18:48:15

人狼物語 三日月国


74 五月うさぎのカーテンコール

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視点:人


ジン6人が投票した。

ジンは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

【人】 店員 ラン

[いただきます、と早速セロリを一口。]

  あれ。これ前と違う……んーおいしい。
  ごま風味がセロリと合うなぁ。

[もう一本、と口に放り込んで味わっていたら、
ふと話しだした蓮司さんの声に、目を瞬かせ。>>2:19

  ……ああ。だから、
  蓮司さんいつも綺麗に食べてくれるんですね。

  あれ、作ってる側からすると、空のお皿が嬉しくて。
  前から蓮司さんのこと、
  すごくいいお客様だなって思ってました。

[つい多く取ってしまいがちなビュッフェでも、
食べられる分だけにしてたことに納得した。
そういうところも好きだなぁって思えば、顔が緩んで。]
(0) 2021/05/23(Sun) 1:03:58

【人】 店員 ラン


  店みたいに設備や食材揃ってないし
  そんな大したもの、できないですけど。

  蓮司さんが食べてくれるなら
  泊まってるうちにいつも一人じゃ消費しきれないもの
  作ろうかなって思ってるんですけど。
  肉じゃがとか、どうでしょう?

[捨てるのが気が引けるのは、私も同じで。
鍋でつくる料理なんかは一人暮らしだと作れないから
彼が食べてくれるなら近々ある店の定休日にでも
材料を買ってきてゆっくり作りたいな、とか。
翌日以降は、カレーや卵とじ丼にしても美味しい。

まだ先の未来まで想像が追いついていない私だけど。>>2:*211
二人で過ごす日常を積み重ねた先の未来が、
彼の思い描いてるものと同じだったら嬉しいと思うし。
そんな話をする日も、そう遠くない気がしている。*]
(1) 2021/05/23(Sun) 1:04:17

【人】 ランレン

[客観的視点とかくそくらえです。>>2:20
嵐は絶対可愛いけど、他の男に可愛さを見せびらかさなくてもよろしい。(心狭い)
でもデートの時に、俺のために着飾ってくれるのは嬉しい。
独占欲の強い心の狭い男の胸裏は複雑です。

けれど束縛したいか?と聞かれたら、答えはNOで。>>1:*9
そんな胸の内は仕舞ってしまう。

でも下着だったらさ……
俺しか見ないじゃん。
そんなもの、見たいに決まってるでしょ。
脊髄反射で回答するっての。]
(2) 2021/05/23(Sun) 1:57:30

【人】 ランレン

[セロリは嵐のお気に召したようで嬉しい。>>0
自分の作った物を食べてもらう喜びは初めて知った。
自分はとろりと蕩けるチーズのホットサンドを口にして。
卵とベーコンの旨味に目を細めた。]


……そう?
なら、嬉しいな。

食べ放題でお腹いっぱいになるのも少し苦手で……
無理に詰め込むのも、料理に申し訳ない気持ちになる。

でも、嵐が行ってみたいなら。
ホテルのビュッフェとかにも、一緒に行こう。


[それも楽しそうだと自然に思う。]
(3) 2021/05/23(Sun) 1:57:44

【人】 ランレン

[大した物は出来ない>>1の、「大した」が。
俺と嵐では随分違う。]


肉じゃが嬉しい。
ひじきも食べたい。豆の入ってるヤツ。


……何時までも居てくれて、良いんだよ?


[最後の言葉を、呟いて。
嵐を見詰めて。

彼女が戸惑うようなら、紅茶を飲んで。
この話を膨らませるのは、今はやめておこう。*]
(4) 2021/05/23(Sun) 1:57:48

【人】 店長 ジン

――そしてまた夜は来る――

さてと。

[コーヒーのマグカップを置いて、のったり立ち上がる。
 今日の黒板にはまず人参を書こう。京人参の真っ赤なものと、島人参の黄色が美しいのが両方入っている。
 それからとうもろこしに、スナップエンドウ。甘みの強い野菜が揃う。
 魚介類は今日は岩牡蠣がよさそうだ。レモンを絞ってそのままでも行ける。あとは身厚でやわらかそうなモンゴウイカ。
 負けず劣らずやわらかそうな、桃色の美しいハーブ鶏。
 今日の主役は彼らに頼むことにしよう*]
(5) 2021/05/23(Sun) 2:10:51

【人】 店長 ジン

[黒板を掲げてしまってから、はっと思い出して手を伸ばす。
 『すいか 冷えてます』右下に小さく絵。

 あとから追記したのでちょっと字がよれたが、気にしない*]
(6) 2021/05/23(Sun) 9:25:11
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 店員 ラン

[セロリのシャキシャキ感がたまらない。
三本目まで咀嚼し終えてから、やっとホットサンドへ。
サクッとしてほんのり甘いトーストパンの食感のあとにくる
卵とベーコンとチーズのハーモニーに、
満足気に顔を緩ませながら。]

  そっかぁ。
  確かに自分の限界わかってないと調整は難しいか。
  目が欲しがっちゃう。

[料理にも人にも誠実なひとだなぁ。>>3
蓮司さんはきっと、思ってる以上にみんなに好かれてるし。
知れば知る程好きになるから、もっと知ってほしいんだけど。
好かれ過ぎたらと思うと、自分だけの秘密にしたいような
複雑な気持ちになってしまって、最近困る。
お互い様、なんて知るはずもなく。>>2
(7) 2021/05/23(Sun) 12:02:48

【人】 店員 ラン


  あっじゃあパンビュッフェあるホテル行きたいです。
  それなら量も調整して色々取りやすいし
  おいしいパンだとバターだけで永遠に食べられるし。

  あと蓮司さんのおすすめのお店も、行ってみたいな。

[小説に出てくる食事がどれも美味しそうで、と。
少しずつ読み進めてる『五十嵐 静香』の著書から
いくつか引っ張りだしたりして。]
(8) 2021/05/23(Sun) 12:03:17

【人】 店員 ラン


  じゃあ、ひじきには大豆入れますね。
  私はひじきに入ってる蒟蒻が好きなんで
  それも入りますよ。

  え、何時までも?

[定休日のメニューを膨らませながら>>4
呟かれた言葉に、はた、と紅茶のカップを持つ手を止めた。
じっと見つめられて、意味を理解すれば
じわじわと顔が火照っていく。

正直、まだ戸惑いはある。けれど。]
(9) 2021/05/23(Sun) 12:03:41

【人】 店員 ラン


  ぅ……その、
  本当に一緒に暮らすなら、家賃とか生活費とか
  頼りっぱなしも嫌なので……
  その辺の相談次第、で。

[前向きに検討してます、とぼそぼそ。
気持ちとしての問題はまったくないことは、
伝わるだろうか。*]
(10) 2021/05/23(Sun) 12:03:49

【人】 ランレン

[パンビュッフェって、パンだけ食べるんだろうか?>>8
一瞬脳裏に浮かんだが、今度調べてみようと思う。
食事にパンがお代わり自由な店なら何件か知っている。]


美味しいパンとバター、良いよね。

せっかくホテル行くなら泊まろうよ。
……ダメ?


[それこそ、そんな機会なら、可愛い下着も着てくれるかもしれないし。
下心満載な男は嫌われるかもしれないよ。気を付けようね。]
(11) 2021/05/23(Sun) 13:50:22

【人】 ランレン

[ホットサンドを食べ終わって。セロリを一口。
さっぱりとした味が口の中を洗ってくれる。
ごま油も悪くない。]


蒟蒻も好きだよ。


…………。

そう。

じゃあ、相談しましょう。
嵐が家に居てくれる間に。


[少し、寡黙気味になった自分は。
頭の中で必死に、彼女が許容出来る生活費を考えて居た。*]
(12) 2021/05/23(Sun) 13:50:29

【人】 ランレン

[色んな事を、思い出していた。
この家を買った時の事。
ハウスキーピングを入れる事にした事。
クリーニングに、外食。
そうした諸々の事……

公園で初めて嵐を見かけた時。
彼女が口を開いてくれた時。
綺麗な人だと伝えたかった。
けれど伝えなかったのは……
彼女の悩みの中の一つ。
『結婚』と言うワードに、尻込みしたのも確かにあった。

それが今では、どうだろう。
何時か予感した通り。
自分は酷く弱くなった。
それを今は、感じている。]
(13) 2021/05/23(Sun) 14:09:30

【人】 ランレン

[恋人が眠る寝室を抜け出して。
ベランダに一人。月を見上げながら物思いに耽る。
昼間の恋人の様子>>10を思い返せば。
口元に小さく、笑みが浮かんだ。*]
(14) 2021/05/23(Sun) 14:09:36

【人】 店員 ラン

[パンビュッフェはパンがメインな感じだけど>>11
店やホテルによっては
パンに合う軽めの料理やスープもあったりするらしい。]

  ……ダメじゃないけど。
  ホテル泊まったら、
  ビュッフェどころじゃなくなりそう。

[私にしては珍しく、下心を察知しました。
でもホテルに泊まったりとか数える程しかないし、
そのうち旅行とかも行きたいなぁ、とは思ってます。
普段見れない彼が見れるかもしれないし。なんて。]
(15) 2021/05/23(Sun) 15:44:05

【人】 店員 ラン

[そして。
今後の話題になると、
言葉少なくなってしまった蓮司さんに私は慌てて。]

  あの、相談って言いましたけど、
  私一人じゃこんなマンションの家賃払えないし、
  たぶん負担できて維持費光熱費類かなぁとか。
  ……あと、食費?
  外食は各自でも、家で二人で食べる時の分、とか。

  きっと一緒に住んだら戸惑うこともあると思うけど
  でも二人に関わりそうなことだったら、
  相談することを考えてくれたら、嬉しいなって。

[私もなんですけどね、とはにかむように笑い。
ご馳走様でした、と立ち上がる顔はまだ少し赤かった。*]
(16) 2021/05/23(Sun) 15:44:11

【人】 ランレン

[俺の下心は察知されてしまった。>>15


ちゃんとビュッフェも楽しむよ?


[それ以外も楽しみだけどさ。]


ホテルも良いし、旅行も行きたい。
温泉旅館も良いし、海外も良いね。

嵐と色んな景色を一緒に見たい。
色んな料理を、一緒に味わいたい。


[微笑みかけて。
彼女との思い出を、一つ一つ重ねたい。]
(17) 2021/05/23(Sun) 15:56:37

【人】 ランレン

[考えこんだ俺に話してくれた妥協点。>>16


ここは賃貸ではなく持ち家だから、家賃とか無いけど……。
そうだね。
共用財布でも作って、光熱費や食費をそこから出す?

相談する。必ず。
嵐も相談して?


[微笑んで食べ終わるブランチは、美味しかった。*]
(18) 2021/05/23(Sun) 15:56:41

【人】 店員 ラン

[その日の夜、
無事出勤することができた『SASANKA』では。

卯田さんからのミッション・テリーヌを
麦くんが下拵えしてくれたかぼちゃを使って
同僚と味付けの相談をしつつ仕上げたり。
かぼちゃとズッキーニに挽肉とチーズを乗せて
オーブンで焼いた、夏野菜のチーズ焼きを作ったり。
スズキのリクエストもあればワイン蒸しも作っただろう。

今夜も食べにきてくれた、数時間ぶりの蓮司さんが
アキさんと相変わらず仲良い様子を眺めたりして。

賄いのモチモチかぼちゃまで頂いて、
再び帰ってきた蓮司さんの家。]
(19) 2021/05/23(Sun) 16:21:22

【人】 店員 ラン

[今日も湯船に浸かったら、
朝から運動した分もあるせいかすぐに睡魔は訪れて。

また蓮司さんを待てずに寝入ってしまった、深夜。
ふと、目が覚めた。]

  …………んん。

[手がうろうろと隣を彷徨って。
まだ寝たがる頭を、懸命に起こして見回せば
ベランダに続く窓のカーテンが揺れていて。]
(20) 2021/05/23(Sun) 16:21:41

【人】 店員 ラン


  蓮司さん……?

[欠伸をしながら、ぺたぺたとベランダへ。>>14
どうしたんだろうかと、疑問を頭の隅に浮かべつつ
今は温もりの恋しさの方が先立って。
背中にくっつけば、お腹の辺りに腕を回してぎゅっと。]

  ……ちょっと冷えてる。
  どうかしましたか。

[まだ少し冷える夜風に、目を瞑り。
うなじの辺りへ、眠そうに額を擦りつけた。*]
(21) 2021/05/23(Sun) 16:21:48

【人】 ランレン

[一人ベランダに立って居れば、背中に温もりが触れてくる。
腹に回される腕に、うなじに感じる重み。>>21
愛おしさが込み上げてきて。回された手をそっと撫でた。]


考えてた……。


俺は、寂しかったのかなって。


[預けてくれる額に、少し、自分も頭を預けて。]
(22) 2021/05/23(Sun) 16:45:51

【人】 ランレン

父も、母も、祖母も、誰も恨んで無いし。
一人の時間は、俺が小説を書くのに絶対必要だったし。
自分が不幸だと思った事は無いけれど……


このマンション買った時。
本が書けなくなったら、野垂れ死んでも良いやって思ってた。
そう言う生き方をしてきたなって……。


[当時の貯金をほとんど使った。
老後を考えない金の使い方をした。
今じゃそれなりの貯えもあるけれど……。
何時も何処かに、書けなくなったら終わって良いと、そんな気持ちがあった。]
(23) 2021/05/23(Sun) 16:46:04

【人】 ランレン

今は…………。


今は、一緒に生きて行きたい人が居る。
ちょっと前の俺なら、想像出来ないや。


[生活費を折半したいと言ってくれるような人。
抱き締めてくれる手の。左手の薬指。そっとなぞりながら。]
(24) 2021/05/23(Sun) 16:46:20

【人】 ランレン



俺と、ずっと一緒に居てくれる?

 
(25) 2021/05/23(Sun) 16:46:35

【人】 ランレン

[微笑んで。甘えるように尋ねたら。
視線を地面に落とした。
伏せ目がちの視線。
背中にくっつく君には、俺の煩い心臓が、聞こえたろうか。*]
(26) 2021/05/23(Sun) 16:46:40

【人】 試用期間 フラウア

─ そしてうさぎの穴では ─

[その日の賄いはなんだったか>>5
今日も新入りは元気に働いている。

リクエスト食材でのおすすめキッシュはそれなりに好評で、
今度から昼のパスタランチに、健啖家向けに追加料金でキッシュがつけられることになった。種類は1種だけど。]


えっアッキは不動産屋さんなんですか?


[お客様はさん付けだけど、常連の七隈さんは指令で呼び捨てになった。アッキぃ、と緩く伸びる語尾。
似たようなものです、と答えるカウンターに、先輩作のスナップエンドウの卵炒めを置いた。

SASANKAの近くで、敷金礼金ゼロで、家賃4万円台前半希望。
そういう物件について。]


「ありますよ。フラウアさんは男の子だし、防犯面と築年数と水回りの条件さえ緩めれられれば、そこそこの間取りで」
(27) 2021/05/23(Sun) 17:21:23

【人】 試用期間 フラウア

へええ、


[でも潔癖症じゃないなら、シェアハウスがいいかもと雑談は続く。
常に人との交流があるのが、好きな人もいる。
最大のメリットは共有部分。すなわち同じ家賃帯の単身用賃貸物件に比較して、圧倒的にキッチンの機能が充実していること。]


シェアハウス。シェアハウスかぁ


[いつまでも居候しては親戚にも迷惑。
バイト代もいただけたので、そろそろ、と思っていた。]


でもルームメイトは……嫌じゃないデスかね。


[パン屋で実務を積みながら試験勉強していた頃は、お客さん達にも可愛がってもらえていた。
でも高校では全然。友達できなかった。
立場が違うならいいけど、すごく近くにはいて欲しくないタイプらしいのだ、鶴羽麦は。**]
(28) 2021/05/23(Sun) 17:23:04

【人】 店員 ラン

[目を瞑ればくっついてる場所から、
蓮司さんの声が響いて伝わってくるのが心地よくて
少しうとうととしながら。>>22
撫でられた手に、ちょっとだけ力を込める。

預けられる重みを受け止めて
微睡んだまま、独白めいた言葉を静かに聞いていたら。

不意になぞられた、薬指。>>24
アクセサリーとか調理中邪魔になるし
そもそも外すと置き忘れるからつけないけど、
それが何を意味するかくらいは、わかってるつもりだ。]
(29) 2021/05/23(Sun) 17:57:28

【人】 店員 ラン

[背中にくっついたまま、ぼんやりと想像する。
蓮司さんと。ずっと、一緒に。]


  んー。そうですねぇ……


[呟けば、くっついたままの体から伝わる
一段と騒がしくなる彼の心臓。
思わず笑いそうになるのを堪えたせいで、
ちょっと間を空けて。]
(30) 2021/05/23(Sun) 17:57:38

【人】 店員 ラン



  もしまた寂しくなった時も、
  私に言ってください。

  そうしてくれるなら、ずっと一緒に居てあげます。


[楽しいことだけじゃなくて、
悲しいとか寂しいとか、そういうものも分け合いたい。
蓮司さんの、そういう存在になれるなら。

想像したら、胸の奥がきゅうっと温かくなって
私の心臓もほんの少し煩くなった。]
(31) 2021/05/23(Sun) 17:57:47

【人】 店員 ラン



  ……あと仕事中、指輪できなくても
  拗ねないでくださいね?


[嫉妬深い彼に、くすくすと。*]
(32) 2021/05/23(Sun) 17:57:55

【人】 ランレン

[背中で微睡む嵐の気配を感じながら。
微かに速くなった心音>>31に、笑みを浮かべる。
自分は一人が長くて……
人の頼り方も、良く分からない。
でも、こう伝えてくれる人が居るなら。

振り返って、嵐と向き合う。]


今度のお休み。俺にください。
……指輪。買いに行こう?


[くすくす笑う機嫌の良い彼女の手を取って、部屋の中に戻ろう。もう初夏とは言え、夜は少し冷えるから。]
(33) 2021/05/23(Sun) 18:16:11

【人】 ランレン

[少し眠そうな彼女をベッドに入れて。
自分も潜り込んだら、当たり前のように腕を頭の下に入れて抱き締めた。]


約束します。寂しい時は、ちゃんと言うって。

おやすみなさい。



[囁いて。柔らかな髪に口付ける。
彼女が眠りに落ちるまで、そっと背中を叩いていた。*]
(34) 2021/05/23(Sun) 18:16:17

【人】 店員 ラン

[振り返る気配に、抱きついていた腕をゆるめて。
向き合ってくれる瞳に、幸せそうに目を細めた。>>33


  ……はい。約束です。


[手を取ってくれる彼に、私の方から一歩距離を縮めて
触れるだけの口付けを。
二人でいるなら、夜風の涼しさも全然気にならないなんて
ちょっと浮かれすぎだろうか。]
(35) 2021/05/23(Sun) 19:00:31

【人】 店員 ラン

[ベッドに戻れば、いつものように腕枕をして
抱きしめられながら再び目を閉じる。

もう一度、ちゃんと約束してくれる声に
安心して眠りに落ちようとしたけど。]

  ……………。

[浮かれたせいか、なかなか眠りは訪れてくれない。
寝かしつけるように背中を叩いてくれる掌に
もぞもぞと身動ぎを何度か繰り返し。]
(36) 2021/05/23(Sun) 19:02:12

【人】 ランレン

── 嵐のお休みの日 ──

[休みの日に、指輪を買いに行こう。
そう。約束して訪れた、嵐のシフトが休みの日。]


欲しいブランドとかある?

色々見て回っても良いけど、慣れて無いと買い物も疲れるよね。


[特に欲しいブランドが無ければ、ティファニーにでも連れて行こうかと思って居るけれど。
一つだけ心配なのは、俺が買ってあげたい指輪を、彼女が受け入れてくれるかどうかってことだけだ。*]
(37) 2021/05/24(Mon) 23:47:24

【人】 店員 ラン

── とある休日 ──


[約束した日は、程無く訪れて。>>37
その日の私は、空色のVネックのサマーニットに
白のワイドパンツ姿で、蓮司さんと手を繋いで街へ。

今日の目的は決まっている、けれど。ここで問題が。]

  ……うーん、ブランド。
  有名なのは名前くらい聞いたことありますけど、
  正直さっぱりですね……なんか、どれも同じに見えて。

[慣れてない買い物どころか。
アクセサリーをつける習慣もなければ、
選ぶことになるとも思っていなかったので。
これが綺麗とか、あれが可愛い程度の感想は出ても
大量に並べられたらもうさっぱりという具合である。

呆れられやしないかと、ちらりと隣の蓮司さんを見て。]
(38) 2021/05/25(Tue) 0:24:33

【人】 店員 ラン


  蓮司さんは、どれがいいとかあったりします?

[特になければ、一緒に考えるつもりだけど。
もしあるなら、任せてしまっていいだろうかと問いかける。
彼の内にある心配など、まだ知らぬまま。*]
(39) 2021/05/25(Tue) 0:24:39
フラウアは、店長の日記に抱き付いた。
(a0) 2021/05/25(Tue) 9:42:54

フラウアは、店長の日記を怪訝そうに見た。
(a1) 2021/05/25(Tue) 9:43:03

フラウアは、ジンを抱きしめた。
(a2) 2021/05/25(Tue) 9:43:22

ジンは、フラウアの頭を撫でた。
(a3) 2021/05/25(Tue) 9:44:01

フラウアは、店長の日記とジンさんお隣にあるからぁ
(a4) 2021/05/25(Tue) 10:31:16

【人】 ランレン

── 宝石店にて ──

[呆れたりはしないよ?>>38と、微笑むけれど。
任せてしまっても良いかと問われれば。>>39
もちろん。と頷いて。
任せてもらったし、好きなのを贈ろうと目論んでいた。
有名なブランドは幾つかあるけれど、その中でも最も有名であろう。映画にもなったティファニーへ。
エンゲージリングだと伝えれば、別室に案内された。

自分が選んだのは、大きなダイヤのついたシンプルなリング。
婚約指輪は石から選べるので、サイズ感だけ着けて見てもらう。
長く綺麗な指に、一粒ダイヤが煌めいた。]


…………どうかな?

ジーンズやTシャツにも合うし。
仕事中は無理でも、普段使いしてくれたら嬉しい。


[価格ははめる石によります。
7桁はしますが、目を瞑ってくれないだろうか。
くれないかなぁ…………。]
(40) 2021/05/25(Tue) 19:20:39

【人】 ランレン

[左手を取って、手の甲をなぞる。]


嵐と……。
ずっと一緒に居たいんだ。

君の滑らかな手が、皺だらけになって。
重ねた年月が表れた、美しい手になった時も。
君と手を繋いで歩きたい。

その時もまだ指輪を着けてて欲しいけど……
重ねた年月に負けない石を贈りたい。

…………ダメ?


[覗き込むように嵐に伺いを立てて。
頷いて。くれないかな。*]
(41) 2021/05/25(Tue) 19:20:45

【人】 店員 ラン

[呆れられてないことにホッとしつつ。>>40
連れられて行った宝石店は、私でも知ってる超有名ブランド。
気後れしそうになるのを堪え、背筋を懸命に伸ばすものの
彼の手を強く握ってしまう。

案内された別室で、いくつかの候補から
彼がどれを選ぶのか興味津々に見つめながら。
そっと左手を出せば、薬指におさまったシンプルな指輪。
一粒輝く宝石に、今更のようにプロポーズされたんだって
実感してしまって、頬が火照りそうになりながら。]

  あ、いいですね。
  これくらいなら、普段でもつけやす
  ────…
え。


[なんか今、すごい並んだゼロが見えたような?
見直してみる。3桁毎につくカンマが2つある。
最低でも7桁とか、いやいやいや。]
(42) 2021/05/25(Tue) 20:34:48

【人】 店員 ラン


  ちょ、蓮司さん……っ。

[声を上げようとしたのを見計らったように
手の甲をなぞられて、うぐ、と喉を詰まらせた。>>41
そんな感動するタラシ文句、嬉しいけど今ここで言う!?]

  …………ぅ、
  一生もの、ってことなら。まあ。
  蓮司さんの気持ちは、わかりましたけど……

  でもこわくて、
  普段とかとてもつけられる気がしないです。

[仕事中や調理中はつけられないし、
そうなると着脱の頻度が増える分失くしやすいわけで。
そんなのこわすぎる。
値段で大事にしたい気持ちが左右するわけじゃないけども。]

  うーん……。

[眉を下げ、困り果てた顔で
助けを求めるように彼を見てしまった。*]
(43) 2021/05/25(Tue) 20:34:58

【人】 ランレン

[困り果てた嵐の顔。>>43
それを俺はジト目で見詰め返して。]


……今、これくらいなら、普段でもつけやすそう。>>42

って。

言った。


[子どもみたいに言い返した。*]
(44) 2021/05/25(Tue) 20:40:53

【人】 店員 ラン

[そこで揚げ足とりますか!?
まだお値段見れてなかったんです!
むーっと蓮司さんを睨むように見つめ返した。>>44

  ……言いましたし、
  デザインは、シンプルで好きですよ。

  うー……なんか、
  できるだけ失くさないようにする方法ってないですか
  仕事の度につけ外してたら、うっかりやらかしそうで。

[けれど、どうしても払う立場じゃないので、
押され気味になってしまう。
店員さんに笑われてるかもしれない。*]
(45) 2021/05/25(Tue) 20:59:15

【人】 ランレン

[断固引かない構えで睨み合って居たら。
嵐の方から折衷案が提示された。>>45
ぱっと笑顔になって。]


チェーンを合わせて買うとかは?
仕事中は、首にかけてると良い。

それなら仕事中も身に着けてくれる事になるから。
俺も嬉しいし。


[にこにこと提案して。
微笑ましく見守ってくれる店員さんに、ね?と聞けば。
『出来ますよ。』と答えてくれた。*]
(46) 2021/05/25(Tue) 21:03:42

【人】 店員 ラン

[笑顔になる蓮司さんがかわいくて、
ちょっときゅんとしてしまう。勝てるはずがない。>>46

  ネックレスにできるんですか。
  それなら、鏡見ればあるのわかるし
  失くしにくいかなぁ。

[彼につられて店員さんを見れば、即座に返ってくる答え。
懸念がゼロになったわけじゃないけど
これ以上粘るのも気が引けて。]

  ……じゃあ、それでお願いします。

  蓮司さん、その……大事にします、から。
  ありがとうございます。

[気持ち自体はとても嬉しいんだってことを
感謝に込めて伝えれば、照れくさそうに笑った。*]
(47) 2021/05/25(Tue) 21:39:09

【人】 ランレン

[嵐が折れてくれて。俺は嬉しそうに笑った。
ちょっと……かなり、強引だった自覚はある。]


うん。でも大事にするより、普段使いして欲しいな。
それが一番嬉しい。


[石を選んでサイズを合わせてもらうから、出来上がるまでしばらく時間がかかるけど……]
(48) 2021/05/25(Tue) 21:50:37

【人】 ランレン



……今度ナンパされたら。
婚約者がいるんでって、断ってください。


[とても心の狭い。独占欲の強い男はそう囁いて。
見も知らぬ男にマウントを取るダメな人です。
ちょっとバツが悪そうに告げながら。
今日はまだ指輪が無い手を、ゆっくりと握った。]
(49) 2021/05/25(Tue) 21:50:55

【人】 ランレン



指輪が出来たら、今度ご両親にご挨拶に伺っても良いですか?


大丈夫です。色々覚悟は出来てます。


[微笑みながら。
色々な手続きを終えれば、2人で少し、街を歩こう。*]
(50) 2021/05/25(Tue) 21:51:05

【人】 店員 ラン

[そんな嬉しそうにされたら、断れるわけがない。>>48
指輪のサイズとか、ちゃんと測る日が来ると思わなかった。
他にも石を選んだり色々と一通り決め終える頃には、
慣れない買い物にすっかり疲れ切って。
安堵の息を吐きながら。]

  ……もしかして指輪って、そのために?

[そっちが狙いですか、と。>>49
呆れながらも、嫉妬も心配も嬉しいから
ちゃんと言って断ります、と笑って約束を。]
(51) 2021/05/25(Tue) 23:18:22

【人】 店員 ラン

[私も彼の手を握り返しながら。>>50

  そうですね、近いうちに両親に連絡とって、
  予定合わせてお休みもとるので、お願いします。

  ……まあ、そんなに覚悟しなくても、
  蓮司さんなら大丈夫そうな気はしますけど。

[この間連絡が来た時は、
サイン本のお礼に何を送ればいいと思う?
なんて内容の相談だったりしたし。
付き合ってからはまだ日は浅いけど、
出会ってからなら3年くらい経つことは話してあるし。
姉さんと違って浮いた話がほぼなかった私だから、
今の手応えだと割と歓迎されるんじゃないかと思っている。]
(52) 2021/05/25(Tue) 23:18:29

【人】 店員 ラン

[本日の目的をひとつを終え夕方までの時間、
二人でのんびり街を歩いて回りながら。

ふと目についたお店を眺めたり、
漂ってくる美味しそうな匂いに誘われたり。
雑貨屋にカワウソのグッズコーナーがあって目を輝かせたり。
立ち寄った本屋で、五十嵐静香の書籍フェアをやってて
思わず隣を見てしまったり。]

  ふふ、楽しかった。

  そろそろ、SASANKAが開く頃ですよ。
  ……行きますか?

[陽が傾く頃合に、歩いてお腹も減ってきたことだし
今日は一緒にうさぎの穴へ向かおうか。*]
(53) 2021/05/25(Tue) 23:18:48

【人】 ランレン

[呆れた顔で見られたら>>51
下心が無いと言えば嘘になるから否定しないけれど……]


皺くちゃの嵐の手にも……
似合う物を贈りたいと思った。


その気持ちも、本当ですよ。


[繋いだ手を持ち上げて、微かに唇を寄せて。
見詰めるけど。信用は無いかもしれないね。
本心は俺が知ってるから。それでも良いけど。]
(54) 2021/05/25(Tue) 23:46:44

【人】 ランレン

[実家に関して。嵐>>52とは覚悟の概念が違うようだ。
可愛らしい人に、笑いながら話しかける。]


仲良く出来るかどうかは心配してないさ。
お父様には心を込めて文をしたためたし。
外行の顔を作るのは得意だ。
……知ってるでしょ?

覚悟を決めてるのは別の話し。

絶対出るよ。これから色々。
結婚したら、子どもはいつ作るの?
若いうちに作らないと、体力が大変よ。
貴女ももう良い年なんだから。

子どもが出来たら、2人目はいつ作るの?
一人っ子は可哀そうよ。
上の子に兄妹を作ってあげなきゃ。


[価値観が古い家なら当然来るだろう未来を想像して。]
(55) 2021/05/25(Tue) 23:47:04

【人】 ランレン

[繋いだ手に力を込めて、嵐を見詰める。]


その度に……
君の仕事の事で、ご両親と対立する事もあるでしょう。
嫌な思いをすることは、これからもきっと続くでしょう。
価値観なんてそう変わらないから。
ご両親の変化を期待するのは難しい。

だから。俺が防波堤になります。

俺を言い訳に使いなさい。
愚痴を言うくらいでちょうどいい。
馬鹿正直に受け止め過ぎて、疲弊しないように。
俺は……、君の仕事を尊重するし。
君が笑って居てくれたら、それが幸せだから。

そう言う……、覚悟を決めてます。


[微笑みかけて。]
(56) 2021/05/25(Tue) 23:47:28

【人】 ランレン

[目的も無く道を歩きながら。
ウインドーショッピングを楽しんで。
カワウソのグッズコーナーがある店は名刺をもらった。
本屋で何処を見るのかと思えば、嵐が小説のコーナーに行くものだから意外だなと思ったり。
自分の書籍のコーナーは、『ありがたいですね。』と小さく微笑んで。
そろそろ陽が傾く頃合いまで、共に笑い合って。]


今日はお互いお客様だから……
お店でも、嵐って、呼んでいい?


[そんなお伺いを立てながら。
『SASANKA』への道を共に歩んだ。*]
(57) 2021/05/25(Tue) 23:47:35

【人】 店員 ラン

[手を繋いで歩きながら。>>55
蓮司さんの言う覚悟に、目を丸くしてしまう。]

  ……蓮司さんが、子どものこと考えてくれてると
  思いませんでした。兄弟のことも。

[早くに離婚してるって、兄弟もいないって、言ってたし。
今の生活を見ても、同棲や結婚はしても、
家庭というものをそんな意識してないように思ってたけど。
なんで電話の内容を聞いてたわけでもないのに、
いつもこの人にはわかってしまうのだろう。>>56

初めて公園で話を聞いてもらったときも、
そうだったなんて、懐かしく思い出しながら目を細めて。]
(58) 2021/05/26(Wed) 1:10:51

【人】 店員 ラン


  あの、ありがとうございます。
  もし子どもを望むなら……20代のうちには、
  一人はほしいかなって考えたことはあるんですけど。

  親になるって覚悟がまだちょっと足りないのと
  今はもう少し蓮司さんと二人の時間も
  楽しみたいなって思ってて。

[子どもが欲しくて、この手を取ったわけじゃないし。
授かることができるかどうかも、まだわからないけど。
考えてくれてたこと自体が嬉しくて、鼻の奥がツンとした。

同棲するにあたっての生活費とかの話もだけど
相談すれば一緒に考えてくれるし、話をきいてくれる。>>18
これから色々あるだろうけど、ひとつひとつ、
乗り越えて行こうって気持ちにさせてくれる。]
(59) 2021/05/26(Wed) 1:11:43

【人】 店員 ラン


  仕事は続けたいって思ってますし、
  どうにもならないことで蓮司さんにも
  嫌な思いさせるかもしれないけど……
  これから一緒に……家族に、なりたいですね。
  私も、蓮司さんも、笑って幸せだって言えるような。

[繋いだ手を、私もぎゅっと強く握り直して。
も一度照れくさそうに笑いながら。]

  ……私も、そのうち
  蓮司さんの親御さんに挨拶させてください。

[お祖母さんもいるなら是非、と>>23
また一つ彼に踏み込んで。彼を知っていく。*]
(60) 2021/05/26(Wed) 1:11:52

【人】 店員 ラン

[そうして、ひとしきり街でデートを楽しんで。]

  ……今もたまに、呼んでますよね。
  みんなもう知ってそうなので、いいんですけど。

[絶対何人かには聞かれてるだろう、
今更なお伺いに首を竦めながら。>>57
いつもとは違う、SASANKAの表の入口から中へ。]
(61) 2021/05/26(Wed) 1:14:56

【人】 店員 ラン


  ──こんばんは。
  今日はお客様できちゃいました。

[今日のレジ奥からこちらを見ている
白黒うさぎの出迎えに目を細め。

カウンター席が空いているようなら彼と並んで座ろうか。*]
(62) 2021/05/26(Wed) 1:15:07

【人】 ランレン

[目を丸くする嵐>>58に、小さく苦笑して。]


嵐が言ったんでしょ。
生まれが田舎よりで、考え方が古いって。
親御さんが言いそうな事くらい、予想がつくよ。

…………俺は初めて君の相談を聞いてから。
ずっと真面目に、君と向き合ってきたつもりだけど?
タラシって方ばっかり、インプットされちゃった?


[悪戯に微笑んで。
そうでもなければ、初めてのキスに、あんなに時間をかけたりしない。こんな風に大切に、関係を築こうともしない。
いたいけな君を、摘み取ってしまったような罪悪感は微かにあるものの、大切にしたいという気持ちも本物で。]
(63) 2021/05/26(Wed) 2:10:47

【人】 ランレン

俺も……

親になる覚悟までは、正直出来て無いかな。
もっと正直に話すと。
妊娠出産は命がけだって聞くし。
妊娠中に何かあったら、俺は迷わず子どもより嵐を取るよ。

そんな考えで親になって良いのかも分かって無い。

後やっぱりもうしばらくは嵐を独り占めしたい。


[正直な気持ちを吐露して。]
(64) 2021/05/26(Wed) 2:10:59

【人】 ランレン

だから親御さんには、俺が独占欲が強くて、子どもにヤキモチ妬くんですって言っといて。


……本当の事だしね。


[俺の独占欲が強いのは、今ならすんなり信じられるでしょ。
でも嵐が20代のうちにって言うのなら。]
(65) 2021/05/26(Wed) 2:11:12

【人】 ランレン

嵐が20代のうちには覚悟も決めるし……

相談してこう?
そこら辺は、おいおいね。


[微笑みかける。]
(66) 2021/05/26(Wed) 2:28:39

【人】 ランレン

家族になろう。
俺も最初は上手く想像出来なくて。
君が俺の籍に入ったら嵐嵐か。なんて。
一人で笑ったりもしたけれど……。

今は、嵐とだから、一緒に生きたいって思ってる。

君とだから、こんなに幸せなんだって。


[今もとても幸せだよ。と。伝わるかな。]
(67) 2021/05/26(Wed) 2:29:01

【人】 ランレン

[握り返してくれた手は、温かい。]


俺の家族も……
まあ、あんまろくなもんじゃ無いよ?

跡継ぎは置いて行けって、親権もぎ取ったような祖母だし。
こっちこそ嵐には嫌な思いさせるかもしれないけど。

……今度。久しぶりに連絡とってみるよ。
父と…………、それから、母にも。


[少しだけ、握る手に力が入って。
小さく情けなく笑っただろう。*]
(68) 2021/05/26(Wed) 2:29:34

【人】 ランレン

[それからデートを楽しんで。
嵐からはご指摘を受けたけど。>>61


ちゃんと気付いた時は「さん」付けしてます。
でも言質を取ったのでこれからは遠慮しません。


[とか子どもじみた言い合いをする。
彼女といると、自分をやり直してるような気がする。]
(69) 2021/05/26(Wed) 2:32:24

【人】 ランレン

[『SASANKA』は今日も美味しそうな匂いで満ちている。
けれど今日は、カウンターの向こうではなく、隣に彼女がいる。]


こんばんは。2人で。カウンターは空いてるかな?


[案内されて座ったら、今日の黒板を見よう。
最近お気に入りの、フラウアさんの作った野菜のデザート。
今日の野菜も美味しそうで。
お腹の量を目算しながら、まずは彼に、本日のデザートメニューを尋ねてみよう。**]
(70) 2021/05/26(Wed) 2:32:28

【人】 試用期間 フラウア

─ ええっデートですか?うらんちゃんデートですか?─

[その日の昼の賄いはなんだっただろう。
もとくんの旅行の土産話はまだ聞けていない。]


いらっしゃいませ!


[あっちこっち伸び放題の手足でカウンターの椅子を引いて、お客様をキラキラした目で見つめた。]
(71) 2021/05/26(Wed) 2:40:51

【人】 試用期間 フラウア

今日も野菜が美味しいデスよ。
本日のタルトは人参です。甘いのと甘くないのと。どちらも小さいので試してもらえたら嬉しいです。


[あとはスイカの皮ごと種ごとまるまるジェラート、グラニテはスナップエンドウ]


トウモロコシはエスプーマ風にしたのがあるので、今日の料理のどこかに出てくるかもしれません。
ドルチェ枠では、トウモロコシのパンナコッタも作りたてをお出しできます。


[まず真っ先にデザートの説明をしてしまっているがいいのだろうか。飲み物のご注文も承りますね、とにこにこした。*]
(72) 2021/05/26(Wed) 2:53:45

【人】 店長 ジン

[こんばんは、という声>>62と、その後に続いた言葉にバックヤードからひょいと顔を覗かせる。]

おや嵐ちゃん、いらっしゃいませ。嵐さんも。
有言実行ね。

[これはまたなんとも幸せそうなことで。
 嵐ちゃん嵐さんとわざとらしく呼べるのも、さていつまでだろうかね。
 カウンターに座るふたりと、はしゃいだように口を回す麦とを、眩しげに目を細め見守っている*]
(73) 2021/05/26(Wed) 3:09:58

【人】 店員 イウダ

――ある日のSASANKA――

[宇張が休みの日、ランチタイムが怒涛のように過ぎ去って、ディナーの頃には少し卯田は疲れていた。
仕込みとしてはハーブ鶏を挽いたのと、チキンブイヨンを取ったくらい。
後は注文に応じて作ることにしよう。

『鶏ハンバーグ』

これは、苦手を克服する為に、自分に課した課題のようなもの。]
(74) 2021/05/26(Wed) 12:35:00

【人】 店員 イウダ

[おすすめ食材であるにんじんと長ネギ、ブラウンマッシュルームをみじん切りにして、オリーブ油で炒めた後に蒸し煮して柔らかくする。
挽肉にその野菜と卵、パン粉、ピザ用チーズを粘り気が出るまで混ぜる。

調理用使い捨て手袋をした手を感覚が鈍るまで氷水に漬けて冷やしてから臨んだら、肉の脂が溶けることはなくなった。

成型して焼いた後のアレンジは客の好みによって。
オーソドックスにソースが良ければ作ってかけるし、任されるなら、器に玉葱のピューレを敷いてハンバーグを置き、上からチキンスープをかけるスープ仕立てで提供する。*]
(75) 2021/05/26(Wed) 12:41:43

【人】 オリト シア

―― SASANKAへ ――

[旅行から帰ってしばらくは仕事に追われた。
旅先で買ったお土産は、同僚たちにはまずまずの反応を貰って。
「旅行どうだった?」と尋ねられたら「
すっごく楽しかった!
」と間髪入れずに応えた。
留守の間に溜まった書類をこなしていく。

SASANKAへ行くようになってから外食費が嵩んでいるから、
残業は前よりも少し多くするようになった。

いくらかの軍資金を貯めて、書類の山となっていた束も崩せた頃。
今日は久々にSASANKAに顔を出せそうだという旨のメッセージを彼に送る。

SASANKAに行くのも、彼に会うのも旅行以来だから心が弾んだ。]
(76) 2021/05/26(Wed) 14:11:47

【人】 オリト シア

[残業もそこそこに切り上げて、私服に着替えてSASANKAへと向かう。
旅行中に付けられた首筋の痕は、大分目立たなくなった。
おそらく注意してみないと気づかない程度には。

夏が近づいているから、蒸れる首元を出したくて。
髪を纏め直して、サイドに束ねて蝶に巻きつける。
今日も紫の蝶が、髪に揺れている――。

SASANKAまでの道なりを、逸る気持ちを抑えて歩いて。
ようやく見えてきたうさぎのシルエットに「久しぶり。」と再会の挨拶を。
迎えてくれた感謝に指先でしっぽを撫でてから扉を潜った。*]
(77) 2021/05/26(Wed) 14:13:56

【人】 店員 イウダ

[今日のタイはうさぎ柄。
卯田がそわそわしている理由は、いつも一緒に働いている同僚や常連客にはもう悟られているだろう。]

 いらっしゃいませ、お二人様。
 今ならカウンターは選び放題ですよ。

 あ、でも一か所は開けて貰えてると嬉しいです。なんて。

[先にカウンターに案内するのはその常連。>>70
最近は出迎えも「特定のスタッフ」に任せていたから、今その「特定のスタッフ」がカウンター側ではなく彼の隣にいる以上、どのあたりに案内すべきかと、先に意向を伺うことにした。

麦の野菜スイーツが気になっているようだから、彼の傍が良いだろうか。
決まったら、二人の前に水とおしぼりを出した。]
(78) 2021/05/26(Wed) 14:40:31

【人】 店員 イウダ

[程なく「開けておいてほしい一か所」に案内する客が現れる。>>77
もう何日会えていなかったことか。
顔を見ただけで動悸が速まるだなんて、中学生の時ですら経験していない。]

 いらっしゃい。
 今日もお疲れ様。

 ……ちょっと痩せてないか?

[残業を増やしたとは聞いていたが。>>76
旅行で数日開けていても、卯田はまた出勤日に料理をするだけだが、彼女の場合仕事が「溜まる」らしく、大変そうなのを癒すこともできないのがどうにももどかしい日々だった。
一緒に連れて帰ってくれたお揃いの灰色うさぎが心に少しでも寄り添えていたら良いのだけれど。>>*318]

 疲れてんなら今日は鶏肉だな〜
 黒板はハンバーグだけど、他に食べたければ作るよ。チキンステーキとか、チキン南蛮とか。

[紫亜に話しかけつつ、横の「お二人様」の注文があればそちらも伺おうと時々視線は向けている。
仕事モードではない宇張の顔を見るのは少し居心地が悪くて見るのは主に嵐の方になった。*}
(79) 2021/05/26(Wed) 14:40:53

【人】 オリト シア

[店内に入れば、すぐに彼が見つけてくれた。>>79
久しぶりに聞いた彼の声が相変わらず優しくて目尻が緩む。]

 こんばんは。

 え、そうですか?
 最近、ちゃんと食べてなかったからかな……。

[彼に言われて頬を抑える。
確かにここ数日、帰りが遅かったからスーパー残り物になったお惣菜や、チンするだけの冷凍パスタなんかで食事を済ませてしまっていた。
体重計にも毎日乗っていたけど、最近はサボっていたから体重の変動には気づけない。
見た目に出る程だったら困るな、と眉尻が下がる。]

 今日はいっぱい食べるので、大丈夫ですよ。
 ハンバーグ、大好きです。

[ぐっと両手を拳に作り変えて笑って見せながら、ブラックボードへと視線を移す。]
(80) 2021/05/26(Wed) 15:33:50

【人】 オリト シア

[ブラックボードに書かれた食材は今日も好きなものばかりが並ぶ。
中でも野菜は特に。トウモロコシもスナップエンドウも、人参も食べたい。]

 あ、あとトウモロコシで。
 一品お願いしてもいいですか?

[トウモロコシの黄色は、彼が選んでくれた淡い色のスカーフを思い出す。
スツールに腰を掛けて、そんなリクエストを一つ。]
(81) 2021/05/26(Wed) 15:35:19

【人】 オリト シア

[カウンターへと視線を移せば、先に入っていた常連さんの姿が見える。>>70
嵐さんの隣にランさんが居たから眼を丸くして驚いた。>>62

 こんばんは、宇張さん、嵐さん。

[少し離れたアキさんには手を振って。>>27

 宇張さんは今日はお客さんなんですね。
 デートですか?

[ちょっぴりひやかしも交えつつ、にこにこと笑って尋ねる。
宇張さんの指に光るダイヤが>>42、ホールを彩るライトに反射して輝いた。*]
(82) 2021/05/26(Wed) 15:36:21

【人】 ランレン

── 『SASANKA』 ──

[案内してくれた卯田さん>>78の声。
彼のタイに、今日は兎が遊ぶ。
彼の心もどこか、『カウンターの一席』に縛られている。
それを不快に思う事も無く、微笑ましく見詰めて。
その『一席』の隣に並んで腰掛けた。

こちらも十分幸せだが、幸せが溢れて悪いことは無い。
お裾分けを少し頂こう。
嵐も。女性のお客様ともっと仲良くなりたいと、以前ぽろっと零していたし。ね。
最も一緒に下着を買いに行くくらい仲良くなってるみたいだけど。
(83) 2021/05/26(Wed) 15:46:56

【人】 ランレン

[椅子を引いてくれたフラウアさん>>71に微笑んで。
お勧めのメニュー>>72を聞いて少し悩む。
お勧めしてくれた人参のタルト。
甘いのと甘く無いの。両方食べたい気持ちはある。
けれどトウモロコシのパンナコッタが非常に気になる。

ふと。過日のランチを思い出した。
あの日もお勧めのミートソースを食べるか否か非常に悩んだ。
そしてその日のデザートも、パンナコッタだったな。と。
ああ。そうだ。あれは……
『おしゃれな嵐さん事件』
の日だ。
酷く懐かしく思い出した。]
(84) 2021/05/26(Wed) 15:47:15

【人】 ランレン

デザートはパンナコッタにします。
嵐。もしよかったら、シェアする?
色んな味を試せるよ。


[隣の婚約者に微笑んで。
こちらを気にしてくれる卯田さん>>79には]


貴方のお勧めが食べたいから……
そうしたら、ハンバーグ。かな?


[満足気に笑って注文を。
勿論ソースもお任せ>>75したい。]
(85) 2021/05/26(Wed) 15:47:28

【人】 ランレン

[嵐を挟んでお隣に座った織戸さん。>>82
彼女の問いに、嵐はどう答えるんだろう?
微笑ましく彼女を見守りながら。]


こんばんは。織戸さん。

今日の髪形も、涼し気でお似合いですね。


[そんな言葉を一つ。
髪に揺れる紫の蝶>>77は、何時しか卯田さんの胸の兎と共に、彼女のトレードマークになっていくのだろう。*]
(86) 2021/05/26(Wed) 15:47:33

【人】 店員 イウダ

[最近ちゃんと食べていなかったと聞くと、やっぱり、と眉が下がる。>>80
暫く会っていなかったから、勘違いかとも思ったが、自分がつけた痕ももう目立たない顎下のライン、所謂「頬がこけた」という印象があって、心配だった。
今日も無理したのではないかと思ったが、食欲はありそうだし、一先ずは大丈夫そうか。]

 ん〜そうだな、とうもろこしで1品、てことなら……
 せっかくだから「お店のコーンスープ」を味わってもらいたい。

 だったらハンバーグはスープ仕立てじゃなくて、シャリアピンソースで出すか。
 少々お待ちください〜。

[とうもろこしの黄色に彼女に贈ったスカーフを思い出したのは此方も同じ。
だから、「材料のひとつ」ではなく、コーンが主役のものを出したかった。]
(87) 2021/05/26(Wed) 16:17:57

【人】 店員 イウダ

[とうもろこしの実をそぎ取り、ざく切りにした玉葱とじゃがいもと、仕込んでおいたチキンブイヨン少しと一緒に圧力鍋に入れる。
実をそいだ芯の部分も良い出汁が出るので3つに切って鍋に入れた。

鍋を仕掛けている間にシャリアピンソースの準備。
玉葱ペーストは作ってあるので、それを更にバターで炒めて色をつける。
赤ワイン、おろしにんにく、しょうゆ、砂糖を入れて煮詰め、ハーブソルトで調味する。

スープの方は圧力調理が終わったら蓋を開け、芯を取り出してから、ブイヨンを氷にしたものと一緒にミキサーで攪拌する。
家庭で作るコーンポタージュスープはここで牛乳を入れるが、今日は敢えて入れない。
そうして攪拌したスープの温度が下がったら、先に一人分だけ冷蔵庫で急冷。]

 麦〜、エスプーマ借りるな〜。

[>>72新人が用意していた「泡」のとうもろこしクリームを皿の縁に落として、ソフトタイプのトルティーヤチップスを添える。
トルティーヤはコーンの粉が原料だが、流石に今日仕入れたとうもろこしからは粉は挽いていないので、店にあるものを使用して焼いている。]
(88) 2021/05/26(Wed) 16:18:22

【人】 店員 イウダ

[そうして焼き上がった鶏ハンバーグにシャリアピンソースをかけ、コーンスープと一緒に紫亜の前へと。]

 お待たせ。
 トルティーヤはエスプーマ掬って食べても良いし、シャリアピンソースでも美味いかも。
 何ならにんじんとスナップエンドウを蒸して乗せてラップサラダにしても良い。

[野菜好きの彼女の要望は満たせただろうか?
ニヤリと口角を上げたら、今度は嵐の方の注文に取り掛かろう。**]
(89) 2021/05/26(Wed) 16:18:37

【人】 店員 イウダ

[先にデザートを注文した嵐の方は、いつもの食事量を考えればメインが足されることはないだろう。>>85
お任せされたので、当初の想定通り、スープ仕立てで出すことにした。

宇張の方も任されるなら同じものにするけれど、違うテイストが味わいたいのなら、今度はそうだな、香りの高いポルチーニを使ったクリームソースをかけてみようか。**]
(90) 2021/05/26(Wed) 16:23:54

【人】 オリト シア

[嵐さんに髪型を褒められたなら>>86、照れ臭さに髪を弄る。]

 暑くなってきたので、
 纏めてみるのもいいかなと思いまして。

[蝶に触れたらサイドに取った後れ毛が、はらりと束になって落ちた。]

 宇張さんはショートカット、お似合いですよね。
 髪、伸ばさないんですか?

 ショートカットもお似合いですけど、
 髪を伸ばした宇張さんも見てみたいです。
 
 ね、嵐さん。

[そんな話題を振りながら。
カウンターに有村さんの姿が見えたから、洋ナシのノンアルコールシードルを頼む。
以前、飲んだ時に美味しかったから、同じものを。
その内、ノンアルコールじゃなくて、アルコールが入っているのを作って貰うのもいいかもしれない。*]
(91) 2021/05/26(Wed) 16:29:26

【人】 ランレン

[照れ臭そうな織戸さん>>91に微笑んで。
話題が嵐の髪形に及んで、意見を求められれば。
小さく苦笑する。]


あー、俺は……。
もちろん髪を伸ばした嵐も、似合うと思いますけど。

短い髪の嵐が、美しく立って働く姿が。
凛として綺麗だと。ずっと思って居ました。


[小さく息を零しながら。微笑んで。
自分は白ワインを注文しよう。
微かに染まる呼気を、酒のせいにしたい。*]
(92) 2021/05/26(Wed) 16:38:42

【人】 オリト シア

[基依さんに自分でも気づかなかった身体の変化を指摘されて、よく見ているなぁとしみじみと思う。
ちょっとしたことで見られる体重の変化は、悩みの一つでもある。
太ってお肉がついちゃうのも嫌だけど、あまり痩せ過ぎて骨ばった身体を見られるのも抵抗がある。ほら、抱き心地がどうこうって聞くし。

此方の様子を伺う彼を安心させるように笑って。
これからの食事に気を配ろうと誓いを立てた。]

 わぁ、コーンスープ好きです。
 お店の味? どんなのだろう。

[ハンバーグのソースは耳慣れないもの>>87だったから、小首を傾げた。
彼の腕なら、おいしい以外のものが出てくるはずもないので。そこはおまかせすることにして。

水に口をつけながら、いつものようにカウンターキッチンに向かう彼の姿を眼が追いかけた。]
(93) 2021/05/26(Wed) 17:43:36

【人】 オリト シア

[ホールをメインに働いていた彼も好きだったけれど。
厨房に立つ姿を見るようになってからは、垣間見える真摯な眼差しにどきどきして、やっぱり厨房で働く彼が好きだな、と実感する。
野菜を器用に剥く指先も、大きな鍋を持つ力強い腕も。何もかも。

その器用な手が、力強い腕が、私に触れるのかと思うと―――、
止めよう、これ以上考えたら胸の高鳴りが収まらない。

注文したドリンクが届いて、半分ほど量を減らした頃。
ふわりといい香りが漂ってくる。>>89

コーンスープの甘い香りに、お肉から滴る赤ワインと玉葱のソース。]

 わあ、……おいしそう!

 ラップサラダもいいですね。
 スナップエンドウもにんじんも好きなんです。

[両手を組み合わせてはしゃいで、まずは料理の見た目を堪能する。
ハンバーグが好きな兄に自慢しようと、スマホでぱしゃりと一枚収めて。
冷めない内に、いただきます。と両手を合わせてからナイフとフォークを手にとった。]
(94) 2021/05/26(Wed) 17:44:24

【人】 オリト シア

[シャリピアンソースはステーキに掛かっているのを何度か見かけたことがあった。
ナイフでハンバーグに切れ目を入れて、一口サイズにして。
みじん切りされた玉葱がお肉に絡む。脂が浮かんでいるのはお肉の脂だけではなさそうだ。バターと赤ワインの豊潤な香りが鼻孔を刺激した。

口当たりは牛肉で作られたハンバーグよりもさっぱりしているのに、玉葱がそこに絡むから甘さが残る。]

 ん、おいしい

[口の中でお肉の脂がとろけてなくなる。
トルティーヤチップスでエスプーマを掬えば、泡がたっぷりとチップスの上に乗る。
歯を立てたら、さくりと音がして触感がいい。一口だけじゃ飽き足らず、二口、三口と口にしてから、コーンスープへと移る。

コーンスープと聞いたから温かいものを想像していたけれど、出されたものは冷たかった。
スプーンで掬って口元へ運べば、コーンのまろやかさが沁み渡る。コーンだけではないのか、溶けた玉葱と崩れたじゃがいもも見つかった。
十分に煮込まれた野菜がほろほろと口の中で溶けていく。]
(95) 2021/05/26(Wed) 17:45:12

【人】 オリト シア



 ん〜……、お腹も満たされるけど、
 気持ちも満たされる〜……おいし……

[ほわり、美味しさに表情が緩んで。幸福感でいっぱいに満たされた。]
(96) 2021/05/26(Wed) 17:45:34

【人】 オリト シア

[苦笑混じりに響いた嵐さんの声は柔らかい。>>92
聞くからに本心と分かるそれ。
表情から滲み出る、ランさんへの愛おしさに思わずランさんを見た。
ランさんの反応はどうだっただろう。
すこし照れているようにも見えたかも。

茶化すのも野暮な気がして、ただ目を細める。]


 ふふ、そうですね。
 好きになった姿が、一番ですね。


[二人の様子に微笑ましくなる。
その様子を眺めながら飲むノンアルコールは、
お酒も入っていないのに、二人の熱を移されたみたいな味がした。*]
(97) 2021/05/26(Wed) 17:46:21

【人】 新人 フラウア

─ とうもろこしのパンナコッタ ─

[田舎の爺ちゃんと婆ちゃんのとこでは、コーンのことトウキビって呼ぶ。とうきびパンは夏の人気商品。
そう呼ぶと甘そうな気がするから、今でも心の中ではトウキビって言ってる。

削ぎ出した実と芯を一緒に鍋に入れて、日本酒を振ってじっくりゆっくり加熱する。芯から美味しいやつが出てくるっていうのはもとくんの教え。
甘く仕上がったら芯を取り出して裏ごしして、とうきびピューレ。
裏ごされた繊維の側はもちもちかぼちゃもちと同様の手口で賄いを彩るやつ。
多めに作ったからパンナコッタも余るかもね。余っちゃうかも。

エスプーマ作る分をよけておいて、あとは分量と温度さえ気をつければ簡単。
生クリームとアーモンドミルク、バニラビーンズと一緒に火にかけて、ゼラチンを溶かしたら濾し直して冷やし固めるだけ。
注文を受けたら、パンナコッタの上にカラメルソースで膜を作って、その上にエスプーマをふわんと盛り付けて。
一番上に、とうもろこしのかき揚げ(小)を乗っけてミントを添えたら完成。

本当は天ぷらにしたかったけど上手に揚げられなかった]
(98) 2021/05/26(Wed) 18:19:41

【人】 新人 フラウア

シェアハウスかぁ。


[カウンター周辺に、なんかうっすらハートマークがいっぱい飛んでる気がする。気のせい?
今、周辺地域の不動産情報を教えてくれた>>27>>28アッキはお酒飲みながら静かに御飯食べてるけど、でも凄い頻度で先輩と一緒に帰ってるから同じあれのムジナな気がする。
ゲイですか?ってまだ聞けてない。相談に乗って欲しい。]


ルームメイト……


[ハートマーク。なんだか寂しくなってきた。
フロアが落ち着いてて、デザートの注文も途切れた隙にバックヤードに癒されに行く。]
(99) 2021/05/26(Wed) 19:00:58

【人】 新人 フラウア

今日もお仕事してるジンさん格好いいですね!


[つい1時間前にも素敵って言ったが。
貢物は、当店のコーンスープのお味見カップ。スイートピューレとスープの味わいの違いを知りたいって、もとくんにおねだりした戦利品。
トルティーヤチップスは小さくてお客様に出せないサイズのを拾得物として。]


休憩しませんか?


[首を傾げると、ホワイトゴールドのイヤカフが覗く。普通にしてるとわからないくらい目立たないけど気にしてない。

もとくんが、お土産にみんなの色のキーホルダーを買ってきてくれた時。
もう本当に仲間の一員って感じがしますね。そう言って、試用期間の肩書きを外した。
持ち歩いている不細工うさぎのキーホルダーは白いシャツを着ていた。最近のフラウアが仕事中に着てるシャツもいつも真っ白。]
(100) 2021/05/26(Wed) 19:02:10

【人】 新人 フラウア

あの。あのね。仁さん。

俺、


[「次」の約束は店休日。絆は途切れず繋がっているけれど。]


今の居候やめようかと思ってて、部屋を探してるんデス。


[いつまでも親戚の家に世話にはなれないから、と。]
(101) 2021/05/26(Wed) 19:02:49

【人】 新人 フラウア

できれば、下の階とかに気を使わない物件で。シャシャンカから近くて。
お風呂とトイレは別、キッチンが広くて冷蔵庫は大きいのが良い。
寝室は狭くて、巣穴みたいなのが良い。

カウンターでお酒飲んで、ソファで居眠りして。
それで仁さんが隣にいて、仁さんと朝ごはんして出勤したいです。


[理想の物件はそうそう見つからないだろう。
シェアハウスがいいんじゃないかって、聞いた。]
(102) 2021/05/26(Wed) 19:03:12

【人】 新人 フラウア



……仁さん、ルームメイトのお家賃はいくらくらい、デスか?
ハグとキスつきで。できればメイクラブも。


[以前なら自分からなかなか言えなかった欲求を素直に口に出せるようになっていた。
いつの間にか、この短期間で変わっている関係。
愛しい想いは昨日より今日、今日より明日、もっと育っていく。*]
(103) 2021/05/26(Wed) 19:03:46

【人】 店長 ジン

――バックヤードで――

[シフト休の店員が、息抜きにと職場を選んでくれるのは嬉しい。叶うなら隣でグラスを傾けて同席したい。
 が、そうは問屋が下ろさないのが店長業、だったりする。]

はいはい、ありがとね。

[1時間前にも聞いたセリフが聞こえて、ゆるく右手を持ち上げる。
 頭が下がってきたならぽんぽんと軽く撫でた。
 癖になりつつあるが、他のスタッフの前では流石にまだやっていない、と思う。見られていたら知らない。]
(104) 2021/05/26(Wed) 20:13:02

【人】 店長 ジン

そーね、休憩しよか。

[コーンの甘い香りが食欲をそそる。
 もうすぐ作業も一段落というところではあるが、こうして休憩できる時間は短い。特に勤務中の麦にとっては。]
(105) 2021/05/26(Wed) 20:14:16

【人】 店長 ジン

[真夏のとうもろこしの味が、ぐっと濃縮された旨味。
 こうした甘さはいっそ好きなんだけどな、と自分の舌に呆れ返る。
 小さなトルティーヤも軽くて食感がいい。とうもろこしは穀物だと思わせてくれる、芳ばしい香り。]

へー。

[物件探しと聞いた最初の感想は、そんな間の抜けた。
 いつまでも親戚の家に世話になれない、そーね。と同意したくらい。
 うちの給料でこの近所に一人暮らししてるのも多いから、引っ越しするのか、くらいの感想。
 だったはずなのに。]
(106) 2021/05/26(Wed) 20:14:58

【人】 店長 ジン

[まあ男なら1階でもいいだろうなとか、バストイレ別かー、なんて理想を聞いて。
 物件の要求がだんだん細かくなってきたあたりで、違和感に気づく。]

あー…………
そういうこと。

[ハグとキス付き。メイクラブは……一旦保留として。]

つってもなぁ。
あれ持ち家だし……税金周りは俺の金で賄ってるし。

[そうした自分の生活分は最低限確保して給料も払ってる。
 なにより単純に、返ってくるだけになってしまうのだが。]
(107) 2021/05/26(Wed) 20:15:32

【人】 店長 ジン

んじゃ、酒代でも出して。
何買うかから任せるから。

[先日の酒は有村セレクトらしいが、そうして人に聞いて決められるのだから問題ないだろう。
 二人で住むなら飲む機会も増えるだろうし、俺としても出費が抑えられるので万々歳。
 無論、俺の舌に適うものを、という前提条件がついているが、それもクリアしてみてほしいという挑戦状込み*]
(108) 2021/05/26(Wed) 20:15:47

【人】 店員 イウダ

[カウンターから見える、客の「美味しそうな顔」が好きだ。
此処には運命も人生もある。
紫亜がコーンスープを、シャリアピンソースのハンバーグを、トルティーヤを味わう姿を特等席でじっと見ていた。>>95]

 いーい食いっぷり。

[食べられるかどうかは不明だったが、スティック状にしたにんじんと筋取りをしたスナップエンドウを蒸籠で蒸しておく。
無理なら提供せずに料理に使うだけだ。]

 ホント幸せそうな顔して食うよな。

[洋梨のカクテルにアルコールが入っていなかったと、有村から種明かしを受けたのは何時だったか。
自分の滑稽な早とちりは恥ずかしかったが、あの時紫亜から否定があれば送って行くことにはならず、もしかすると今も店員と客のままだったかもしれない。
そう思うとタイミングは大切だなと思う訳で。]
(109) 2021/05/26(Wed) 20:26:26

【人】 店員 イウダ


 紫亜、今度ニョッキ作ろうと思ってんだ。
 おめかしして、来れる?


[自分がサプライズには向いていない性格だというのはそろそろわかってきた。
けれど、形は大事にしたいから。

「休みの日にビーフシチュー」の自分のトラウマの払拭を彼女に押し付けるのではなく。
彼女に好かれている姿で、彼女の好物を使った「特別」なメニューを。

そこまで予告した時、テーブル席から声が掛かった。
「何着て来てくれんのかな〜」なんて鼻歌でも歌いそうな雰囲気で、カウンターの外へと。*]
(110) 2021/05/26(Wed) 20:27:31

【人】 新人 フラウア

[ダメですか、と耳をへたらせる(幻想)が、
続いた言葉にピンと立てた。]


良いんですか?
酒代、はい。任せてください。でも食べる分は食費も出しますよ。俺、エンゲルなんとか高いんで。


[笑み崩れてほわほわの顔でもう一度撫でを要求した。
色々出してみては酒の味の好みを探るのも、絶対に楽しい。]
(111) 2021/05/26(Wed) 20:46:40

【人】 新人 フラウア

嬉しい。大好きです、仁さん。愛してます。
いっぱい好きなお酒を飲んで、キスしましょう。


[一旦保留のメイクラブも。です。

わりと、こう。
怯まず恐れずに押しに押すと、この落ち着いた優しい大人は勢いで流されてくれる一面もあることを最近知った。*]
(112) 2021/05/26(Wed) 20:47:04

【人】 オリト シア

[美味しいからついつい食事が進む。
半分ほどお皿を空けたところで、カウンター越しから食べっぷりを指摘されて、頬を染めた。]

 う……、だって美味しいんですもん。
 お腹も空いてたし……、ついついお箸が進んじゃう。

[久しぶりのまともな食事。
それがお店であろうとも彼の手料理となれば食べないはずもなく。
好物とあってラップサラダまで追加注文してしまった。

ハンバーグをフォークで刺して、口に含んで。
幸せそう>>109と言われれば、ふにゃりと様相を崩す。]

 
 そりゃ、好きな人が作ってくれた
 ご飯を食べられるんですから。
 幸せです。


[完食したお皿は、ソースも残らずに綺麗に空になった。]
(113) 2021/05/26(Wed) 20:57:37

【人】 オリト シア

[ナフキンで口元を拭って、グラスを傾ける。
早くも懐かしい味は、甘い洋梨の香り。
すっきりとした味わいが喉元を過ぎていく。

不意に彼の口から、おめかし。なんて言葉が出てきて。
意図が分からずに「ニョッキ?」なんて尋ね返した。
ニョッキとおめかしの共通点が見つからないけれど、
誘われたなら断る理由もなく、はい。と頷く。]

 
 ニョッキって確かじゃがいものパスタ? ですよね?
 じゃがいももパスタも好きです。

 いつになりますか? 


[ちょうど夏に向けて、
サマーワンピースを買おうと思っていたところ。

食事中に服を汚してはいけないからとずっと避けていたけれど、思い切って真っ白なワンピースに手を出してみるのもいいかもしれない。

なんて、考えながら。
また一つ増えた約束事に、心が踊った。*]
(114) 2021/05/26(Wed) 20:58:12

【人】 店長 ジン

いいんですかって。
いいよ別に、俺んちだし、今さらだし。

[今まで何度も人を泊めている。
 誰かがあの家にいることに抵抗はないし、最近少しひとりが寂しくなってきたところだ。
 それも変化だ。この数日の間に気ままな独身貴族の意識まで変えてしまった。恋というのは厄介なものである。]
(115) 2021/05/26(Wed) 21:05:32

【人】 店長 ジン

ま、好みのヒントはいくらでも転がってるし。

[たとえば、趣味全開のこの店にあるラインナップ。
 自宅の野菜室の中。]

がんばって?

[なんて、まだ年上ぶってみているけれど、実際問題すっかり骨抜きにされるような予感もしている。
 6月産まれのうさぎが見た光は、それほど眩しい。]
(116) 2021/05/26(Wed) 21:06:24

【人】 店長 ジン

合鍵作んないとなー。

[愛の言葉が雨のように降るのを、照れ隠しに混ぜっ返す。
 流されやすい大人は、保留の条件もきっとすぐ飲む*]
(117) 2021/05/26(Wed) 21:06:38

【人】 ランレン

[思わず。聞いているこちらが、『ご馳走様です。』と言いたくなるような。隣から聞こえる台詞。>>113
けれどヒロインには、それくらいの幸せに満ちた台詞が似合います。きっとアキも同意してくれる。

俺も出された一皿に手を着けよう。
スープ仕立ての鶏ハンバーグ>>74>>75
口に含めばじわりと鶏の滋味と、種に練り込まれた野菜の甘みが広がっていく。
心も体も温まる一品。
冷房で冷えた身体がじわりと温もる。
ふと眉間が解けて、笑みが浮かぶ。
変わらない……、いや、きっと進化していく。
卯田さんの味だ。]
(118) 2021/05/26(Wed) 21:12:35

【人】 ランレン

[ゆっくりと、咀嚼して。嚥下する。
一口食べて、皿を見詰めて微笑んで。
顔を上げると卯田さんを見た。]


とても美味しいです。


[きっと彼は目の前の恋人に夢中だろうけれど。
俺の声は届いたかな?
届かなくても、心に栄養を頂いたので、全く問題無いけれど。
『ご馳走様です。』もう一度、心の中で呟いた。*]
(119) 2021/05/26(Wed) 21:12:41

【人】 店員 イウダ


 す、好きな人……。


[そう来たかーーーーーーー>>113
思わず顔を覆った。
おそろしいこ!!


彼氏と言われるより、恋人と言われるより、破壊力が高かった。
彼氏や恋人というポジションではなく、彼女の感情を貰った男という意味だから。

――大丈夫、こう言ってくれる彼女が、自分が彼女を喜ばせたくてする行動を嫌がったりする筈がない。

散々隙間なく抱き合っても、結婚を思い浮かべる時にはどうしても手痛い失敗を思い出してしまっていた。
だが彼女は、不安もトラウマも強い愛で粉砕してくれる安心感がある。]
(120) 2021/05/26(Wed) 21:14:21

【人】 店員 イウダ


 そーそー。
 じゃがいもだけじゃなくてかぼちゃとかほうれん草とかチーズとか色々種類はあるけど。
 強力粉と一緒に混ぜて生地作って、丸めて茹でてからソースと絡めるやつ。

[説明してから、別の野菜に興味を惹かれたらどうしようかとも思ったが、じゃがいも好きの彼女のこと、このままじゃがいもを楽しみにしておいてほしい。]

 出来れば次の日が休みの時が良いかな。
 うちに泊まって、午前中ちょっと出かけたいし。

[彼女はどうやらまだぴんと来ていない様子。>>114
その発想が頭の中にあるならまだ「タイミング」ではないのかもしれない。
それならそれで、卯田は単に特別な一皿を全力で作るだけだ。

指環を見に行く予定が別の店になっても、きっと二人なら楽しめる。

そんなことを想像しながら、彼女の皿がトルティーヤでぴかぴかになるのを見守った。*]
(121) 2021/05/26(Wed) 21:15:44

【人】 店員 ラン

[SASANKAの扉を潜れば一変して、
さり気なく人数を伝えたりとスマートな大人なのに。>>70
ついさっきまで、子どものように言い返してたなんて>>69
きっと他の人には想像もできないだろうと思うと、
くすくすと笑いが零れてしまう。

迎えてくれる、いつも通り元気な麦くんと>>71
妙にそわそわしてぎこちない、卯田さん。>>78
なるほど今日はシアさんが来る日か、と納得しつつ。

黒板をちらちらと見つつ、
麦くんのデザート説明を聞いて。>>72
蓮司さんへどうします、と尋ねるような視線を向ければ>>85
シェアの申し出に、勿論と頷いて。]
(122) 2021/05/26(Wed) 21:40:19

【人】 店員 ラン


  じゃあ私は人参タルトにしよう、
  甘いのと甘くないの小さめに両方ください。

  あとキッシュも食べたいから
  麦くんのおすすめでひとつお願いします。

[鶏ハンバーグも気になるけど、彼が頼むようだし。
どうしようかと少し悩んで。>>90

  卯田さん、私もハンバーグをひとつ
  ソースは蓮司さんと違うやつ、お願いできますか?

[何故か居心地悪そうに視線を逸らす先輩店員が面白くて>>79
頬杖ついてにっこりと笑ったのはわざとです。*]
(123) 2021/05/26(Wed) 21:40:24

【人】 店員 ラン


  はい、店長きましたよー。
  ちゃんとお仕事してますか。

[バックヤードから見えた顔に手をひらひら。>>73

そういえば、もし私が蓮司さんの籍に入ったら>>67
店長はどう呼ぶつもりなのだろう。
仕事中はまあ、旧姓で通させてもらうつもりだけど。
パンダみたいな名前はそりゃ笑ったりもするよなぁ、とか
公的書類を取りに行くのがちょっと、とか
内心複雑な部分もあるけど。

名前でお互い選んだわけじゃないし。
蓮司さんが幸せなら、そこは私が妥協するつもりだ。
背筋を伸ばして堂々としてれば、大抵のことは通るものだと
これまでの人生で学んでいたりするので。
まああんまり揶揄われたら、拗ねるか怒るかしますけどね。*]
(124) 2021/05/26(Wed) 21:40:31

【人】 店員 ラン

[ドリンクは何にしようか悩んでいると、
シアさんがご来店。>>82
卯田さんとの会話が切れるのを待って。]

  こんばんは。
  シアさん今日もかわいいですね。

[なんて隣からいつもの調子で声をかけたら
すごく驚かれて、ふ、と小さく吹き出してしまった。
先にいたアキさんの反応はどうだったかは、さておき。]

  はい、今日は私もお客さんなのでよろしくお願いします。
  ええまあ、デート……です。ね。

[いつもと違う距離感での会話に、ほんの少し照れながら。
ちら、と蓮司さんを見て、はにかむように笑い返した。]
(125) 2021/05/26(Wed) 21:40:43

【人】 店員 ラン

[そして髪を弄るシアさんに、目を細める。>>91
可愛らしいし前より絶対色っぽくなったし、
卯田さんが首ったけなのもわかると、うんうん頷いていたら。
話の矛先がこちらへやってきた。]

  え、私ですか?
  高校の頃、肩より長かった時もありましたけど、
  一度切っちゃうと楽で、なかなか。

[相槌を求めるシアさんの声に、蓮司さんを見る。
髪の長さの好みはちょっと気になる所なので、
首を傾げて答えを待てば。>>92

  ……っ、ちょっと、
  ここでそれ言いますか!?

[二人きりでもないのに、綺麗だとか臆面もなく。
彼を軽く睨みながら、熱くなってくる頬を手でパタパタと
仰ぎながら、私も有村さんにドリンクを頼もう。
一杯目は、いつもの青いカクテルにしようか。*]
(126) 2021/05/26(Wed) 21:41:53

【人】 オリト シア



 えっ? 何か不味いこと言いました?


[手で顔を覆った基依さんの表情は見えない。>>120
隣から向けられる温かい視線にも。>>118

何か狼狽えさせるようなことを言ってしまったのだろうか。
おろおろして様子を見守ったけれど、
隠しきれない耳朶が赤く染まっているから、
悪い方向ではないと信じたい。

自分の言葉が彼を一喜一憂させてることに気付けるのは、
まだもう少し先の話。]
(127) 2021/05/26(Wed) 21:43:19

【人】 オリト シア

[ニョッキにそんなに種類があるなんて知らなかった。]

 わぁ、どれも好きです。
 チーズもあるんですね。

 ソースは? トマトソースですか?
 生地から作るの、面白そうですね。

[両手を打ち合わせて、「楽しみにしてますね」と、微笑んで。
早速スマホを取り出してアプリのスケジュール帳を確認する。

いくつか候補を上げて、予定が合いそうな日を二人で選んで。
予定が決まったら、うさぎのアイコンをその日に設定した。
来たる未来にわくわくしながら、胸にスマホを抱く。]

 じゃあ、この日に有休取っておきますね。
 朝に一緒に出かけられるの久々だから、嬉しい。

[前もって予定を立てて、おめかしして欲しいなんて注文まで入るということは、何かしらきっと特別な日になるだろう。
サプライズ?まさかね?
膨らむ期待にそわそわして落ち着かなくなったけど、彼が私を喜ばせるために考えてくれたことなら、何だって嬉しい。*] 
(128) 2021/05/26(Wed) 21:44:18

【人】 店員 イウダ

[カウンターから見える、客の「美味しそうな顔」が好きだ。

勿論、大事なお客様からのお褒めの言葉は聞き逃しません。>>119]

 ありがとうございます。

 量、大丈夫でした?
 嵐さんのはスープ仕立てでさっぱりさせてるから後からのデザートに影響出るほど重くはなかったと思うんですが。

[嵐の癖も、きちんと視界に映っている。
眉間が解ける瞬間のほっとした感覚は、この店の料理人の誰とも共有することができる。
隣に座る宇張とも。
共有するように目を向けて、安心したように頷いた。*]
(129) 2021/05/26(Wed) 21:46:45

【人】 ランレン

[嵐が仁さんに手をふるのを眺め。>>124
自分もぺこりと頭を下げる。
彼女の前では決して口にしなかったけれど……
仁さんを信頼してる嵐にまで、少し妬いてたのは隠し通そう。
本当に少しだったかどうかも隠し通そう。
フラウアさんに対する俺の全力の応援と惚気を聞きたがる姿から、バレる日も近いかもしれない。]
(130) 2021/05/26(Wed) 21:57:42

【人】 ランレン

[髪の話題>>126を聞きながら。
自分の意見を言ったら慌てる嵐の姿。]


…………何かおかしなことを言った?


[本当に不思議そうに嵐に尋ねて。
正直に答えたら何か不味いんだろうか?
恋人を褒めたり、好きなところを挙げたりしたら?
でも…………]


伸ばしても、良いんだけど。
ちょっとだけ、名残惜しい気がしたから。


[さらりと、少しだけ伸びた髪に触れて。
掬った髪を耳にかける。
自分の好みを口にしたら、俺好みで居てくれるかな。なんて。
下心は多分にあるから。怒られても良いんだけど……
見詰めながら、髪の長い嵐を想像して。
きっととても美人だろうなと思うけれど。
やっぱり自分は短い髪が好きだな。と。
少しだけ触れている髪を梳いたら、手を離した。*]
(131) 2021/05/26(Wed) 21:57:52

【人】 ランレン

[悶絶している卯田さん>>120も、しっかり堪能させてもらいましたが、此方にも意識を割いてくれました。>>129
ふっと微笑んで。]


ありがとう。


……。

卯田さんの、その細やかな心配りに。
何時も嬉しくなります。


[スープのセロリに、紅茶に、食べる量に。]
(132) 2021/05/26(Wed) 22:02:45

【人】 ランレン



自分が特別な客になった気分になる。
何時もありがとう。


[それはホールの時から変わることなく。
自分の信頼する、『SASANKA』の顔だった。*]
(133) 2021/05/26(Wed) 22:02:50

【人】 オリト シア

[お客さんとしてカウンターに座るランさんは、
いつもと少し雰囲気が違う。
それが見慣れない普段着から来るものなのか。
それとも彼女の隣に嵐さんが居るせいかのか。

はにかむ姿>>125はいつも毅然と対応している姿よりも随分と女性らしく見えて、とても綺麗だった。

髪の長いランさんはちょっと見てみたくはあるけれど、
二人の様子を見ていたら、>>126>>131
これは暫くはランさんの髪は短いままだろうな、という想像は容易い。]


 わぁ……、ごちそうさまです。


[思わず口から漏れた。
お互い様だなんて言葉は知らない。*]
(134) 2021/05/26(Wed) 22:05:18

【人】 店員 ラン


  おかしくないです、けど。
  
二人じゃない時言われると、ちょっと恥ずかしいです。


[隣から伸びてきた指先。>>131
耳をかすめるのがくすぐったくて、小さく肩を揺らすけど。
撫でるように梳かれるのが気持ちいい、なんて思っていたら
シアさんに笑われてしまった気がする。>>97>>134

でもまあ、蓮司さんがそう言うなら、
ちょっと襟足や前髪伸びてきたし、
夏前にいつもの美容院でカットしてもらおう。*]
(135) 2021/05/26(Wed) 22:15:46

【人】 店員 ラン

[シアさんの幸せそうな声に対して>>113
わかりやすすぎる卯田さんの動揺。>>120
掌で踊らされますねぇ、と思ったことは
くすくす笑いの裏側に隠しながら。

蓮司さんに習って、>>118
私も卯田さんおすすめの一皿を前に手を合わせた。]

  いただきます。
  鶏肉のハンバーグは初めてかも。

[隣とは違う、クリームソース。>>90
一口舌先に乗せれば、ふわっと広がる茸の香りに頬を緩め
小さく切り取ったハンバーグにたっぷりつけて、口に運ぶ。

あっさりとした鶏肉の旨味と、やわらかい野菜の甘味に
こっそり入り込んだチーズの香りが混ざり合って
口の中で溶けていく。]
(136) 2021/05/26(Wed) 22:19:05

【人】 店員 ラン


  おいしい。
  あー……さすが卯田さんだなぁ。

  チキンスープも好きですけど、
  クリームソースも、好きなんですよね。
  ちょっとチーズ効いてるのが、また最高です。

[お洒落なのに気取らなくて、あたたかい味。
羽出さんに今度、卯田さんのハンバーグ美味しかったですって
自慢しようなんて考えながら、感想を告げて。

静かに、けれど丁寧に綴られる彼の言葉を、
そっと目を細めて聞きながら。>>133

大事に二口目を運んでから、満足気に小さく息をついて。
蓮司さんを見れば、一口交換しませんか、と首を傾げた。*]
(137) 2021/05/26(Wed) 22:19:12

【人】 店員 イウダ

[カウンターの向こうで、恋人の動揺にきょとんとする二人。>>127>>131

いや決しておかしくはないんだけれど。
職場で、同僚もいる場所で、そんな赤面必死のことを言われたら、仕事中にふと思い出してしまいそうだし。


……あと、抱き締めたい衝動を抑えるのに必死
。]
(138) 2021/05/26(Wed) 22:21:05

【人】 店員 イウダ

[此方の居心地の悪さを見透かして態と煽ってくる同僚>>123には、営業スマイルで「はい、ただいまお持ちします」と答えておいた。
頬がぴくぴく動いているのはあれだ、疲労による顔面麻痺だ、きっと。

ポルチーニを食感が味わえる大きさに割いてクリームに絡める。
タルトとキッシュのオーダーがあるから、ハンバーグは一回り小ぶりで、クリームもハンバーグが溺れない量をかけた。

どうやら此方も好評のようで何よりだ。>>137]

 鶏ムネはパサつきがちだから、ピザ用チーズくらいの主張の薄いのを繋ぎに使うと、鶏の良さを失わずにコクが出るんだよ。

[流石料理人。野菜の甘味だけでなく、色味では殆ど目立たないシュレッドチーズにも気づくとは。
褒められて、得意げに口端を上げた。]
(139) 2021/05/26(Wed) 22:24:10

【人】 店員 イウダ

[紫亜の方は早速スケジュールを確認している。>>128
此方は勤務中なので、あとでリマインダとしてトークで送っておいてくれと頼んだ。]

 トマトソースが良ければそうするけど……
 そこはちょっと秘密ってことで。

 ああ勿論、ソースはいま宇張に出したみたいに後からかけるタイプだから、数種類試すこともできるよ。
 ジェノバソースとか。

[言葉を濁せば流石に何か感づかれるだろうか。
「特別」に、自分が何を用意したいのか。

此方は翌日休みが取れなければディナーだけにして貰う予定だけれど。
2年前の自分を見ている店長だから、何となく休みをくれる気はしている。

そこまでの予定を立てて、一歩引いた。
すべて喋ってしまいそうに逸る気持ちはあるけれど、今は勤務中なので。]
(140) 2021/05/26(Wed) 22:24:54

【人】 ランレン

[小さな声で囁かれる心の内>>135に。
優しい顔で微笑みながら。]


慣れてください。



[改める気はありません宣言を。
そっと低い声で告げた。
織戸さんの呟き>>134は、お互い様ですね。
今日は仕事じゃなくて、デート>>125ですから。]
(141) 2021/05/26(Wed) 22:28:35

【人】 ランレン

[卯田さんのハンバーグ。
違うソースを頼んでくれた嵐の、交換>>137の申し出に微笑んで頷く。
香り高いポルチーニ茸のクリームソース。>>90
種に練り込まれたマッシュルーム>>75と相まって。
ハンバーグが贅沢なキノコ料理にも思えてしまう。]


美味しいね。


[これは卯田さんにではなく。
一皿を分け合う隣の彼女に笑いかけて。
『美味しいなぁ。』ともう一度独り言ちながら。
ハンバーグをゆっくり食べ進めた。*]
(142) 2021/05/26(Wed) 22:28:39

【人】 ランレン

[ハンバーグを食べ終わればデザートを。
有村さんに頼んで紅茶を淹れてもらう。
トウモロコシのパンナコッタ。>>98

トウモロコシのかき揚げが乗ってるのが面白い。
野菜のデザートはあまり食べた事が無かったから。
最近の楽しみは、フラウアさんのデザートだ。
今日も新しい味に出会える。

嵐も口に出来るように、小さく崩してかき揚げを掬う。
エスプーマとカラメルソースと共に、パンナコッタを。
掬い取って、口に含めば、トウモロコシの甘さが広がった。

夏の日の。眩しい味だ。
ふっと唇に笑みが浮かんだ。]
(143) 2021/05/26(Wed) 22:40:45

【人】 ランレン



嵐も食べる?美味しいよ。


[分け合って。食べる喜び。]
(144) 2021/05/26(Wed) 22:40:55

【人】 ランレン

[フラウアさんが居れば、楽しそうに笑いかけて。]


今日も美味しいです。
何時も初めての味に、ワクワクします。


[そう。素直な気持ちを伝えただろう。*]
(145) 2021/05/26(Wed) 22:40:58

【人】 店員 イウダ


 ……嵐さんは、特別なお客様ですよ。


[勤務中に、鼻の奥が痛くなるようなことを言わないでほしい。>>133
嬉しさに顔が歪む。]


 俺が心掛けている小さなことを丁寧に拾ってくださる。
 俺と同じかもっとホスピタリティ溢れる店員だって世の中にはいっぱいいるけど、当たり前のようにしている「お客様が食事を楽しむための工夫」ってやつに、気づいて貰えない店員もいっぱいいて。
 俺はぜんぶを見ていてもらってるから。

 ――俺こそ、特別な店員になれた気がします。
 ありがとうございます。
(146) 2021/05/26(Wed) 22:43:22

【人】 店員 イウダ

[「俺」って言ってばかりだな、なんて、拙い礼の言葉に苦笑して。
それから今日は「お客様」である同僚を見る。]


 嵐さんの目で見て貰える宇張は幸せ者だと思います。
 前に俺が迂闊にも褒めたつもりで怒らせたことがあって、あーそれについてすみません、てこの場を借りて謝っちゃいますけど。

 ――そういうただの同僚には触れられたくないところも、嵐さんなら受け止めてやれるんだろうなって。

 お幸せに――って言うのはまだ早いかな。
 でも、幸せを願うのは何度言っても価値が下がることはないと思ってるんで、言わせてください。

 お幸せに。


[結局、宇張が自分のトレードカラーについて抱えていたマイナスな印象の意味は聞けないままだが。
彼といれば前向きに捉えられるのではないかななんて、楽観的なことを思っている。*]
(147) 2021/05/26(Wed) 22:43:46

【人】 新人 フラウア

はい、頑張ります。


[お酒の味、食事の味、きっと好みを見つけてみせるし、
好みの方を広げてくれる余地さえあるのだから腕が鳴る。]


合鍵が出来るまでは、一緒に過ごさせてくださいね。
おうちに帰ってから、また出かけるまで。


[そうだ、キーホルダーもある。
白いシャツのうさぎと金色のシャツのうさぎ。]
(148) 2021/05/26(Wed) 22:48:38

【人】 新人 フラウア

それじゃあ、働いてきマース。

……そんなに荷物もないし、次のお休みの日、引っ越して行きます。楽しみ。


[ふふ、と笑う。]


ルームメイト殿。
俺、受けた恩は必ず返します。
だからあなたをきっと幸せにしますね。


[幸福を共に。*]
(149) 2021/05/26(Wed) 22:49:36

【人】 オリト シア

[リマインダには頷きを。
忘れない内に指を滑らせて、送っておくことにして。]

 秘密?
 当日のお楽しみ、ですか?

 ジェノバソースってバジルですよね。
 それもいいなぁ……。

[顎元にスマホを当てて、トントンとリズムを刻みながら、歯切れの悪い彼>>140をじっと見つめる。
まだ彼は全てを明かす気はない様子。
それならそれで先の楽しみとしてとっておこう。

一度、失敗したプロポーズに出されたビーフシチュー、
パーティの時に出してくれた二人の色が彩られたデザート。

料理に意味を持たせる彼のことを知っている。
何気なく出されたニョッキにもきっと、彼なりの思惑があるのだろうと予想して。]

 基依さんが驚くくらい、
 めいっぱい、オシャレしてきますね。

[今は深くは触れないようにして、笑いかけた。*]
(150) 2021/05/26(Wed) 22:50:20

【人】 店員 ラン


  なるほど、チーズでコクですか。
  一緒に混ぜる野菜を、蓮根とかにしたら
  食感も変わって和風ソースにも合いそうですねぇ。

[クリームソースもすっごく美味しいけど。
色々とアレンジを考えてしまうのも、料理人の性だろうか。
得意気な卯田さんに、これ以上苛めるのはやめておこう。>>139
引き攣った営業スマイルを見るのもかなり面白かったけど。

あまり揶揄うと、こちらも揶揄られそうだし。
なんてのは、黙っておく。]
(151) 2021/05/26(Wed) 22:55:53

【人】 店員 ラン

[ハンバーグのシェアに、蓮司さんが頷いてくれたなら。>>142
私も手を伸ばして彼のお皿からハンバーグを一口もらおう。

鶏の美味しさがたっぷり詰まったチキンスープは>>129
さっぱりとしていて食べやすくて。
これを頼んでたら、
気づけばうっかり皿が空になる事態になった気がする。
口の中に残る味を噛みしめながら
視線を感じて横を向けば、蓮司さんと目が合って。]

  はい、美味しいです。

[大きく頷いて笑い返し。
美味しいですねぇ、と幸せな気持ちで繰り返しながら
ハンバーグを少しずつ崩して口に運んでいった。*]
(152) 2021/05/26(Wed) 22:56:00

【人】 ランレン

[卯田さんの言葉>>146がどこか可笑しくて。
思わず口元が綻んでしまった。]


卯田さんは、『SASANKA』の顔でしょう?
特別な店員ですよ。


[俺は「俺の作ったやーつ」って明るい顔忘れて無いし。
見てるのは俺だけじゃなくて、スタッフ皆だと思う。
彼の背中を見てるから、スタッフはお客様の好みを探って覚えるんだろう。]
(153) 2021/05/26(Wed) 23:03:53

【人】 ランレン

[言葉を紡いでくれて、祝福してくれる卯田さんに。>>147
胸が熱くなるものを感じて。
自然な笑みが零れ落ちる。]


…………ありがとう。


[鼻の奥がツンと来たから、殊更笑って。]


怒った嵐も、可愛いでしょう?


[そう。惚気てみせておいた。
言葉をちゃんと、受け止めましたよって。
卯田さんと嵐からは、微妙な顔をされたかもしれないけどね。
俺は心の中で、『卯田さんもお幸せに。』と思ったけれど。
隣から聞こえていた、翌日を休みに指定した来店依頼を聞いていたので、その言葉は大切にとっておくことにした。

言える日が、楽しみだ。*]
(154) 2021/05/26(Wed) 23:03:58

【人】 店員 イウダ

[いやふつうに怖いですが?

とは言わないでおいた。>>154

自分だって紫亜が――いや、彼女が本気で怒ったのは見たことないな?
うんまあ怒ったとしても、最初に出てくる感想は「可愛い」だろうし。
きっとそういうことなのだろう。

本人にはイマイチ伝わり切れていない自分の決意を察した彼からの視線には、「今度こそ」の意味も込めて、頷いた。*]
(155) 2021/05/26(Wed) 23:17:09

【人】 店長 ジン


……合鍵ができるまではね。

[悲しいことに、現代の技術では合鍵というのは割合すぐ出来てしまう。
 即日発行即お渡し。
 照れくさがるいい大人は、それをもったいぶったりせず、きっとすぐ渡してしまうだろう。
 一緒に帰る、だとかいうのは気恥ずかしくてできる気がしない。
 朝も、スタッフとは動くスケジュールが違う。
 だから。別々に行動できる大義名分を、すぐに。]
(156) 2021/05/26(Wed) 23:35:26

【人】 店長 ジン

ん。
いってらっしゃい。

[麦がこうしてバックヤードをよく覗くので、最近他のスタッフもよく自主休憩に来る気がする。
 それ自体は、長時間であったり手が回っていない時間などでなければいいか、と思っているので、特に止めてもいない。
 変化だ。様々な変化が、起きている。
 麦の姿が、すっかりホールに出てしまってから。]

……幸せならもう充分、もらってるよ。

[口元笑み浮かべ、そう零す*]
(157) 2021/05/26(Wed) 23:35:38

【人】 店員 ラン

[卯田さんの嬉しそうな声に、共感してしまって。>>146
ちょっと感動していたら。

またしても矛先が私に向いた。>>147
下着選びに付き合ってくれたシアさんもだけど、
世話焼きなそういうところ似た者同士ですね、なんて。
心の中で呟いて、苦笑して。

卯田さんからの祝福の言葉を、素直に受け取ろうとしたら。]


  ……え。それどういう意味ですか!?


[私そんなに蓮司さんに怒ったこと……あったような。>>154
いや、あれは拗ねて睨む程度だった気も。
と、心当たりある気もすれば褒められても複雑すぎて
ものすごく怪訝な顔で蓮司さんを見てしまったし。
卯田さん、絶対同意してませんよねその顔。>>155

  …………とにかく、
  卯田さんはもう私の心配なんてしてないで、
  これからももっと自分の心配してください。

  ……でも、ありがとうございます。

[なんとか取り繕ったけど、
やっぱりまだ、慣れるには時間がかかりそうです。>>141*]
(158) 2021/05/26(Wed) 23:39:08

【人】 店員 ラン

[ハンバーグを食べ終わった頃、
キッシュと人参タルトも運ばれてきただろうか。
私も紅茶を頼みながら、麦くんのキッシュを味わって。

並んだ人参タルトを前に、わくわくとフォークを手に取った。
まずは、甘くない方から。
隅っこを切り取って、ぱくりと一口。]

  あれ、甘い。

[甘くないって聞いたけど、自然な人参の甘さに
野菜の風味が強く残って、食事のタルトみたいな感じがする。
不思議だな、とタルトをもう一度見て。
水を一口飲んで、もう片方へ。]

  ……っ! 甘くておいし。

[なるほどこっちはデザートの甘さだ。
どちらも美味しくて甲乙つけがたいと味わいながら。]
(159) 2021/05/27(Thu) 0:15:44

【人】 店員 ラン


  食べます。
  蓮司さんも、人参タルトどうぞ。

[勿論、と笑って隣と分け合おう。>>144
いつもカウンター越しに見ていた、
アキさんとかと分け合って食べてるの姿が
ちょっと羨ましかったことは、黙っておく。]
(160) 2021/05/27(Thu) 0:15:59

【人】 店員 ラン

[パンナコッタは、しっかり甘いパンナコッタなのに
トウモロコシの風味がたっぷりで、思わず目を瞬かせた。
しっかり裏ごしされているのか口当たりも滑らかで、
だからこそ味わいとの意外性があって面白い。
それに。]

  なんか、麦くんて感じの味がする。

[あったかくて、すくすく育ったような。
素朴な味わいに人柄が反映されてる気がした。*]
(161) 2021/05/27(Thu) 0:16:05

【人】 店員 イウダ

――ニョッキの日――

[ニョッキはパスタに分類されるものの中でも特に簡単に作れるものだ。

じゃがいもを蒸して熱い内に皮を剥いてマッシュする。
そこに強力粉と卵、塩少々を混ぜて成型し、フォークで模様をつけて茹であげる。

材料も作り方も至ってシンプルで、時間もあまりかからない。
「時間をかけて作る料理が特別」との考えの人には馬鹿にされるほど特別感はないかもしれない。

卯田の看板メニューであるビーフシチューには、多くの人が――2年前の卯田自身さえ特別感を感じているが、今日のメニューには、多くの人の評価なんていらないので。

いつものように厨房に立っていつものように料理を作りながら、「驚くくらいのオシャレ」をした彼女を待つ。>>150]
(162) 2021/05/27(Thu) 0:17:33

【人】 店員 イウダ


 ……紫亜がこの席に座ってる時、調理中にふと振り返ったら、紫亜はいつも俺を見てくれてるよな。
 何を出してもまず目で味わって、「美味しそう」って言ってくれる。
 食べる姿も綺麗だし、味わって食べてくれて、「ごちそうさま」って言ってくれる。

 そんな「いつも」が俺にとっては特別。


[黒板には「ニョッキ」が書かれている。
冷蔵庫にはいくつも作ってあって、注文があれば温め直してソースと絡める。
実際に今日いくつかオーダーは入った。
トマトソースもジェノバソースもチーズソースも作った。]
(163) 2021/05/27(Thu) 0:17:57

【人】 店員 イウダ


 でもその「いつも」は、「毎日」じゃないんだよな。
 って思ったらすげーーーーーー寂しくてさ。

 紫亜の「毎日」が、欲しくなったんだ。


[彼女の分は、オーダーが入っても手付かずだった。
それを軽く茹でて温め直し、皿に盛る。

生クリームはパルメザンを入れてチーズ風味にして、塩コショウで調味した後、一部に黒ねりごまを混ぜて。

ニョッキ全体を薄クリーム色のチーズソースで絡めた後、灰色のソースを細く数筋かける。
余白の多い皿に乗せたマッシュポテトに、細く楕円形に素揚げしたポテトチップスを二つ、耳の形になるように刺して。]
(164) 2021/05/27(Thu) 0:18:11

【人】 店員 イウダ


 えーと、

 「お待たせ致しました」

 「これからの俺の人生」です。
 ……お代は「君のこれからの人生」、でどうでしょう?
(165) 2021/05/27(Thu) 0:19:03

【人】 店員 イウダ

[マッシュポテトのうさぎを指さす。]


 「紫のうさぎさん」になってくれる?


[直前までの緊張は、不思議と凪いでいた。
明日の朝、一緒に決めにいく位置の指をそっと取って。

「結婚してください」

と、婉曲ではない言い方も追加する。
微笑む卯田の目に映るのは、たったひとりの大切で特別なおんなのこ。

さて、彼女のこたえは――――――――**]
(166) 2021/05/27(Thu) 0:19:21

【人】 店員 イウダ

[材料:二人分
シャドークイーン
 2個
・強力粉 1/2カップ
・全卵 1個
・塩 少々

・生クリーム 100ml
・パルメザンチーズ 20g
ねりごま
 少々

    ・
愛情 一生分
**]
(167) 2021/05/27(Thu) 0:21:49

【人】 ランレン

[嵐と分け合って、人参タルトを口にする。
優しい人参の甘さと、脳が喜ぶ甘味と。]


あ。美味しい。
……どっちも美味しいね。


フラウアさんって味か。
うん。そうだね。


[屈託なく愛情を口に出来るのは。彼の強さだろう。
それに素直に吸収出来るのも。
色々応援したくなる彼の作った味は。
食べた人を笑顔に出来る味だ。

微笑み合って。嵐とデザートを分け合った。*]
(168) 2021/05/27(Thu) 0:22:56

【人】 ランレン

[美味しい料理を満喫したら、店を後にしよう。]


今日は俺に出させて?
お願い。

今度嵐に甘えるから。今日だけ。


[会計の時、そんな風に強請る俺に。
店の人の視線は生暖かったかもしれない。
でも今日は出したかったのだ。]
(169) 2021/05/27(Thu) 0:40:18

【人】 ランレン

[支払いを済ませて外に出れば、月夜の道。
嵐の手を取って。指を絡める。
何時もの帰り道を歩きながら。
機嫌の良い俺は、どこか顔を綻ばせて。
歩く足取りも軽かった。]


……早く。一緒になりたいな。
気が早いか。


[彼女にとっては気が早くても。
自分にとっては随分前から……
だから今日の日は格別で。

ご挨拶したら引っ越しもしないと。
式の前に同居許してくれるかな?
でももう帰したく無いし。

とか、相当浮かれた話をして。]
(170) 2021/05/27(Thu) 0:40:33

【人】 ランレン

[月明かりの帰り道。公園の街灯がじじじと鳴って。]


これからも。どうぞよろしくね。


[世界中で誰よりも。愛する人に、笑いかけた。**]
(171) 2021/05/27(Thu) 0:40:42

【人】 店員 ラン

[でしょう、と笑いながら。>>168

  ちなみに、蓮司さんが漬けたセロリは
  蓮司さんって感じの味がしますよ。
  知ってましたか。

[生真面目な感じに切られたサイズとか。
ちゃんと用量測ってるんだろうなっていう、
一度覚えたベストな味わいがキープされてるとことか。
そこに、たまにちょっと変わった風味が入るとことか。]


  料理って面白いですよね?


[彼の味を知ってるのは今のところ、私だけの特権だ。
そう思うと、くすぐったくて幸せな気持ちになりながら
やさしい人参タルトの最後の一切れを、口に運んだ。*]
(172) 2021/05/27(Thu) 0:56:52

【人】 オリト シア

―― *** ――

[久しぶりの有休は奮発して2連休。
昼過ぎに自宅を出て、まずはネイルサロンへ寄って指先を彩ってもらう。
カラーは薄いピンクにグレーを混ぜて。
散りばめらたラメと白い花が指先で花開く。
指に彼のカラーが添えられて、両手を開いて眺めて表情が緩む。

その後は、美容室にも寄ってメイクと髪を整えてもらった。
髪を編み込んでもらって中央で束ねて、ハーフアップにしたら薄紫のリボンで留めて、アクセントに彼から貰った紫の蝶を踊らせる。

メイクは白いドレスに合うように甘めのピンクベースにしてもらった。
ふわふわしすぎないように、口元は鮮明なピンクのリップを引いて引き締めて。

肩口まで開いたオフショルダーのドレスは少し奮発した。
めいっぱいおしゃれをしていくと言ったから、多少大胆なデザインでも許してもらおう。]
(173) 2021/05/27(Thu) 0:57:03

【人】 店員 ラン

[そうして、美味しい料理を満喫したら。
今日は蓮司さんの言葉に甘えて、会計はお願いする。>>169
同僚たちに痴話喧嘩を見られたら恥ずかしいのが半分、
今日の幸せな気持ちを壊したくないのが、もう半分。

外に出れば、自然と手を繋ぎながら。
月明かりに照らされた道を、今日も一緒に帰る。>>170


  気が早いですよ。
  指輪できてくるのだって、ひと月後でしょう?


[ほろ酔い気分も相俟って、機嫌よくくすくす笑いながら。
すっかり蓮司さんの部屋で寛いで過ごしてしまってる私は
一人のアパートに帰ったら違和感を感じてしまうくらいに、
蓮司さんのいる場所を、家だと思ってしまっているから。]
(174) 2021/05/27(Thu) 0:57:19

【人】 オリト シア

[その日のブラックボードには、おすすめ料理にニョッキが並ぶ。>>163

料理をしながら語られる彼の言葉に耳を傾けて。
時折相槌を打ちながら、応える。

普段の何気ない「いつも」を特別と言ってくれることが嬉しくて。
「毎日」が欲しいと望む彼と同じ気持ちであることを伝える。]


 私も、毎日一緒に居られたらいいなって思います。


[彼の家に通うようになってから、彼と別れて自宅に帰ることが寂しくなった。
仕事を終えた彼を迎える日は、ねぎらいの言葉を掛けて彼を癒やして。
仕事に向かう彼を送り出す日は、いってきますのキスをして見送る。

そんな日が、毎日続けばいいと心から思う。]
(175) 2021/05/27(Thu) 0:57:28

【人】 店員 ラン



  はい。
  これから先、末永くよろしくお願いします。


[改めて言葉にして、照れくさそうにはにかみながら、
誰よりも大切な存在になった大好きな彼に、笑い返した。**]
(176) 2021/05/27(Thu) 0:57:28

【人】 オリト シア

[締められる言葉と共に、眼の前に出された料理は。
私の好きなじゃがいもがたくさん詰まっていて、紫のじゃがいもにグレーのソースに彩られていた。
お皿の中央でうさぎが笑っている。

「これからの人生」に「紫のうさぎ」それを意味する言葉に胸が詰まる。
料理と、基依さんを交互に見比べて、その言葉が間違いでないか確かめるように。何度も彼と眼を見合わせた。

手を取られて、薬指を指し示されて。
ストレートに言い直された言葉に、間違いはないと知る。

感極まって、胸が打ち震えて。
じわりと目尻に涙が浮かぶ。

答えなどとうに決まっていた。

ずっと、ずっと一方的に視線が追いかけていたその姿が。
今は、真摯に眼差しを返されて私の姿を映し出す。]
(177) 2021/05/27(Thu) 0:58:58

【人】 オリト シア

[目尻に浮かんだ涙を指先で払う。]


 ――――――はい。
 私を、幸せにしてください。

 貴方じゃないと、だめなんです。


[これからは、大好きな人とずっと――、
「いただきます」と「ごちそうさま」を、「毎日」一緒に。**]
(178) 2021/05/27(Thu) 0:59:23