/09/19(Mon) 18:28:10

【人】 1年生 朝霞 純

>>351
[“失礼します、朝霞です。”なんて電話をかけたときの定型文を言うまでもなく、相手側から“ひさしぶり”と声をかけられて。

心臓が跳ねた。

電話をかけて、タイミングが合わずに出ない可能性だってあるわけで。
それなのに、いつもかけた電話に出てくれるのが嬉しくて。

ただのタイミングの問題なのかもしれないけれど、とてもとても嬉しくて。

ゆっくりと呼吸を繰り返した。
心臓の鼓動も、巡る血潮の音も、上がる体温も、全てが思考を邪魔してくるから。
言葉が紡げるように、その余裕を作るために、ゆっくりと息を吸って、吐いた。]

はい、お久しぶりですね。もう、怪我は大丈夫ですか?

[お見舞いは一回きりだったというわけでは別にない、たまに様子を見に行ったことくらいはあった。
けれど、やっぱり退院後に話したことなんて、なくはないけど多くもなかったから。

退院したって完治したわけでないのは知っているから、それが少し心配だった。]
(356) 2022/09/19(Mon) 18:32:39

【人】 3年生 津崎 徹太

>>356

 怪我はやっと自力で歩くことを許された。
 朝霞はどうだ?

[呼び方はすっかり朝霞、に戻っている。
 入院中も、何度か来てくれて、わりといろんな話をしただろう。
 もちろん、配信してるとかも告げている。
 ただ、退院してからは、確かにちょっと連絡は途切れていた]

 そう、ちょうどよかった。
 今学校?

[チカさんのこともあり、
 ちゃんと会って話したいと思っている]*
(357) 2022/09/19(Mon) 18:42:09

【人】 1年生 朝霞 純

>>357

やっと自力で…ということはやっぱりまだ辛いですか。
私はちょっと杖をついていますけど、でも日常生活に支障がないくらい歩けるようにはなりました。

[生きて戻ってきて、初めて会えたときにちゃんと元の呼び方に戻っていたのは、後からその時のことを思い返して気づいた。>>46

取られていた距離が、多少は元に戻ったみたいで、気づいたときはそれはもう嬉しかったのだ。

ただ、病院で怪我の具合が同程度という接点がなくなってしまうと、どうしても接触するタイミングが分からなくて。
ああ、今喋れているのが、それこそ夢みたいだ、なんて思う。

問いかけられた言葉には、少し考えて。]

はい、構内にいます。場所を教えてもらえれば、歩きます。
居場所を聞くのは、多分、そういうことですよね?

[何か話したいと思ってくれているのだろうか。
電話をかけたはいいものの、どうしたらいいのか迷っていた自分にとっては嬉しい話だ。

もうすぐ休学するから、という話だったとしてもやっぱり顔を見て話せるならその方が嬉しいわけで。]

私が会いに行きます。どこにいるか教えてください。

[これで呼ばれたわけでないなら恥ずかしいな、なんて苦笑しながら。]
(358) 2022/09/19(Mon) 18:55:59

【人】 3年生 津崎 徹太

>>358

 まぁ、まだ違和感はあるけれど、
 足の甲、ひびだけだったんで、
 走るのはまだ様子を見てからって言われてるけど。

[心配してくれる声にはこちらも事情を知っているから、
 杖をついているときけば、
 心配をしたが、

 歩く、としっかり言う声に、うん、と頷いた]

 ん、話できればなって思って。
 そうだな。今図書館にいるんだけど、
 小さな声なら話しても怒られないだろ。
 これる?

[チカさんにとっては地獄の場所だな、とは
 さすがに事情は本人から聞いただろう。
 そして、朝霞との電話が終われば、
 また図書館に戻る]*
(359) 2022/09/19(Mon) 19:03:08

【人】 3年生 武藤景虎


 ん……、じゃあする、

[随分あっさりした承諾>>355は、緊張感がだいぶ抜けているようで。

勿論好きでいてくれて、全部明け渡してくれるつもりだったことも、全部受け入れてくれることも知ってたけど。

先程の繋がりで、それが肉体的にだけじゃなく、別の目に見えない部分でも本当になった気がした。

ほんの数刻も経ってないと思う時間で、戸惑いとか躊躇いがなくなっているのがなんだかかわいいし、愛おしいと思う。]
(360) 2022/09/19(Mon) 19:14:24

【人】 3年生 武藤景虎

[口付けを交わしたまま、もう隠されなくなった胸元に触れて。

擦り合わされた体に下肢をもどかしげに擦りつけて熱を持った慾を育てた。

体の線をなぞって脚に至れば少し体をずらして、少し前まで繋がっていた場所に指を触れる。

最初触れた時よりもだいぶ湿り気を帯びた其処は、情交の名残がありありと感じられて、指先を押し込む抵抗感は幾分減っている気がした。]

 ……、痛くない?

[挿し入れた指腹で内壁を掻いて問いかけて。深く潜り込ませた拍子、被せた掌が触れた陰核を押した。]*
(361) 2022/09/19(Mon) 19:14:43

【人】 1年生 朝霞 純

>>359
[ちゃんと立って歩けているらしい様子には、少しだけほっとする。
流石に身体に負担をかけるようなことは、余程のことがなければしないはずだから、走るとかはあまり心配していない。

図書館にいる、との言葉には調べものをしていたのだろうかとか、電話は邪魔ではなかったかとか、気になりはしたけれど。

それでも津崎さんは図書館で待ってくれていて、話したいと思ってくれているようだから、それをちゃんと聞きに行こうと思って。]

はい、今から行きます。
ちょっとだけ時間かかっちゃうかもしれないけれど。
待っててくれますか?
…なるべく、急いでいきますから。少しだけ待っててください。

[そんな風に言ってから、私はこけないように気をつけて、出来る限り早くつけるように歩いた。
走れないから、ほんの少しだけ早歩き、その程度の速度だったけど。

物凄くお待たせした、なんてことはないんじゃないかな。]
(362) 2022/09/19(Mon) 19:18:46

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ 少年の朝は、いつも焼き立てのパンの匂いで目を覚ます]
(363) 2022/09/19(Mon) 19:21:54

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

―― とある夏の日、どこかにあるパン屋にて ――

[ とある街の駅前にある、自宅に併設されたパン屋にて、
 少年は夏休みの間、お店でお手伝いすることになった。

 お手伝いを頑張ったら、お父さんとお母さんが
 次のお休みに美術館に連れて行ってくれるのだ。

 少年の生まれるより前になる、
 十数年前に地震で倒壊したその場所に、>>n0
 少年は一度も訪れたことはない。

 けれど、写真で建物を見ると、
 なぜか胸が締め付けられるような思いになって、
 少年は「行きたい行きたい!」と駄々をこねた。

 その結果、両親による
 「働かざる者、我儘言うべからず」の方針のもと、
 こうしてパン屋で少年は作業をすることとなる]
(364) 2022/09/19(Mon) 19:22:08

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ お手伝いといっても、
 小学生の少年にできることは限られた。

 開店前や空いている時間に店の前の掃除をしたり、
 夕方の割引きセールとなったパンを
 いくつかにまとめて袋詰めをしたり、
 閉店後の後片付けを手伝ったり。

 それでも、パン屋にいればいつもパンの匂いが漂い、
 その匂いが大好きだった少年は、
 ずっとお店にいたかった。
 まあ、忙しい時間になれば邪魔になるから、
 やれることが終われば、とっとと退散したのだが]
(365) 2022/09/19(Mon) 19:22:27

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ パン屋のお手伝い以外は、少年は夏休みの宿題をしたり
 友達と遊んだりして過ごした。
 
 客商売に向いてそうな性格の両親のもとで育った少年は、
 それはそれは大らかでしっかり者の性格になったもので。
 友達もなかなかに多く、
 話題に乗れないくらいで離れる友人もいなかった。>>1:44

 お父さんとお母さんからは、
 泥だらけになって帰ってきたり、
 部屋を散らかしたままにしたりしていると、
 たまに叱られることはあるけれど、

 友達と喧嘩すれば、両親は慰めてくれて、
 友達と仲直りすれば、自分のことのように喜んでくれて、
 小さなことでも何かお手伝いをすると褒めてくれて、
 そういったことがある度にぎゅっと抱きしめてくれた。

 少しだけ気恥ずかしい思いはあったけれど、
 両親から向けられる一つ一つの愛情表現が、
 少年にはやはり嬉しいものだった]
(366) 2022/09/19(Mon) 19:22:48

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ そんなこんなで過ごす長い夏の日。
 もし少年がお店にいて、
 見知ったお客様が来店したなら、

 「いらっしゃいませ!」と楽しそうな笑顔で
 元気よく挨拶することもあるだろう]
(367) 2022/09/19(Mon) 19:23:14

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ 夏の輝かしい太陽のもとで、
 少年の人生はこれからもずっと続いていく]**
(368) 2022/09/19(Mon) 19:23:44

【人】 3年生 津崎 徹太

>>362

 大丈夫。とくに用があるわけじゃないし。
 それよりも転ばないように。

[と、心配になる気持ちは押さえて、
朝霞の到着を待つだろう。

 到着したのならば、
 座るところを探して
 なるべく司書のおばさんに怒られないような隅っこの席、
 まずは朝霞を座らせてから、
 自分もゆっくりかけた]

 教授からきいたかもしれないけど、
 俺、休学することになって。

 朝霞にも直接伝えておきたかったんだ。

[世間話といっても怪我の具合だろうから、
 まずはそれを報告する]*
(369) 2022/09/19(Mon) 19:48:16

【人】 3年生 黒崎 柚樹


["していいよ"は、多分、自分の本心を隠したずるい言い方だったと思う。
本音のところは、"していいよ"じゃなくて……もっと、で。

なので、武藤に"する" >>360 と言われて、正直嬉しかった。

なんだっけ……どっかで見た本だか何かだと、"賢者タイム"というのが男の人にはあるらしかったのに、武藤には無いのかな?……なんて思いつつ、うっとりと唇を合わせる。

キスも、したのは武藤が初めて。
ねえ、こんなに気持ち良いものだとは、知らなかったよ。

ぽやぽやとそんな気分に浸ってるうちに、武藤の手指が色々なところを辿っていって。

私の知らない部分にまで触れようとすることにも、もうあんまり抵抗はなかった。

だって、先刻まで武藤が"居た"ところだったのだし。

────けれど。]
(370) 2022/09/19(Mon) 20:01:12

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………ひゃ、ぁ……ッッッッ!?!?

[両足が引き攣るほど跳ね、どころか、背から肩からびくりと跳ねた。

全身の毛穴が閉じたのか開いたのかもわからない感じに、唐突に心臓の鼓動がやかましくなりはじめて。]

 む、と…………今、何、した……の?

[呆然と、緩く開いた足の間に居る武藤を見つめる。

こんなの、知らない。
全然、知らない。

快感のようなそうじゃないような、鮮烈な何かが身体中を痺れさせながら駆け抜けていくような。

不快ではなかったけれど、でも、"怖い"と思ってしまった。

だって、こんなの、自分がどうにかなってしまうとしか思えなくて。

なけなしの理性をかき集められる自信もないまま、呆然とした心持ちで武藤を見つめてしまった。*]
(371) 2022/09/19(Mon) 20:02:42

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― この秋の終わりに ――


[400m走は、トラック1周。
だから、顔を上げたところで、フィニッシュ地点が視認できるわけじゃない。

けれど、く、と顎を引いた私は、眼前、見えぬそれを睨みつけるように集中する。

欲しいのは、未来。

"死んでもいい"なんて二度と思わないための。
愛する人の傍ら、胸を張って立ち続けているための。
これからの人生、一瞬も無駄にしないための。

きっと武藤は客席に居てくれているのだろうけど、あえてそちらの方に視線を送ることはしなかった。次に会う時は、笑顔で戦果を報告する時だと、決めていたから。

On your marks、Set、の声に応じ、身体を無意識に前傾させ、呼吸を詰めて。

今日は青空。
まるで、あの美術館で見た時のような空の色だった。

────そして、結果は、
  『インカレ陸上女子400m (2)1d3位 黒崎柚樹』
]
(372) 2022/09/19(Mon) 20:17:59

【人】 1年生 朝霞 純

>>369
[転ばないように、何度も聞いたような気がする、その心配の言葉。

苦笑して、気をつけながら、それでも少し早足に図書館へと向かう。
用があるわけじゃないというけれど、私は少しでも早く、少しでも長く津崎さんと一緒に居たくて。

そうそう転ぶものじゃない、頭はふわふわ、何度も転んだときみたいに浮わついていたけれど。
足はその時よりもしっかりと地を踏んでいられたから。]

失礼します。

[一声かけて、図書館の中へと足を踏み入れれば、座るところを探して、そこへ促してくれた。

優しさに、ほんの少し体温が上がるけど、それは落ち着かせて。津崎さんの言葉に耳を傾けて。
休学するということを直接聞かせておきたかったと聞いた。

なんだろう、切ないような感じ。
松本さんに聞いて、知っていたのにな。
直接言われると、胸に空洞が空いたような、そんな気持ち。
でも、直接言われた方がいいことだと思う。
いずれ来る寂しさに少しだけ構えてられるから。]

はい、聞きました。
直接教えてくれて、すこし…

[嬉しくはない。でも寂しいとは言ってはいけない気がする。]

心構えができた、かな。

[すこし目を伏せた、やっぱり寂しい。]
(373) 2022/09/19(Mon) 20:21:00

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………ああ、もう。また2位だった。
 残念。

 ごめんね、せっかく観に来てくれたのに。

[武藤へそうぼやきつつ、でも案外と心中はさっぱりしていた。

入賞なんて望めないくらい、ここ2年弱はスランプだったから、この結果は充分すぎるほどに上々で。]

 良いとこ就職して。
 何かあっても武藤を食べさせていけるようにするからさ。

[ふ、と笑った私は、もう、"次の大会ではもっと良い結果を残すから"というしか考えていなかった。*]
(374) 2022/09/19(Mon) 20:22:02

【人】 3年生 津崎 徹太

>>373

[大丈夫なんだけど、それでも、
 まだ少し、駆け寄りたくなる。
 でも、あえて、待って。


 休学のこと伝えれば、寂しそうな返し声。
 ちょっと、さすがにこちらもしんみりとするけれど]

 で、理由言っておこうと思って。
 実は……

[お世話になった祖母がイギリスで一人暮らしていて、
 その余命が長くないという宣告を受けたこと。
 その最期までの介護をかってでたこと。

 だから、戻りはわからないこと]

 多分途中で戻ってくる、というのもない。
 ――……

[朝霞の様子はどうだっただろう]

 大学は辞めないつもりなんで、
 もしかして、かえってきたら、同学年かもしれないな。

[そんな風にもいってみたけど]*
(375) 2022/09/19(Mon) 20:29:32

【人】 2年生 松本志信

 夢は叶えるもんだぜ!
 ……なんてな?

[叶うといいと言ってくれた声に>>315 そう笑って返す。
背後から厨房裏口のドアがあいて「休憩終わりだぞ」なんて声があって。]

 ああーっ、すまんそろそろ行かにゃだわ。
 ごめんね、たいして時間取れなくて。

[電話先、美術館でもそうしたように顔の前に片手で“ごめん”を作る。
そして病院での時みたいに、あえて未来の約束を置く]**

 んじゃ、また話そうぜ。
(376) 2022/09/19(Mon) 20:31:47

【人】 3年生 武藤景虎

[体に触れられるのは既にあまり抵抗ないみたいで、どこか惚けたような表情を見詰めた。>>370

先刻酷使してしまった場所に身体を辿る指先が向かっても、開いたままの脚が閉じる様子もなかったから、痛みも和らいだかと思って。

確かめるように指先を深く挿れた瞬間、掌が何かを押し潰す感触はしたけれど、体の下で柚樹が高い声をあげて大きく跳ねる。>>371]

 悪い、痛かった…?、

[そういうわけでもなさそうなのは、此方を見つめる呆けたような顔からわかって。

指挿れただけだが、と思ったけど、さっきまでもっと質量のあるものが入っていたわけだし、と逡巡する。]
(377) 2022/09/19(Mon) 20:32:27

【人】 3年生 武藤景虎


 んー……、ぁ、
 此処?

[指を挿れたまま掌を浮かせて、掌の下にあった突起を親指で触れて。

そういえばそういう器官はあったなとはさっきは繋がることばかり考えていたので忘れていて。

返事は返らなくても、反応が返れば当たりはつけられるので。

挿れたままの指先に絡む液が増えるのに締め付けられる感覚に息を吐いて。

感じる姿が見たいと思えば、ぐり、と指腹で圧迫すると大きさが増している気のする其処を執拗に捏ねた。]*
(378) 2022/09/19(Mon) 20:32:43

【人】 3年生 武藤景虎

>>374

[ごめんねと謝る彼女に首を振る。]

 残念だったけどかっこよかったぞ。
 次は1位だな。

 まあ、オレもなるべく良いとこ就職するので、

 金貯まったらイギリス行かん?
 徹っちんが新婚旅行に来いっつってた。


[「新婚旅行になったら、笑うけど」と言われただけだが。>>289

まあ、新婚旅行にはならずとも。

さすがに養ってもらうつもりはないので、お互い支えていければいいと思うよ。

  あまり無理はし過ぎない程度に
  二人でお互いに支え合うような関係を
  築いていけること>>6:103

を祈るって先輩も言ってたし、オレもそうしたい。

と、多分もう後は振り返らずに先を見てるだろう笑顔に告げた。]**
(379) 2022/09/19(Mon) 20:40:23

【人】 1年生 工藤美郷

──イチネンズとパン屋にて──

[工藤が何でもないことのようにつぶやいた言葉を朝霞さんは繰り返した>>7:325
 工藤は、耳以外の何かも欠けたクリームパンから視線を上げて、朝霞さんのことをじっと見つめる。]

 私は小泉先輩のパンを自己解釈した。
 小泉先輩がこのお店のパンを自己解釈したのと同じように。

[彼女は工藤に付き合おうとしてくれた。苦痛を表すことなく、ただ淡々と日常を送る工藤に。
 そうして、工藤には無い視点を与えた。>>7:326
 死者は動かない。動かないままに影響を遺し、生きた人間を変容させていく。]
(380) 2022/09/19(Mon) 20:45:40

【人】 1年生 工藤美郷


 私は……

[問いかけに一瞬口を開き、それから言葉が見つからずにしばらくの間沈黙した。
 それから、食べかけのクリームパンに視線を落とした。]

 ……私のではなく、小泉先輩が焼いたパンが食べたかったんです。

[きっと彼のパンであれば、味が変化したとしてもそういうものとして受け入れられたのだろう。
 けれど過ぎ去った時間はどうにもならない。全く同じ味は受け継がれない。そんなものは存在しないから。
 工藤はまだ諦めきれない。たとえ朝霞さんから言われたとしても。
 細やかな五感があるがゆえに。手先が器用であるが故に。優れた記憶力が故に。
 だからまた、きっとパンを焼く。]
(381) 2022/09/19(Mon) 20:46:22

【人】 1年生 工藤美郷

[パンの香ばしい香りが、三人を包んでいた。
 忙しそうに動き回る店員たちの中に、小泉先輩は居ない。
 先輩が抜けたとしても、パン屋は少しずつ形を変えて回っていく。
 今このパン屋で食べられるのは、今の従業員が焼いたものだけ。

 工藤は長い沈黙の後に、工藤は再び朝霞さんを見つめると、淡々と言葉を続けた。]

 朝霞さんの豆カレーが食べたいです。作ってください。

[得られるのは、いつだってこれからの時間だけ。
 生きている彼女が作ったものならば、どのような味であっても受け入れられるだろう。]*
(382) 2022/09/19(Mon) 20:46:51