15:16:38

人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

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視点:人


御旗栄純5人が投票した。

御旗栄純は村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。人狼に怯える日々は去ったのだ!

【人】 織田 まひろ

 

── 余談 ──


 そういえば自由登校になったり、
 旅の予定立てたり、受験勉強だったりで、
 ついうっかり忘れがちだったけど
 そろそろバレンタインですね?って

 私と帆稀、気づいたのはどっちが先だったか
 なお節分は通り過ぎた
 節分するならチョコに豆埋め込むしかない


 「 帆稀は誰かにあげるの? 」


 サラッと聞くのは、仕方のないこと
 私ですか?聞かれたら「お父さん」とか言い出すかな
 ちなみに家庭科が壊滅的なので>>0:21
 当然買ってきたチョコを渡すつもりでいる。 **

 
(0) 2023/02/03(Fri) 10:49:26

【人】 御旗栄純

 

── 一方そのころ ──


 ついうっかり忘れがちなバレンタイン

 
……なわけあるかあ!!

 男子にとっては近づくにつれて気になって気になって
 夜しか眠れない大イベントなんだぞ!
 
授業中眠らないのはえらい


 だけどそういう素振りを見せちゃあいけないし
 いろいろ男子だって考えることあるんだZE

 だから気にしないふりして、気にしないふりして、

 
 「 お前ら、バレンタインのチョコ
   もらえる予定とかあんの…? 」


 聞き方?気にするな。
 女子のいないところで僕は、
 大地と伊緒に訊いてみたりする。 **

 
(1) 2023/02/03(Fri) 10:54:55
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 楢崎大地

 ー バレンタインイブの話ー

         吾輩は馬鹿である。名前は大地。
         ただいま絶賛受験勉強真っ只中。
    みんなで合格して憂いなく旅行に行くぜ!と
  意気込んだために、男にとって大事なイベントを
    完全に頭からすっぽ抜かしてた間抜けである。
   
(2) 2023/02/03(Fri) 13:19:38

【人】 伊豆浦帆稀

 

── どこかの隙間 ──


  節分は家族としました。
  学校ではどうかな、誰かと恵方巻食べたような
  食べてないような。

  方角どっちとか、話しちゃだめなのに
  声出させようとする人とか。
  そういうわちゃわちゃがあったかもしれない。
  

   「 チョコはお世話になった人に
     あげたりあげなかったり? 」


  父とか、伊緒とか。
  男性に渡すのはわかるので袋詰のものは男性に。
  余ったものは女性にもわけたり。

  お菓子を作るのはきらいじゃないので、
  気が向いた年は作って渡している。
 
(3) 2023/02/03(Fri) 13:21:54

【人】 伊豆浦帆稀

 

  今年は気が向いた方なので材料が家にある。
  勉強ばかりしていると心を無にして何かを作る
  そんな時間が欲しくなるのだ。

  まひろは父にだけ渡すらしい。


   「 私のは? 」


  性別の垣根を超えてせびってみる。**
 
(4) 2023/02/03(Fri) 13:22:01

【人】 楢崎大地

「ふぁっっっっっ!!?」


 その話を聞いたのは、2月の13日。
 いわゆるバレンタインイブとも言える日である。
 その日の大地は、やはり勉強に気合を入れていた。

   
が!
完全に油断していたからこそ
   衝撃はさらにでかい!!
   え、もう!?明日!?え!!?
   それを聞いた途端、完全に挙動不審になっていた!

   「
そ、そりゃ、欲しい人はいるけどさあ!
    い、いまほら、受験中だろ!
    ぜ、ぜぜぜってー、忙しくて
    作る余裕ねーって!な!な!!

    そ、それより勉強に戻ろーぜ!な!」

         ちくしょう!!!じゅんじゅん!
     なんという爆弾を落としてくれやがった!
     その日の俺は、実に、実に挙動不審で……
         
(5) 2023/02/03(Fri) 13:28:03

【人】 楢崎大地


 ーその日の夜 自宅にて ー

      「……………………」

      「………………………………」

      「…………………………ねむれねえ……」
   
(6) 2023/02/03(Fri) 13:29:26

【人】 楢崎大地

 ー バレンタイン当日 学校にて ー

 そして。その次の日には



      「……ねみぃ……ねみい…………
       くそうくそう……じゅんじゅんめえ……」


        参考書を前に、
        撃沈しそうになっている
        おバカがきっと目撃できることだろう**
(7) 2023/02/03(Fri) 13:33:18

【人】 織田 まひろ

 


 「 へー。偉いね 」


 ここでたとえば気になる人いないの!?とか
 実は彼氏でもいるんじゃないの!?みたいな
 そんな受け答えができたら100点満点だったのに。

 帆稀の言葉に素直に感心してる時点で
 そう、アレがアレ。>>3

 だからそう、私の、って言われて
 あれ?日本のバレンタインは異性に渡すものでは?って
 (3)1d15秒くらい、悩んだ。>>4

 
(8) 2023/02/03(Fri) 15:38:04

【人】 織田 まひろ

 


 「 ……あー、友チョコ、ってやつか
   そういえばそんな文化が 」


 もっと思い出してあげて、織田まひろ。
 なんなら夜しか眠れぬ御旗とか>>1
 なんなら夜すら眠れぬ楢崎とか>>7
 そのへんもどうか思い出してあげて、私


       ⇒ 思い出す

 
(9) 2023/02/03(Fri) 15:38:29

【人】 織田 まひろ

 


 良かったね男子!??
 思い出したよ!???

 
 どうやら今日の私は天啓が降りてくる日らしい
 帆稀の言葉に、そういえば楢崎とかもいたな、って
 旅行仲間のことを思い出す。

 なお思い出すのはあくまでも友チョコの範囲内だ
 本命や義理ではないからあしからず


 「 白瀬と楢崎と御旗にも、
   なんか買ってってあげるかー 」


 なお作るという発想はないし、
 多分作ったら、
死者が出る
。 **

 
(10) 2023/02/03(Fri) 15:41:37

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 友チョコじゃなくてもいいよ。 」


  くれるなら、もらう気満々ホトトギス。
  どんな気持ちも、受け取る心算>>9

  心の一句を心のなかで読み上げて
  せびるのをやめることはない。

  嫌だと言われればやめるけれど
  なにやら少し黙って思考している様子なので
  もしかしたら本当にもらえるかも、と
  期待を胸に見つめている。
 
(11) 2023/02/03(Fri) 16:37:37

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 おー。偉いね。 」


  せびった人間だけでなく、他の男子にも
  分けようとするのは偉いことだと>>10
  少し前聞いたような言葉を出した>>8

  私の受験日程はバレンタインの少し前だ。
  だからある意味、貰えるのなら合格祝いのようになる。

  今年は何を作ろうかな。
  息抜きの会話をしながら、息抜きに考えて。
  時は過ぎていく。
  
(12) 2023/02/03(Fri) 16:37:45

【人】 伊豆浦帆稀

 

── バレンタイン当日 ──

  
  チョコを持ってくる女子。
  貰う側は男子も女子も様々。
  その場で食べる人だって多分いて。
  その日はほんのりと学校内に甘い匂いが
  漂っているような気がした。

  貰うのならちゃんとしたのをと
  透明な製菓用袋で梱包した菓子を
  まひろに一つ渡して。

  伊緒が人前を気にしないのならそちらにもひとつ。
  その後に。


   「 …………。 」


  眠そうにしている男の>>7、参考書と体の間
  机の上にぽんと無言で菓子を置いた。
 
(13) 2023/02/03(Fri) 16:37:53

【人】 伊豆浦帆稀

 

  本日作ったのはチョコマフィンである。
  混ぜて型に入れてチョコチップを乗せるだけという
  食べごたえあって美味しい割に作り方の簡単なものだ。


   「 糖分は大事だよ。 」


  まひろや伊緒に続いて受験の終わった身、
  結果発表はまだではあるものの
  あとは残りの人を応援するだけである。

  大地に渡した後は栄純にわたす予定な
  菓子を入れた袋には梱包されたものがあと2つ。

  実はあとひとつは、中森先生に渡すものだ**
 
(14) 2023/02/03(Fri) 16:38:34

【人】 織田 まひろ

 


 「 え?友チョコじゃなくていい…って >>11
   ……本命、ってこと? 」


 なお多様性の時代だ、
 そういう感覚に何も異を唱えるつもりはないが
 私と帆稀の間に百合の花は芽生えない

 大真面目に、私は帆稀に渡すチョコの意味を
 どうにか考えだそうとしているが
 それを見て、帆稀がどう反応したのかは、…さあ。

 ……結果的に、
 それは「友チョコ」で落ち着くことになったけど。
 
(15) 2023/02/03(Fri) 20:10:44

【人】 織田 まひろ

 


 バレンタイン当日、>>13
 私は帆稀から丁寧に作られたチョコを受け取った


 「 手作り…!すごいね、帆稀は。
   私は、買ってきちゃった。 」


 そう言いながら帆稀に手渡すのは、
 ショッピングモールの催事コーナーで買った
 いわゆる、無難なチョコレートの詰め合わせ

 箱を開ければかわいらしい形のチョコレートが
 4個ほど、お行儀よく収まっているはずで、
 かわいらしくピンクのリボンでラッピングしてある

 
(16) 2023/02/03(Fri) 20:11:01

【人】 織田 まひろ

 


 「 チョコレート売り場って今凄いんだよ
   いろんなのがあって目移りしちゃった 」


 勿論都会で開催されてるような
 有名なチョコレートの催事ではないけれど
 それでも聞いたことのあるチョコレートが
 ショッピングモールの催事コーナーを埋め尽くしてた

 ほんの少し興奮気味に帆稀に話すのは
 毎年スーパーのチョコ売り場で済ませていたからだ

 
(17) 2023/02/03(Fri) 20:11:10

【人】 織田 まひろ

 


 もちろん宣言通り、
 旅仲間の男子たちにも箱を渡そう

 男子たちにはブルーのラッピングがされた箱
 中身は帆稀のと同じ、チョコレートの粒4つ。

 
 「 お世話になってる人、にあげるんだって 」


 なぜか受け売り>>3 のニュアンスでそう言って
 私はたとえば白瀬の机にチョコを置く
 もちろんおんなじことを楢崎や御旗にもしてるはず *

 
(18) 2023/02/03(Fri) 20:11:23

【人】 白瀬伊緒

 
 去年のこの時期は隣のクラスの人が
 教室で豆まきをして学年主任に怒られていた。
 馬鹿だなぁ、なんて各地で笑い種になっていたのを思い出す。
 時は流れ。
 自由登校の今ではそんなこともなく、
 家で楽しく恵方巻を食べていたら節分は終わった。

 勉強とかの話を脇に置けば、話題になるのは当然
 甘い香りを漂わせる、あれ。
 
 
(19) 2023/02/04(Sat) 0:12:23

【人】 白瀬伊緒

 >>1
「予定?
 去年は全員に配るタイプの女子には貰ったし、
 部活の後輩にも貰ったよ。
 でももう引退してるし、今年はないかもね」


 あとは、昔馴染みの子がくれたりくれなかったり。
 去年は気分じゃなかったのだろう。 
 そんな時は周りにも配っていないから、
 変に勘繰ることもなく。
 勿論くれた人にはホワイトデーにしっかり返礼をしている。
 
 と、大体を素直に話していたら、
 もう一人は大慌てしていて
 思わず声を出して笑ってしまった。>>5


「欲しい人、いるんだ?」と目を丸くする。
 栄純はどうなの、と目配せしてみたけれど
 反応はどうだったか。

 うんうん、同級生か。
 それも同じクラスだな。胡乱気に動く大地の目が
 やたら一人の方に向かっている。
 ような気がする。
 
(20) 2023/02/04(Sat) 0:19:44

【人】 白瀬伊緒

 
 
 翌日。
 授業が終わっても沈没している友人の肩を
 つんつんつつきながら

 「ほら、(バレンタイン)終わっちゃうよ」
 
 なんて声をかけたりするのだ。
 
 
(21) 2023/02/04(Sat) 0:20:29

【人】 白瀬伊緒


 伊豆浦からお菓子を渡されれば、気にすることなく
 その場で快く受け取るだろう。>>13
 
 「ありがとう、美味しそう! あとで食う」
 
 しっかり膨らんだマフィンが透明の袋に包まれて
 手のひらの中で転がっている。
 大きめのチョコレートがざくざく乗っていて
 ちょっとジャンクな雰囲気だ。

 YOUはこれを一体何人に?
 特別な意味でないのはわかっていて、
 自分の席を立つ背中を目で追う。

 はて、さて。
 
 喜びの声が上がるのも時間の問題か。
 それとも押し殺すのか。
 
(22) 2023/02/04(Sat) 0:24:05

【人】 白瀬伊緒


 >>18
「織田もありがとう。いつもお世話になってます」


 バレンタインまでの期間も、旅行の話などで
 なにかと彼女は頼りになった。

 チョコレートや、ラッピングのチョイスにも
 性格が出るな、と頂いた品々を見ながら思う。
 そして鞄の中に丁寧にしまう。
 
 ちなみに彼女の料理の腕があれなことを僕は知らない。
 調理実習の班が一緒になったことはなかったのだ。 

 さていつ食べようか。お昼のデザートにすればその場で
 感想を伝えられるし、家でゆっくり食べるのも良い。


 そして、ホワイトデーはどうしようかと思考を飛ばす。
 もしかしたら旅行と被るかもしれないな?
 場合によっては男子だけで
 何か練るのもいいかもしれないな。

 放課後になったら
 或いはメッセージアプリで
 「どうだった?」なんて探りを入れてみたり**
(23) 2023/02/04(Sat) 0:50:30

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 そういうのもあるね。 」


  他にどういうのがあるか知らないが。
  これからも仲良くしてねチョコとか?
  余ったからおすそ分けチョコとか?

  百合の花が芽生える気配のない空気>>15
  芽生えさせようとすれば無理なんてこと
  なかったのかもしれないけれど。

  大変な危機的状況、吊り橋効果でもなければ
  双方に種が蒔かれることもないのだろう。
 
(24) 2023/02/04(Sat) 7:49:41

【人】 伊豆浦帆稀

 

  そしてバレンタインの日。


   「 そんなにすごくないよ。
     ……いや、すごいのかな? 」


  自分で作る手順自体は簡単だけれど
  まひろの料理の腕は知っていたから
  首を傾げながら答自問>>16

  しかし手に可愛らしくラッピングされた箱が乗れば
  嬉しそうに顔を綻ばせて「やったー」と呟いた。
  今すぐこの場で開けることはしないが
  いつ食べようかと思考が頭を走る。
 
(25) 2023/02/04(Sat) 7:49:51

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 そうなんだ?
     種類あると全部食べたくなるね。 」


  いつも近場で材料を購入するのは私も同じ
  わざわざ良いとこに買いに行くことはなかった>>17
  ちゃんとしたチョコレート売り場であれば
  きっとどれも美味しくて凝っている。

  手作りは手間はかかっているものの
  そういった場で売っているものより味は大雑把だろう。

  まずいと言われることはないだろうし
  受け取ってもらえないことも多分ないだろうが
  手作りより市販品のほうが喜ばれるんだろうなぁ
  なんてふわふわ思っていた。
 
  思ったところで作るのだが。
 
(26) 2023/02/04(Sat) 7:50:03

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 うん。 」


  伊緒は喜んでくれるから渡し甲斐がある>>22
  お菓子作りにハマっている時期があって
  クッキーやケーキ、シュークリームを作っていた時も
  相手の都合が悪くなければ
  たまにおすそ分けしていた。


  それも途中で飽きてぱったりやめてしまったけれど。
  ハマるときはハマるし、飽きるときは飽きる。
  そういう性分であるからこそ
  諸行無常のように世界を思っているのかもしれない。**
 
(27) 2023/02/04(Sat) 7:50:15

【人】 楢崎大地

 「……ふぐ〜〜〜〜……」

青少年男子のバレンタインへの熱量はマグマより熱い
入れたてアッツアツのコーヒーよりも熱い
そんなのがにえたぎる夜と戦い、負けた俺は、
もう眠くて眠くて仕方なかった

  
      ……ほしい……チョコほしい……


半ば怨霊と化しているが、怨霊というものは
俯いてばっかりいる(※偏見)生き物なのだ
目の前の祝福にはまだ気づいてなかった>>14
応援の声掛けだとばかり思ってたのだ

    「ふぐうう〜……さんきゅーまめちゃん……
     がんばる……ちくしょーねみい……ちょこ……
     くそぉ……ばれんたいんん…………」

           バレンタインに気づかず
           バレンタインに嘆くのであった
           その認識が訂正されるのは
           つんつんとしーちゃんがつついて
           起こしてくれた時のこと>>21
(28) 2023/02/04(Sat) 9:43:53

【人】 楢崎大地

  「うう……さんきゅしーちゃん……
      
って、こ、これはぁ……!?


   めちゃくちゃでけえひそひそ声が出ちまった

   透明な袋に入れられたチョコマフィン。
   ちらっっ!!!とまめちゃんの方を見る。
   その手にはどうやらじゅんじゅん等に渡すらしい
   同じチョコマフィンがあった。
   つまり……これは……!

「ま、まめちゃんから……!」

      ぱあーーー!と顔色が一気に明るくなる!
      もうそれはもう、分かりやすいくらい
      嬉しそうな笑顔!!
(29) 2023/02/04(Sat) 9:53:01

【人】 楢崎大地

「まめちゃん!チョコサンキューな!
 ホワイトデー期待しとけよ!な!!!」

         ホワイトデーの頃には、
         もう、卒業式も合格発表も終わり、
         無限列車旅行の真っ只中だろう。
         そんな中で買うお返しチョコ……
         間違いない。旅行価格の
         かなりお高いやつになる。

       が、そんなことはバカは気付かぬ。
       うれしくって堪んねえ!
       もう小躍りし始めそうな感じで喜んで、
       教室を出る時も、何をするにも、
       るんるん♪るんるん♪とどこか浮かれて
       いたことだし。

   勉強中なんかは、

  「そんな問題だしていいのか?
   俺にはまめちゃんのチョコマフィンがあるんだぜ?」

   という顔で、様々な問題に取り組めたことだろう
(30) 2023/02/04(Sat) 10:03:21

【人】 楢崎大地

  そして授業の合間合間には、
   じゅんじゅんやしーちゃんにむかって

   「俺まめちゃんのチョコ貰っちゃったよ、どーよ!」


      とか、浮かれぽんちを晒していたさ!
   
 
その後織田っちからもチョコを貰えば>>18
今年は2個も……!?もらえた……!!!?と
感動のあまりに、涙が出そうになる。

      「さんっきゅーーーー!!!
       俺、頑張るからなぁ!!!!」

        俺が狙うは後期日程
        行きたい大学に行く最後のチャンス
        絶対に、逃さない。
        この運命を逃さない!!!
        心はいつもチョコとともに!!!**
(31) 2023/02/04(Sat) 10:09:42

【人】 織田 まひろ

 

 帆稀には友チョコ。>>24
 白瀬にはいつもお世話になってますチョコ>>23
 楢崎には… なんだろう、
 でもまあ、喜んでくれてるから、いっか。>>31

 そうしていつの間にやら時は過ぎ、
 卒業式の次の日。旅行の前日。

 つまり、楢崎の合格発表の日。
 ほかの二人の結果はどうだったかな、
 私たちはどこで楢崎の結果を知るのかな

 ……せっかくなら一緒に見に行く?なんて
 誰かが言い出してたら、一緒だったかもしれないし
 そうでなければ、家で今か今か、と
 楢崎の連絡を待っていたはず。

 
(32) 2023/02/04(Sat) 19:33:54

【人】 織田 まひろ

 


 次の日には、私たちには旅行が待っている。
 あてもない旅。自由気ままな旅。
 滅びの予兆はまだなくて、
 それでも人生で最後になるかもしれない旅。

 前日譚を飾るのは、
 幸せな導入か、それとも果たして。 *

 
(33) 2023/02/04(Sat) 19:34:03

【人】 楢崎大地

ー そして 苦難を乗り越えて ー

      2月後半、俺の最後の試験が終わった。
試験が終わるまでの間は、夢の旅行計画については
         みんなに任せきっていたと思う。

       それくらい、駆けて賭けて翔け抜けた


       卒業式の日、泣く人あれば笑う人あり
  まるで明日も学校に来るように別れる人もいれば
  まるで今生の別れのように悲痛に泣いた人もいた

     みんなと離れるくらいなら滅んだ方がいい!
   いい大学にいけたから、世界滅びないで欲しい!
    何言ってんの、滅びるわけないじゃーんあはは

            
            桜の花の蕾が開く中、
            滅びより早い別れの現実が
            俺たちを包んで見送った
(34) 2023/02/04(Sat) 19:38:04

【人】 楢崎大地


   次の日

            俺はひどく早起きして、
        スマホの前で座して待っていた。

        デジタル時計の表示が01.02と進み
        60を超えたところで、1つ時が進む


         オンラインでの合格者番号の発表
         家で見てられるぶん、
         誰もいない部屋にいる分、
         俺はひどく不安だった。
         
       いつもならもっと元気なのにさ。
       みんなが居ないこの部屋だと、
       馬鹿な俺でもちょっとは不安になるわけ
(35) 2023/02/04(Sat) 19:41:59

【人】 楢崎大地



      そして。12時のアラームがなった。

   
(36) 2023/02/04(Sat) 19:43:00

【人】 楢崎大地

 13時の鐘がなった時、
 無限列車旅行のLINEに、ひとつのメッセージが届く


      
   『忘れてないよな!.*・゚(*º∀º*).゚・*.
    明日出発だかんな!!!.*・゚(*º∀º*).゚・*.
    忘れ物すんなよ!寝坊もすんなよな!(*•̀ᴗ•́*)』


        
   それと一緒に送られてきた
   どこか誇らしげに花丸された、合格者番号の
   画像と一緒に。明日の旅行を楽しみにする顔が
   きっと脳裏に見えてきたことだろう**
(37) 2023/02/04(Sat) 19:49:52

【人】 伊豆浦帆稀

 

  怨霊チョコほしいほしいとなっていることなんて>>28
  全く想像していなかったもので。

  なにやらちょことかばれんたいんとか呟いている
  大地に首を傾げながらも、「がんばれー」と
  一言応援の言葉もかけてから
  その場を離れたのだった。

  でっかい小声も聞こえていないまま>>29
  ちらりと見られたことにも気が付かないまま

  栄純に渡していたところに響く大声
  ぱちぱちと目を瞬いて顔を向ける。
 
(38) 2023/02/04(Sat) 20:21:02

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ……うん。 」


  彼のような大きな声は上げなかったから
  声自体は聞こえなかっただろうけれど。
  ピースサインを返したから
  視力が悪くなければ見えているだろう。

  先程の様子と違って随分嬉しそうに見えるから
  私も嬉しくなり頬を緩ませる。

  ホワイトデー。別にお返しが欲しいから渡している
  わけではないから貰えても貰えなくても
  どちらでも良いけれど>>30

  いつもなら忘れてしまうこと、覚えているよう
  努めようと、小さくもう一度頷いたら
  栄純に不思議そうな顔をされたかな。
 
(39) 2023/02/04(Sat) 20:21:10

【人】 伊豆浦帆稀

 

  無敵大地マンとなっていると知ったら
  面白くて笑ってしまっただろうけれど
  心の声ならその理由は聞こえやしない。

  彼が頑張っている姿を見て、応援して
  まひろや伊緒や栄純と旅行計画を立てて
  たまに大地マンに糖分を分けて。

  そうしていたら日はあっという間に過ぎていく。
  大地のテスト後、上手くいったか>>34
  皆で聞いたりもしたけどなんて答えられたか。
 
(40) 2023/02/04(Sat) 20:21:18

【人】 伊豆浦帆稀

 

  卒業式を迎えて、制服を着収めて。
  旅行前日の日>>32

  いつも通りマイペースに過ごす、というには
  少しだけ時計を見る回数が増えていたところ。
  
  大地の合格発表の時間になれば
  携帯を前にしてじっと待っていた。


  やがて、送られてくるメッセージ。
  ほ、っと息を吐く。
 
(41) 2023/02/04(Sat) 20:21:38

【人】 伊豆浦帆稀

 

   『 おめでと。 』


  一言送り返したなら、ゆっくりと目を閉じた。

  もし世界が滅んでしまっていたら
  この感情も感じなかったのだろうか。

  そう思えば、少しだけ。
  やっぱりこのまま世界が続いてほしいかも、
  なんて、心のなかで思ったのだ。**
 
(42) 2023/02/04(Sat) 20:22:13

【人】 織田 まひろ

 

 13時の鐘と同時に、
 私のスマホがブブブと震えた >>37
 荷造りする手を止めて、私はすぐにそれを見る


 「 憶えてるよ 」


 これはただの独り言。
 私の顔は、そんな独り言ともに、
 添付の画像を見ながら、微笑んでいる。

 私はそんなLINEにスタンプひとつ
 獅子animalが「合格おめでとう」って旗振ってるの。

 ちなみに買ったばかりのスタンプなんだ
 だから帆稀たちがこれを見るのは初めて。

 絶対合格できる、って信じてたから
 スタンプだって、用意できたよ。 *


 
(43) 2023/02/04(Sat) 21:23:36

【人】 白瀬伊緒

 
『20XX年3月、世界は滅びるだろう』

 
 確証のない未来を眼前に控えながらも、 
 僕たちは新しい進路を抱えて門出を迎える。
 
 去年と変わらず桜は咲く。
 
(44) 2023/02/05(Sun) 11:42:26

【人】 白瀬伊緒

 
 その時間はちょうど旅行前の買い出しに出ていた。
 レジに並んでいる時ポケットのスマホが鳴る。


 >>37「……おお」
 
 
 そんな気の抜けた声が出て、
 うっかりカゴを取り落としそうになり慌てて持ち直す。
 楢崎からのメッセージってまんま本人の声がするよなぁ
 なんて思いながら
 旅行の発案者の笑顔が脳裏に浮かんだ。

 当の本人が沈んだ気持ちで旅に出るなんて
 そんなに勿体ないことはない。

 
 「おめでとう!」
 
 と、加えて
 先の二人に倣って紙吹雪を散らすクマのスタンプを送る。
 明日も、無事に世界が始まりますように。
 
(45) 2023/02/05(Sun) 11:44:01

【人】 白瀬伊緒

  
 帰りにコンビニに寄る。
 鞄からUSBメモリーを取り出してコピー機に挿し、
 小銭を入れる。
 卒業式の前に完成させていれば
 学校のパソコンが使えたのになぁ、なんて
 思うけれどなかなかうまくまとめられずにいたのだ。

 人数分取り出して、その場では軽く折り目をつけて
 後は家で整えることにした。
 
(46) 2023/02/05(Sun) 11:44:40

【人】 白瀬伊緒

-旅行の日の朝-
 
 
 朝、いつもより早い時間にセットした目覚ましの
 さらに10分前に目が覚めた。
 自分で思うよりずっと浮かれているみたいだ。
 他の人はどうだろう、と考えながら身支度をして家を出る。
 
 忘れ物はない。    
心残り

 気にするべきは旅先に忘れ物をしないかなとも
 思うけれど気が早い。
 

 旅行の打ち合わせを始めた頃は随分と寒かったのに、
 3月も半ばになればいくらか春の兆しが見えてきた。
 着込んだコートが少しだけ暑い。
 場所によってはもう桜の花びらが落ち始めている。
 
(47) 2023/02/05(Sun) 12:17:37

【人】 白瀬伊緒

--
 ターミナル駅にて。
 10分前には着いたけれど、
 先に着いている人はいただろうか。
 テイクアウトした青汁drinkをストローで啜りながら
 誰かがいれば言葉を交わしながら全員揃うのを待っている。
 
 全員揃った後、鞄から取り出して配るのは
 「旅行のしおり」だ。
 そんなに凝ったものではなく、
 織田がまとめてくれたプランをそのまま貼り付けたり、
 目当ての場所に行けなかったときの案を足したり、
 打ち合わせ段階でのこぼれ話を忘れないように
 残しておいたりしたものだ。
 
 栄純と大地のところだけ
 小さく「ホワイトデー」とペンで書き足してある。


 宛てのない旅だからタイムテーブルはないし、
 あとは連絡先やらを書くメモ欄があるくらいだ。
(48) 2023/02/05(Sun) 12:18:21

【人】 白瀬伊緒

  
 
 (青汁の方が突っ込まれるかもしれない……)

 
 
(49) 2023/02/05(Sun) 12:19:03

【人】 白瀬伊緒

 
 何か聞かれれば。
 
「スマホにも情報はまとまってるけど。
 旅行誌とかしおり付き合わせながら過ごす方が、ぽくない?」
 
 なんて返しただろう。
 要するに、浮かれているんだ。 **
 
(50) 2023/02/05(Sun) 12:19:27

【人】 楢崎大地

   みんなからの祝いの言葉、>>42
      獅子やクマが一緒に祝ってくれて>>43>>45

    大学に送る書類は、あっという間に揃い、
    俺は嬉しさMAXのまま、それを大学に
    郵送しただろう。

    夜遅くまで、荷物をまとめる。
    部活の遠征用に買ったリュックサックは
    あっという間に、夢と楽しみで詰まっていった

         「へへ!楽しみだな!
          あと、トランプとゲーム機と……!」

      これが人生最後になるかもしれねえなら
      心置きなく、楽しみに浸れるように
      たくさんたくさん、楽しいことを詰め込んだ
(51) 2023/02/05(Sun) 15:07:28

【人】 楢崎大地

ー 無限列車の旅 出発の朝 ー

  そして、次の日の朝。
  俺は多分1番最後に駅に着いた。
  そう
楽しみにしすぎてちょっと寝過ごしてた!


  「わっりーーー!枕が俺を離してくれなくてさあ!」

      自分でいっといて!寝坊!
      言葉選びは軽いが、さすがに焦って声を出す
      ごめん!ごめん!と土下座する勢いで
      謝りつつも、しーちゃんの手から
      旅行のしおりが渡された。>>48

   あてのない旅、時間なんか関係の無い旅。
   今から行くのは、滅びの前の幸せの旅。
   
(52) 2023/02/05(Sun) 15:26:18

【人】 楢崎大地



      「……ほんとに悪かったって!
       …………とりあえず、乗ろうぜ!!
       どこまでも続く無限列車にさ!!!」


         そう言って、電車に乗り込む。
     駆けだす列車から見えるのは、新しい地。
     さーてまずは、どこでおりるかなっと!**
(53) 2023/02/05(Sun) 15:34:44

【人】 織田 まひろ

 


 大きなボストンバッグに
 何日分かの着替えや生活用品。
 決して荷物は少なくはないけれど、
 多分“女子にしては”少ない部類、そのくらい。

 ゲーム機は持ってこなかったけど、
 旅といえば… トランプ?と思いつき
 結果的に楢崎と被ったことは今はまだ知らない>>51

 駅に着いたのはきっちり約束の5分前。
 私が着いたときに、帆稀や御旗はいただろうか
 少なくともそこには白瀬はいて、
 手に …………… 青汁????


 「 健康的だね 」


 お待たせでもおはようでもなく
 口から出てしまったのはそんな言葉

 
(54) 2023/02/05(Sun) 16:40:15

【人】 織田 まひろ

 


 旅のしおりを受け取れば
 すごい、と純粋に目を丸くする


 「 なんか修学旅行みたい
   いいね、こういうの。 」


 楽しみで楽しみで仕方なかった。
 だけどこうしてしおりを手にして、より。
 私の中で楽しみが膨れ上がる。

 
 「 世界、滅びなくてよかった。 」


 冗談のような言葉だってさ、
 この世界では、冗談なんかじゃなくって
 それが逆に、どこか絵空事のようで。

 …でも、本気でそう思ってる。

 
(55) 2023/02/05(Sun) 16:40:27

【人】 織田 まひろ

 


 楢崎が到着したのは一番最後。
 遅い、なんて文句を言う係は、
 きっとほかに居たと思うから(たぶんね)
 私はその様子を首を竦めて眺めてる。

 発車ベルが鳴る。
 乗り込む電車は ── これは、どこまでいくのかな。 *


 
(56) 2023/02/05(Sun) 16:40:40

【人】 伊豆浦帆稀

 
 
  初めて見る絵柄のラインスタンプ>>43
  可愛らしく動くクマ>>45

  私は普段からスタンプを送る方ではなく
  収集もしていないから、視覚的に気持ちを表す
  方法は持っていなかったけれど。

  少しだけ考えて。


   「 …………。 」


  写真を一枚送信した。
  彼ら彼女らに送られた画像には
  あまり上手くない動物のような顔が
  『おめでとう』と言っている絵がある。

  即興で描いた烏賊animalであった。
  絵の出来栄えは中森先生に見せたら
  (18)1d100点と言われそうなくらいなものだ。
 
(57) 2023/02/05(Sun) 19:05:25

【人】 伊豆浦帆稀

  
 
  明日の準備は既に済ませてある。
  旅の中で食べるお菓子と、
  道中遊べるようにノートと。
  その他旅行に必要なものを色々。

  踊る心を表すように高鳴る心臓に
  受験のときでも眠ることが出来たというのに
  夜の睡眠を少し心配した。
 
(58) 2023/02/05(Sun) 19:05:36

【人】 伊豆浦帆稀

 
 
  当日、いつもなら目覚めない時間に起きて
  二度寝しようか悩んで、結局起きて。
  朝の支度をした後に
  荷物のチェックをすれば予定時間に家を出た。

  ずんずんと進む足取りはいつもより元気だ。
  足がいつもより随分軽いのだ。

  気持ちのまま駆け出したいような
  駆け出したら疲れてしまうからよくないような
  
  そんな逡巡に思考を浸していれば
  目的地はいつの間にやら目の前に。
 
(59) 2023/02/05(Sun) 19:05:41

【人】 伊豆浦帆稀

 

  「 伊緒、まひろ。 おはよ。 」


  どうやら私が着いたのは三番目。
  姿が見えれば小走りで駆け寄る。
  まだ大地は来ていないらしい。

  
   「 青汁いいな。 」


  私もなにか買って飲もうか、もうすぐ来るなら
  待っていたほうが良いか。
  その場から動かないまま売り場に目を向けていれば
  やがて大きな声がやってくる>>52
 
(60) 2023/02/05(Sun) 19:05:47

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 おはよ。合格おめでとう。 」


  顔が見えれば手を上げて改めて祝いの言葉を伝えた。
  特に遅れたことに今、言うことはない。
  後でなにか要求はするだろうが。

  全員が揃えば伊緒が何かを取り出して渡してきた>>48
  

   「 おお、本格的。 伊緒すごい。」


  さらりと目を通して褒め言葉をおくる。
  確かにあったほうがぽく>>50
  しかしその発想は私には思いつかなかった。
 
(61) 2023/02/05(Sun) 19:05:55

【人】 伊豆浦帆稀

 

  元気な掛け声の後乗り込んだ
  どこまでも続く無限列車>>53
  目にする先はこの短い人生で、まだ実際には
  見たことないものばかりだろう。

  道中トランプで遊んだり、持ってきたノートで
  お絵かきしりとりをしたり。

  どこかのタイミング、早起きのし過ぎで
  眠くなってしまって、いつの間にやら
  隣の人の肩にもたれて夢の世界に旅立ったり。
  

  やがてたどり着いたのは
  ─── ネズミが主役の夢の遊園地だ。
 
(62) 2023/02/05(Sun) 19:06:56

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 一番カッコイイチケット。 」


  その言葉を私は勿論忘れていない>>1:19
  じ、と大地に視線を向けて
  しかしその表情は見る人が見れば
  面白がっていることがわかるだろう。

  チケットにかっこいいもかっこ悪いもないことは
  流石に私もわかっていた。
  もしかしたら私の知らないところで
  出来上がっている概念かも知れないが。

  とりあえず、彼がどんな対応をするのかという点に
  今は着目している。

  中に入れば観光者らしく、頭に被り物だとか
  カチューシャだとかをつけて
  色々な遊具を楽しむのだろう。**
 
(63) 2023/02/05(Sun) 19:07:04

【人】 織田 まひろ

 


 なお、家庭科は壊滅的だ(と神の手が決めた)けど
 美術はどうだったのだろう ⇒ (11)1d100

 お絵描きしりとりをしていれば思い出す、>>62
 昨日帆稀が送ってきた謎の画像>>57
 なんかにょろにょろしたのが付いていて
 ニョロニョロかな?とか思ったけど
 その真意を確かめることはできただろうか。

 カッコイイチケットの顛末はまあ見守るとして
 私は初めて頭にカチューシャを付ける
 主役のねずみを模したそれをつけたら
 なんだか自分が浮かれてるような気がして


 「 違う自分、なれてる? 」


 大学デビューはもう少し先。
 まずは遊園地デビューから。 >>0:28 *

 
(64) 2023/02/05(Sun) 19:29:52

【人】 御旗栄純

 

 
俺もいます!!!!

 
なんか呼ばれた気がして >>-87


 着いたのは伊豆浦よりも後だけど、
 時間ぴったりくらいかな

 受け取ったしおり、目を落とせば
 こっそり「ホワイトデー」って書いてあって
 思わず自分の鞄を押さえた。
大丈夫、入ってる。


 みんなで食べられればいっかーって
 クッキーの缶持ってきた。
 え?個人的にじゃなくてみんな用になの??って??
 みんな楽しかったらいーじゃん、って

 多分そういうところが
 彼女いない歴18年である所以。 **
 
 
(65) 2023/02/05(Sun) 19:33:52

【人】 御旗栄純

 


  なお美術の成績は(74)1d100 **
  

 
(66) 2023/02/05(Sun) 19:34:53

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ちなみに私は無事に大学受験合格している。
  ということを皆に伝えたら同じように
  お祝いの言葉を貰ったのだったか。

  電車内に中森先生(想像)曰く点数18の女と>>57
  美術の成績11の女がいた>>64
  
  他の男どもがどうだったかは知らないが
  そのしりとりの行方は混迷を極めただろう。

  昨日の絵がなんだったのか問われれば
  素直に烏賊ですと答えるものの
  疑問視されればこちらも不思議そうに見つめよう。

  自分の絵は上手くないのだと事実は知っていても
  自分にはあの絵は烏賊にしか見えない。
 
(67) 2023/02/05(Sun) 20:08:42

【人】 伊豆浦帆稀

 

  まひろの顔は華やかに私は感じるし、
  今の髪の色から主役のねずみは十分似合っていた。


   「 うん、素敵だよ、みっ 」


  それ以上はいけない!
  と誰かに止められたか、突然強い風が吹いたか。
  
  私の頭には黄色いくまのフードがある。
  浮かれポンチであった。**
 
(68) 2023/02/05(Sun) 20:09:14

【人】 伊豆浦帆稀

 
── 旅行中のどこか、寝る前に ──


  男子と女子、性別が違うなら部屋も分かれる。
  温泉なら旅館だったりするだろうか
  夜寝る前、まひろと二人の時間に
  浴衣で少しの間、穏やかに語らう。


   「 あのね、わたし。
     世界滅びないかなって
     ちょっと前まで思ってた。 」


  なぜ、と理由を問われたのなら
  少しだけ答えるのを悩んだ。

  皆と離れたくない、という思いはあったけれど
  どこかの誰かが言っていたような
  強い激情は持っていなかった>>34

  強いて言うなら


  「 忘れてしまう、ということが、怖かったかな。 」
 
 
(69) 2023/02/05(Sun) 20:52:31

【人】 伊豆浦帆稀

 

  忘れることも、忘れられることも。

  生きていれば変わることは
  どうしたって止められないから>>2:38


   「 でもね。 
     皆と一緒に旅行に行けて、楽しい。 」


  毎日楽しいの気持ちがいっぱいになるくらい
  目の前が輝いている。
  惜しむ気持ちが霞んでしまうくらい
  今が嬉しくて仕方ないのだ。
 
(70) 2023/02/05(Sun) 20:52:45

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 滅びなくて、よかった。 」


  旅の始まりにまひろが零した言葉と>>55
  同じ言葉を私も呟いた。

  まだ滅びないだけかもしれないけれど
  少なくとも、今この瞬間を生きられて、本当に。
 
(71) 2023/02/05(Sun) 20:52:55

【人】 伊豆浦帆稀

  
 
  やがて電灯が落とされると、少しの間だけ
  暗い天井を見つめた。

  明日も起きたら、また皆と会えるかな。
  
  祈りのような思いを小さく吸って吐いた
  息にだけ乗せて。

  目を静かに閉じる。**
 
(72) 2023/02/05(Sun) 20:53:09

【人】 織田 まひろ

 

── 旅行中のどこか、寝る前 ──


 どうして?と私は聞く。>>69
 
 それは旅行中のどこか、夜も遅くなってから。
 おうちのものとは違うふわふわの布団の感触を
 指先で弄びながら流れる、静かな時間。

 そんなことを聞いたのは
 世界が滅びてほしい、そんなニュアンスの言葉を
 帆稀の口からきいたから。

 だから、どうして?と
 私は躊躇うことなく、帆稀に聞いた。

 答えが返って来るまでの数秒、数十秒。
 あ、聞かない方がよかったのかな、って
 一瞬頭を過ぎるくらいの時間。

 だけど私は、帆稀の言葉を待つ。

 
(73) 2023/02/05(Sun) 22:00:21

【人】 織田 まひろ

 


 「 忘れてしまう、こと。 」


 反芻する。
 帆稀の返事を反芻して、
 言葉の意味を、自分なりに考える。

 無論、種明かしされてるかもしれないけれど
 それが心の声で留まっていたとしたって、
 帆稀が考えていることは、なんとなくわかった>>2:38

 
(74) 2023/02/05(Sun) 22:00:36

【人】 織田 まひろ

 


 うん、を一つ。
 旅行に行けて楽しい、それに同意。

 うん、をもう一つ。
 滅びなくてよかった、それに同意。

 
 「 旅行は楽しいし、
   滅びなくて、よかったし、
   こうして、帆稀と話せてることも嬉しい 」


 繰り返す。
 同じだよ、そんな気持ちを伝えたくて。

 
(75) 2023/02/05(Sun) 22:00:48

【人】 織田 まひろ

 


 それでも、私は言う


 「 忘れてしまうことだって、あるよ 」


 忘れないよ、忘れるわけないよ、
 なにもかもを全部無責任に肯定するほど
 織田まひろはやさしい人間じゃない。

 
(76) 2023/02/05(Sun) 22:01:03

【人】 織田 まひろ

 


 「 大学に入って、新しい人間関係とか、
   新しい暮らしが、はじまって。
   高校のこと、忘れちゃうこともあると思う。

   誰かにとって大切な思い出でも、
   相手にとって、そうでもなくって
   それが忘れられたりしたら、
   きっとね、淋しいよね 」


 私は一体どうだっただろう。
 中学で仲のよかった友だちとは、
 高校になってから随分と疎遠になっている。

 忘れられているのだろうな、
 そう思ったら、少しだけ胸が痛んだ。

 
(77) 2023/02/05(Sun) 22:01:18

【人】 織田 まひろ

 


 「 でも、忘れられるのは怖いけど、
   忘れるほうが、もっと怖いよ 」


 言ってみてから、
 ちょっと自分でもよくわからなくなって
 ほんのすこしだけ、笑ってみたりして

 
(78) 2023/02/05(Sun) 22:01:56

【人】 織田 まひろ

 


 「 旅行、楽しかった。
   忘れたくないよ。

   帆稀と話したの、嬉しかった。
   憶えていたいよ。

   だから、世界は滅びないでほしい。
   誰かに忘れられることよりも、
   自分が憶えていられなくなるほうが、
   私は、もっと、悲しいな。 」


 滅んじゃったら、どっちにしろ同じでしょ?って
 そんなこと言われたら、返す言葉もないけれど。

 
(79) 2023/02/05(Sun) 22:02:10

【人】 織田 まひろ

 

 隣の布団から聞こえた、ちいさな吐息>>72
 その想いは、帆稀にしかわからない。

 だけど、私は想う
 そして、小さく口にする

 
  「 大丈夫だよ 」

 
 滅びないこと、明日も楽しいこと、
 忘れないこと、忘れられないこと、

 何を想ったのかわからなくったって、
 友だちとしてこれだけは言えるんだ。
 そして私の想像は
 あながち間違ってないんだ、って
 
 私ね、帆稀の声くらいはよく分かるんだ。>>1:26 **

 
(80) 2023/02/05(Sun) 22:02:24

【人】 白瀬伊緒

  
「なんか、期間限定らしく勧められて…
 思ったより、悪くない」>>54 

「えっ、青汁好きだった?
 じゃあ帰ってきたときに寄るのもいいかもな」>>60

 
「ったくもー」>>52


 寝坊マンには小さく笑いながら軽く小突いてやる。
 だってそういうの待ちでしょ?
 もともと余裕を持った集合にしているから
 別に問題はないけれど。
  
(81) 2023/02/05(Sun) 23:04:46

【人】 白瀬伊緒

  
「気にすんな、じゃあ行こうか」
 

 全員切符を持って、征くは青春十八きっぷの旅。
 世界滅びなくて良かったな。
 あと願うことは乗る電車に鬼が現れないことだろう。

 やたら幸せな夢を見たら要注意、かもしれない。

 
(82) 2023/02/05(Sun) 23:05:06

【人】 白瀬伊緒

 
道中のトランプはそれはもう盛り上がった。
大富豪の座を守り続けたのは<<楢崎大地>>allwho
後に寄ったところのお土産屋で賞品を手にしたとか。

絵しりとりは難航を極めた。
烏賊がやばいことは知っていたので、
僕は伊豆浦に回すときには
「い」で終わらせないようにしていた気がする。
ちなみに僕の美術の成績は77

 
(83) 2023/02/05(Sun) 23:06:03

【人】 白瀬伊緒

 
「カチューシャ、似合ってんね。
 パーカーもいいじゃん。ここ海風強いし。」

 漸く辿り着いた夢の国。
 カチューシャとポップコーンを首から下げ、
 パンフレットを手に
 ファストパス発行所を探して歩き回っている。
 選ばれたのはクマ耳でした。
 男には可愛らし過ぎない?って思わないことはない。

 近くにいた人に声をかけて、
 5人全員での写真を撮ることも忘れずに。

 遊園地デビューというものがあるなら
 間違いなく成功だろう。
 それは、撮ってもらった写真を見れば、
 そうでなくてもすぐに分かることだった。
 
(84) 2023/02/05(Sun) 23:08:55

【人】 白瀬伊緒

 
 
 ちなみに道中、俺はしょっちゅう
 織田や栄純に声をかけて寄り道したり。
 奇数だからアトラクションの座席はローテしよう、
 なんて声をかけていたけれど。
 
 まあなんとなくだ、なんとなく。
 せっかく近い距離にいられるのだから
 気づいてしまったものはこっそりでも協力したくなるのが
 友人の性だろう。
 

 
(85) 2023/02/05(Sun) 23:14:28

【人】 白瀬伊緒

 
 
 (まーバレないだろう…露骨にはしてないはず、多分。)
 
 
(86) 2023/02/05(Sun) 23:15:34

【人】 楢崎大地

  乗り込んだのは未来への列車
  辿り着いたのは、みんなに夢を与える遊園地
  チケット売り場に並びつつ、まめちゃんにかけられた言葉に>>63

   「おう!わかってるわかってる!
    ちょっと待ってな!」

   そう言って、しばらく待ち、チケットを買うと……
   そのチケットは5人分、それぞれ描かれているキャラと
   デザインが違っていた。
   プリンセス映画の舞台をモチーフにしたもので、
   期間限定の特別なチケットなのだ。
      美女と野獣が写っているもの、
       氷が似合いそうな女王様が写っているもの
        様々なものがならぶなかで
         俺が選んだのは、アラビアンナイトな
          雰囲気のチケット。

  「これこれ!
   これが一番かっけえから、これまめちゃんな!」

         と、見事に独断と偏見で
         まめちゃんに手渡したことだろう
         
         みんなはどんなのがあたったかな?
(87) 2023/02/06(Mon) 9:20:48

【人】 楢崎大地

  夢の国の中では、そっこーカッコイイ帽子を買った!
  パイレーツオブなんたらの、ジョニーでデップなやつが
  被ってそうな海賊帽子!

  可愛い耳が並ぶ中で、ちょっと不格好に帽子をかぶり、
  記念写真をはいチーズ!>>84


      「みんなにあってんじゃん!
       かわいーなー!しーちゃんも!」


    なーんて、みんな揃って浮かれぽんち。
    チュロス片手に、早速どこに行こうかと、
    みんなの手を引っ張って、どんどん夢の奥へ!
(88) 2023/02/06(Mon) 9:29:39

【人】 楢崎大地

   ひゃっほーーーい!と思う存分
   はしゃぎ回る。その後ふと正気に戻ると

  あれ!?
  しーちゃんと織田っちとじゅんじゅんがいねえ!>>85
  残ってんのは当然…………

    「や、やっべー……人多くてはぐれたかな
     まめちゃん気をつけろよ?
     まいごになったら、たいへんだし、その
     手、手でも……ごにょごにょ」

         なんて言ってた、一幕があったり
  2人揃って迷子にならないように手を繋いだのか
   それともそれより先にみんなが戻ってきたのか
  どうだったかな?恥ずかしくって思い出せねえ!
(89) 2023/02/06(Mon) 9:36:35

【人】 楢崎大地

   

   
   (しおりにあった、
      ホワイトデーの文字。

         あれが鮮明に頭に浮かんだ)

   (心臓がドキドキする。まだ何も言ってねえし
   しーちゃんにバレてるなんてこたねえよな!)

      (俺はまだまだバレてないと思ってるようだ)
(90) 2023/02/06(Mon) 9:39:25

【人】 楢崎大地

 夢の国の住民たちのパレードが始まった。
 

      「な、なー!みんな!戻ってきたなら
       あれみようぜ!すっげーの!!!」

         そう言って、そこにいる誰か
  
      もし、繋げていたらまめちゃんを

         ひっぱって、パレードを見にいった

          お楽しみは、まだまだこれから!**
(91) 2023/02/06(Mon) 9:42:13

【人】 織田 まひろ

 


 しょっちゅう白瀬に声かけられて>>85
 ???となりながらもついていったり
 いつのまにか帆稀と楢崎がいなかったり。

 探したほうがよくない…?と白瀬や御旗にいうも
 心配しなくていいらしい雰囲気が伝わってきたり

 手にしたチケットには氷が似合いそうな女王様
 主題歌が何か、有名なやつ。
 ありのままの自分がうんたらかんたら…
 

     少なくとも
     みんなに釣られて浮かれた私は
     多分今、ありのままの自分。

     楽しいね、って心から、笑ってる。 *

 
(92) 2023/02/06(Mon) 11:16:04

【人】 楢崎大地

ー   旅の合間、えきべんすてぃしょん!  ー

 
  夢の国も存分に楽しんで、
  俺たちはまた、あてどない旅に出る。

   途中、美味しい駅弁が集まると有名な駅で
   一度下車して、どれがいいかな!と迷った

   「すっげえー……駅弁、色んな種類あるなあ
    この辺の駅で売ってるやつはだいたい揃ってら」

       寿司をメインとした海鮮弁当や
        お釜の形をした豪華釜飯弁当
         だるまさんや新幹線の形のお弁当
          もちろん、肉増し増し弁当も!

      「へへ!おれこっれー!
       あとは、ジュースはどれにすっかなー」


     
 
ジリリリリリ!まもなく電車が……


     「 あっ!みんな!?やばい 
        次の電車来るーーーー!!!?
         ほら、俺まとめて買うから!!!  」

      そんなドタバタ寸劇だって、
            駅の旅ならではさ!
             電車に間に合いますように!**
(93) 2023/02/06(Mon) 12:31:25

【人】 伊豆浦帆稀

 

  まさか、本当にカッコイイチケットなるものが
  存在しているとは思いもしなかった>>87

  テーマパークにそう多く行かない私だから
  絵柄の違いがあるなんて
  気にしたことさえなかったもの。


   「 ……おー。 」


  貰って眺めたチケットはカッコイイかというと
  ……かっこいいのである。
  
  よく見かけるような
  カラフルな色やポップな絵柄が抑えられ、
  線や影を中心にシックにデザインされている。

  アラビアンでエキゾチックなそのチケットは
  私にも十分かっこよく見えた。
 
(94) 2023/02/06(Mon) 16:40:22

【人】 伊豆浦帆稀

 

  感謝の言葉を述べた後、早速園内へと入った。
  それぞれ可愛かったりかっこよかったり
  特徴ある被り物をしては写真を撮ったり>>88
  いくつかのアトラクションを楽しんでは笑って。

  けれど、意識の隙間の時間、ぼんやりしていたのか
  ふと気がつけば傍には大地しかいなくなっていた>>89
  周りを見渡してもすぐには見つからない。


   「 いないね? どこ行ったんだろ。 」


  気をつけろと、迷子になったら大変だと
  その言葉は聞いたから、迷子にならないで探すには
  どうしようか考える。

  なにかその後も大地がごにょごにょ言っていたけれど
  判然としないので首を傾げた。
 
(95) 2023/02/06(Mon) 16:41:14

【人】 伊豆浦帆稀

 

  とりあえず大地の手を取って隅の方に移りながら
  LINEで伊緒に連絡することにしたけれど。

  移動途中くらいで見つけてもらったかな。
  連絡してから合流したかもしれない。

  それでも、はぐれたら良くないと言われていれば
  そういうものかと思って手は繋いだまま。

  春の陽気が少しづつ近づいているとはいえ
  まだ寒さの残る頃。
  アトラクションへの興奮のためか、大地の手は
  あったかかった。
 
(96) 2023/02/06(Mon) 16:42:42

【人】 伊豆浦帆稀

 

  はぐれた人たちと互いに顔を合わせたなら
  ほっとして息を小さく吐いた。

  不安というほどのことではなかったが、
  人混みの多い中、見つからないという可能性も
  ないこともないこともなかったかもしれないから。

  声を掛け合って、繋いだ手を離そうとしたところ
  盛大なパレードが始まる>>91


   「 わ。 」


  思わずパレードに目を向けていたら、声を上げた大地が
  繋いだままの手を引っ張り始めた。
  合わせるように足を動かし、パレードへと近づく。

  またはぐれないだろうかと少し思って
  後ろを振り返りながらも。
  視界に入ったパレードの演出にやがて
  意識はそちらへと持っていかれて。

  繋いだ手を離すことも忘れてしまえば
  綺羅びやかな夢の世界へと誘われる。**
  
(97) 2023/02/06(Mon) 16:43:41

【人】 楢崎大地

  俺がごにょごにょしてるうちにも
  まめちゃんははぐれないように俺の手を取る>>96
  想像してたより細くて小さくて、
  
   あ、あと、やわらかくて……


   「だ、だなー!みんなどこに行ったんだろなー!」

         体温がポカポカと上がるのを感じる。
         まめちゃんがLINEのほうみてて
         本当に良かった!
         この真っ赤な顔面を見られてたら
         死んでるとこだった!!!
(98) 2023/02/06(Mon) 17:57:33

【人】 楢崎大地

華やかなパレードでは、夢の国の住人たちが踊り、
そしてこちらに手を振ってパフォーマンスしてくれた
賑やかでサイケデリック、エレクトリックな音楽と
楽しげに歌い踊るキャラクター達の姿。

どさくさに紛れて俺は

      「
      なあ、まめちゃん。おれさ……
       まめちゃんのことが……ーーー


      そこまでいって、ぱあっっっん!!!と
      パレードの山車からネズミ型の紙吹雪が
      一斉に舞う。
         上がる歓声に、俺の声は綺麗に
         かき消されちまったよ!ちくしょう!

   けど俺も馬鹿なもんで、紙吹雪の中にレアキャラが
   いるのを見掛けると、ついつい夢中になっちまう

      「あ!ほらまめちゃん!くまのプー……」

       
おっとまて!それ以上は、禁句だぜ
          楢崎、心の俳句
(99) 2023/02/06(Mon) 18:03:47

【人】 楢崎大地

はてさてみんなは追いついてきたかな?
追いつかれちゃあしょうがねえ。
今はタイミングじゃなさそうだ!

ついでに言うと、パレードは、また次の部がはじまってて
新しいキャラ達が続々と集まってきてた。

   「あ!ほらほら!しーちゃん!おだっち!
    すげーよ!これ、あれあれ!なんだっけ!
    あのほらあれ!俺のスーツにゃガラガラヘビ!
    じゅんじゅんもチュロスばっか食ってんなよー!」

         愉快なパレードを
         盛り上げる、愉快な高校三年生
         パフォーマーとハイタッチして、
         たのしんで、
         楽しいそんな夢物語なのでした**
(100) 2023/02/06(Mon) 18:07:33

【人】 楢崎大地

ー 旅のすきま、温泉旅館にて ー

  「俺ここぉー!!!」

       さて、時は変わり。
       ここは温泉に入れる宿泊施設。
       昼間段階で予約したところだが、
       奇跡的に二部屋空いていて、
       それぞれ男子部屋と女子部屋を確保出来た

         俺は何を考えたか、
         まずは敷かれた布団のうちの一つに
         ダーーーーーーイブ!!!!
         そのまま、枕をとっつかみ、
         枕をしーちゃんへと投げる!
         ルール無用!枕投げが早速始まった!
         ばっふんばっふん!
         枕が飛び交い、そして体に当たってく
         原始的な遊びだが、それがいい!
         お前も強制参加だーー!と
         さらに残った1人も巻き込んでいく!

      女子組がその騒ぎを聞きつけて、
      様子を見に来たかもしれないが、
      そんときは更に、一緒にやるう?!と
      悪魔の誘いもしていたのだった
         
(101) 2023/02/06(Mon) 18:15:06

【人】 楢崎大地

   枕投げを十分堪能したあとは、
   もちろん温泉!そして瓶牛乳!卓球!!!

     「ああ〜〜……生き返るぜえ〜〜……
      ……この薄壁のむこうに……
      織田っちとまめちゃんが…………!!!」

      
少々意識しすぎだ!!!

      そう思う読者の諸君もいるだろう。
      しかし仕方ないのだ、だって俺18歳!!!
      (※言い訳になってない)

  ぶくぶくぶくぶく……とのぼせるまで浸かり、
  更には、我慢大会しようぜ〜〜〜……と、
  巻き込もうとする始末。

      参加したかどうかはともあれ、
      最終的に俺は、真っ赤な顔で目を回して
      牛乳瓶片手に出てきていたことだろう……
      の、のぼせたぜえ…………
(102) 2023/02/06(Mon) 18:20:11

【人】 楢崎大地



  そんな状態で卓球を始めれば、
  へろんへろんのふわんふわん!!
  頭ふらっふらになってて、いつもの実力が出せてないが
  逆にそれがまた、運動苦手な子や女子とも
  いい勝負や笑える勝負になるきっかけを作った

      「あらっっっっ!!!?」

      すかっ!!!くるるるるるるーーーー!!!
      見事に空振り、大回転!
      そんなことまでエンジョイし……

      美味しいご飯をみんなで食べて……
      男子部屋に帰った時には、どんな話を
      してたかなあ

         心置きなく、存分に!
         温泉旅館を満喫しよう!**
(103) 2023/02/06(Mon) 18:22:41

【人】 伊豆浦帆稀

 

  踊りながら、音楽を鳴らしながら
  前を進んでいく華やかなキャラクターたち>>99

  今までこういうものに興味を持ったことは
  少なかったけれど
  堂々とした姿で魅せる動きをされると
  思わず目がそちらを向いてしまう。

  そこに横から声がかかったなら、
  寝ているところを揺すられているような
  夢見心地の気分のまま隣へと視線を移した。

  大地もこちらを向いていたのなら、
  なにやら真面目そうな顔をしていることが
  わかっただろうけれど。
 
(104) 2023/02/06(Mon) 19:59:25

【人】 伊豆浦帆稀

 

  言葉の途中で大きな音が鳴った。
  予想していなかったのでびっくりして
  ぎゅ、と繋いだ手に力を込めてしまう。

  そこでやっと、まだ手を繋いだままだったことに
  気がついて視線をそちらへと向ける。

  先程よりも多い人垣の中で、
  今離して良いのかわからなかったから
  結局そのままにしといた。
 
(105) 2023/02/06(Mon) 19:59:35

【人】 伊豆浦帆稀

 

  大地が声を上げたくまを見つけようと
  顔を上げてパレードを見ていたら
  やがて三人がやってくるだろうか>>100

  はぐれたらいけないからと手を繋いでいるのに
  他の人とはぐれそうになっていたから
  やはり大地は頭が悪いのかもしれない。


   「 皆で手を繋いだ方がいいのかな? 」


  思いついたようにぽつりと落とした声は
  誰かに拾われたかパレードの歓声に消えていったか。

  とりあえずパフォーマーとハイタッチするときには
  手は離れていたのだろう。
 
(106) 2023/02/06(Mon) 20:00:06

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ネズミの国にお化け屋敷はない。(多分)
  けれど少しホラーなアトラクションはあったかも

  私とまひろは同盟を組んでいたように>>0:38
  耐性が低かったので>>0:33>>0:35

  入る話になったときにはえー、というような
  顔をしたかもしれないし。
  実際に入ったときにはそれこそ身を寄せ合って
  いたのかもしれない。


  なにはともあれ、楽しかったと心から言えるくらいには
  私たちは夢の国を満喫した。
  はしゃぎすぎて次の場所へ向かう電車の中では
  少しぐったりしていた者もいたり。
 
(107) 2023/02/06(Mon) 20:00:20

【人】 伊豆浦帆稀

 

  さて、夢の国を満喫したその日だったか
  それとも次の日だったか。

  様々な駅弁が集まると有名な駅を>>93
  誰かが見つけたので満場一致で向かうことになった。


   「 現物見ても、やっぱり迷う……。 」


  これはもう神様にでも任せたほうがいいのかも
  そう思って指をさしながら小声で歌っていた。

  やがて選んだものを手にしていれば
  次乗る予定の電車が来る放送が入る。

  まとめて買ってくれるという大地に甘えて
  会計をしてもらい、電車に急いで乗り込んだ。
 
(108) 2023/02/06(Mon) 20:00:32

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 そういえば、大地。
     旅行、遅刻してきたよね? 」


  と、弁当を食べる段階になったときのこと。
  既にお金は渡してあるので、要求はそちらではない。


   「 えい。 」


  大地のお弁当に箸を伸ばせば、一品中身を
  奪い取った。そのまま食べてしまったら
  もう返せないところに行ってしまう。
 
(109) 2023/02/06(Mon) 20:00:40

【人】 伊豆浦帆稀

 

  これが罰ということである。
  一回は一回なのだ。

  他の皆はどうしていたか。
  少しした後に自分の弁当に入っていた
  一品を大地の弁当に入れた。


   「 交換。 」


  育ち盛りは終わりごろかもしれなくとも
  まだまだ続く旅行でお腹が空いては困ったもの。
  自分と違う内容の弁当を食べさせてもらう、
  というのが罰の内容であった。
 
(110) 2023/02/06(Mon) 20:00:48

【人】 伊豆浦帆稀

 

  美味しい弁当に舌鼓を打って。
  物珍しい景色を眺めながら雑談や遊びに興じる。

  ちなみに、私が買った弁当はだるま弁当だ。

  初めて食べた駅弁は、青春の味として
  ずっと記憶に残ったら良いなと思う。**
 
(111) 2023/02/06(Mon) 20:00:54

【人】 織田 まひろ

 


 ところでパレードの最中、
 ふと、帆稀と楢崎が手を繋いでいるのを見た
 どこか引っかかってじいっと見ていたら
 御旗が横からわき腹を突いてきて(確定)
 こっそり「そういうことだよ!」とかいうものだから
 私はそういうこと、について考えることになる

 遊園地。女子と男子。手を繋いで。パレード。
 時々居なくなるふたり。

 そう、そしてこれは忘れてはならない
 私たちにとっての
青春
なのである。


     鈍い私でも、気づく。
     こ、これは…………!!!!!!!

 
(112) 2023/02/06(Mon) 20:32:13

【人】 織田 まひろ

 


     ふっ、
不純異性交遊
………。


 
(113) 2023/02/06(Mon) 20:32:31

【人】 織田 まひろ

 


 いやいやふたりとももう18歳、大人なのだし
 そういうこともあるだろう、うん。
 そういうこともあるんだなあ、うん。

 自己解決したそれは、
 おそらく人より一歩も二歩も先を行く想像。

 

   だからですね

   その日のお宿で、ついうっかり
   「お部屋代わる……?」とか口走ったけど
   きっとその真意に気づかれていなかったから
   私と、帆稀の、夜の会話が成立したのだろう。

                   閑話休題。

 
(114) 2023/02/06(Mon) 20:32:55

【人】 織田 まひろ

 


 「 わ、ぎりぎり。
   もうアナウンス流れてるじゃん 」>>93


 魅惑の駅弁ステーションでは
 私は悩んだ挙句ます寿司を選ぶ
 海鮮、って言ってたからね。念願の。

 わいわいがやがや、旅は続く
 列車で食べる初めての駅弁は、
 とんでもなく美味しくて、楽しくて。


 「 違った駅弁もまた、食べに来たいね 」


 …そうだね、そういう意味でも
 残りの選択肢のお弁当を食べるまでは
 私は、滅びるわけにはいかなかった。

 
(115) 2023/02/06(Mon) 20:33:09

【人】 織田 まひろ

 


 ところで温泉も旅館のお部屋も
 なぜか毎回男子のほうが騒がしい。>>101>>102

 怪訝な顔して、部屋はふたりで見に行ったかな。

 枕投げしているのに気づいたら、
 顔見合わせて、ため息ついて

 でも、楽しそう、って思ったのは秘密で。

 枕が飛んできたならば、投げ返すのもやぶさかではないよ。 *

 
(116) 2023/02/06(Mon) 20:33:21

【人】 白瀬伊緒


 ついうっかり──はぐれ過ぎたみたいだ。
 
 パレードが始まってしまうと人込みの中から
 友人たちを見つけ出すのは
 さらに難しくなってしまうだろう。
 
 黄昏に映えるパレードの光。
 キャストの歌声に、思わず踊りだしたくなるような音楽。
 紛れもない非日常がそこに在る。
 
 
 そんな中、群衆の中に手を繋ぐ姿を見つければ頬が緩む。
 はぐれちゃったら困るもんな。
 まさか告白一歩手前まで行っていたなんて
 その時は知らなかったけれど、もし本人から
 この時の顛末を聞くことがあったなら、
 上手くいくことを願って背の一つも叩いただろう。 
 
(117) 2023/02/07(Tue) 0:01:46

【人】 白瀬伊緒


 そして待ちに待った温泉旅館。
 「聞こえる声で言うんじゃないよ」とたしなめつつ
 あっついお湯を楽しんでいる。
 1日中歩き回った脚に沁みる。
 まるで爺ちゃんかとセルフツッコミを入れつ。

 ちなみに我慢大会には参加しなかった。
 全員のぼせたら誰が介抱すると思ってんだ。
 真っ赤になった頬に牛乳瓶を押し当てて
 さっさと涼しいところに移動しよう。
 
(118) 2023/02/07(Tue) 0:02:23

【人】 白瀬伊緒


「なにすんだ!」>>101
 
 そんなこんなで夕飯と温泉を終え、一息つこうと思ったらこれだ。

 
 栄純も混ざれ、なんて声をかけて応戦する。
 勢いよく投げた枕は大地の顔にクリーンヒットした。
 てんやわんやのどったんばったん大騒ぎ。
 
 
 「え? 混ざるの?」
 >>116来客には驚いて、思わず枕を取り落とす。
 女子に投げつけるわけには…という理性は一応働いている!
 そんな隙だらけの僕の顔にまた枕が吹っ飛んできて、思わず尻もちを着いた。
 情けない……でも、楽しいな。
 
 
(119) 2023/02/07(Tue) 0:03:13

【人】 白瀬伊緒

 
 念願の駅弁は釜飯を選ぶ。
 この特徴的な器も駅弁の醍醐味だろう。
 荷物の関係で持って帰れないのがちょっと惜しい。
 
 勿論海鮮も肉もだるまもすごく、すごく気になってはいた。
 でも全部食べきるには時間も容量も足りない。
  
 
 「そうだな」>>115
 
 
 また来よう、と続ける。
 南へ北へ、行く場所を変えれば選択肢は比じゃないのだから。
 
 世界、まだまだ滅びている場合じゃない。
(120) 2023/02/07(Tue) 0:14:41

【人】 白瀬伊緒


――帰路――


 
 予言のことも、世界のほころびも忘れるくらいに
 楽しい数日間ももうそろそろ終わりを告げる。
 
 元来たターミナル駅に戻る最中の列車の中、
 車内販売のアイスクリームを頬張りながら
 写真を見返している。
  
 「また、行こうな。家に着いたら写真まとめて送るから
 みんなもよろしく」
 
 大学の休みの時は俺の家にも来てね、
 なんて言ったりして。
 それなりの観光地だ。目玉はたくさんあるしもてなしもできる。

 他にも、ホワイトデーのお菓子を女性陣に渡したり。
 小さな小箱の中には高校生には
 ちょっといいお値段の焼き菓子が数種入っている。
   
(121) 2023/02/07(Tue) 0:27:31

【人】 白瀬伊緒

  
 行きより随分と荷物が増えた気がする。
 観光地のパンフレットに、
 ついつい買ってしまう各地のお土産。
 忘れ物は、きっとない。あるとしたら
 それは今回拾いきれなかっただけで、
 決して置いてきたわけじゃない。
  
 外は、高速道路の電灯や海の向こうの
 ビルの灯りで瞬いていた。
 夜の列車は明るい時間より静かな気がする。
 周りを見れば旅の疲れに
 寝息を立てている友人もいるだろう。
 
 耳を澄ませる。
 
(122) 2023/02/07(Tue) 0:28:10

【人】 白瀬伊緒

 
 
 『──────次は、XX、XXー………』

 
 
(123) 2023/02/07(Tue) 0:28:58

【人】 白瀬伊緒

  
 
 いつしか心地よい列車の揺れに瞼が重くなってきた。 
  
 手荷物を抱え直して、そのまま委ねるように目を閉じる。
 
 
(124) 2023/02/07(Tue) 0:30:03

【人】 白瀬伊緒

 
 
 ────大丈夫、終点はまだ遠い。**
 
 
(125) 2023/02/07(Tue) 0:30:26

【人】 楢崎大地

   ガタンゴトン、ガタンゴトン

      帰りの電車に揺られてる。
      また来よう、写真待ってる
      お土産も見せあって、なんだそれって
      お互いに目を輝かせて。
   
      旅は、終着駅に向かう
(126) 2023/02/07(Tue) 6:55:42

【人】 楢崎大地

     電車の中で眠りこける。
     みんなのにぎやかな声を耳にして。

       ガタンゴトンと揺れる音。
       まどろみの中で、おわるのもったいねえと
       ほんの僅かに滅びを願う。

      ギギー!と電車の止まる音
       嗚呼、ここが世界の終わりか……
        ここで俺たちみんな仲良く
         滅びるのかなあ……
          いや、それはやっぱやだなあ

         寝ぼけた頭でそう思い、
         嫌だああ世界滅びんなああと
         惚けた顔で叫んだのを聞いて、
         みんなは笑ってくれたかな
          それとも、馬鹿だなと
           頭をはたいてくれたかな
(127) 2023/02/07(Tue) 7:02:46

【人】 楢崎大地



   結論から言うと、世界は滅びなかった

         当たり前のように、俺たちは
         歩いて帰路につけたんだ

          まるで、いつもとおなじように
(128) 2023/02/07(Tue) 7:03:37

【人】 楢崎大地



      それでよかった。

         うん、これでよかった!!!
(129) 2023/02/07(Tue) 7:05:40

【人】 楢崎大地


    そうだ、もちろん俺は、忘れてない

         俺の、最後の大仕事を。

     1人、またひとりと道がズレていくなか

         俺はまめちゃんに声をかける

   「まめちゃん。これ、ホワイトデー」


       そう言って渡したのは、
       かわいい動物クッキーの詰め合わせと
       赤い薔薇やカーネーションが描かれた
       読書用の小さなしおり。
       
俺の想いをしおりに込めて


      「たのしかったよなあ、
         また、行きてえなあ」

         笑ってそう伝える。
         いまだ、いえ、おれ!
         誰も聞いてないうちに!
(130) 2023/02/07(Tue) 7:10:40

【人】 楢崎大地


   大きく息を吸う、ああ、なんか!
      ちょっといいたいことがズレた気がする?

      ずっと一緒にいたいとか、好きとか!

         そういう言葉じゃ多分たんない!

      まめちゃん、意外と鈍感だから!

   待って、今のなし!と大きく振りかぶり

      まめちゃんの、手を握って!!!
(131) 2023/02/07(Tue) 7:15:57

【人】 楢崎大地


        ああああああああぁぁぁ!

         ぎゃくうううううううう!!


         もうがんめんまっかっか!!!



         けど、いうこたいった!
         俺の今後はどうなるか!

         それは神様とまめ様だけが
            しっているううううう!!
(132) 2023/02/07(Tue) 7:19:38

【人】 楢崎大地





   ーーーばかなはなしだろ?

      バカで結構、俺はそういう男なんだ

         これが、楢崎大地の、
         青春の終わりの記録だった**
(133) 2023/02/07(Tue) 7:20:53

【人】 伊豆浦帆稀

 

  温泉はなんか効能があるらしく白濁としていた。
  色がついている方がそれっぽいとは思っていたので
  まひろと隣合わせで浸かっている時、珍しさに
  掬っては落として、掬っては眺めて。


   「 いい湯だね。 」


  きゃーあなたの胸大きいわね〜〜
  みたいなきゃらきゃらしたことは
  多分言わない性格同士。
  
  男湯の方がどうなっているのかは知らないけれど>>102
  落ち着いた雰囲気の中景色を眺めて雑談をぽつぽつと。

  その間、大地との関係について探りをもし
  いれられでもしていたら>>114
  なんの後ろめたいこともない私は
  不思議そうな顔をしていたことだろう。
 
(134) 2023/02/07(Tue) 8:26:00

【人】 伊豆浦帆稀

 

  我慢大会をしていたならきっと
  出てくるのは女子勢より男子勢の方が遅くて。
  真っ赤になった大地と栄純にびっくりしながら
  扇げるものもないのでとりあえず牛乳を飲んでいた。

  腰に手を当て、ぐいっと一杯!

  飲み終わりには口に白いひげがつくのがお約束で
  携帯で写真を撮っては笑い声が響いただろう。
 
(135) 2023/02/07(Tue) 8:26:07

【人】 伊豆浦帆稀

  

  枕投げはどのタイミングだったか。
  見た目から予想されることも多いように
  私はあまり運動が得意ではない。

  動くことが出来ないわけではないのだが
  どうにもどんくさくのろいのだ。

  なんか騒いでるなーと思っていたら>>101
  覗きに行くことになったので>>116
  二人して男子部屋に向かってから見た光景

  とりあえず落ちていた枕をつかんで
  栄純に振りかぶった。
 
(136) 2023/02/07(Tue) 8:26:13

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 暴れるのはよくな、わぶ 」


  先程のは仲裁のための枕投げのつもりだったけれど
  栄純が枕を投げてきたので(確定)
  諫める声は顔にぶつかった枕によって中断される。

  そうしたらあとはやり返しにやり返しが重なる
  大乱闘の始まりだ。

  止める先生がいない若い者たちの戦いが
  いつ止まることになったのか。
  これも青春の1ページではあったのだろう。
 
(137) 2023/02/07(Tue) 8:26:37

【人】 伊豆浦帆稀

 

  長いようで短い旅はあっという間に過ぎていく。
  文化遺産を見に行ったり
  なんとか体験コーナーで物を作ったり
  評判の食べ物を食べたり

  色々なことを皆で経験した。
  そのたびに笑って、写真を撮って
  思い出が積み上がっていく。

  この時間が永遠に続けばいいのに。
  忘れることも、忘れられることもなく。

  今世界が滅びたら、悔いはないのだろうか。
  脳裏にはまひろの言葉が響いていた>>79
 
(138) 2023/02/07(Tue) 8:26:50

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 また、 」


  伊緒の口から気軽に零された未来の約束>>121
  また。またはあるのだろうか。
  ある、と信じて良いのだろうか。

  いちご味のアイスクリームを頬張る。
  口の中で蕩けていく酸味と甘味。


   「 うん、また。 」


  また会おうね。
  約束を確かめるように呟く声色は
  決して完全に晴れ渡ってはいないけれど。

  得たものを大事に抱えるような
  そんな響きをしていた。
 
(139) 2023/02/07(Tue) 8:26:59

【人】 伊豆浦帆稀

 

  伊緒と栄純からホワイトデーのお菓子を貰ったかな。
  大地がまひろの分を用意していて、
  皆で食べたのならそれで
  約束は終わりだと思っていた>>30

  まどろんだり思わず目を閉じてしまったり。
  疲れはしていても、旅を惜しむように
  誰かが寝ていても話す声は止まらずに。

  大地が寝ている中も普通に話していれば
  突然叫び声を上げたから驚きに肩が跳ねた>>127

  少ししてくすくすと笑ってしまう。


   「 うん、滅びないと、いいね。 」


  同意を返せるくらいにはやっぱり
  未来には続いてほしいのだろう。
 
(140) 2023/02/07(Tue) 8:27:08

【人】 伊豆浦帆稀

 

  たどり着いた終点、終わりの時間。
  LINEは出来ても、それぞれ次への準備で忙しくなる。
  これから顔を合わせることは少なくなって
  やがて何ヶ月も会わない日が出来るのだろう。

  僅かに感じる寂しさを胸に、一人、また一人と別れて
  大地とは道が一緒だったか、暗いから>>122
  送っていってもらっていたか。


   「 ……? もう貰った、 」


  よね?

  首を傾げたけれど、渡されたから素直に受け取る。
  可愛らしい型で抜かれたクッキーと、
  花模様の描かれたしおり>>130

  期待して、と言ったからにはということで
  特別に用意されたのだろうか。
  傾げた首を戻して勝手に自分で納得して。
 
(141) 2023/02/07(Tue) 8:27:15

【人】 伊豆浦帆稀

 

  楽しかった。また行きたい。
  そこまでの言葉に、素直に頷きを返す。
  好きという言葉にも、長くいたいという言葉にも
  会いに来て良いかという言葉にも頷きを返す。

  未来で同じ気持ちが続いているとは限らない。
  私も、大地も、他の皆だって。
  それでも今一緒にいたいと願う心は
  きっと嘘じゃない想いだから。

  案の定な思考回路は
  頭の悪い大地にもしっかり認知されていた>>131

  だから次の行動は全く正しい。
  誤解の生じる隙間のない言葉は
  随分大きな声に感じたけれど、もしかしたら
  そこらの家にも青春の音として聞こえたかもしれない。
 
(142) 2023/02/07(Tue) 8:27:22

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ………………? 」


  しかし、誤解がないからといって
  飲み込めるかというと話が違うのだ。

  全く考えもしていなかった方向からやってきた
  ストレートボールに、私は握られた手をそのまま
  真っ赤な顔をした大地を見つめていた。
 
  そうして一つ言葉を落とすのだ。
 
(143) 2023/02/07(Tue) 8:27:33

【人】 伊豆浦帆稀

 


   「 お断りします…………? 」

 
(144) 2023/02/07(Tue) 8:27:45

【人】 伊豆浦帆稀

 

  疑問形なのは未だに内容が
  認識しているもので正しいのか不明なため。

  この場に誰かがいたのなら
  間に立ってくれたかもしれないけれど
  残念ながら一先ず今間に立ってくれることは
  なかったのだろう。

  大地の反応はどんなものだろうか。
  うーんと悩むように唸った声は
  それでも握られた手を振りほどかない。


   「 えっと。 」
  
 
(145) 2023/02/07(Tue) 8:27:55

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 恋の話だよね。 合ってる?
     わたし、恋ってよくわからなくて。 」


  幼い頃から男女別け隔てなく接してきた。
  それは性差が出来ても
  思春期と言われる時期になっても
  全く変わることはなく。

  男と女が違うことは知っていた。
  恋というものも、結婚というものも、知識として。

  でもそれは自分にとって遠いものだった。
  膜を貼ったように、どこか違う世界の話。


   「 ええと、だから。 」
 
(146) 2023/02/07(Tue) 8:28:06

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 想いには、応えられないかも、しれない。
     一緒になったら、大地が苦しむかも。

     ……だけど。 」
 
(147) 2023/02/07(Tue) 8:28:17

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 もし。 それでいいのなら。 」


  お付き合い前提の結婚は断るけれど
  一緒にいること自体はできると思うので。

  つっかえながら、悩みながら。
  それでも真面目に考えた言葉たちを

  彼がどう受け取るかは、神様と
  楢崎 大地だけが知っている。**
 
(148) 2023/02/07(Tue) 8:28:36

【人】 織田 まひろ

 


 必要最低限だけ持って出かけた私たちの手
 帰りは随分と荷物が増えた。

 家族へのお土産、自分へのお土産。
 みんなとお揃いの雑貨に、
 何に使うかわからない工芸品。
 たくさんのパンフレットと、特別な入場券。
 それから、男子たちからもらったホワイトデー。
 
 私たちの旅のしおりは、
 たくさんの折り目がついている


 
(149) 2023/02/07(Tue) 8:33:20

【人】 織田 まひろ

 


 そんな旅も、あとわずかで終わってしまう
 おうちに帰るまでが遠足ですよ、って
 そんなことを昔はよく言われていたけど

 できることならこの先も、またその先も
 ずっとずっと、旅が続いていたらいいのに、
 私は、心から、そう思う


 
(150) 2023/02/07(Tue) 8:33:35

【人】 織田 まひろ

 


 明日世界が滅びるとしても旅に出たい

      
     まだ制服に身を包んでいた頃
     そんなことを言い出したのは誰だったか

     でも今はこうも思う


 明日世界が滅びなくたって旅に出たい


     ──── もちろん、また私たち5人で。


 
(151) 2023/02/07(Tue) 8:34:01

【人】 織田 まひろ

 


 私たち5人の歩幅は一緒だ

 それでも伝えたい言葉、伝えたい想い、
 立ち止まりたいとき、振り返りたいとき。
 そうしてほんの少しずつ微妙に、
 歩む場所は、変わっていく。

 それでも「またね」って言えるから
 それでも「またね」が叶うと信じてるから

 ほら、人生だって、帰り道だって同じ

 
(152) 2023/02/07(Tue) 8:34:14

【人】 織田 まひろ

 


 みんなと別れたあと
 何か大きな声が聞こえてきた気がして、
 私は何か起きたのかと振り返る。>>-134>>141

 その言葉が聞こえたのかはわからない
 その表情が夜の帳の中で見えたのかもわからない
 そもそも、もう道を曲がった後だったかもしれない。

 花冷えの風が頬を撫で
 私はまた前を向いて歩きだす。

 その顛末は神様とふたりだけが知っている。
 それでいい。今は、それでいい。
 
だから、あとで教えてね。


 
(153) 2023/02/07(Tue) 8:34:41

【人】 織田 まひろ

 


 私たちの旅はこれでおしまい。
 
 18歳、成人。
 これから私たちは大学生。

 一か月というXデーを超えて、>>0:22
 これからまだ、私たちの寿命は続いていく


 
(154) 2023/02/07(Tue) 8:34:59

【人】 織田 まひろ

 


     ────→

 
(155) 2023/02/07(Tue) 8:35:22

【人】 織田 まひろ

 


 それからほんの少しだけ時間は過ぎた
 私たちは新生活を始めて、
 以前よりかは連絡を取る頻度は確かに減った
 それでもあの日のようにくだらないやり取りはするし
 帆稀とはときどき会ってお茶だってしている。

 机の中、懐かしいそれを取り出したのは
 ほんの気紛れ。

 旅のしおりの、1ページ。
 楢崎が書いた、あの謎メモが貼ってあるなら>>1:68
 大学進学、かっこよく働く、なんかいい未来、世界滅亡
 そんな言葉に笑った上で、筆記用具、赤ペンを取り出す。

 
(156) 2023/02/07(Tue) 8:36:16

【人】 織田 まひろ

 


 まずは世界滅亡に大きなバツ印。
 それから未来は無限大、に大きな花丸を。

 
    よくできました。
    なんかこんなこと前もあったなって
    あの日が随分と懐かしい。


 
(157) 2023/02/07(Tue) 8:36:33

【人】 織田 まひろ

 


 そんな時かな、
 もしもこんな連絡が来るのなら ──── 、


 
(158) 2023/02/07(Tue) 8:36:45

【人】 御旗栄純

 


『 久しぶりー、今年の夏休み、
  またみんなで旅行にでも行かない? 』


 
(159) 2023/02/07(Tue) 8:37:06

【人】 織田 まひろ

 


 私は、少し悩んで、
 獅子が「いいね」って言ってるスタンプ
 あの時のスタンプ、もう少しだけ使わないと
 なんだか元取れてない気分になっちゃうでしょ?


 
(160) 2023/02/07(Tue) 8:37:26

【人】 織田 まひろ

 


     前言撤回。>>154
     私たちの旅も、青春も、
     まだまだきっと、終わらない。 **


 
(161) 2023/02/07(Tue) 8:37:47

【人】 伊豆浦帆稀

 

  ちなみに。いつか考えていたように
  引っ越し前に伊緒に餞別は渡した。
  これは旅行の終わった後の話。

  なにがいいか考え、悩んで。
  渡されたのは


   「 はい、これ。 」


  手のひらサイズの木彫りの熊だ。
 
(162) 2023/02/07(Tue) 8:41:00

【人】 伊豆浦帆稀

 

  家のことは知っているので、もしかしたら
  もっと立派なものを見ているのかもしれないが
  食べてなくなるものだと寂しい
  身につけるものは学生が買えるものだと
  そこまでいいものにはならない。

  そうした思考を経由しての結果である。
  魚を咥えた木彫りの熊。
  

   「 わたしだと思って大事にしてね。
     気に入らなかったら捨てていいよ。 」


  写身というのに気軽に捨てろとも言う。
  伊緒の形を忘れないように手を取れば
  なでなでと撫で擦って別れを惜しんでいた。**
 
(163) 2023/02/07(Tue) 8:41:06

【人】 楢崎大地

「はぐあ!!!?」


  
      俺の決死の言葉への返事は……NO!>>144
      そんな!!?俺、どうすれば!!?
      恥ずかしいし、しおしおしてしまう!
      そうやってうろたえてる中でも
      まめちゃんの手は握ったまま、
      彼女が選ぶ言葉を聞いた>>145>>146>>147
(164) 2023/02/07(Tue) 8:47:41

【人】 楢崎大地


  『もし。それでいいのなら』>>148

         そういって、しめくくられた
         しめくくられたってことは。
         
       泣き出しそうな顔のままのフリーズ
       はてな?という顔のフリーズ
       は!!!!という顔へと一気に変わり

  
 「っっったりめーーーじゃん!
      俺が!まめちゃんといることを
       後悔する男に見えると思うかあ!?
         へへへへ、これからもよろしくな!!」



      そして、溢れんばかりの満面の笑みを君に。
(165) 2023/02/07(Tue) 8:51:59

【人】 楢崎大地


「   世の中にゃ、楽しいことが
    たっくさん待ってっぞ!!!   」


        まめちゃんの手を引く。
        恋愛初心者と、恋愛分からぬもの同士
        それはほんとにお付き合い?と
        言いたくなるような、いつも通りの
        日々ややり取りをきっとする。

         そんなことも楽しみなのさ。
           どんなことも、楽しみなのさ!
(166) 2023/02/07(Tue) 8:55:06

【人】 楢崎大地



   ……そして、ほんの少し、時間が経つ。

      まるで、恒例みたいなあのお誘いと>>159
       かわいいかわいい獅子のスタンプ>>160

            俺の答え?決まってんだろ!
(167) 2023/02/07(Tue) 8:57:08

【人】 楢崎大地

  

 『 いいじゃん。海とかキャンプいきたくね?

      あ、いっそ無人島とかどうよ?ჱ̒  ー̀֊ー́ ) 』

       
    ここからまた、新たな旅行計画がはじまる!
      未来は続く、どこまでもどこまでも!!!**

   
(168) 2023/02/07(Tue) 8:59:50