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人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

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【人】 伊豆浦帆稀

 

  そしてバレンタインの日。


   「 そんなにすごくないよ。
     ……いや、すごいのかな? 」


  自分で作る手順自体は簡単だけれど
  まひろの料理の腕は知っていたから
  首を傾げながら答自問>>16

  しかし手に可愛らしくラッピングされた箱が乗れば
  嬉しそうに顔を綻ばせて「やったー」と呟いた。
  今すぐこの場で開けることはしないが
  いつ食べようかと思考が頭を走る。
 
(25) 2023/02/04(Sat) 7:49:51

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 そうなんだ?
     種類あると全部食べたくなるね。 」


  いつも近場で材料を購入するのは私も同じ
  わざわざ良いとこに買いに行くことはなかった>>17
  ちゃんとしたチョコレート売り場であれば
  きっとどれも美味しくて凝っている。

  手作りは手間はかかっているものの
  そういった場で売っているものより味は大雑把だろう。

  まずいと言われることはないだろうし
  受け取ってもらえないことも多分ないだろうが
  手作りより市販品のほうが喜ばれるんだろうなぁ
  なんてふわふわ思っていた。
 
  思ったところで作るのだが。
 
(26) 2023/02/04(Sat) 7:50:03

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 うん。 」


  伊緒は喜んでくれるから渡し甲斐がある>>22
  お菓子作りにハマっている時期があって
  クッキーやケーキ、シュークリームを作っていた時も
  相手の都合が悪くなければ
  たまにおすそ分けしていた。


  それも途中で飽きてぱったりやめてしまったけれど。
  ハマるときはハマるし、飽きるときは飽きる。
  そういう性分であるからこそ
  諸行無常のように世界を思っているのかもしれない。**
 
(27) 2023/02/04(Sat) 7:50:15

【人】 楢崎大地

 「……ふぐ〜〜〜〜……」

青少年男子のバレンタインへの熱量はマグマより熱い
入れたてアッツアツのコーヒーよりも熱い
そんなのがにえたぎる夜と戦い、負けた俺は、
もう眠くて眠くて仕方なかった

  
      ……ほしい……チョコほしい……


半ば怨霊と化しているが、怨霊というものは
俯いてばっかりいる(※偏見)生き物なのだ
目の前の祝福にはまだ気づいてなかった>>14
応援の声掛けだとばかり思ってたのだ

    「ふぐうう〜……さんきゅーまめちゃん……
     がんばる……ちくしょーねみい……ちょこ……
     くそぉ……ばれんたいんん…………」

           バレンタインに気づかず
           バレンタインに嘆くのであった
           その認識が訂正されるのは
           つんつんとしーちゃんがつついて
           起こしてくれた時のこと>>21
(28) 2023/02/04(Sat) 9:43:53

【人】 楢崎大地

  「うう……さんきゅしーちゃん……
      
って、こ、これはぁ……!?


   めちゃくちゃでけえひそひそ声が出ちまった

   透明な袋に入れられたチョコマフィン。
   ちらっっ!!!とまめちゃんの方を見る。
   その手にはどうやらじゅんじゅん等に渡すらしい
   同じチョコマフィンがあった。
   つまり……これは……!

「ま、まめちゃんから……!」

      ぱあーーー!と顔色が一気に明るくなる!
      もうそれはもう、分かりやすいくらい
      嬉しそうな笑顔!!
(29) 2023/02/04(Sat) 9:53:01

【人】 楢崎大地

「まめちゃん!チョコサンキューな!
 ホワイトデー期待しとけよ!な!!!」

         ホワイトデーの頃には、
         もう、卒業式も合格発表も終わり、
         無限列車旅行の真っ只中だろう。
         そんな中で買うお返しチョコ……
         間違いない。旅行価格の
         かなりお高いやつになる。

       が、そんなことはバカは気付かぬ。
       うれしくって堪んねえ!
       もう小躍りし始めそうな感じで喜んで、
       教室を出る時も、何をするにも、
       るんるん♪るんるん♪とどこか浮かれて
       いたことだし。

   勉強中なんかは、

  「そんな問題だしていいのか?
   俺にはまめちゃんのチョコマフィンがあるんだぜ?」

   という顔で、様々な問題に取り組めたことだろう
(30) 2023/02/04(Sat) 10:03:21

【人】 楢崎大地

  そして授業の合間合間には、
   じゅんじゅんやしーちゃんにむかって

   「俺まめちゃんのチョコ貰っちゃったよ、どーよ!」


      とか、浮かれぽんちを晒していたさ!
   
 
その後織田っちからもチョコを貰えば>>18
今年は2個も……!?もらえた……!!!?と
感動のあまりに、涙が出そうになる。

      「さんっきゅーーーー!!!
       俺、頑張るからなぁ!!!!」

        俺が狙うは後期日程
        行きたい大学に行く最後のチャンス
        絶対に、逃さない。
        この運命を逃さない!!!
        心はいつもチョコとともに!!!**
(31) 2023/02/04(Sat) 10:09:42

【人】 織田 まひろ

 

 帆稀には友チョコ。>>24
 白瀬にはいつもお世話になってますチョコ>>23
 楢崎には… なんだろう、
 でもまあ、喜んでくれてるから、いっか。>>31

 そうしていつの間にやら時は過ぎ、
 卒業式の次の日。旅行の前日。

 つまり、楢崎の合格発表の日。
 ほかの二人の結果はどうだったかな、
 私たちはどこで楢崎の結果を知るのかな

 ……せっかくなら一緒に見に行く?なんて
 誰かが言い出してたら、一緒だったかもしれないし
 そうでなければ、家で今か今か、と
 楢崎の連絡を待っていたはず。

 
(32) 2023/02/04(Sat) 19:33:54

【人】 織田 まひろ

 


 次の日には、私たちには旅行が待っている。
 あてもない旅。自由気ままな旅。
 滅びの予兆はまだなくて、
 それでも人生で最後になるかもしれない旅。

 前日譚を飾るのは、
 幸せな導入か、それとも果たして。 *

 
(33) 2023/02/04(Sat) 19:34:03

【人】 楢崎大地

ー そして 苦難を乗り越えて ー

      2月後半、俺の最後の試験が終わった。
試験が終わるまでの間は、夢の旅行計画については
         みんなに任せきっていたと思う。

       それくらい、駆けて賭けて翔け抜けた


       卒業式の日、泣く人あれば笑う人あり
  まるで明日も学校に来るように別れる人もいれば
  まるで今生の別れのように悲痛に泣いた人もいた

     みんなと離れるくらいなら滅んだ方がいい!
   いい大学にいけたから、世界滅びないで欲しい!
    何言ってんの、滅びるわけないじゃーんあはは

            
            桜の花の蕾が開く中、
            滅びより早い別れの現実が
            俺たちを包んで見送った
(34) 2023/02/04(Sat) 19:38:04

【人】 楢崎大地


   次の日

            俺はひどく早起きして、
        スマホの前で座して待っていた。

        デジタル時計の表示が01.02と進み
        60を超えたところで、1つ時が進む


         オンラインでの合格者番号の発表
         家で見てられるぶん、
         誰もいない部屋にいる分、
         俺はひどく不安だった。
         
       いつもならもっと元気なのにさ。
       みんなが居ないこの部屋だと、
       馬鹿な俺でもちょっとは不安になるわけ
(35) 2023/02/04(Sat) 19:41:59

【人】 楢崎大地



      そして。12時のアラームがなった。

   
(36) 2023/02/04(Sat) 19:43:00

【人】 楢崎大地

 13時の鐘がなった時、
 無限列車旅行のLINEに、ひとつのメッセージが届く


      
   『忘れてないよな!.*・゚(*º∀º*).゚・*.
    明日出発だかんな!!!.*・゚(*º∀º*).゚・*.
    忘れ物すんなよ!寝坊もすんなよな!(*•̀ᴗ•́*)』


        
   それと一緒に送られてきた
   どこか誇らしげに花丸された、合格者番号の
   画像と一緒に。明日の旅行を楽しみにする顔が
   きっと脳裏に見えてきたことだろう**
(37) 2023/02/04(Sat) 19:49:52

【人】 伊豆浦帆稀

 

  怨霊チョコほしいほしいとなっていることなんて>>28
  全く想像していなかったもので。

  なにやらちょことかばれんたいんとか呟いている
  大地に首を傾げながらも、「がんばれー」と
  一言応援の言葉もかけてから
  その場を離れたのだった。

  でっかい小声も聞こえていないまま>>29
  ちらりと見られたことにも気が付かないまま

  栄純に渡していたところに響く大声
  ぱちぱちと目を瞬いて顔を向ける。
 
(38) 2023/02/04(Sat) 20:21:02

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ……うん。 」


  彼のような大きな声は上げなかったから
  声自体は聞こえなかっただろうけれど。
  ピースサインを返したから
  視力が悪くなければ見えているだろう。

  先程の様子と違って随分嬉しそうに見えるから
  私も嬉しくなり頬を緩ませる。

  ホワイトデー。別にお返しが欲しいから渡している
  わけではないから貰えても貰えなくても
  どちらでも良いけれど>>30

  いつもなら忘れてしまうこと、覚えているよう
  努めようと、小さくもう一度頷いたら
  栄純に不思議そうな顔をされたかな。
 
(39) 2023/02/04(Sat) 20:21:10

【人】 伊豆浦帆稀

 

  無敵大地マンとなっていると知ったら
  面白くて笑ってしまっただろうけれど
  心の声ならその理由は聞こえやしない。

  彼が頑張っている姿を見て、応援して
  まひろや伊緒や栄純と旅行計画を立てて
  たまに大地マンに糖分を分けて。

  そうしていたら日はあっという間に過ぎていく。
  大地のテスト後、上手くいったか>>34
  皆で聞いたりもしたけどなんて答えられたか。
 
(40) 2023/02/04(Sat) 20:21:18

【人】 伊豆浦帆稀

 

  卒業式を迎えて、制服を着収めて。
  旅行前日の日>>32

  いつも通りマイペースに過ごす、というには
  少しだけ時計を見る回数が増えていたところ。
  
  大地の合格発表の時間になれば
  携帯を前にしてじっと待っていた。


  やがて、送られてくるメッセージ。
  ほ、っと息を吐く。
 
(41) 2023/02/04(Sat) 20:21:38

【人】 伊豆浦帆稀

 

   『 おめでと。 』


  一言送り返したなら、ゆっくりと目を閉じた。

  もし世界が滅んでしまっていたら
  この感情も感じなかったのだろうか。

  そう思えば、少しだけ。
  やっぱりこのまま世界が続いてほしいかも、
  なんて、心のなかで思ったのだ。**
 
(42) 2023/02/04(Sat) 20:22:13

【人】 織田 まひろ

 

 13時の鐘と同時に、
 私のスマホがブブブと震えた >>37
 荷造りする手を止めて、私はすぐにそれを見る


 「 憶えてるよ 」


 これはただの独り言。
 私の顔は、そんな独り言ともに、
 添付の画像を見ながら、微笑んでいる。

 私はそんなLINEにスタンプひとつ
 獅子animalが「合格おめでとう」って旗振ってるの。

 ちなみに買ったばかりのスタンプなんだ
 だから帆稀たちがこれを見るのは初めて。

 絶対合格できる、って信じてたから
 スタンプだって、用意できたよ。 *


 
(43) 2023/02/04(Sat) 21:23:36

【人】 白瀬伊緒

 
『20XX年3月、世界は滅びるだろう』

 
 確証のない未来を眼前に控えながらも、 
 僕たちは新しい進路を抱えて門出を迎える。
 
 去年と変わらず桜は咲く。
 
(44) 2023/02/05(Sun) 11:42:26

【人】 白瀬伊緒

 
 その時間はちょうど旅行前の買い出しに出ていた。
 レジに並んでいる時ポケットのスマホが鳴る。


 >>37「……おお」
 
 
 そんな気の抜けた声が出て、
 うっかりカゴを取り落としそうになり慌てて持ち直す。
 楢崎からのメッセージってまんま本人の声がするよなぁ
 なんて思いながら
 旅行の発案者の笑顔が脳裏に浮かんだ。

 当の本人が沈んだ気持ちで旅に出るなんて
 そんなに勿体ないことはない。

 
 「おめでとう!」
 
 と、加えて
 先の二人に倣って紙吹雪を散らすクマのスタンプを送る。
 明日も、無事に世界が始まりますように。
 
(45) 2023/02/05(Sun) 11:44:01

【人】 白瀬伊緒

  
 帰りにコンビニに寄る。
 鞄からUSBメモリーを取り出してコピー機に挿し、
 小銭を入れる。
 卒業式の前に完成させていれば
 学校のパソコンが使えたのになぁ、なんて
 思うけれどなかなかうまくまとめられずにいたのだ。

 人数分取り出して、その場では軽く折り目をつけて
 後は家で整えることにした。
 
(46) 2023/02/05(Sun) 11:44:40

【人】 白瀬伊緒

-旅行の日の朝-
 
 
 朝、いつもより早い時間にセットした目覚ましの
 さらに10分前に目が覚めた。
 自分で思うよりずっと浮かれているみたいだ。
 他の人はどうだろう、と考えながら身支度をして家を出る。
 
 忘れ物はない。    
心残り

 気にするべきは旅先に忘れ物をしないかなとも
 思うけれど気が早い。
 

 旅行の打ち合わせを始めた頃は随分と寒かったのに、
 3月も半ばになればいくらか春の兆しが見えてきた。
 着込んだコートが少しだけ暑い。
 場所によってはもう桜の花びらが落ち始めている。
 
(47) 2023/02/05(Sun) 12:17:37

【人】 白瀬伊緒

--
 ターミナル駅にて。
 10分前には着いたけれど、
 先に着いている人はいただろうか。
 テイクアウトした青汁drinkをストローで啜りながら
 誰かがいれば言葉を交わしながら全員揃うのを待っている。
 
 全員揃った後、鞄から取り出して配るのは
 「旅行のしおり」だ。
 そんなに凝ったものではなく、
 織田がまとめてくれたプランをそのまま貼り付けたり、
 目当ての場所に行けなかったときの案を足したり、
 打ち合わせ段階でのこぼれ話を忘れないように
 残しておいたりしたものだ。
 
 栄純と大地のところだけ
 小さく「ホワイトデー」とペンで書き足してある。


 宛てのない旅だからタイムテーブルはないし、
 あとは連絡先やらを書くメモ欄があるくらいだ。
(48) 2023/02/05(Sun) 12:18:21

【人】 白瀬伊緒

  
 
 (青汁の方が突っ込まれるかもしれない……)

 
 
(49) 2023/02/05(Sun) 12:19:03

【人】 白瀬伊緒

 
 何か聞かれれば。
 
「スマホにも情報はまとまってるけど。
 旅行誌とかしおり付き合わせながら過ごす方が、ぽくない?」
 
 なんて返しただろう。
 要するに、浮かれているんだ。 **
 
(50) 2023/02/05(Sun) 12:19:27

【人】 楢崎大地

   みんなからの祝いの言葉、>>42
      獅子やクマが一緒に祝ってくれて>>43>>45

    大学に送る書類は、あっという間に揃い、
    俺は嬉しさMAXのまま、それを大学に
    郵送しただろう。

    夜遅くまで、荷物をまとめる。
    部活の遠征用に買ったリュックサックは
    あっという間に、夢と楽しみで詰まっていった

         「へへ!楽しみだな!
          あと、トランプとゲーム機と……!」

      これが人生最後になるかもしれねえなら
      心置きなく、楽しみに浸れるように
      たくさんたくさん、楽しいことを詰め込んだ
(51) 2023/02/05(Sun) 15:07:28

【人】 楢崎大地

ー 無限列車の旅 出発の朝 ー

  そして、次の日の朝。
  俺は多分1番最後に駅に着いた。
  そう
楽しみにしすぎてちょっと寝過ごしてた!


  「わっりーーー!枕が俺を離してくれなくてさあ!」

      自分でいっといて!寝坊!
      言葉選びは軽いが、さすがに焦って声を出す
      ごめん!ごめん!と土下座する勢いで
      謝りつつも、しーちゃんの手から
      旅行のしおりが渡された。>>48

   あてのない旅、時間なんか関係の無い旅。
   今から行くのは、滅びの前の幸せの旅。
   
(52) 2023/02/05(Sun) 15:26:18

【人】 楢崎大地



      「……ほんとに悪かったって!
       …………とりあえず、乗ろうぜ!!
       どこまでも続く無限列車にさ!!!」


         そう言って、電車に乗り込む。
     駆けだす列車から見えるのは、新しい地。
     さーてまずは、どこでおりるかなっと!**
(53) 2023/02/05(Sun) 15:34:44

【人】 織田 まひろ

 


 大きなボストンバッグに
 何日分かの着替えや生活用品。
 決して荷物は少なくはないけれど、
 多分“女子にしては”少ない部類、そのくらい。

 ゲーム機は持ってこなかったけど、
 旅といえば… トランプ?と思いつき
 結果的に楢崎と被ったことは今はまだ知らない>>51

 駅に着いたのはきっちり約束の5分前。
 私が着いたときに、帆稀や御旗はいただろうか
 少なくともそこには白瀬はいて、
 手に …………… 青汁????


 「 健康的だね 」


 お待たせでもおはようでもなく
 口から出てしまったのはそんな言葉

 
(54) 2023/02/05(Sun) 16:40:15