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人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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視点:


【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[私の夏休みは、あなたより1日長くて。
あなたの出て行った部屋に、もう1晩、1人で泊った。
ジェシーに乗って、見て回った景色はやっぱり綺麗だったけど。

お土産屋さんで、絵葉書を見て回る。
美しい写真の印刷された絵葉書は。
このホテルの美しい景観を、余すところなく捉えていて。
夕暮れの葡萄畑。蛍の夕べ。
私は悩んで、2枚の絵葉書を買った。

蛍の絵葉書には、『星が降りてきたみたいだな。』>>1:684
一言そう書いて、自分の住所と名前を書いた。
もう一枚。夕暮れの葡萄畑の絵葉書に。]
(556) 2020/08/05(Wed) 18:48:43

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[その葉書>>*7が届いた時。
宛名の無い葉書。誰からのなんて疑問の余地も無くて。
思わず葉書を見詰めたまま、小さく息が零れて……
ただ、ただ、息を吐き出しながら、笑み崩れてしまった。

約束>>563の通り、また会った時。
私は2枚の絵葉書をあなたに見せて。]


じゃん。


[なんておどけて笑って。
同じ言葉の描かれた、同じ絵柄の葉書。
消印だけが僅かに違って。

2人で笑い合えたかしら。
変なところで気が合うねって。
あの日の事を思い出して、今の2人で笑い合おう。
ここは蛍の沢では無いけどキスをして。
もう逃げたりしないよって。]
(569) 2020/08/05(Wed) 20:41:49

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[あなたは何時も当たり前のように2人の未来を埋めて行く。
あなたは何時も、当たり前のように、私が一番欲しい物をくれる。
話した事なんて無かったはずなのに。
どうしてこの人は、私の一番欲しい物が分かるんだろう?


────恋がしたかった。


お互いを見つめ合うような恋じゃない。
詩桜ちゃんの想いを聞いた時抱いた胸騒ぎ。
憧憬と共に感じた違和感。
私はもう年を重ねて、不幸だったわけも分かってる。

お互いを、では、無くて。
同じものを見て。
同じ経験をして。
分かち合える人が欲しかった。
私はそう言う恋がしたかった。

あなたは誰よりも、私を満たしてくれる。
でも一つだけ誤算だったのは…………
あなたの事も、見詰めて居たいと、思ってしまったことかしら。]
(571) 2020/08/05(Wed) 20:42:17

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── 遠くない未来 ──

[2人で料理をして、2人で食べて。
ソファに並んで座って映画を見て。
そんな一日も、当たり前になって行って。
あなたのその言葉>>564を聞いた時。
思わず、ゆっくり、笑顔が消えてしまってた。]


…………ッ。


[思わず小さく口が突き出して。
ほっぺが膨れて。
まるで小さな子どもみたいな顔。
ごめんね。泣きそうなのを堪えてるの。

別に言葉が欲しかったわけじゃない。
あなたに愛されてるのは、ちゃんと伝わってたから。
でもあなたは口にしなかったから。
その言葉を大事に温めてくれていたのを知っている。]
(572) 2020/08/05(Wed) 20:42:48

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[優しく腕の中に包まれて。
なんだか悔しかったから、ぽかって羽井さんの胸を叩いた。
一緒に色んな映画を見た。羽井さんなら知ってるよね。
私が泣くのは嬉しい時。幸せな時。感動した時。
そんなことも、きっとバレてて。

肩口に顔を埋めて、背中の服をぎゅっと握り締めたら。
堪え切れない涙が零れて来た。

まだ早いって、囁き声>>-1137に。
むって顔を、羽井さんに向ける。
でも何時も自信に満ちて、ちょっと自惚れたあなたの言葉。
ずっと膨れていることなんか出来なくて。
涙が零れながら、笑ってしまう。
花が綻ぶように。]
(574) 2020/08/05(Wed) 21:20:08

【人】 花嫁の友人 市村 真由美



[あなたとだったら、未来を信じられるから。*]

 
(575) 2020/08/05(Wed) 21:20:52

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── ホテルにて ──

[フロントで、伝言>>586を伝えられて。
一緒に居た、羽井さんにもハナくんからの伝言を伝える。]


ハナくんから、羽井さんに伝言。
『勝負しよ。』『もう一度会えたら、俺の勝ち。』だって。

連絡先も貰ったけど……


……


ハナくんの連絡先、要る?


[迷った後で、ニッコリ笑って聞いてみよう。
いつの間に、仲良くなってたの?なんて尋ねながら。
乗馬の時、会話してなかったよね。*]
(588) 2020/08/05(Wed) 22:29:11

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[要らないって言葉に、やっぱりって思う。
はぐらかされた言葉には。]


ふーん。……そう。


[私も深くは聞かないけれど。
連絡先は丁寧に畳んで、しまったけれど。
自分から連絡することは無いだろう。
連絡しても良いかって、聞くのも違う気がしたから。

ただ、毎日。ご飯が美味しいと良いなと思った。
世界が綺麗だと良いなと思った。
楽しい事を、一つ、見付けられたら良いなと思った。

ハナくんの幸せを、ただ願って。
まさか自分の職場で再会するなんて、この時は思いもよらなかったこと。
花火の日の思い出を、語る時のあなたの顔は、きっとその時答えが分かるでしょう。**]
(590) 2020/08/05(Wed) 22:47:47